JP3021674U - 豆腐パック収容箱 - Google Patents

豆腐パック収容箱

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JP3021674U
JP3021674U JP1995008558U JP855895U JP3021674U JP 3021674 U JP3021674 U JP 3021674U JP 1995008558 U JP1995008558 U JP 1995008558U JP 855895 U JP855895 U JP 855895U JP 3021674 U JP3021674 U JP 3021674U
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進 高橋
高橋  清
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 豆腐パック押さえ装置付き豆腐パック収容
箱。 【解決手段】 豆腐パックを一列に並べることのできる
幅の横長の底板と、底板の短辺側の両端に垂設された支
柱と、支柱を連結して枠体を構成する連結材とからなる
枠体の支柱の間に開口面を下にして遊嵌し、支柱に案内
させて上下に昇降する豆腐パック収容箱であって、箱体
60の中に収容された豆腐パックを上から押さえる豆腐パ
ック押さえ装置64を取り付けたものである。底板または
箱体の上に並べて挿入された豆腐パックは、豆腐パック
収容箱を降ろすことにより、箱体の中に収容されると共
に、箱体に取り付けた豆腐パック押さえ装置により移動
しないように固定される。そのため豆腐パック加熱用枠
を熱水槽中に浸漬し移送した後熱水槽中から引き上げる
間に、豆腐パックが箱体の中で移動し配列が乱されたり
豆腐パック同志が重なり合ったりすることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は豆腐パックの加熱に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
一丁の大きさに裁断され容器に入れられて密封された豆腐は、腐敗を防止し賞 味期限を確保するため、所定の高温に加熱した加熱水槽に所定時間浸漬し加熱殺 菌した後、直ちに冷却水槽へ浸漬し2〜3℃程度に冷却して保存される。このよ うな豆腐パックの加熱装置としては、豆腐パックを一列に並べ数段積み上げて載 置できる豆腐パック加熱用枠を用い、この枠を加熱水槽の中を循環させるものが 用いられる。
【0003】 この豆腐パック加熱装置の概略を図6に従って説明すると、豆腐パック加熱用 枠10は豆腐パックを一列に整列させ数段積み上げて載置できるように棚板11 を所定の間隔で取り付けた枠体12と、枠体12の短辺側両側面上端に突設され た枠体昇降部材16と、枠体12の短辺側両側面であって枠体昇降部材16より 下の適宜の距離を隔てた位置に突設された枠体支持部材14とを具備している。
【0004】 熱水槽18には熱水20が満たされており、また熱水槽18の両側面には熱水 面すれすれに水中移送チェイン22が取り付けられている。この水中移送チェイ ン22の上には豆腐パック加熱用枠10の枠体支持部材14が載置されるように なっており、この水中移送チェイン22の上に順次並べられた豆腐パック加熱用 枠10は図5の左から右の方へ熱水中に浸漬されながら移送されるようになって いる。
【0005】 熱水槽18の図6における左端上部には枠体降下チェイン24が取り付けられ ており、豆腐パック加熱用枠10はその枠体昇降部材16が図示しない枠体降下 チェインの降下片に下から支えられることにより空中に吊り下げられる。枠体降 下チェイン24は、後述する豆腐パック挿入位置に枠体12に取り付けた棚板1 1が下から順次一致するように間欠的に降下し、豆腐パック加熱用枠10の枠体 支持部材14が水中移送チェイン22の上に載置される位置まで降下させる。
