JP3020727U - フィンガープロテクター - Google Patents
フィンガープロテクターInfo
- Publication number
- JP3020727U JP3020727U JP1995008296U JP829695U JP3020727U JP 3020727 U JP3020727 U JP 3020727U JP 1995008296 U JP1995008296 U JP 1995008296U JP 829695 U JP829695 U JP 829695U JP 3020727 U JP3020727 U JP 3020727U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finger
- finger protector
- needle
- tag
- fingertip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タグ装着具の使用時における作業者の指先を
ニードルに起因する怪我から未然に防止するためのフィ
ンガープロテクターとする。 【解決手段】 長手方向に沿った割溝部を備えた略円筒
状の指先挿し込み体を少なくとも一対有してあることと
する。
ニードルに起因する怪我から未然に防止するためのフィ
ンガープロテクターとする。 【解決手段】 長手方向に沿った割溝部を備えた略円筒
状の指先挿し込み体を少なくとも一対有してあることと
する。
Description
【0001】
本考案はフィンガープロテクター、特にニードルを用いたタグ取付機の使用 時に、併せ用いることで指先をニードルによる損傷から保護するためのフィンガ ープロテクターに関する。
【0002】
従来より、主として商品としての衣料品、毛布、履物等にプラスチック製の ピン材により、価格や品質等を表示したタグを吊り付けることが行なわれている 。ここに使用されるピン材は両端に係止部を有し、弾性と腰の強さを有するもの となっており、その一端で商品からの抜け止め、他端でタグの止着孔を支持する ものとなっている。
【0003】 商品に前記したピン材を用いてタグを装着する際に、タグ装着具が使用され るが、このタグ装着具はピストル型をして、先端に取り付けられたニードルに、 まずタグの止着孔を通し、次いで目的商品の一部を挿通させて、レバーを作動さ せることで連続体となっているピン材が一本カットされてニードルを通して送ら れ、そのピン材の弾性復元力によって取り付けがなされる。
【0004】
しかしながら、上記したタグ装着具を使用する際、通常、利き手でレバーを 操作し、他の手、それも指先部分でニードル周辺となる商品の部分をタグと共に 押え、張力を与えることとなる。そのため、利き手以外の指先は常にニードルと 接する危険にさらされることとなり、現実にニードルで指先を刺してしまう事故 が多く発生している。
【0005】
そこで、本考案は上記した従来の実情に着目してなされたもので、かかる問 題点を解消して、タグ装着具の使用時における作業者の指先をニードルに起因す る怪我から未然に防止するためのフィンガープロテクターを提供することを目的 としている。
【0006】
この目的を達成するために、本考案に係るフィンガープロテクターは、長手 方向に沿った割溝部を備えた略円筒状の指先挿し込み体を少なくとも一対有して あることを特徴としている。かかる構成としたため、割溝部で各作業者の指の太 さの差異を吸収する拡開性が得られ、その割溝部と対向する側で商品を押えるこ とでニードルと、指先との直接的な接触は一切避けることができる。
【0007】
次に、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案の実施 の第一形態を示す斜視図、図2は同じく使用状態を示す斜視図、図3は同じく第 二形態を示す斜視図である。
【0008】 これらの図にあって1は本考案を実施したフィンガープロテクター本体であ り、このフィンガープロテクター本体1は硬化性のプラスチックにより全体を成 形されている。
【0009】 このフィンガープロテクター本体1は一対の指先挿し込み体2a、2bを有 しており、この指先挿し込み体2a、2bは各々上方がややすぼまった略円筒状 をしているもので、各々その長手方向に沿って割溝部3a、3bが形成されてい る。この割溝部3a、3bを形成することによって指先挿し込み体2a、2bに 作業者の指の太さの差異に対する調整用としての拡径性を持たせている。
【0010】 また、このフィンガープロテクター本体1の指先挿し込み体2a、2bは人 指し指と中指とを挿し込むことを想定しており、その指の長さの違いから、両者 の長さはやや異ならしめており、中指用の2bがやや長く形成されている。
【0011】 さらに、前記した指先挿し込み体2a、2bはその下方寄り部分において、 V字状とし、基端に弾性を保有させた連結体4により一体化され、両者が分離し てしまうのを防止している。また、連結体4を人指し指と中指の形態に合せたV 字状としていること、基端に弾性を保有させたことで指の動きの自在性が保たれ ている。
