JP3020739B2 - エアーガンの発射方法とその装置 - Google Patents

エアーガンの発射方法とその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアーガンの発射方法
とその装置に関し、更に詳しくは、圧力ガスにより球形
弾丸を発射するところのエアーガンの発射方法とその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧力ガス(通常用いられている炭酸ガス
或いは圧縮空気等)により球形弾丸を発射するところの
エアーガンは、安全性の為にそのガス圧が法律で規制さ
れており、遊戯具として重要な性能ポイントとなる射程
距離、命中精度(直進性)が、このガス圧規制によって
制限を受けている。この為、射程距離、命中精度を向上
させるための種々の工夫が提案されている。例えば、上
述した如き圧力ガスにより球形弾丸を発射するところの
エアーガンの発射方法とその装置としては、例えば、特
開昭61−173099号公報に開示のものが知られて
いる。ここに開示の発射機構を、図4として引用して説
明すると、弾倉から供給口2を介してチャンバー1に供
給された球形弾丸5を、トリガーを引いたときにOリン
グ4まで前進させて保持させると同時にボンベ等のガス
圧をチャンバー1内に導き、以てOリング4を押し拡げ
て銃身3内に発射させ、この銃身3を通過させながら加
速させつつ直進性を付与するように構成してある。
【0003】こうした発射方法とその装置によれば、球
形弾丸5がガス圧によってOリング4の全周を略均等な
圧力でを押し拡げて前進するだけであるので、殆どの場
合には球形弾丸5は回転せずに発射されることになる。
従って、上述した規制されたガス圧(低圧)の下では、
その射程距離(飛距離)が伸びないだけなく、命中精度
(直進性)を向上させることもできないのである。
【0004】そこで、こうした従来技術に対し、極く最
近に至って、球形弾丸に上向きの回転、即ち、水平に構
えた銃身の中心軸に対して水平方向に直交する軸芯を回
転軸芯として、銃口を右に見た側面視において左回転
(反時計回り)させ、以て、前記回転軸で回転する球形
弾丸が飛翔中に受ける空気抵抗を利用して浮力を得、こ
れによって飛距離を伸ばすという考え方が当業者の間で
提案された。その一例としては、実公平3−35997
号公報の解決手段が知られている。この解決手段は、前
記Oリングに変えて円筒体を設け、この上方からボルト
を延出して球形弾丸に対して接触抵抗を付与し、以て、
略前記軸芯の左回転を得て飛距離を伸ばそうとするもの
であった。尚、この従来技術は、前記球形弾丸に対する
ボルトの接触位置をその上側のみとせず、任意に変え得
る(この時には弾道をコントロールできるという目的が
説明されている)ことを述べているが、既知の空気理論
及び実験結果によれば、前記球形弾丸が、水平に構えた
銃身の中心軸に対して水平方向に直交する軸芯を回転軸
芯として、銃口を右に見た側面視において左回転(反時
計回り)させたときのみ飛距離が伸びることが確かめら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した実
公平3−35997号公報の解決手段によれば、次の如
き問題があった。
【0006】 小さなボルトの先端で弾性円筒体の上
部を中心方向に凹ませるのであるから、同公報の第3図
示されている如く、この変形された弾性円筒体の断面
は、真円にならず、球形弾丸が内接する時(発射の瞬
間)に球形弾丸の上部両側部分に空隙が形成され、その
結果、ガス圧が逃げることになって非常にシール効果が
悪く、飛距離が伸びない。
【0007】 ボルトは、一旦調節されると、チャン
バーとの螺合故に固定的である。従って、その突出量
(凹部深さ)の調整が難しく、且つボルトが押圧してい
る弾性円筒体の上部は、ボルト先端と発射される球形弾
丸との間で挟まれ、球形弾丸が高速で通過する際の衝撃
によって弾性円筒体の摩損が著しく、容易に亀裂が走っ
て長期の使用に耐えない。同時に、前記球形弾丸のボル
トに対する衝撃により、ボルトが緩み易く、常時微調整
を強いられるという問題もある。
【0008】 実験の結果として、球形弾丸の直進性
(命中率)が確保されなかった。これは、球形弾丸が弾
性円筒体の上部に接当して発射されたとき、その球形弾
丸が弾性円筒体の狭窄部を通過した瞬間に左回転の作用
を受けると同時に銃身内でホップし、且つ、上述した球
形弾丸の上部両側部分の空隙を球形弾丸よりも先に通過
(無抵抗の為)する早いガスと、ホップした球形弾丸と
銃身内底部との間隙を通過したガスとによる銃身内の乱
流の為に、この球形弾丸の姿勢が不安定となり、前述し