【0006】 熱水槽18の図6における右端上部には枠体上昇チェイン26が取り付けられ ており、豆腐パック加熱用枠10はその枠体昇降部材16が図示しない枠体降下 チェインの上昇片に下から支えられることにより熱水槽18から空中に吊り上げ られる。枠体上昇チェイン26は、後述する豆腐パック排出位置に枠体12に取 り付けた棚板11が上から順次一致するように間欠的に上昇させ、豆腐パック加 熱用枠10を所定の上昇位置まで上昇させる。
【0007】 枠体上昇チェイン26と枠体降下チェイン24の間には枠体空中移送レール2 8が架設され、豆腐パック加熱用枠10が所定の上昇位置まで上昇した後、枠体 空中移送装置30が作動し枠体上昇チェイン26にある豆腐パック加熱用枠10 を枠体空中移送レール28上に移動し、枠体空中移送レール28上をさらに図5 において右から左へ移送し、次いで枠体降下チェイン24の図示しない降下片の 上に豆腐パック加熱用枠10の枠体昇降部材16が載せられる。
【0008】 熱水槽18の左側には豆腐パック搬入コンベヤ32が取り付けられ、また熱水 槽18の右側には豆腐パック搬出コンベヤ34が取り付けられている。また、そ れぞれのコンベヤ32および34と枠体10の昇降位置との間には挿入デッキ3 6および排出デッキ38が設けられ豆腐パックの挿入位置および排出位置になっ ている。
【0009】 豆腐パック搬入コンベヤ32の左側には豆腐パック挿入シリンダ40が設けら れ、枠体降下チェイン24が豆腐パック挿入位置である挿入デッキ16に枠体1 2に取り付けた棚板11が下から順次一致するように間欠的に降下する度に豆腐 パック搬入コンベヤ32上の豆腐パック42を棚板の上に押し出す。
【0010】 また、豆腐パック排出位置である排出デッキ38の枠体10の昇降位置を挟ん だ左側には、豆腐パック排出シリンダ44が取り付けられており、枠体上昇チェ イン26が豆腐パック挿入位置である排出デッキ38に枠体12に取り付けた棚 板11が上から順次一致するように間欠的に上昇する度に棚板上の豆腐パック4 2を豆腐パック搬出コンベヤ34の上に押し出す。
【0011】 ところで、図6で説明したような構造の豆腐パック加熱装置に用いられる豆腐 パック加熱用枠10は、枠体12に豆腐パックを一列に並べて数段積み上げて載 置できるように棚板11を所定の間隔で取り付けるものであるが、豆腐パックを 只棚板11の上に一列に整列させ数段積み重ねただけでは、豆腐パックの浮力に より、熱水槽18中に浸漬されて移送される間に、一列に並べて棚板の上に載っ た豆腐パックが棚板から飛び出してしまうおそれがある。また、豆腐パックのサ イズ特に高さは定められた規格があるわけではなく、豆腐メーカによってあるい は豆腐の種類によって豆腐パックの高さはまちまちである。
【0012】 そこで考案者等は先に図3および図4に示すように、豆腐パックを一列に並べ ることのできる幅の横長の底板48と、底板48の短辺側の両端に垂設された4 本の支柱50と、支柱50を連結材52で連結して構成した枠体12の支柱50 の間に、図7の斜視図に示すように、多数の水抜き孔56を穿設し長辺側両側下 端には水抜きスリット用に切込み58を設けた横長の箱体60と、端面板68の 上端中央に突設した昇降用取手62とからなる豆腐パック収容箱54を、開口面 を下にして遊嵌し、その昇降取手62を短辺側で相対向する支柱50aと50b の間、および50cと50dの間を貫通し遊嵌すると共に底板48の上に積み上 げ、特定の箱体60の上に豆腐パックを載置するに際してはその箱体60の上に ある箱体60の全てを同時に支柱50に案内させて少なくとも箱体の高さだけ上 下に昇降できるようにした豆腐パック加熱用枠を提案した。
【0013】 この前記提案では、豆腐パック収容箱の幅と高さは冷却する豆腐パックの最大 のものが収容できるように設定しておけば、豆腐パックの大きさが変わっても対 応することができるのであるが、高さの低い豆腐パックを豆腐パック収容箱に並 べた場合、豆腐パック加熱用枠を熱水槽中に浸漬し移送した後熱水槽中から引き 上げる間に、豆腐パックが箱体の中で移動し配列が乱されたり豆腐パック同志が 重なり合って豆腐パックを豆腐パック加熱用枠から排出する際に不都合の生ずる ことがある。
