JP3020688U - クレジットカードの与信情報照会管理システム及び自動決済システム - Google Patents

クレジットカードの与信情報照会管理システム及び自動決済システム

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JP3020688U
JP3020688U JP1995004216U JP421695U JP3020688U JP 3020688 U JP3020688 U JP 3020688U JP 1995004216 U JP1995004216 U JP 1995004216U JP 421695 U JP421695 U JP 421695U JP 3020688 U JP3020688 U JP 3020688U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 テレショッピングなどにおいて、クレジット
カード所有者が、予め、そのカードの利用の可否を照会
することができるシステムを提供する。 【構成】 クレジットカード与信情報管理センターB
は、通信端末機T又はFからの呼出を受けたときに自動
着信し、与信情報の照会に必要な操作を音声メッセージ
で誘導しながら、通信端末機よりコマンド信号として送
出されて来るクレジットカード所有者AのIDコード、
商品コード、サービスコード、商品代金、サービス代金
などの取引情報を音声情報処理装置1で受信し、ホスト
コンピュータ3が、カード所有者Aに対する与信情報を
予めクレジット会社のデータベースから取り込んで蓄積
している与信情報データ蓄積手段2を検索し、照会を受
けたカード所有者に対する取引の可否を音声情報処理装
置を介し、電話回線を通じて、照会を行った通信端末機
に対して通知する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、テレマーケティングシステムにおいて、クレジットカードの所有 者が、クレジットカード加盟店である通信販売会社等の商品、サービスの取引を する場合に好適に使用されるクレジットカードの与信情報照会管理システム及び 自動決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近頃では、クレジットカードが一般に広く普及して来たが、このようなクレジ ットカードに対しては、比較的高額な商品を取引する場合や、売上高の多い加盟 店などでは、独自にカードリーダを設置したり、電話機やファクシミリ等から電 話回線を介して、与信情報を即座に照会して、クレジットカードが使用可能かど うかの判断をし、売掛金の未回収事故や偽造、盗難カードなどの対策を行ってい る。
【0003】 また、クレジットカードの所有者は、テレショッピングなどの方法によって、 家庭などに居ながら電話機等を使用して、特定のサービスセンターを呼出し、ク レジットカード加盟店である通信販売会社の商品、サービスを発注することがで き、発注後は、金融機関のカード所有者の口座からクレジット会社に取引代金が 引き落とされ、通信販売会社において売掛金が回収されるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のクレジットカードを使用した取引では、通信販売会社は、 デパートや商店等の他のクレジットカード加盟店のように、商品等の購入申し込 みに対してクレジットカードの与信情報を即座に照会することが出来ず、クレジ ット会社から予め無効等のデータを通知されているカード以外はそのまま使用が 出来るようになっている。
【0005】 また、クレジットカード所有者はクレジット会社に対して、電話機等から電話 回線を介して、キャッシングの申し込みやキャシング利用限度額の照会はできる が、自身の与信情報を照会して、取引の可否を調べることはできず、使用不可能 なクレジットカードを使用して商品等の購入申し込みを行った場合には、結局、 通信販売会社とカード所有者の双方に余計な手間を煩わすことになっていた。
【0006】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、テレショッピングな どにおいて、クレジットカード所有者が、予め、既存の電話回線に接続された電 話機やファクシミリなどの通信端末機を用いて、クレジットカードの利用の可否 を照会することができる与信情報照会管理システムを提供することを第1の目的 としている。