た球形弾丸の左回転自体も確かなものと出来なくなると
共に直進性が損なわれ易いのである。因みに、当業者に
おいては周知の事であるが、ここで、この種のエアーガ
ンにおいて、球形弾丸が銃身内径よりも直径で約0.1
ミリ程度小さいのが一般的であることを付記しておく。
【0009】本発明は、こうした従来技術の問題に鑑
み、ガス圧で発射されるエアーガンに於いて、難しい微
調整を必要とすることなく、また、部品の摩損を伴うこ
となく、そして、球形弾丸の直進性(命中率)を確保で
きながら飛距離を伸ばすことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるエアーガ
ンの発射方法は、上記目的を達成するために、請求項1
に記載の通り、ガス圧を用いてプラスチック製の球形弾
丸を発射するエアーガンの発射方法であって、銃身の基
端面の底部内周縁を面取り加工しておき、銃身の基端面
に接当位置するOリングの中心軸が、水平に構えた銃身
の中心軸に対して実質的に直下方に変位させた状態で球
形弾丸が発射され、球形弾丸がOリングを通過する時
に、球形弾丸の上側部がOリングに接触した状態で、下
側部を前記面取り部分に接当させ、球形弾丸を、水平に
構えた銃身の中心軸に対して水平方向に直交する軸芯を
回転軸芯として、銃口を右に見た側面視において左回転
させ、球形弾丸に空気抵抗を利用して浮力を与えて、銃
身の内部上面に位置せしめ、球形弾丸の下側部と銃身の
内部下面との間隙に発射用エアーの一部を通過させ発射
する、という手段を講じた。
【0011】また、本発明にかかるエアーガンの発射装
置は、上記目的を達成するために、請求項2に記載の通
り、ガス圧を用いてプラスチック製の球形弾丸を発射す
るエアーガンの発射装置であって、銃身のチャンバーに
対する取り付けにおいて、チャンバーの中心軸及びチャ
ンバーに内装し銃身の基端面に接当位置するOリングの
中心軸を、銃身の中心軸に対して実質的に直下方に変位
させ、前記銃身の基端面の底部内周縁に面取り部を設
、該面取り部の半径方向の大きさを、前記Oリングの
中心軸の変位量と同等とし、球形弾丸に、水平に構えた
銃身の中心軸に対して水平方向に直交する軸芯を回転軸
芯として、銃口を右に見た側面視において左回転を与え
るようにした、という手段を講じた。
【0012】また、請求項3に記載の通り、請求項2記
載のエアーガンの発射装置において、上記銃身の基端部
を、その上側を切削した偏心銃身に構成し、上記銃身の
中心軸とチャンバーの中心軸との変位を得るようにし
た、という手段を講じた。
【0013】本発明に言うエアーガンとは、当業界にお
いて通常エアーソフトガンと呼ばれるものであり、圧縮
空気、ボンベに内蔵した各種液化ガスを用いて発射され
るもので、単発、連発構造を問わない。Oリングは、こ
の種のエアーガンで使用されている公知のゴム製のもの
を用いれば良く、一般的に用いられている均等物である
円筒体(上記引用従来技術でも用いられている)であっ
ても良い。
【0014】
【作用】本発明のエアーガンの発射方法とその装置によ
れば、所定の発射機構(図4に示す如き公知の構成でよ
い)によりチャンバー1内に供給された球形弾丸5は、
チャンバー1の中心軸X1(チャンバー1に内装したO
リング4の中心軸X1と同じ)を、銃身3の中心軸に対
して実質的に直下方に変位させ、銃身3の基端面の底部
内縁に面取り部3bを設けてあるので、次の作用が得ら
れる。
【0015】 発射時に、球形弾丸5が銃身3の基端
面に接当位置するOリング4をガス圧の作用を受けて通
過するとき、Oリング4は、従来の如くボルトで変形さ
れたりせず、単にチャンバー1内に保持されているだけ
であるので、略真円形を維持しており、その為、球形弾
丸5と全周に亘って密着できてシール効果がよく、ガス
圧が漏れたりしないので有効にシール作用させることが
できる。また、Oリング4が球形弾丸5と全周に亘って
密着しているので、このOリング4を押し拡げる際にも
全周において略均等な広がりを得ることができ、球形弾
丸5の姿勢安定が得られる。
【0016】 銃身3の中心軸X2に対して、チャン
バー1の中心軸X1(チャンバー1に内装したOリング
4の中心軸X1と同じ)を、銃身3の中心軸に対して実
質的に直下方に変位させ、銃身3の基端面の底部内縁に
面取り部3bを設けてあるので、球形弾丸5がガス圧の
作用を受けてOリング4を通過する際において、球形弾
丸5は、Oリング4を通過すると同時に、底部内縁の面
取り部3bに接当することなり、この面取り部3bを通
過する為に、上方へ押し上げられることとなる。 また、
Oリング4の中心軸X1が銃身3の中心軸X2に対し
て、直下方に変位されているので、Oリング4は、上部
