JP3021019U - カラオケ用スロットゲーム機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ曲間の曲待ち時にモニターに表示さ
れ楽しむスロットゲームのこまのキャラクターに広告を
のせ、顧客に広告を容易に覚えてもらうようにする。 【解決手段】 カラオケ用モニター５にカラオケ曲間の
曲待ち時に表示すると共に、カラオケ用制御端末１に連
結したスロットゲーム機３に於いて、スロット９のこま
１０に、店名、商品名等、広告となる文字、絵柄等を表
示した広告用キャラクター１２を設けることにより、顧
客に広告用キャラクター１２を覚えてもらう。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、カラオケ装置と共に使用され、カラオケ曲間の曲待ち時にモニター に表示され、数種のキャラクターを表示したこまが回転し、止まった時のこまの 組み合わせで当たりを決めるカラオケ用スロットゲーム機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、飲食店やカラオケハウス等に設置されているカラオケ装置に、付加機能 としてカラオケ曲間の曲待ち時にモニターにスロットゲームが表示されるものが 存在する。 このスロットゲームに表示されるこまのキャラクターとして、従来は果物、野 菜、数字等が表示されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のカラオケ用スロットゲーム機により、モニターに表示されるスロットゲ ームのこまのキャラクターとしては、上記の様に果物、野菜、数字等が殆どであ るが、これ等のキャラクターが表示されたこまが止まった時のこまの組み合わせ で当たりが決まるこの種のゲームでは、顧客はモニターに表示されるキャラクタ ーの種類を無意識のうちに覚え、既に止まっている横の列のこまが止まりそうに なると、既に止まっている列のキャラクターと同じキャラクターが止まってくれ るよう、熱中のあまり自然とそのキャラクターを口に出し呼ぶようになる。 しかし、従来のキャラクターの種類では顧客はゲームの終了と共に、以後はキ ャラクターに関し何も意識の内に残るものはないのである。

【０００４】 上記点より本考案は、カラオケ曲間の曲待ち時にモニターに表示されるスロッ トゲームのキャラクターに広告用キャラクターを設けて、顧客にこの広告を容易 に覚えてもらうことのできるカラオケ用スロットゲーム機を提供しようとするも のである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、カラオケ用モニターにカラオケ曲間の曲待ち時に表示されると共に 、カラオケ用制御端末に連結されたスロットゲーム機のスロットのこまに、店名 、商品名等、広告となる文字、絵柄等を表示した広告用キャラクターを設けたた め、顧客はスロットゲームを楽しみながら自然とモニターの映像中の広告用キャ ラクターを、無意識の内に覚えてしまうのである。

【０００６】 そして、スロットゲームに熱中すると、スロットの各列の止まって欲しいキャ ラクターを自然と口に出し、そのうち広告内容がスロットゲーム終了後も意識の 内に残るようになる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施の形態を図面に基づき説明する。 図１は本考案カラオケ用スロットゲーム機を設けたカラオケ装置の一実施の形 態を示す系統図、図２は本考案カラオケ用スロットゲーム機のゲームをモニター に表示した正面図、図３は同上のスロットの各列のこまのキャラクターを示す正 面図である。

【０００８】 図１のカラオケ装置は、制御端末としてのコマンダー１の課金装置制御端子２ とスロットゲーム機３を接続した場合を示しているものである。 制御端末としては、コマンダー１は一般的であるが、オーディオアンプ４が制 御する場合もある。

【０００９】 スロットゲーム機３のゲームはモニター５に表示される。 課金装置制御端子２は課金装置６に接続され、接続されることにより作動可能 状態となる。 課金装置６として、コインボックス、ビルボックス、カードシステム等が使用 され、課金装置制御端子２はコイン等の有無を判断し、カラオケ曲の演奏の許可 、不許可、カラオケ演奏の終了を判断する。

【００１０】 そして、カラオケ曲の演奏が終了すると、課金装置制御端子２より終了の信号 がスロットゲーム機３に伝達され、スロットゲームがモニター５に表示可能とな る。尚、図中７はスピーカ、８はマイクである。

【００１１】 スロットゲーム機３の表示画面は図面では３列のスロット９が設けられ各列の 同数のこま１０に数種類のキャラクター１１が夫々同数配設されている。 そして、各列のこま１０に、飲食店の店名、ホテルの名称、酒等の商品名等そ の他広告となる文字、絵柄等を表示した広告用キャラクター１２が設けられてい る。 広告用キャラクター１２はスロットの列中適当数設けられる。勿論、総て広告 用キャラクター１２としてもよい。

【００１２】

【考案の効果】

本考案に依れば、カラオケ曲間の曲待ち時に楽しむスロットゲームのスロット のこまに店名、商品名等、広告となる文字、絵柄等を表示した広告用キャラクタ ーを設けたため、飲食店では自分の店名、酒の名前等を表示すれば、顧客に店名 、酒の名前等を容易に覚えてもらうことができる。 そして店名等広告用キャラクターで当たった場合、特に賞品を豪華にする等種 々に趣向をこらすことができる。 又、カラオケハウス等では飲食店やホテル等の広告のみならず広く一般向きの 広告も可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案カラオケ用スロットゲーム機を設けたカ
ラオケ装置の一実施の形態を示す系統図である。

【図２】本考案カラオケ用スロットゲーム機のゲームを
モニターに表示した正面図である。

【図３】本考案カラオケ用スロットゲーム機のスロット
の各列のこまのキャラクターを示す正面図である。

【符号の説明】

１ コマンダー ３ スロットゲーム機 ５ モニター ９ スロット １０ こま １１ キャラクター １２ 広告用キャラクター

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カラオケ用モニターに、カラオケ曲間の
   曲待ち時に表示されると共に、カラオケ用制御端末に連
   結されたスロットゲーム機に於いて、スロットのこま
   に、店名、商品名等、広告となる文字、絵柄等を表示し
   た広告用キャラクターを設けたことを特徴とするカラオ
   ケ用スロットゲーム機。