【0012】 このフィンガープロテクター本体1は具体的には図2に示されるように用い られる。即ち、図2はオーソドックスな右利き作業者の場合を示しており左手の 人指し指と中指を指先挿し込み体2a、2bに嵌め、右手で、タグ取付具Aを操 作、つまり、ボディを掴んでレバーBを引く。左手のフィンガープロテクター本 体1を嵌めた二本の指でタグCとそのタグを装着すべき商品Dを、タグ取付具A のニードルEの近辺で押える。指の背部分を指先挿し込み体2a、2bの割溝部 3a、3b方向として装着するため、ニードルEに対して指先は完全にガードさ れることとなる。なお、図中Fは連続体とされたタグCの装着用のピン材である 。
【0013】 一方、図3は本考案に係るフィンガープロテクターの実施の第二形態を示し ている。この場合、前記したと同様の割溝部5a、5bを形成した指先挿し込み 体6a、6bがニードルキャップ7の側面に一体的に形成されたものとなってい る。
【0014】 ニードルキャップ7はタグ取付具Aの不使用時にニードルEの破損や不慮の 刺傷事故等を防止するためのもので、内部はニードルEを囲む中空とされ、後端 にある突起8、8をタグ装着具Aの前端面に穿設された孔9、9へ嵌め付けるこ とで装着されるもので、ストラップ10によってタグ取付具Aのボディに繋がれ ている。
【0015】 この第二形態におけるフィンガープロテクターはニードルキャップ7を連結 体として兼用しているもので、ニードルEにタグCや商品Dを挿通した後、この ニードルキャップ7を装着してレバーBを操作するもので、その安全性は一層強 いものとなる。
【0016】 本実施の形態におけるフィンガープロテクターは上記のように構成されるが 、素材としてはプラスチックに限られるものでなく、金属や皮革等によっても成 形することができる。
【0017】
本考案に係るフィンガープロテクターは上述のように構成され、作用する。 そのため、作業者はタグ装着具の使用等にニードルによる怪我を未然に防止する ことができ、安心して作業を実行することができるものとなる。
【図1】第一の実施形態を示す斜視図である。
【図2】使用状態を示す斜視図である。
【図3】第二の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 フィンガープロテクター本体 2a 指先挿し込み体 2b 指先挿し込み体 3a 割溝部 3b 割溝部 4 連結体 5a 割溝部 5b 割溝部 6a 指先挿し込み体 6b 指先挿し込み体 7 ニードルキャップ A タグ取付具 B レバー C タグ D 商品 E ニードル F ピン材
Claims (3)
- 【請求項1】 長手方向に沿った割溝部を備えた略円筒
状の指先挿し込み体を少なくとも一対有してあることを
特徴とするフィンガープロテクター。 - 【請求項2】 前記指先挿し込み体は連結体で一体化さ
れ、その連結体は基端で弾性を保有したV字状のものと
し、かつ、指先挿し込み体は長さを異ならしめてあるこ
とを特徴とする請求項1に記載のフィンガープロテクタ
ー。 - 【請求項3】 指先挿し込み体はタグ取付機のニードル
キャップの外側面に一体的に形成されていることを特徴
とする請求項1に記載のフィンガープロテクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008296U JP3020727U (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | フィンガープロテクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008296U JP3020727U (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | フィンガープロテクター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020727U true JP3020727U (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=43156090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995008296U Expired - Lifetime JP3020727U (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | フィンガープロテクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020727U (ja) |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP1995008296U patent/JP3020727U/ja not_active Expired - Lifetime
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