【0007】 また、本考案の第2の目的は、クレジットカード所有者が、電話機やファクシ ミリなどの通信端末機を用いて、取引が可能な商品を購入、あるいはサービスの 提供を受けたときに、その取引代金を自動的に集計し、金融機関のカード所有者 の口座から、自動的に引き落しを行う自動決済システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の与信情報照会管理システムは、電話回線に接続された電話機 やファクシミリなどの通信端末機からクレジットカード与信情報管理センターへ の呼出を行うと、音声メッセージで応答した後、クレジットカードによる取引の 可否を通知するシステムであって、上記クレジットカード与信情報管理センター は、通信端末機からの呼出を受けたときに自動着信し、与信情報の照会に必要な 操作を音声メッセージで誘導しながら、通信端末機よりコマンド信号として送出 されて来るクレジットカード所有者のIDコード、商品コード、サービスコード 、商品代金、サービス代金などの取引情報を受信する音声情報処理装置と、クレ ジットカード所有者に対する与信情報を、予めクレジット会社のデータベースか ら取り込んで蓄積している与信情報データ蓄積手段と、音声情報処理装置が受信 したコマンド信号を解読し、与信情報データ蓄積手段を検索することによって、 照会を受けたクレジットカード所有者に対する取引の可否を音声情報処理装置を 介し、電話回線を通じて、照会を行った通信端末機に対して通知するホストコン ピュータとを組み合わせて構成されている。この与信情報データ蓄積手段は、ク レジット会社のデータベースの情報を定期的に取込んで蓄積している。
【0009】 請求項2に記載の与信情報照会管理システムは、上記クレジットカード与信情 報管理センターが、音声情報処理装置と、この音声情報処理装置が受信したコマ ンド信号を解読し、クレジット会社のデータベースに通信回線を介して問い合わ せを行って、照会を受けたクレジットカード所有者に対する取引の可否を音声情 報処理装置を介し、電話回線を通じて通知するホストコンピュータとを組み合わ せて構成されている。このクレジットカード与信情報管理センターは、DDX回 線やCAFISなどの専用線等の通信回線を介して、クレジット会社のデータベ ースに接続されているため、クレジット会社のデータベースに対してリアルタイ ムに交信が出来る。
【0010】 請求項3,4に記載の与信情報照会管理システムは、クレジットカードに対す る与信情報の照会を行う通信端末機によって、クレジットカード与信情報管理セ ンターから通知される与信情報に対する取引の可否の通知に特徴があり、請求項 3では、与信情報の照会が電話機によって行われた場合に、取引の可否が音声メ ッセージで通知され、請求項4では、与信情報の照会がファクシミリによって行 われた場合に、取引の可否が文書画像で送信されて来る構成となっている。
【0011】 請求項5の与信情報照会管理システムは、クレジットカードの自動決済システ ムとして構成されており、ホストコンピュータは、与信情報の照会の結果、クレ ジットカードを使用して取引された商品、サービスを自動的に集計し、その取引 代金に対する口座の引き落しを登録して自動的に決済する構成としている。
【0012】
【作用】
本考案の与信情報照会管理システムにおいては、クレジットカード所有者は、 クレジットカードを用いて通信販売されている商品を購入したり、サービスを受 ける際に、電話回線に接続された電話機やファクシミリの通信端末機からクレジ ットカード与信情報管理センターを呼出す。
【0013】 すると、クレジットカード与信情報管理センターでは、音声メッセージで応答 した後、与信情報の照会に必要な操作を音声メッセージで誘導し、この音声メッ セージに応えてカード所有者が操作する通信端末機よりコマンド信号として送出 されてくるカード所有者のIDコード、商品コード、サービスコード、商品代金 、サービス代金などの取引情報を受信する。
【0014】 このようにして、家庭やオフィス等から送出されて来たコマンド信号を音声情 報処理装置が受信すると、ホストコンピュータはコマンド信号を解読し、クレジ ットカード所有者に対する与信情報を蓄積している与信情報データ蓄積手段を検 索するか、あるいは、通信回線を介してクレジット会社のデータベースに問い合 わせを行って、照会を受けたクレジットカードに対する与信情報を取り出す。そ して、音声情報処理装置を介して電話回線を通じて照会を行ったカード所有者に 対して通信端末機を介して取引の可否(調査結果)を通知する(請求項1,2) 。
