JPH08279007A - クレジットカードの与信情報照会管理システム及び自動決済システム - Google Patents

クレジットカードの与信情報照会管理システム及び自動決済システム

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JPH08279007A
JPH08279007A JP8115595A JP8115595A JPH08279007A JP H08279007 A JPH08279007 A JP H08279007A JP 8115595 A JP8115595 A JP 8115595A JP 8115595 A JP8115595 A JP 8115595A JP H08279007 A JPH08279007 A JP H08279007A
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JP8115595A
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Hirotsugu Maruyama
裕嗣 丸山
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HOROSON TEC KK
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クレジットカード所有者が、予め、電話機や
ファクシミリなどの通信端末機を用いて、クレジットカ
ードの利用の可否を照会することができる。 【構成】 呼出を受けたクレジットカード与信情報管理
センターBでは、音声メッセージで応答した後、クレジ
ットカードの与信情報の照会に対して、取引の可否を通
知する。また、通信端末機よりコマンド信号として送出
されて来るクレジットカード所有者AのIDコード、商
品、サービスコード、売上代金などの取引情報を音声情
報処理装置1で受信し、ホストコンピュータ3が、クレ
ジットカード所有者Aに対する与信情報を予めクレジッ
ト会社Eのデータベースから取り込んで蓄積した与信情
報データ蓄積手段2を検索し、照会を受けたクレジット
カード所有者Aに対する取引の可否を音声情報処理装置
1を介し、照会を行った通信端末機に対して通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレマーケティング
システムにおいて、クレジットカードの所有者が、クレ
ジットカード加盟店である通信販売会社等の商品、サー
ビスの取引をする場合に好適に使用されるクレジットカ
ードの与信情報照会管理システム及び自動決済システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近頃では、クレジットカードが一般に広
く普及して来たが、このようなクレジットカードに対し
ては、比較的高額な商品を取引する場合や、売上高の多
い加盟店などでは、独自にカードリーダを設置したり、
電話機やファクシミリ等から電話回線を介して、与信情
報を即座に照会して、クレジットカードが使用可能かど
うかの判断をし、売掛金の未回収事故や偽造、盗難カー
ドなどの対策を行っている。
【0003】また、クレジットカードの所有者は、テレ
ショッピングなどの方法によって、家庭などに居ながら
電話機等を使用して、特定のサービスセンターを呼出
し、クレジットカード加盟店である通信販売会社の商
品、サービスを発注することができ、発注後は、金融機
関のカード所有者の口座からクレジット会社に取引代金
が引き落とされ、通信販売会社において売掛金が回収さ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のク
レジットカードを使用した取引では、通信販売会社は、
デパートや商店等の他のクレジットカード加盟店のよう
に、商品等の購入申し込みに対してクレジットカードの
与信情報を即座に照会することが出来ず、クレジット会
社から予め無効等のデータを通知されているカード以外
はそのまま使用が出来るようになっている。
【0005】また、クレジットカード所有者はクレジッ
ト会社に対して、電話機等から電話回線を介して、キャ
ッシングの申し込みやキャシング利用限度額の照会はで
きるが、自身の与信情報を照会して、取引の可否を調べ
ることはできず、使用不可能なクレジットカードを使用
して商品等の購入申し込みを行った場合には、結局、通
信販売会社とカード所有者の双方に余計な手間を煩わす
ことになっていた。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、テレショッピングなどにおいて、クレジ
ットカード所有者が、予め、既存の電話回線に接続され