の方が下部よりも銃身3の内部に大きく露出しているお
り、弾性変形がし易く、球形弾丸5はOリング4を通過
する際に、上方へ押し上げられて、Oリング4の上部と
の接触時間が長くなる。 この球形弾丸5が上方へ押し上
げられる作用により、球形弾丸5は面取り部3bに接当
しながら、上面によりOリング4と接触状態を維持する
こととなり、球形弾丸5とOリング4の上面との接触時
間が長くなるのである。 また、球形弾丸5の下面は、面
取り部3bに接当し、球形弾丸5の上面はOリング4と
の接触状態を維持した状態では、球形弾丸5と面取り部
3bとの滑り抵抗の方が、球形弾丸5とOリング4との
滑り抵抗よりも小となり、球形弾丸5の上面とOリング
4とは接触状態のままで、球形弾丸5の下面と面取り部
3bとの接当状態が、先に外れ、この時球形弾丸5の下
面と面取り部3bとの間隙にガス圧が流入し始めること
となる。 このように、球形弾丸5がガス圧の作用を受け
てOリング4を通過する際にお いて、球形弾丸5の下側
部が前記面取り部3bに接当し、ここでの滑り抵抗を利
用して球形弾丸5の下側部が、水平に構えた銃身の中心
軸に対して水平方向に直交する軸芯を回転軸芯として、
銃口を右に見た側面視において左回転されつつ銃身3内
の上側内面に至る。従って、球形弾丸5の回転力は、球
形弾丸5が加速される付与されることになり、弾速の低
下を招かないのであり、且つ、前記面取り部3bでの滑
り抵抗を利用するので、従来の弾性円筒体の如き大きな
引っ掛かり抵抗に較べて、前進抵抗が小さく、弾速の低
下を一層阻止できる。
【0017】 銃身3内に前進した球形弾丸5は、銃
身3の上側内面に向けて前進する(方向付けされる)の
で、この上側内面に接当することとなり、その結果、球
形弾丸5の下面と銃身3内の底部との間に確実に間隙を
形成でき、以て、球形弾丸5は、その銃身内の上側内面
を転がりながら発射用エアーの一部が球形弾丸5と銃身
内底部の間隙(クリアランス)を高速で通過し、結果と
して一層球形弾丸5の回転を加速しながら銃身3内を前
進させて発射することになる。従って、銃身3内への侵
入が斜め上方という方向性を持つものでありながら、そ
の結果、銃身3の上側内面を転動させることができ、こ
れが寧ろ球形弾丸5の直進性を向上させることになるの
である。この独特の作用に本発明の特徴がある。
【0018】 また、銃身3の中心軸X2とチャンバ
ー1の中心軸X1との変位を、銃身3の上側を削る偏心
切削で行うと、加工が簡単に済むのである。
【0019】 本発明の目的は、銃身3の中心軸X2
とチャンバー1の中心軸X1(Oリング4の中心軸も同
じ)との変位及び銃身端面の内縁部の面取りという極め
て簡単な構造で達成される。しかし、留意すべきは、従
来一般において、球形弾丸の直進性(命中率)を確保及
び向上させる為に、銃身3の中心軸X2とチャンバー1
の中心軸X1とを一直線に合致させる精度を上げること
が技術常識(図4において示す従来技術もしかり、ま
た、実物銃の理論においてもしかり)であり、本発明の
如く両軸芯を上下に変位(シフト)させることなど全く
考え及ばなかったことである。
【0020】
【実施例】本発明のエアーガンの発射方法とその装置の
好適実施例を図1乃至図3に基づいて以下詳述する。
【0021】図1及び図2に示すように、1は、チャン
バーを示し、ここには、一般に用いられている(例え
ば、図4に示す如き公知技術)発射機構が内装される
が、本発明の本旨から外れるので、ここでの図示、詳細
説明を省略する。
【0022】2は、チャンバー1に設けられた球形弾丸
5の供給口である。この供給口2は、弾倉が繋がり、こ
こに多数の球形弾丸5が収容される。この球形弾丸5
は、プラスチック製で、通常の規格では直径6ミリであ
る。前記供給口2からチャンバー1に入った球形弾丸5
は、公知の発射機構により、銃身3の基端部に送りこま
れる。この銃身3のチャンバーに対する取り付けにおい
て、チャンバーの中心軸X1を、前記銃身3の中心軸X
2に対して実質的に直下方に大きく変位(0.6乃至
1.0ミリが適当)させてある。この変位は、前記銃身
3の基端部の上側部3aを偏心切削(外径8.6ミリと
した)し、これをホルダー取り付け部6に支持されるホ
ルダーを介してチャンバー1に挿入し、銃身位置固定し
て取り付けることで得るようにしている。尚、銃身3の
外径は通常10ミリで、内径は6.1ミリであり、従っ
て、前記球形弾丸5と銃身3の内径との差(クリアラン
ス)は、0.1ミリであって、球形弾丸5と銃身3内に
斜め上方に進入した直後には、この0.1ミリの間隙が
形成されることになる。
【0023】4は、通常ゴム製で構成されるそれ自体公
知のOリングであり、前記チャンバー1内に内接装填さ
れ、球形弾丸5の発射に際してのシール機能を発揮する