【0014】 また、図6に示す豆腐パック加熱装置の他に、豆腐パックを一列に並べること のできる幅の横長の下蓋と、開口面を下にしてこの下蓋の上に被せられ下蓋に並 べて載置された豆腐パックを収容する幅と高さを有すると箱体とからなる豆腐パ ック収容箱を、底の浅い熱水槽に浸漬し並べて移送する間に豆腐パックを加熱す る豆腐パック加熱装置においても、前記と同様に豆腐パックが箱体の中で移動し 配列が乱されたりするという不都合がある。
【0015】 本考案は前記の豆腐パック収容箱を用いて箱体より高さの低い豆腐パックを収 容した場合の前記のごとき問題点を解決するためになされたものであって、豆腐 パック加熱用枠を熱水槽中に浸漬し移送した後熱水槽中から引き上げる間に、豆 腐パックが箱体の中で移動し配列が乱されたり豆腐パック同志が重なり合ったり することがない豆腐パック収容箱を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の豆腐パック収容箱は、豆腐パックを一列に並べることので きる幅の横長の底板と、前記底板の短辺側の両端に垂設された支柱と、前記支柱 を連結する連結材とで構成される枠体の前記支柱の間に開口面を下にして遊嵌さ れ前記底板の上に前記支柱に案内されて昇降自在に積み上げられる多数の箱体で あって、前記底板または下の段の前記箱体に並べて載置された豆腐パックを収容 する幅と高さを有すると共に、熱水流通用の多数の孔が穿設され、前記箱体の中 に収容された豆腐パックを上から押さえる豆腐パック押さえ装置を取り付けたこ とを要旨とする。
【0017】 また、本考案の請求項2の豆腐パック収容箱は、請求項1の豆腐パック収容箱 において、前記豆腐パック押さえ装置が、箱体の短辺側内側に取り付けられ縦の 長孔を有するガイドプレートと、前記長孔に両端を案内されて箱体内を昇降する 丸棒とからなることを要旨とする。
【0018】 本考案の請求項3の豆腐パック収容箱は、豆腐パックを一列に並べることので きる幅の横長の下蓋と、開口面を下にして前記下蓋の上に被せられ前記下蓋に並 べて載置された豆腐パックを収容する幅と高さを有すると共に熱水流通用の多数 の孔が穿設された箱体と、前記箱体の中に取り付けられ前記箱体の中に収容され た豆腐パックを上から押さえる豆腐パック押さえ装置とからなることを要旨とす る。
【0019】 本考案の請求項4の豆腐パック収容箱は、請求項3の豆腐パック収容箱におい て、前記豆腐パック押さえ装置が、箱体の短辺側内側に取り付けられ縦の長孔を 有するガイドプレートと、前記長孔に両端を案内されて箱体内を昇降する丸棒と からなることを要旨とする。また、本考案の請求項5の豆腐パック収容箱は、請 求項3の豆腐パック収容箱において、前記下蓋に熱水流通用の多数の孔を穿設し 、底面外周部に滑り板を取り付けたことを要旨とする
【0020】 請求項1の考案においては、豆腐パック収容箱の箱体は豆腐パックを収容する 幅と高さを有するので、底板または箱体の上に並べて挿入された豆腐パックは、 豆腐パック収容箱を降ろすことにより、箱体の中に収容されると共に、箱体に取 り付けた豆腐パック押さえ装置により移動しないように固定される。そのため豆 腐パック加熱用枠を熱水槽中に浸漬し移送した後熱水槽中から引き上げる間に、 豆腐パックが箱体の中で移動し配列が乱されたり豆腐パック同志が重なり合った りすることがない。
【0021】 請求項2の考案においては、底板または箱体の上に豆腐パックが載置されてい ない状態では、丸棒の両端はその重みでガイドプレートの長孔の下端にあり箱体 の中の低い位置にあるが、底板または箱体の上に豆腐パックが載置され豆腐パッ ク収容箱が降ろされると、丸棒は箱体に収容した豆腐パックの上面に当接し押上 られるので、丸棒の荷重が豆腐パックの上面にかかり、底板または箱体の上に載 置され豆腐パックが移動しないように固定される。