た電話機やファクシミリなどの通信端末機を用いて、ク
レジットカードの利用の可否を照会することができる与
信情報照会管理システムを提供することを第1の目的と
している。
【0007】また、本発明の第2の目的は、クレジット
カード所有者が、電話機やファクシミリなどの通信端末
機を用いて、取引が可能な商品を購入、あるいはサービ
スの提供を受けたときに、その取引代金を自動的に集計
し、金融機関のカード所有者の口座から、自動的に引き
落しを行う自動決済システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の与信情
報照会管理システムは、電話回線に接続された電話機や
ファクシミリなどの通信端末機からクレジットカード与
信情報管理センターへの呼出を行うと、音声メッセージ
で応答した後、クレジットカードによる取引の可否を通
知するシステムであって、上記クレジットカード与信情
報管理センターは、通信端末機からの呼出を受けたとき
に自動着信し、与信情報の照会に必要な操作を音声メッ
セージで誘導しながら、通信端末機よりコマンド信号と
して送出されて来るクレジットカード所有者のIDコー
ド、商品、サービスコード、売上代金などの取引情報を
受信する音声情報処理装置と、クレジットカード所有者
に対する与信情報を、予めクレジット会社のデータベー
スから取り込んで蓄積した与信情報データ蓄積手段と、
音声情報処理装置が受信したコマンド信号を解読し、与
信情報データ蓄積手段を検索することによって、照会を
受けたクレジットカード所有者に対する取引の可否を音
声情報処理装置を介し、電話回線を通じて、照会を行っ
た通信端末機に対して通知するホストコンピュータとを
組み合わせて構成されている。この与信情報データ蓄積
手段は、クレジット会社のデータベースの情報を定期的
に取込んで蓄積している。
【0009】請求項2に記載の与信情報照会管理システ
ムは、上記クレジットカード与信情報管理センターが、
音声情報処理装置と、この音声情報処理装置が受信した
コマンド信号を解読し、クレジット会社のデータベース
に通信回線を介して問い合わせを行って、照会を受けた
クレジットカード所有者に対する取引の可否を音声情報
処理装置を介し、電話回線を通じて通知するホストコン
ピュータとを組み合わせて構成されている。このクレジ
ットカード与信情報管理センターは、DDX回線やCA
FISなどの専用線等の通信回線を介して、クレジット
会社のデータベースに接続されているため、クレジット
会社のデータベースに対してリアルタイムに交信が出来
る。
【0010】請求項3,4に記載の与信情報照会管理シ
ステムは、クレジットカードに対する与信情報の照会を
行う通信端末機によって、クレジットカード与信情報管
理センターから通知される与信情報に対する取引の可否
の通知に特徴があり、請求項3では、与信情報の照会が
電話機によって行われた場合に、取引の可否が音声メッ
セージで通知され、請求項4では、与信情報の照会がフ
ァクシミリによって行われた場合に、取引の可否が文書
画像で送信されて来る構成となっている。
【0011】請求項5の与信情報照会管理システムは、
クレジットカードの自動決済システムとして構成されて
おり、ホストコンピュータは、与信情報の照会の結果、
クレジットカードを使用して取引された商品、サービス
を自動的に集計し、その取引代金に対する口座の引き落
しを登録して自動的に決済する構成としている。
【0012】
【作用】本発明の与信情報照会管理システムにおいて
は、クレジットカード所有者は、クレジットカードを用
いて通信販売されている商品を購入したり、サービスを
受ける際に、電話回線に接続された電話機やファクシミ
リの通信端末機からクレジットカード与信情報管理セン
ターを呼出す。
【0013】すると、クレジットカード与信情報管理セ
ンターでは、音声メッセージで応答した後、与信情報の
照会に必要な操作を音声メッセージで誘導し、この音声
メッセージに応えてカード所有者が操作する通信端末機
よりコマンド信号として送出されてくるカード所有者の
IDコード、商品、サービスコード、売上代金などの取
引情報を受信する。
【0014】このようにして、家庭やオフィス等から送
出されて来たコマンド信号を音声情報処理装置が受信す
ると、ホストコンピュータはコマンド信号を解読し、ク
レジットカード所有者に対する与信情報を蓄積した与信
情報データ蓄積手段を検索するか、あるいは、通信回線
を介してクレジット会社のデータベースに問い合わせを
行って、照会を受けたクレジットカードに対する与信情
報を取り出す。そして、音声情報処理装置を介して電話
回線を通じて照会を行ったカード所有者に対して通信端
末機を介して取引の可否(調査結果)を通知する(請求