【0015】 照会された与信情報に対する取引の可否は、カード所有者が音声メッセージで の回答を指定している場合には、音声情報処理装置を介して、音声メッセージで 通知する(請求項3)が、ファクシミリでの回答を望む場合には、文書によって 通知される(請求項4)。 これにより、カード所有者は、既存の電話回線に接続された電話機やファクシ ミリなどの通信端末機を利用し、テンキーを操作して、クレジットカード与信情 報管理センターを呼出し、必要なデータを送信すれば、自身のクレジットカード に対する与信情報の照会が家庭等に居ながら出来る。
【0016】 請求項5において提案されたクレジットカードの自動決済システムでは、クレ ジットカード与信情報管理センターは、カード所有者が照会した与信情報に対し て取引可能な結果を通知し、そのクレジットカードを使用した取引が行われた商 品、サービスに対しては自動的に取引代金を集計し、所定期日になるとカード所 有者の引き落し口座のある金融機関に取引情報を送出して、取引代金をクレジッ ト会社に引き落とすようにする。
【0017】
【実施例】
以下、本考案システムの実施例について、図面を参照しつつ説明する。 図1は、本考案のテレマーケティングシステムにおけるクレジットカードの与 信情報照会管理システム及び自動決済システムの手続きの基本的な流れを示した 概略説明図である。
【0018】 Aは顧客であるクレジットカード所有者、Bはクレジットカード与信情報管理 センター、Cは通信販売会社であるクレジットカード加盟店、Dは銀行等の金融 機関、Eはクレジット会社を示している。 本考案システムでは、カード所有者Aがクレジットカードを用いて通信販売さ れている商品を購入したり、サービスを受ける際に、電話機などの通信端末機を 使用してクレジットカード与信情報管理センターBを呼出し、取引情報を通知し 、このとき同時に与信情報の照会を行うと、クレジットカード与信情報管理セン ターBは、その取引の可否を調査結果として通知する。
【0019】 この場合のクレジットカード与信情報管理センターBは、クレジット会社E、 クレジットカード加盟店C毎に特定の電話番号を割当てておけばよく、特定のク レジットカード加盟店C毎に与信情報の照会が出来、また、取引情報の集計、代 理決済が出来る。 クレジットカード与信情報管理センターBによる調査の結果、使用するクレジ ットカードの真性が判断され、設定された信用枠内の取引であると判断されると 、クレジットカード与信情報管理センターBは、クレジットカードによる代金支 払いを承認するが、そうでない場合には、カード所有者Aのクレジットカードに よる代金支払いを拒否する。クレジットカード与信情報管理センターBより取引 の承認を受けたカード所有者Aは、商品などの購入を申し込むことが出来、カー ド加盟店Cから、商品、サービスの提供を受ける。
【0020】 このようにして、クレジットカード与信情報管理センターBでは、カード所有 者Aから支払に当てたクレジットカードの与信情報の照会を受け、取引を承認、 取引情報をカード加盟店Cに通知する毎に、その取引情報を逐次蓄積する。 クレジットカード与信情報管理センターBが通知する取引の可否は、カード所 有者Aが電話機を通じて与信情報を照会して来たときには音声メッセージで行い 、ファクシミリを使用して問い合わせて来たときには、文書を送信して通知すれ ばよい。
【0021】 クレジットカード与信情報管理センターBでは、クレジット会社Eあるいはカ ード加盟店C毎にダイヤル番号を設定しておけば、このようにしてカード所有者 Aから与信情報の照会を受ける毎に、承認を与えた取引情報をホストコンピュー タで処理し、所定の期間毎の売上集計が簡単に出来るので、経理事務や売上管理 に手間を要しない。
【0022】 また、カード加盟店Cは、クレジットカード与信情報管理センターBと代金決 済契約を交わし、カード所有者Aの引き落し口座を予め登録しておけば、所定期 日になればクレジットカード与信情報管理センターBは、クレジット会社Eや金 融機関Dに売上集計した取引情報を送出するので、カード加盟店Cでは、従来の ように売上代金をクレジット会社Eに請求することを要せずに、迅速な代金回収 が出来る。
【0023】 この図には、クレジットカード所有者A,クレジットカード与信情報管理セン ターB,クレジットカード加盟店C,金融機関D及びクレジット会社E間におい て行なわれる手続、取引の流れが示されており、カード所有者Aから金融機関D を介してクレジット会社Dに対して、取引した商品、サービスの代金が支払われ る。
