JP3021095U - 回転扉内収納物の落下防止装置 - Google Patents

回転扉内収納物の落下防止装置

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JP3021095U
JP3021095U JP1995008767U JP876795U JP3021095U JP 3021095 U JP3021095 U JP 3021095U JP 1995008767 U JP1995008767 U JP 1995008767U JP 876795 U JP876795 U JP 876795U JP 3021095 U JP3021095 U JP 3021095U
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JP1995008767U
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Inventor
守 平田
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有限会社平田金属プレス工業所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転扉を備える収納庫において、各種の収納
物が地震等による揺れで庫内の棚上から滑り出し、その
収納物が回転扉を内側から押圧開放することにより庫外
に落ち出すのを防ぐ。 【解決手段】 回転扉d1 ,d2 を開放端側角部付近で
前面側より押込み支持する押え金具1と、その押え金具
1を回転扉d1 ,d2 の前面側から退避可能に上下にス
ライド自在に支持し、且つ、回転扉d1 ,d2 の開放端
側角部付近より外方に突出させて収納庫Cの外表面に取
付固定される支え金具2とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、観音開きまたは片開き扉(以下、総じて「回転扉」という。)を備 える収納庫において、各種の収納物が地震等の揺れで庫内の棚上から滑り出し、 その収納物が回転扉を内側より押圧開放することにより庫外に落ち出すのを防止 する回転扉内収納物の落下防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、回転扉を備える収納庫としては居間や台所に据え付けられる茶だんす ,台所の天井側に設置される天袋のような各種のものが既存する。この種の収納 庫においては回転扉を閉鎖状態に保つべく、吸着盤を庫内に備えて回転扉の内側 に取り付ける金属片を吸持し或いはスプリング受け金を庫内に備えて回転扉の内 側に取り付けた突起をスプリング受け金に嵌め込んで係止する如き止め金具が装 備されている。
【0003】 然し、上述した如き止め金具では回転扉が地震等の揺れで庫内の棚上から滑り 出す収納物で内側より押圧されて開放されることまでも防ぐことはできない。こ のため、収納物が庫外に落ち出し、殊に、該収納物が天袋等の高所に設置される 収納庫より落下すると極めて危険な事態を招きかねない。
【0004】 上述した止め金具の他に、観音開き扉等においてフック状の止め金具を片側の 扉前面に回転自在に備え、その止め金具を他側の扉前面に取り付けた頭付きピン に掛け止めて回転扉を閉鎖するようなものもある。然し、この止め金具ではピン による掛止めの如く構造的に簡易なものであるため、比較的重量のある収納物で あると回転扉を開放させないよう閉鎖状態に保持するのは難しい。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、比較的簡易な構造でも回転扉を閉鎖状態に確実に保て、また、簡単 に操作できて扉面の傷付けも防げる回転扉内収納物の落下防止装置を提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係る回転扉内収納物の落下防止装置においては、回転扉を 開放端側角部付近で前面側より押込み支持する押え金具と、その押え金具を該回 転扉の前面側から退避可能に上下にスライド自在に支持し、且つ、該回転扉の開 放端側角部付近より外方に突出させて収納庫の外表面に取付固定される支え金具 とから構成されている。
【0007】 本考案の請求項2に係る回転扉内収納物の落下防止装置においては、押え金具 が縦長な短冊状の押えプレートでなり、支え金具が押えプレートを上下にスライ ド自在に抱込み支持するホールド部を有することにより構成されている。
【0008】 本考案の請求項3に係る回転扉内収納物の落下防止装置においては、扉面傷付 け防止用の緩衝パッド部材を押え金具の裏面側に装備することにより構成されて いる。
【0009】 本考案の請求項4に係る回転扉内収納物の落下防止装置においては、押え金具 摺接支持用の突起を押え金具の板厚面に当接させてホールド部の板面より突設す ることにより構成されている。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して説明すると、図示の回転扉内収納物の落下防止装置 は観音開き扉を回転扉d1 ,d2 として備える天袋等の収納庫Cに装備されてい る。また、その収納物の落下防止装置は収納庫Cの本体中央下部に取り付けるこ とにより回転扉d1 ,d2 の開放端側を下角部付近の扉枠で前面側より両者に亘 って押込み支持するよう装備されている。
【0011】 その収納物の落下防止装置は、図1で示すように上述した如く回転扉d1 ,d 2 を開放端側角部付近で前面側より押込み支持する押え金具1と、回転扉d1 , d2 の開放端側角部付近より下方に突出させて収納庫Cの下部外表面に取り付け られる支え金具2とを備えて構成されている。この押え金具1並びに支え金具2 は比較的剛直な金属板材で形成するとよく、また、硬質なプラスチック材料で剛 直に形成したものを各金具として用いることもできる。
【0012】 押え金具1は、金属平板材から裁断形成された縦長な短冊形の押えプレートで なる。支え金具2は、押えプレート1を両側部から抱込み支持することにより該 押えプレート1を上下にスライド自在に保持するホールド部20と、図2で示す ように収納庫Cの下部外表面にあてがい固定される取付板部21とから側面略L 字状を呈するよう形成されている。
【0013】 押え金具1には、スライド操作時の摘子10が上端寄り板面に備えられている 。また、そのスライド上限,下限を設定すると共に、押え金具1が支え金具2の ホールド部20より抜け外れるのを防止するべく、該ホールド部20のほぼ板厚 に相当する突片状のストッパー11,12が上,下端側に設けられている。これ に加えて、押え金具1のスライド上下動に伴って扉面が傷付くのを防ぐべく、不 織布,ゴム板,発泡樹脂シート等の緩衝パッド部材13が押え金具1の裏面側に 貼付け装着されている。
【0014】 支え金具1は、ホールド部20を下方に突出位置させて取付板部21をビス等 の止め具3で収納庫Cの下部外表面にあてがい固定することにより収納庫Cに備 え付けられている。その支え金具2には、押え金具1の摘子10を支軸部で通過 可能な幅のスリット部22が前面側に設けられている。また、図3で示すように 押え金具1を摺接支持する突起23a,23b、24a,24bが押え金具1の 板厚面と当接するようホールド部20の側面から内側に突き出すことにより設け られている。
【0015】 このように構成する回転扉内収納物の落下防止装置では、図1で示すように回 転扉d1 ,d2 を前面側から押え金具1で押込み支持することにより、収納物が 庫内の棚上から滑り落ちても回転扉d1 ,d2 を開放させないよう押えることが できる。その押え金具1は剛直なもので比較的大きな面積を持って回転扉d1 , d2 と相対できるため、収納物が重量のあるものであっても十分に対抗すること ができる。
【0016】 その回転扉d1 ,d2 を開くときには摘子10を摘んで上側のストッパー縁1 1がホルダー部20の上端辺と当接するまで押え金具1をスライド降下させ、図 4で示すように押え金具1の上端側を各回転扉d1 ,d2 の扉面から下方に退避 させればよい。これとは逆に、回転扉d1 ,d2 を押えるときは下側のストッパ ー12がホルダー部20の下端辺と当接するまで押え金具1を摘子10で上方に スライド操作すればよい。その押え金具1をスライド上下動しても、不織布,ゴ ム板,発泡樹脂シート等の緩衝パッド部材13が押え金具1の裏面側に貼付け装 備されているため、扉面を傷付けるのを防ぐことができる。
【0017】 その押え金具1は両側部からホルダー部20の突起23a,23b、24a, 24bで押圧支持されているため、回転扉d1 ,d2 の押込み状態から自重等で 下方に無用に落ち出すのを防ぐことができる。また、スライド操作に伴っても突 起23a,23b、24a,24bが球面形で接触面積を少なく形成されている から、押え金具1は円滑にスライド上下動することができる。
【0018】 上述した実施例では収納庫Cの下部側に装備する場合で説明したが、これを収 納庫Cの上部側に装備し或いは必要に応じて上下双方に装備することもできる。 また、観音開き式の収納庫Cに限らず、片開き式の収納庫においても同様に装備 することができる。なお、上述した実施の形態に代えて、押え板は縦長状のガイ ド孔を板面に設け、上下に間隔を隔て二本の支ピンを該ガイド孔より平板状のホ ルダー部に植設することにより上下にスライド自在に支持する如く構成すること もできる。
【0019】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の請求項1に係る回転扉内収納物の落下防止装置に依れば 、収納物が庫内の棚上で滑り出しても回転扉が開かないよう押え金具で押えるこ とができるから、収納物が戸外に落ち出すのを防ぐことができる。
【0020】 本考案の請求項2に係る回転扉内収納物の落下防止装置に依れば、押え金具を 支え金具のホルダー部で安定よく上下にスライド自在に支持することができる。
【0021】 本考案の請求項3に係る回転扉内収納物の落下防止装置に依れば、押え金具を 回転扉の扉面に沿ってスライド上下動させても、緩衝パッド部材を裏面側に備え ることから回転扉の扉面を傷付けるのを防ぐことができる。
【0022】 本考案の請求項4に係る回転扉内収納物の落下防止装置に依れば、押え金具を 支え金具の突起で摺動自在に押圧支持することにより、押え金具を回転扉の押込 み支持状態に保て且つ円滑にスライド自在に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る回転扉内収納物の落下防止装置を
示す正面図である。
【図2】同収納物の落下防止装置を示す拡大側面図であ
る。
【図3】同収納物の落下防止装置における押え金具の支
え金具によるスライド支持構造を示す部分拡大正面図で
ある。
【図4】同収納物の落下防止装置における押え金具のス
ライド降下状態を示す正面図である。
【符号の説明】
C 収納庫 d1 ,d2 回転扉 1 押え金具(押え
プレート) 2 支え金具 13 緩衝パッド部材 20 ホールド部 23a,23b、24a,24b 突起