項1,2)。
【0015】照会された与信情報に対する取引の可否
は、カード所有者が音声メッセージでの回答を指定して
いる場合には、音声情報処理装置を介して、音声メッセ
ージで通知する(請求項3)が、ファクシミリでの回答
を望む場合には、文書によって通知される(請求項
4)。これにより、カード所有者は、既存の電話回線に
接続された電話機やファクシミリなどの通信端末機を利
用し、テンキーを操作して、クレジットカード与信情報
管理センターを呼出し、必要なデータを送信すれば、自
身のクレジットカードに対する与信情報の照会が家庭等
に居ながら出来る。
【0016】請求項5において提案されたクレジットカ
ードの自動決済システムでは、クレジットカード与信情
報管理センターは、カード所有者が照会した与信情報に
対して取引可能な結果を通知し、そのクレジットカード
を使用した取引が行われた商品、サービスに対しては自
動的に取引代金を集計し、所定期日になるとカード所有
者の引き落し口座のある金融機関に取引情報を送出し
て、取引代金をクレジット会社に引き落とすようにす
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明システムの実施例について、図
面を参照しつつ説明する。図1は、本発明のテレマーケ
ティングシステムにおけるクレジットカードの与信情報
照会管理システム及び自動決済システムの手続きの基本
的な流れを示した概略説明図である。
【0018】Aは顧客であるクレジットカード所有者、
Bはクレジットカード与信情報管理センター、Cは通信
販売会社であるクレジットカード加盟店、Dは銀行等の
金融機関、Eはクレジット会社を示している。本発明シ
ステムでは、カード所有者Aがクレジットカードを用い
て通信販売されている商品を購入したり、サービスを受
ける際に、電話機などの通信端末機を使用してクレジッ
トカード与信情報管理センターBを呼出し、取引情報を
通知し、このとき同時に与信情報の照会を行うと、クレ
ジットカード与信情報管理センターBは、その取引の可
否を調査結果として通知する。
【0019】この場合のクレジットカード与信情報管理
センターBは、クレジット会社E、クレジットカード加
盟店C毎に特定の電話番号を割当てておけばよく、特定
のクレジットカード加盟店C毎に与信情報の照会が出
来、また、取引情報の集計、代理決済が出来る。クレジ
ットカード与信情報管理センターBによる調査の結果、
使用するクレジットカードの真性が判断され、設定され
た信用枠内の取引であると判断されると、クレジットカ
ード与信情報管理センターBは、クレジットカードによ
る代金支払いを承認するが、そうでない場合には、カー
ド所有者Aのクレジットカードによる代金支払いを拒否
する。クレジットカード与信情報管理センターBより取
引の承認を受けたカード所有者Aは、商品などの購入を
申し込むことが出来、カード加盟店Cから、商品、サー
ビスの提供を受ける。
【0020】このようにして、クレジットカード与信情
報管理センターBでは、カード所有者Aから支払に当て
たクレジットカードの与信情報の照会を受け、取引を承
認、取引情報をカード加盟店Cに通知する毎に、その取
引情報を逐次蓄積する。クレジットカード与信情報管理
センターBが通知する取引の可否は、カード所有者Aが
電話機を通じて与信情報を照会して来たときには音声メ
ッセージで行い、ファクシミリを使用して問い合わせて
来たときには、文書を送信して通知すればよい。
【0021】クレジットカード与信情報管理センターB
では、クレジット会社Eあるいはカード加盟店C毎にダ
イヤル番号を設定しておけば、このようにしてカード所
有者Aから与信情報の照会を受ける毎に、承認を与えた
取引情報をホストコンピュータで処理し、所定の期間毎
の売上集計が簡単に出来るので、経理事務や売上管理に
手間を要しない。
【0022】また、カード加盟店Cは、クレジットカー
ド与信情報管理センターBと代金決済契約を交わし、カ
ード所有者Aの引き落し口座を予め登録しておけば、所
定期日になればクレジットカード与信情報管理センター
Bは、クレジット会社Eや金融機関Dに売上集計した取
引情報を送出するので、カード加盟店Cでは、従来のよ
うに売上代金をクレジット会社Eに請求することを要せ
ずに、迅速な代金回収が出来る。
【0023】この図には、クレジットカード所有者A,
クレジットカード与信情報管理センターB,クレジット
カード加盟店C,金融機関D及びクレジット会社E間に
おいて行なわれる手続、取引の流れが示されており、カ
ード所有者Aから金融機関Dを介してクレジット会社D
に対して、取引した商品、サービスの代金が支払われ
る。
【0024】図2は、本発明のシステムの要部構成をブ