【0024】 図2は、本考案のシステムの要部構成をブロック図で示している。 クレジットカード所有者Aの家庭やオフィス等には、電話機T及び、又はファ クシミリFなどの通信端末機が設置されており、この通信端末機T,Fは、公衆 電話回線網Nを介して、クレジットカード与信情報管理センターBの音声情報処 理装置1に接続されている。
【0025】 クレジットカード与信情報管理センターBには、音声情報処理装置1,ホスト コンピュータ3及びこのホストコンピュータ3に接続された与信情報データ蓄積 手段2を備えている。ホストコンピュータ3と与信情報データ蓄積手段2は、同 じ場所には設置せずに、図4に示したように、別の場所を設置し、通信回線によ って相互に接続される構成にしてもよい。
【0026】 図3は、音声情報処理装置1の基本構成を示したブロック図である。 この音声情報処理装置1は、公衆電話回線網Nに接続された電話機T、ファク シミリFを、ホストコンピュータ3に接続して、電話機TやファクシミリFをホ ストコンピュータ3の端末機器として使用するために設けられている。 音声情報処理装置1は、公衆電話回線網Nに接続された回線制御部11、音声 メッセージを返答するための音声制御部12、システム制御部13、ホストコン ピュータ3を制御するためのホスト制御部14より構成されており、それぞれに CPUを備えている。
【0027】 ここに、回線制御部11は、数十回線の電話回線に対する発呼と着信を同時に 時分割に処理できるようになっており、音声制御部12は、カード所有者Aの電 話機TやファクシミリFからの呼出しによって回線制御部11が着信し、あるい はトーン信号を受信する毎に、システム制御部13を作動し、音声ディスク12 a,テープレコーダ12bに予め記憶された音声メッセージを選択して応答し、 回線制御部11を介して公衆電話回線網Nに出力する。なお、11aは必要な音 声メッセージを記憶したオーディオメモリである。
【0028】 ホスト制御部14は、回線制御部11が受信したトーン信号を解読し、バイナ リー信号に変換してホストコンピュータ3に送出して、ホストコンピュータ3を 制御し、ホストコンピュータ3は与信情報データ蓄積手段2をアクセスして、問 い合わせされた与信情報が検索されるようになっている。 図4は、コンピュータネットワークを利用して構成される本考案システムの概 略基本構成を更にブロック図で示すものである。
【0029】 クレジットカード与信情報管理センターBには、音声情報処理装置1とホスト コンピュータ3となるパーソナルコンピュータ3a,3bを設置している。音声 制御装置1としては、後述するようなVPSやVFXが使用され、時分割処理に よって同時に複数の電話回線に対して通信応答が可能となっており、カード所有 者Aからの照会が電話機TやファクシミリFで行われた場合に応答するようにな っている。
【0030】 ここにパーソナルコンピュータ3aは、専用の通信回線網LXを介して、各ク レジット会社E、銀行などの金融機関D等に設置したホストコンピュータHC1 〜HCnに接続されており、パーソナルコンピュータ3bは、LAN回線等で互 いに接続された複数の音声情報処理装置1のデータ管理や制御管理等を行ってい る。
【0031】 クレジットカード与信情報管理センターBに設置される音声情報処理装置1と しては、複数のカード所有者Aの電話機T、ファクシミリFからの呼出しに対し て音声メッセージで応答ができ、これらの通信端末機T,Fから送信されるプッ シュトーン信号をコマンド信号として受信し、処理できる機能を備えた通信処理 装置が採用される。このような通信処理装置としては、ペリフォニック社が販売 するVPSや、本考案の出願人である株式会社ホロソンテックが製作し、販売す るVFXなどが最適である。ここに、ホストコンピュータ3は、システム規模に 応じて選択されるが、小規模のシステムではパーソナルコンピュータ3a,3b で充分に対応できる。
【0032】 この図では、与信情報を迅速に、しかも広い範囲で検索するために、複数のク レジット会社Eや銀行などの金融機関D等に設置されたホストコンピュータHC 1〜HCnを接続した通信回線網LXに接続してネットワークシステムを構成し ている。 このような通信回線網LXとしては、NTTデータ通信株式会社が提供するC AFIS(Credit And Finance Information System :カードビジネス総合ネッ トワークシステム)が最適であり、これによれば、クレジットカード加盟店C、 金融機関D、クレジット会社EのホストコンピュータHC1〜HCnを相互に接 続して、クレジットカードによるカード加盟店Cでのショッピング、クレジット カードを用いたキャッシング、キャッシュカードを用いた銀行POS端末でのシ ョッピング等のサービスが受けられる。