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観音開きまたは片開きの回転扉を備える
    収納庫において、各種の収納物が地震等による揺れで庫
    内の棚上から滑り出し、その収納物が回転扉を内側から
    押圧開放することにより庫外に落ち出すのを防止する回
    転扉内収納物の落下防止装置であって、 前記回転扉を開放端側角部付近で前面側より押込み支持
    する押え金具と、その押え金具を該回転扉の前面側から
    退避可能に上下にスライド自在に支持し、且つ、該回転
    扉の開放端側角部付近より外方に突出させて収納庫の外
    表面に取付固定される支え金具とからなることを特徴と
    する回転扉内収納物の落下防止装置。
  2. 【請求項2】 押え金具が縦長な短冊状の押えプレート
    でなり、支え金具が押えプレートを上下にスライド自在
    に抱込み支持するホールド部を有することを特徴とする
    請求項1記載の収納物の落下防止装置。
  3. 【請求項3】 扉面傷付け防止用の緩衝パッド部材を押
    え金具の裏面側に装備してなることを特徴とする請求項
    2記載の収納物の落下防止装置。
  4. 【請求項4】 押え金具摺接支持用の突起を押え金具の
    板厚面に当接させてホールド部の板面より突設してなる
    ことを特徴とする請求項2または3記載の収納物の落下
    防止装置。
JP1995008767U 1995-07-28 1995-07-28 回転扉内収納物の落下防止装置 Expired - Lifetime JP3021095U (ja)

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