ロック図で示している。クレジットカード所有者Aの家
庭やオフィス等には、電話機T及び、又はファクシミリ
Fなどの通信端末機が設置されており、この通信端末機
T,Fは、公衆電話回線網Nを介して、クレジットカー
ド与信情報管理センターBの音声情報処理装置1に接続
されている。
【0025】クレジットカード与信情報管理センターB
には、音声情報処理装置1,ホストコンピュータ3及び
このホストコンピュータ3に接続された与信情報データ
蓄積手段2を備えている。ホストコンピュータ3と与信
情報データ蓄積手段2は、同じ場所には設置せずに、図
4に示したように、別の場所を設置し、通信回線によっ
て相互に接続される構成にしてもよい。
【0026】図3は、音声情報処理装置1の基本構成を
示したブロック図である。この音声情報処理装置1は、
公衆電話回線網Nに接続された電話機T、ファクシミリ
Fを、ホストコンピュータ3に接続して、電話機Tやフ
ァクシミリFをホストコンピュータ3の端末機器として
使用するために設けられている。音声情報処理装置1
は、公衆電話回線網Nに接続された回線制御部11、音
声メッセージを返答するための音声制御部12、システ
ム制御部13、ホストコンピュータ3を制御するための
ホスト制御部14より構成されており、それぞれにCP
Uを備えている。
【0027】ここに、回線制御部11は、数十回線の電
話回線に対する発呼と着信を同時に時分割に処理できる
ようになっており、音声制御部12は、カード所有者A
の電話機TやファクシミリFからの呼出しによって回線
制御部11が着信し、あるいはトーン信号を受信する毎
に、システム制御部13を作動し、音声ディスク12
a,テープレコーダ12bに予め記憶された音声メッセ
ージを選択して応答し、回線制御部11を介して公衆電
話回線網Nに出力する。なお、11aは必要な音声メッ
セージを記憶したオーディオメモリである。
【0028】ホスト制御部14は、回線制御部11が受
信したトーン信号を解読し、バイナリー信号に変換して
ホストコンピュータ3に送出して、ホストコンピュータ
3を制御し、ホストコンピュータ3は与信情報データ蓄
積手段2をアクセスして、問い合わせされた与信情報が
検索されるようになっている。図4は、コンピュータネ
ットワークを利用して構成される本発明システムの概略
基本構成を更にブロック図で示すものである。
【0029】クレジットカード与信情報管理センターB
には、音声情報処理装置1とホストコンピュータ3とな
るパーソナルコンピュータ3a,3bを設置している。
音声制御装置1としては、後述するようなVPSやVF
Xが使用され、時分割処理によって同時に複数の電話回
線に対して通信応答が可能となっており、カード所有者
Aからの照会が電話機TやファクシミリFで行われた場
合に応答するようになっている。
【0030】ここにパーソナルコンピュータ3aは、専
用の通信回線網LXを介して、各クレジット会社E、銀
行などの金融機関D等に設置したホストコンピュータH
C1〜HCnに接続されており、パーソナルコンピュー
タ3bは、LAN回線等で互いに接続された複数の音声
情報処理装置1のデータ管理や制御管理等を行ってい
る。
【0031】クレジットカード与信情報管理センターB
に設置される音声情報処理装置1としては、複数のカー
ド所有者Aの電話機T、ファクシミリFからの呼出しに
対して音声メッセージで応答ができ、これらの通信端末
機T,Fから送信されるプッシュトーン信号をコマンド
信号として受信し、処理できる機能を備えた通信処理装
置が採用される。このような通信処理装置としては、ペ
リフォニック社が販売するVPSや、本発明の出願人で
ある株式会社ホロソンテックが製作し、販売するVFX
などが最適である。ここに、ホストコンピュータ3は、
システム規模に応じて選択されるが、小規模のシステム
ではパーソナルコンピュータ3a,3bで充分に対応で
きる。
【0032】この図では、与信情報を迅速に、しかも広
い範囲で検索するために、複数のクレジット会社Eや銀
行などの金融機関D等に設置されたホストコンピュータ
HC1〜HCnを接続した通信回線網LXに接続してネ
ットワークシステムを構成している。このような通信回
線網LXとしては、NTTデータ通信株式会社が提供す
るCAFIS(Credit And Finance Information Syste
m :カードビジネス総合ネットワークシステム)が最適
であり、これによれば、クレジットカード加盟店C、金
融機関D、クレジット会社EのホストコンピュータHC
1〜HCnを相互に接続して、クレジットカードによる
カード加盟店Cでのショッピング、クレジットカードを
用いたキャッシング、キャッシュカードを用いた銀行P
OS端末でのショッピング等のサービスが受けられる。