ものである。このOリング4の中心軸X1は前記チャン
バー1の中心軸と同一である。即ち、球形弾丸5の発射
時において銃身3の基端面に接当位置するOリング4の
中心軸も、水平に構えた銃身の中心軸に対して実質的に
直下方に変位させた状態となる。
【0024】図3に示されているように、3bは、銃身
3の基端部の底部内周縁に形成された面取り部である。
従って、球形弾丸5がOリング4を通過する時に球形弾
丸5の下側部が前記面取り部分3bに接当し、水平に構
えた銃身3の中心軸X2に対して水平方向に直交する軸
芯を回転軸芯として、銃口を右に見た側面視において左
回転させる回転が得られる。この面取り部3bは、前記
Oリング4の中心軸X1の変位量に鑑み、球形弾丸5が
前記Oリング4を通過すると、その下側部がこの面取り
部3bに接当できる大きさである。換言すると、この面
取り部3bの半径方向の大きさが、前記Oリング4の中
心軸X1の変位量(銃身3の中心軸とチャンバー1の中
心軸との変位量)ということになる。この面取り部3b
の銃身3の中心軸に対する角度αは、45度、30度或
いはこれに類似する角度が好ましい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、従来の如くボルトの微
調整を必要とすることなく、球形弾丸を、弾速を落とす
ことなく、且つ、直進性を確保し、且つ向上させながら
飛距離を著しく伸ばすことができ、しかも従来の如き球
形弾丸に回転を与える際の摩損による部品交換も不要で
長期に亘って高性能を維持できるという顕著な効果を奏
する。
【0026】そして、この効果を奏する構成である、銃
身とチャンバーとの変位を、銃身基端部の上側の偏心切
削で得るようにする場合には、構造が極めて簡単となる
と共にその製作コストを大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるエアーガンの要部の縦断側面図
である。
【図2】本発明にかかるエアーガンの要部の拡大縦断側
面図である。
【図3】本発明にかかるエアーガンの銃身基端部の端面
図である。
【図4】従来技術を示すエアーガンの要部の縦断側面図
である。
【符号の説明】
1 チャンバー 2 供給口 3 銃身 3a 銃身上側部 3b 面取り部 4 Oリング 5 球形弾丸 6 ホルダー取り付け部 X1 チャンバーの中心軸 X2 銃身の中心軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F41B 11/00 F41B 11/06 F41B 11/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス圧を用いてプラスチック製の球形弾
    丸を発射するエアーガンの発射方法であって、銃身の基
    端面の底部内周縁を面取り加工しておき、銃身の基端面
    に接当位置するOリングの中心軸が、水平に構えた銃身
    の中心軸に対して実質的に直下方に変位させた状態で球
    形弾丸が発射され、球形弾丸がOリングを通過する時
    に、球形弾丸の上側部がOリングに接触した状態で、下
    側部を前記面取り部分に接当させ、球形弾丸を、水平に
    構えた銃身の中心軸に対して水平方向に直交する軸芯を
    回転軸芯として、銃口を右に見た側面視において左回転
    させ、球形弾丸に空気抵抗を利用して浮力を与えて、銃
    身の内部上面に位置せしめ、球形弾丸の下側部と銃身の
    内部下面との間隙に発射用エアーの一部を通過させ発射
    するエアーガンの発射方法。
  2. 【請求項2】 ガス圧を用いてプラスチック製の球形弾
    丸を発射するエアーガンの発射装置であって、銃身のチ
    ャンバーに対する取り付けにおいて、チャンバーの中心
    軸及びチャンバーに内装し銃身の基端面に接当位置する
    Oリングの中心軸を、銃身の中心軸に対して実質的に直
    下方に変位させ、前記銃身の基端面の底部内周縁に面取
    り部を設け、該面取り部の半径方向の大きさを、前記O
    リングの中心軸の変位量と同等とし、球形弾丸に、水平
    に構えた銃身の中心軸に対して水平方向に直交する軸芯
    を回転軸芯として、銃口を右に見た側面視において左回
    転を与えるようにしたエアーガンの発射装置。
  3. 【請求項3】 上記銃身の基端部を、その上側を切削し
    た偏心銃身に構成し、上記銃身の中心軸とチャンバーの
    中心軸との変位を得るようにした請求項2記載のエアー
    ガンの発射装置。
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