【0022】 請求項3の考案においては、豆腐パック収容箱の箱体は豆腐パックを収容する 幅と高さを有するので、下蓋の上に並べて挿入された豆腐パックは、豆腐パック 収容箱を降ろすことにより、箱体の中に収容されると共に、箱体に取り付けた豆 腐パック押さえ装置により移動しないように固定される。そのため豆腐パック収 容箱を熱水槽中に浸漬し移送した後熱水槽中から引き上げる間に、豆腐パックが 箱体の中で移動し配列が乱されたり豆腐パック同志が重なり合ったりすることが ない。
【0023】 請求項4の考案においては、下蓋または箱体の上に豆腐パックが載置されてい ない状態では、丸棒の両端はその重みでガイドプレートの長孔の下端にあり箱体 の中の低い位置にあるが、下蓋または箱体の上に豆腐パックが載置され豆腐パッ ク収容箱が降ろされると、丸棒は箱体に収容した豆腐パックの上面に当接し押上 られるので、丸棒の荷重が豆腐パックの上面にかかり、下蓋または箱体の上に載 置され豆腐パックが移動しないように固定される。
【0024】 請求項5の考案においては、前記下蓋に熱水流通用の多数の孔を穿設し、底面 外周部に滑り板を取り付けたので、豆腐パックの加熱効率が向上し、豆腐パック 収容箱の熱水槽中での移送が容易に行うことができる。
【0025】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を以下図面に従って説明する。図1は本考案請求項1また は請求項2の豆腐パック収納箱の一部を切断した分解組立斜視図、図3は本考案 の豆腐パック収納箱を装着した豆腐パック加熱用枠の右半分を切断した正面図で あり、図4は図3のA−A線における断面図、図5は図3の豆腐パック加熱用枠 の側面図である。枠体12は豆腐を一列に並べて載置できる幅の横長の底板48 の四隅に4本の支柱50a、50b、50cおよび50dを立設することにより 組み立てられる。
【0026】 底板48の長辺側で相対向する支柱50aと50cの間、および50bと50 dの間には、その上端よりやや下がった位置には、連結材52が水平に固定され 、支柱50の上端には枠体昇降部材16が左右に突設され、連結材52よりやや 下がった位置には枠体支持部材14が左右に突設されている。
【0027】 豆腐パック収容箱54は図1に示すように、箱体60と、箱体60の端面板6 8の上端中央に突設した昇降用取手62および箱体60の中に取り付けられた豆 腐パック押さえ装置64とからなる。箱体60は多数の水抜き孔56を穿設し長 辺側両端に水抜きスリット用の切り込み58を設けた長方形の板材を加熱しよう とする豆腐パックの最大のものが収容できる大きさに折り曲げて形成した逆U字 材66とその両端開口部を覆う端面板68とからなる。
【0028】 また、豆腐パック押さえ装置64は上端から縦に設けられた3本の長孔70を 有し逆U字材66の開口部に端面板68と対向して取り付けられるガイドプレー ト72と、両端が長孔70に遊嵌され長孔70に案内されて昇降する3本の丸棒 74とからなる。以上の部材からなる箱体60の組立は、端面板68を逆U字材 66の両側の開口端に溶接した後、長孔70に丸棒74の両端を挿入しながらガ イドプレート72を逆U字材66の開口部に端面板68と対向するようにリベッ トで固定する。
【0029】 このようにして組み立てた箱体60の長さは図4に示すように4本の支柱50 の間に丁度遊嵌できる長さであり、端面板68の上端中央に取り付けられた昇降 用取手62は短辺側で相対向する支柱50aと50bの間、および50cと50 dの間に遊嵌できる幅であって、支柱の間を貫通し両側に突出する長さである。
【0030】 この豆腐パック収容箱54は図1および図4に示すように、その昇降取手62 を短辺側で相対向する支柱50aと50bの間、および50cと50dの間を貫 通し遊嵌すると共に底板48の上に積み上げられる。
【0031】 以上説明した本考案の豆腐パック収容箱を装着した豆腐パック加熱用枠を図5 の豆腐パック加熱装置に用いる場合は、枠体支持部材14により枠体12を枠体 降下チェイン24に吊り下げ、枠体降下チェイン24により間欠的に降下させる 間に底板48および各豆腐パック収容箱54の上に豆腐パック42を一列に並べ て載置する。すなわち、豆腐パック42を底板48および豆腐パック収容箱54 に載置するには次のような手順による。