【0033】このようにしてネットワークシステムを構
築すれば、クレジットカード所有者Aが商品を購入した
り、サービスの提供を受ける場合、通常の電話機Tやフ
ァクシミリFを使用して、カード所有者Aの与信情報を
直ちにクレジットカード与信情報管理センターBに問い
合わせて取引の是非を判断しているので、クレジットカ
ード加盟店Cにとって迅速かつ安全な取引が担保され
る。
【0034】図5のステップ100〜114は、クレジ
ットカード所有者Aから電話機Tを用いて、クレジット
カード与信情報管理センターBに与信情報を照会する場
合の手順を示した図であり、カード所有者Aは電話機T
のテンキーを操作しプッシュトーン信号を送信すること
によって、クレジットカード与信情報管理センターBに
与信情報照会のためのコマンド信号を送信する。調査の
結果である取引の可否は音声メッセージで通知される。
【0035】なお、ステップ111では、取引承認番号
が通知されるようになっており、この番号を入力するこ
とで通信販売されている商品、サービスの提供を受ける
ことが出来る。ステップ112では、与信情報の照会時
にクレジットカード与信情報管理センターBに送信され
た取引情報が、カード加盟店C毎に集計する売上管理表
や、取引された商品、サービス毎に集計する売上リスト
等を作成するための基礎データとして蓄積されている。
また、ステップ111の処理を行わず、カードの取扱い
が可能であれば、自動的にカード加盟店(通信販売会
社)に取引情報が通知されることにしてもよく、これに
よると、より簡単な手順で商品等の提供が受けられる。
【0036】図6のステップ200〜204は、クレジ
ットカード所有者AからファクシミリFを用いて、クレ
ジットカード与信情報管理センターBに与信情報の照会
を行う場合の手順を示しており、図7のステップ300
〜308は、ファクシミリFを通じて与信情報の照会の
なされたクレジットカード与信情報管理センターBの基
本動作手順を示している。
【0037】クレジットカード与信情報管理センターB
からカード所有者Aに通知する調査結果は画像データと
してカード所有者AのファクシミリFを通じて文書とし
て送信され、与信情報の照会時にクレジットカード与信
情報管理センターBに送信された取引情報は、そのまま
売上管理表や売上リストを作成するための基礎データと
して蓄積される。この場合でも、カード所有者Aが電話
機Tを用いたときと同様に、調査結果が取引可能であれ
ば、自動的に通信販売会社に取引情報を通知してもよ
い。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1〜4に記載の与信情報
照会管理システムによれば、クレジットカード所有者
は、通信端末機として一般的である電話機やファクシミ
リを用いて、家庭などに居ながら24時間いつでも、ク
レジットカード与信情報管理センターを呼出し、与信情
報を簡単に照会し、音声メッセージや文書で確認してか
ら、通信販売されている物品の購入やサービスの提供を
受けることが出来る。これによって、通信販売会社は、
クレジット会社がクレジットカードによる取引を承諾し
たことを確認してから取引を行うことができるので、売
上代金の未回収事故や偽造、盗難カードの使用等を防ぐ
ことが出来、安全である。
【0039】特に請求項2では、クレジットカード与信
情報管理センターは、通信回線を介してクレジット会社
のデータベースに接続されているので、カード所有者の
与信情報がリアルタイムに照会できる。請求項5に記載
のクレジットカードの自動決済システムによれば、クレ
ジットカード与信情報センターでは、クレジットカード
加盟店(通信販売会社)毎に電話番号を設定すれば、売
上代金の集計が簡単に出来、カード所有者の口座から自
動引き落しを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムにおける手続きの基本的な流れ
を示す概略構成図である。
【図2】本発明システムにおける要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】音声情報処理装置の基本構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明システムにおける基本的なハード構成を
示す図である。
【図5】本発明システムにおける基本動作(電話機を用
いて与信情報を照会する場合)を示したフローチャート
である。
【図6】本発明システムにおける基本動作(ファクシミ
リを用いて与信情報を照会する場合)を示したフローチ
ャートである。
【図7】本発明システムにおける基本動作(ファクシミ
リを用いて、照会された与信情報の調査結果を通知する
場合)を示したフローチャートである。