【0033】 このようにしてネットワークシステムを構築すれば、クレジットカード所有者 Aが商品を購入したり、サービスの提供を受ける場合、通常の電話機Tやファク シミリFを使用して、カード所有者Aの与信情報を直ちにクレジットカード与信 情報管理センターBに問い合わせて取引の是非を判断しているので、クレジット カード加盟店Cにとって迅速かつ安全な取引が担保される。
【0034】 図5のステップ100〜114は、クレジットカード所有者Aから電話機Tを 用いて、クレジットカード与信情報管理センターBに与信情報を照会する場合の 手順を示した図であり、カード所有者Aは電話機Tのテンキーを操作しプッシュ トーン信号を送信することによって、クレジットカード与信情報管理センターB に与信情報照会のためのコマンド信号を送信する。調査の結果である取引の可否 は音声メッセージで通知される。
【0035】 なお、ステップ111では、取引承認番号が通知されるようになっており、こ の番号を入力することで通信販売されている商品、サービスの提供を受けること が出来る。ステップ112では、与信情報の照会時にクレジットカード与信情報 管理センターBに送信された取引情報が、カード加盟店C毎に集計する売上管理 表や、取引された商品、サービス毎に集計する売上リスト等を作成するための基 礎データとして蓄積されている。また、ステップ111の処理を行わず、カード の取扱いが可能であれば、自動的にカード加盟店(通信販売会社)に取引情報が 通知されることにしてもよく、これによると、より簡単な手順で商品等の提供が 受けられる。
【0036】 図6のステップ200〜204は、クレジットカード所有者Aからファクシミ リFを用いて、クレジットカード与信情報管理センターBに与信情報の照会を行 う場合の手順を示しており、図7のステップ300〜308は、ファクシミリF を通じて与信情報の照会のなされたクレジットカード与信情報管理センターBの 基本動作手順を示している。
【0037】 クレジットカード与信情報管理センターBからカード所有者Aに通知する調査 結果は画像データとしてカード所有者AのファクシミリFを通じて文書として送 信され、与信情報の照会時にクレジットカード与信情報管理センターBに送信さ れた取引情報は、そのまま売上管理表や売上リストを作成するための基礎データ として蓄積される。この場合でも、カード所有者Aが電話機Tを用いたときと同 様に、調査結果が取引可能であれば、自動的に通信販売会社に取引情報を通知し てもよい。
【0038】
【考案の効果】
本考案の請求項1〜4に記載の与信情報照会管理システムによれば、クレジッ トカード所有者は、通信端末機として一般的である電話機やファクシミリを用い て、家庭などに居ながら24時間いつでも、クレジットカード与信情報管理セン ターを呼出し、与信情報を簡単に照会し、音声メッセージや文書で確認してから 、通信販売されている物品の購入やサービスの提供を受けることが出来る。これ によって、通信販売会社は、クレジット会社がクレジットカードによる取引を承 諾したことを確認してから取引を行うことができるので、売上代金の未回収事故 や偽造、盗難カードの使用等を防ぐことが出来、安全である。
【0039】 特に請求項2では、クレジットカード与信情報管理センターは、通信回線を介 してクレジット会社のデータベースに接続されているので、カード所有者の与信 情報がリアルタイムに照会できる。 請求項5に記載のクレジットカードの自動決済システムによれば、クレジット カード与信情報センターでは、クレジットカード加盟店(通信販売会社)毎に電 話番号を設定すれば、売上代金の集計が簡単に出来、カード所有者の口座から自 動引き落しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案システムにおける手続きの基本的な流れ
を示す概略構成図である。
【図2】本考案システムにおける要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】音声情報処理装置の基本構成を示すブロック図
である。
【図4】本考案システムにおける基本的なハード構成を
示す図である。
【図5】本考案システムにおける基本動作(電話機を用
いて与信情報を照会する場合)を示したフローチャート
である。