【0032】 枠体12を降下させて枠体の底板48を挿入デッキ36の設けられた所定の豆 腐パック挿入位置で停止させる。底板48の上には多数の豆腐パック収容箱54 が積み上げられているが、積み上げられた豆腐パック収容箱54は底板48の上 にある全てを同時に昇降用取手62を介して支柱50に案内させて少なくとも豆 腐パック収容箱54の高さだけ上下に昇降できるので、図示しない箱体昇降装置 により一番下の段の昇降用取手62を持ち上げ、全ての豆腐パック収容箱54a 〜hを上昇させ底板48の上に豆腐パック42の列を挿入する。底板48は豆腐 パック42を一列に並べることのできる幅の横長の板なので、底板48の上に豆 腐パック42が一列に並べられて載置される。
【0033】 底板48の上に豆腐パック42が並べられたら、上昇していた豆腐パック収容 箱54a〜hを底板48の上に昇降用取手62を介して支柱50に案内させて図 示しない箱体昇降装置により下降する。豆腐パック収容箱54は支柱50の間に 開口面を下にして遊嵌され豆腐パック42を収容する幅と高さを有するので、底 板48の上に並べられた豆腐パック42は一番下の豆腐パック収容箱54aの中 に収容される。
【0034】 次に、枠体降下チェイン24により豆腐加熱用枠体10を降下させ、底板48 の上に載っている豆腐パック収容箱54aの上面を所定の挿入デッキ36の設け られた豆腐パック挿入位置で停止させる。前記と同様に豆腐パック42を載せよ うとする豆腐パック収容箱54aの上に積み上げられた豆腐パック収容箱54b 〜hを同時に昇降用取手62を介して支柱50に案内させて図示しない箱体昇降 装置により昇降用取手62を持ち上げ、豆腐パック収容箱54の高さだけ上昇さ せ豆腐パック収容箱54aの上に豆腐パック42の列を挿入する。しかる後、上 昇していた豆腐パック収容箱54b〜hを豆腐パック42を並べた豆腐パック収 容箱54の上に支柱に案内させて図示しない箱体昇降装置により下降する。続い て、その上の段の豆腐パック収容箱54bの上面を所定の豆腐パック挿入位置で 停止させ、同様の動作を繰り返し、豆腐パック収容箱54の下の段から順次上の 段に向けて豆腐パック42を並べて豆腐パック加熱用枠54に収容する。
【0035】 前記の操作において、底板48または各箱体60の逆U字材66上に豆腐パッ クが載置されていない状態では、丸棒74の両端はその重みでガイドプレート7 2の長孔70の下端にあり箱体60の中の低い位置にあるが、底板48または各 箱体60の逆U字材66の上に豆腐パックが載置され豆腐パック収容箱54が降 ろされると、丸棒74は箱体60に収容した豆腐パック42の上面に当接し押し 上げられるので、丸棒74の荷重が豆腐パックの上面にかかり、底板48または 箱体60の逆U字材66の上に載置され豆腐パックが移動しないように固定され る。
【0036】 全ての豆腐パック収容箱54a〜hに豆腐パック42が収容されたら、枠体降 下チェイン24により豆腐パック加熱用枠体10をさらに降下させ、豆腐パック 加熱用枠体10の枠体支持部材14が枠体水中移送チェイン22の上に載せられ る。次いで、豆腐パック加熱用枠10は枠体水中移送チェイン22により枠体上 昇端まで運ばれるが、底板48および豆腐パック収容箱54に並べられた豆腐パ ック42は、豆腐パック収容箱54の箱体60の中に収容されさらに豆腐パック 押さえ装置64により固定されているので、豆腐パック42が熱水槽中18に浸 漬されて移送される間に載置された豆腐パック42が豆腐パックが箱体の中で移 動し配列が乱されたり豆腐パック同志が重なり合ったりすることがない。
【0037】 枠体水中移送チェイン22により枠体上昇端まで運ばれた豆腐パック加熱用枠 10は、枠体昇降部材16により枠体12が枠体上昇チェイン26に吊り上げら れ、枠体上昇チェイン26により間欠的に上昇され加熱水槽18から引き上げら れる間に底板48および各豆腐パック収容箱54の上の豆腐パック42が順次排 出される。すなわち、上から2番目の段の豆腐パック収容箱54gの上面を豆腐 パック排出デッキ38のある所定の豆腐パック排出位置で停止させ、前記と同様 に豆腐パック42を排出しようとする豆腐パック収容箱54の上に積み上げられ た豆腐パック収容箱54hを昇降用取手62を介して支柱50に案内させて豆腐 パック収容箱の高さだけ図示しない箱体昇降装置により上昇させ豆腐パック収容 箱54gの上の豆腐パック42の列を排出する。