【符号の説明】
A・・・クレジットカード所有者 B・・・クレジットカード与信情報管理センター C・・・クレジットカード加盟店(通信販売会社) D・・・金融機関 E・・・クレジット会社 N・・・公衆電話回線網 T・・・電話機 F・・・ファクシミリ 1・・・音声情報処理装置 2・・・与信情報データ蓄積手段 3・・・ホストコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続された電話機やファクシミ
    リなどの通信端末機からのクレジットカード与信情報管
    理センターへの呼出に対して、音声メッセージで応答し
    た後、クレジットカードの与信情報の照会に対して、取
    引の可否を通知する与信情報照会管理システムであっ
    て、 上記クレジットカード与信情報管理センターは、 通信端末機からの呼出を受けたときに自動着信し、与信
    情報の照会に必要な操作を音声メッセージで誘導しなが
    ら、通信端末機よりコマンド信号として送出されて来る
    クレジットカード所有者のIDコード、商品、サービス
    コード、売上代金などの取引情報を受信する音声情報処
    理装置と、 クレジットカード所有者に対する与信情報を、予めクレ
    ジット会社のデータベースから取り込んで蓄積した与信
    情報データ蓄積手段と、 上記音声情報処理装置が受信したコマンド信号を解読
    し、上記与信情報データ蓄積手段を検索することによっ
    て、照会を受けたクレジットカード所有者に対する取引
    の可否を上記音声情報処理装置を介し、電話回線を通じ
    て、照会を行った通信端末機に対して通知するホストコ
    ンピュータとを組み合わせて構成された与信情報照会管
    理システム。
  2. 【請求項2】上記クレジットカード与信情報管理センタ
    ーは、 通信端末機からの呼出を受けたときに自動着信し、与信
    情報の照会に必要な操作を音声メッセージで誘導しなが
    ら、通信端末機よりコマンド信号として送出されて来る
    クレジットカード所有者のIDコード、商品、サービス
    コード、売上代金などの取引情報を受信する音声情報処
    理装置と、 この音声情報処理装置が受信したコマンド信号を解読
    し、クレジット会社のデータベースに通信回線を介して
    問い合わせを行って、照会を受けたクレジットカード所
    有者に対する取引の可否を上記音声情報処理装置を介
    し、電話回線を通じて、照会を行った通信端末機に対し
    て通知するホストコンピュータとを組み合わせて構成さ
    れた請求項1に記載の与信情報照会管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の与信情報照会管理システ
    ムにおいて、 クレジットカードに対する与信情報の照会が、電話機に
    よって行われた場合に、上記クレジットカード与信情報
    管理センターからは、与信情報に対する取引の可否が音
    声メッセージで通知される構成とした与信情報照会管理
    システム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の与信情報照会管理システ
    ムにおいて、 クレジットカードに対する与信情報の照会が、ファクシ
    ミリによって行われた場合に、上記クレジットカード与
    信情報管理センターからは、与信情報に対する取引の可
    否が文書画像で送信されて来る構成とした与信情報照会
    管理システム。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の与信情報照会管理システ
    ムにおいて、 上記ホストコンピュータは、上記与信情報の照会の結
    果、クレジットカードを使用して取引された商品、サー
    ビスを自動的に集計し、その取引代金に対する口座の引
    き落しを登録して自動的に決済する構成としたクレジッ
    トカードの自動決済システム。
JP8115595A 1995-04-06 1995-04-06 クレジットカードの与信情報照会管理システム及び自動決済システム Withdrawn JPH08279007A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002005159A1 (fr) * 2000-07-06 2002-01-17 Viewnet Systems Inc. Procede et systeme de reglement
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