【図6】本考案システムにおける基本動作(ファクシミ
リを用いて与信情報を照会する場合)を示したフローチ
ャートである。
【図7】本考案システムにおける基本動作(ファクシミ
リを用いて、照会された与信情報の調査結果を通知する
場合)を示したフローチャートである。
【符号の説明】
A・・・クレジットカード所有者 B・・・クレジットカード与信情報管理センター C・・・クレジットカード加盟店(通信販売会社) D・・・金融機関 E・・・クレジット会社 N・・・公衆電話回線網 T・・・電話機 F・・・ファクシミリ 1・・・音声情報処理装置 2・・・与信情報データ蓄積手段 3・・・ホストコンピュータ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された電話機やファクシミ
    リなどの通信端末機からのクレジットカード与信情報管
    理センターへの呼出に対して、音声メッセージで応答し
    た後、クレジットカードの与信情報の照会に対して、取
    引の可否を通知する与信情報照会管理システムであっ
    て、 上記クレジットカード与信情報管理センターは、 通信端末機からの呼出を受けたときに自動着信し、与信
    情報の照会に必要な操作を音声メッセージで誘導しなが
    ら、通信端末機よりコマンド信号として送出されて来る
    クレジットカード所有者のIDコード、商品コード、サ
    ービスコード、商品代金、サービス代金などの取引情報
    を受信する音声情報処理装置と、 クレジットカード所有者に対する与信情報を、予めクレ
    ジット会社のデータベースから取り込んで蓄積している
    与信情報データ蓄積手段と、 上記音声情報処理装置が受信したコマンド信号を解読
    し、上記与信情報データ蓄積手段を検索することによっ
    て、照会を受けたクレジットカード所有者に対する取引
    の可否を上記音声情報処理装置を介し、電話回線を通じ
    て、照会を行った通信端末機に対して通知するホストコ
    ンピュータとを組み合わせて構成された与信情報照会管
    理システム。
  2. 【請求項2】上記クレジットカード与信情報管理センタ
    ーは、 通信端末機からの呼出を受けたときに自動着信し、与信
    情報の照会に必要な操作を音声メッセージで誘導しなが
    ら、通信端末機よりコマンド信号として送出されて来る
    クレジットカード所有者のIDコード、商品コード、サ
    ービスコード、商品代金、サービス代金などの取引情報
    を受信する音声情報処理装置と、 この音声情報処理装置が受信したコマンド信号を解読
    し、クレジット会社のデータベースに通信回線を介して
    問い合わせを行って、照会を受けたクレジットカード所
    有者に対する取引の可否を上記音声情報処理装置を介
    し、電話回線を通じて、照会を行った通信端末機に対し
    て通知するホストコンピュータとを組み合わせて構成さ
    れた請求項1に記載の与信情報照会管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の与信情報照会管理システ
    ムにおいて、 クレジットカードに対する与信情報の照会が、電話機に
    よって行われた場合に、上記クレジットカード与信情報
    管理センターからは、与信情報に対する取引の可否が音
    声メッセージで通知される構成とした与信情報照会管理
    システム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の与信情報照会管理システ
    ムにおいて、 クレジットカードに対する与信情報の照会が、ファクシ
    ミリによって行われた場合に、上記クレジットカード与
    信情報管理センターからは、与信情報に対する取引の可
    否が文書画像で送信されて来る構成とした与信情報照会
    管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の与信情報
    照会管理システムにおいて、 上記ホストコンピュータは、上記与信情報の照会の結
    果、クレジットカードを使用して取引された商品、サー
    ビスを自動的に集計し、その取引代金に対する口座の引
    き落しを登録して自動的に決済する構成としたクレジッ
    トカードの自動決済システム。
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