【0038】 しかる後、上昇していた豆腐パック収容箱54hを豆腐パックを排出した豆腐 パック収容箱54gの上に昇降用取手62を介して支柱50に案内させて下降す る。続いて、その下の段の豆腐パック収容箱54fの上面を所定の豆腐パック排 出位置で停止させ、同様の動作を繰り返し、豆腐パック収容箱54の上の段から 順次下の段に向けて豆腐パック42を排出しながら豆腐パック加熱用枠10を引 き上げる。
【0039】 前記の豆腐パック収容箱54を上昇させる操作において、豆腐パックの上に載 っていた丸棒74の両端はガイドプレート72の長孔70の下端に吊り下げられ 箱体60と共に上昇するので、豆腐パック42は難なく搬出コンベヤ34の上に 排出される。
【0040】 次いで、枠体空中移送装置30が作動し枠体支持部材14が枠体空中移送レー ル28上を移動し、豆腐パック加熱用枠10は枠体上昇チェイン26から枠体降 下チェイン24へ移動する。さらに、以上の動作が繰り返され豆腐パック加熱用 枠10が循環される間に豆腐パック連続して加熱される。
【0041】 図2は本考案の請求項3乃至請求項5の実施の形態を示す斜視図である。この 実施例の豆腐パック収容箱は、豆腐パックを一列に並べることのできる幅の横長 の下蓋76と、開口面を下にして下蓋76の上に被せられ下蓋76に並べて載置 された豆腐パックを収容する幅と高さを有すると共に熱水流通用の多数の孔56 が穿設された箱体60とからなる。
【0042】 箱体60は図1の実施例と同様に多数の水抜き孔56を穿設し長辺側両端に水 抜きスリット用の切り込み58を設けた長方形の板材を加熱しようとする豆腐パ ックの最大のものが収容できる大きさに折り曲げて形成した逆U字材66とその 両端開口部を覆う端面板68とからなる。また、箱体60の内部には、図1で説 明したと同様に、箱体の中に収容された豆腐パックを上から押さえる豆腐パック 押さえ装置64が内蔵されている。さらに、箱体60の端面板68の上端中央に は昇降用取手62が突設されている。
【0043】 下蓋76の上面外周には載置された箱体60がずれないように、段部78が設 けられ、上面全体に水抜き穴56が穿設されている。また、下蓋76の底面外周 部は内側に折り曲げられて滑り板80となっている。
【0044】 下蓋76に豆腐パックが並べられたら、箱体60が降ろされ、丸棒74は箱体 60に収容した豆腐パック42の上面に当接し押し上げられるので、丸棒74の 荷重が豆腐パックの上面にかかり、下蓋76の上に載置され豆腐パックが移動し ないように固定される。そのため、下蓋76に並べられた豆腐パック42は、熱 水槽中18に浸漬されて移送される間に箱体の中で移動し配列が乱されたり豆腐 パック同志が重なり合ったりすることがない。また、下蓋76は底面の滑り板8 0によりスムーズに熱水槽中を移送できる。
【0045】
【考案の効果】
本考案の豆腐パック収容箱は以上詳述したように、豆腐パックを一列に並べる ことのできる幅の横長の底板と、底板の短辺側の両端に垂設された支柱と、支柱 を連結して枠体を構成する連結材とからなる枠体の支柱の間に開口面を下にして 遊嵌し、豆腐パックを載置するに際してはその箱体の上にある箱体の全てを同時 に支柱に案内させて上下に昇降する豆腐パック収容箱であって、前記箱体の中に 収容された豆腐パックを上から押さえる豆腐パック押さえ装置を取り付けたもの であって、底板または箱体の上に並べて挿入された豆腐パックは、豆腐パック収 容箱を降ろすことにより、箱体の中に収容されると共に、箱体に取り付けた豆腐 パック押さえ装置により移動しないように固定される。そのため豆腐パック加熱 用枠を熱水槽中に浸漬し移送した後熱水槽中から引き上げる間に、豆腐パックが 箱体の中で移動し配列が乱されたり豆腐パック同志が重なり合ったりすることが ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1または請求項2の豆腐パック
収容箱の一部を切断した斜視図である。
【図2】本考案の請求項3乃至請求項5の豆腐パック収
容箱の一部を切断した斜視図である。
【図3】図1の実施例の豆腐パック収容箱を取付けた豆
腐パック加熱用枠の右半分を切断した正面図である。
【図4】図3のA−A線における断面図である。
【図5】図3の豆腐パック加熱用枠の側面図である。
【図6】豆腐パック加熱装置の概略側面図である。
【図7】従来の豆腐パック収容箱の一部を切断した斜視
図である。
【符号の説明】
10・・・・・豆腐パック加熱用枠 11・・・・・棚板 12・・・・・枠体 14・・・・・枠体支持部材 16・・・・・枠体昇降部材 18・・・・・熱水槽 20・・・・・熱水 22・・・・・水中移送チェイン 24・・・・・枠体降下チェイン 26・・・・・枠体上昇チェイン 28・・・・・枠体空中移送レール 32・・・・・豆腐パック搬入コンベヤ 34・・・・・豆腐パック搬出コンベヤ 36・・・・・挿入デッキ 38・・・・・排出デッキ 40・・・・・豆腐パック挿入シリンダ 42・・・・・豆腐パック 44・・・・・豆腐パック排出シリンダ 48・・・・・底板 50・・・・・支柱 52・・・・・連結材 54・・・・・豆腐パック収容箱 56・・・・・水抜き穴 58・・・・・水抜きスリット 60・・・・・箱体 62・・・・・昇降用取手 64・・・・・豆腐パック押さえ装置 66・・・・・逆U字材 68・・・・・端面板 70・・・・・長孔 72・・・・・ガイドプレート 74・・・・・丸棒 76・・・・・下蓋 78・・・・・段部 80・・・・・滑り板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆腐パックを一列に並べることのできる
    幅の横長の底板と、前記底板の短辺側の両端に垂設され
    た支柱と、前記支柱を連結する連結材とで構成される枠
    体の前記支柱の間に開口面を下にして遊嵌され前記底板
    の上に前記支柱に案内されて昇降自在に積み上げられる
    多数の箱体であって、前記底板または下の段の前記箱体
    に並べて載置された豆腐パックを収容する幅と高さを有
    すると共に、熱水流通用の多数の孔が穿設され、前記箱
    体の中に収容された豆腐パックを上から押さえる豆腐パ
    ック押さえ装置を取り付けたことを特徴とする豆腐パッ
    ク収容箱。
  2. 【請求項2】 前記豆腐パック押さえ装置が、箱体の短
    辺側内側に設けられ縦の長孔を設けたガイドプレート
    と、前記長孔に両端を案内されて箱体内を昇降する丸棒
    とからなることを特徴とする請求項1に記載の豆腐パッ
    ク収容箱。
  3. 【請求項3】 豆腐パックを一列に並べることのできる
    幅の横長の下蓋と、開口面を下にして前記下蓋の上に被
    せられ前記下蓋に並べて載置された豆腐パックを収容す
    る幅と高さを有すると共に熱水流通用の多数の孔が穿設
    された箱体と、前記箱体の中に取り付けられ前記箱体の
    中に収容された豆腐パックを上から押さえる豆腐パック
    押さえ装置とからなることを特徴とする豆腐パック収容
    箱。
  4. 【請求項4】 前記豆腐パック押さえ装置が、箱体の短
    辺側内側に設けられ縦の長孔を設けたガイドプレート
    と、前記長孔に両端を案内されて箱体内を昇降する丸棒
    とからなることを特徴とする請求項3に記載の豆腐パッ
    ク収容箱。
  5. 【請求項5】 前記下蓋に熱水流通用の多数の孔を穿設
    し、底面外周部に滑り板を取り付けたことを特徴とする
    請求項3または請求項4に記載の豆腐パック収容箱。
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