JP3020414B2 - 繊維質マット類の製造方法及び装置 - Google Patents
繊維質マット類の製造方法及び装置Info
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- JP3020414B2 JP3020414B2 JP21609594A JP21609594A JP3020414B2 JP 3020414 B2 JP3020414 B2 JP 3020414B2 JP 21609594 A JP21609594 A JP 21609594A JP 21609594 A JP21609594 A JP 21609594A JP 3020414 B2 JP3020414 B2 JP 3020414B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単一又は複数種の繊維質
原料、及びバインダーが層分離を起こすことなく均一に
混合され、しかも、厚み及び幅も所定形状の高品質な繊
維質マット類を量産できる繊維質マット類の製造方法及
び装置に関するものである。
原料、及びバインダーが層分離を起こすことなく均一に
混合され、しかも、厚み及び幅も所定形状の高品質な繊
維質マット類を量産できる繊維質マット類の製造方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車のトリム基材として用
いられている繊維質マット類は、例えば特開平4−77
241号公報にあるように、いわゆるフリースマシンと
称される成形機により製造されている。このフリースマ
シンは外周に多数の掻針を有するフリースシリンダを主
体としてこのフリースシリンダの回転により繊維質原料
と熱硬化性樹脂とを解繊・混合したうえ、得られた解繊
混合物をフリースシリンダの下方部よりコンベアに向け
て吹き飛ばし、該コンベア上に連続した延綿状マット材
料を成形したうえこれをプレスして製品とするものであ
る。
いられている繊維質マット類は、例えば特開平4−77
241号公報にあるように、いわゆるフリースマシンと
称される成形機により製造されている。このフリースマ
シンは外周に多数の掻針を有するフリースシリンダを主
体としてこのフリースシリンダの回転により繊維質原料
と熱硬化性樹脂とを解繊・混合したうえ、得られた解繊
混合物をフリースシリンダの下方部よりコンベアに向け
て吹き飛ばし、該コンベア上に連続した延綿状マット材
料を成形したうえこれをプレスして製品とするものであ
る。
【0003】ところが、従来のこの種フリースマシンに
よる繊維質マット類の製造方法においては、フリースシ
リンダより吹き飛ばされる解繊混合物に単一又は比重の
異なる複数種の繊維質原料、及びバインダーが混在され
ているため、その比重差によってコンベア上に成形され
る延綿状マット材料が層分離してしまい、均一な繊維質
マットを成形することができないという問題点があり、
また、コンベアの幅方向に対しても堆積量のコントロー
ルをすることができないので、マットにバラツキを生ず
るという問題点があった。
よる繊維質マット類の製造方法においては、フリースシ
リンダより吹き飛ばされる解繊混合物に単一又は比重の
異なる複数種の繊維質原料、及びバインダーが混在され
ているため、その比重差によってコンベア上に成形され
る延綿状マット材料が層分離してしまい、均一な繊維質
マットを成形することができないという問題点があり、
また、コンベアの幅方向に対しても堆積量のコントロー
ルをすることができないので、マットにバラツキを生ず
るという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、単一又は比重の異なる複数種
の繊維質原料、及びバインダーを用いるにもかかわらず
層分離が発生することなく均一に混合されて均一な繊維
質マットを成形することができ、しかも、厚み方向での
混合状態のコントロール及び幅方向についても確実な堆
積量のコントロールが可能で所定形状の高品質な繊維質
マットを成形することができる繊維質マット類の製造方
法及びその成形型を提供することを目的として完成され
たものである。
従来の問題点を解決して、単一又は比重の異なる複数種
の繊維質原料、及びバインダーを用いるにもかかわらず
層分離が発生することなく均一に混合されて均一な繊維
質マットを成形することができ、しかも、厚み方向での
混合状態のコントロール及び幅方向についても確実な堆
積量のコントロールが可能で所定形状の高品質な繊維質
マットを成形することができる繊維質マット類の製造方
法及びその成形型を提供することを目的として完成され
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、単一又は比重の異なる複数種の
繊維質原料をバインダーとともにフリースシリンダ内へ
投入して解繊・混合した後、得られた解繊混合物をフリ
ースシリンダの吹き出し口よりコンベアに向けて吹き飛
ばしてコンベア上に延綿状マット材料を成形したうえこ
の延綿状マット材を圧縮する繊維質マット類の製造方法
において、前記フリースシリンダの吹き出し口の垂直方
向と水平方向の角度をスライド式カバーと風向調整羽根
で調整することによりコンベア上に成形される延綿状マ
ット材料の厚み方向と幅方向の堆積状態を所定のものに
制御することを特徴とする繊維質マット類の製造方法を
第1の発明とし、フリースシリンダとカバーとで形成さ
れる通路内に原料の解繊・混合用のストリッパーとウォ
ーカーとを配列するとともに、前記フリースシリンダの
下方部には圧縮装置に続くコンベアに向けて解繊混合物
を吹き飛ばす吹き出し口を形成し、この吹き出し口には
垂直方向の吹き出し角度調整用のスライド式カバーと水
平方向の吹き出し角度調整用の風向調整羽根を設けたこ
とを特徴とする繊維質マット類の製造装置を第2の発明
とするものである。
めになされた本発明は、単一又は比重の異なる複数種の
繊維質原料をバインダーとともにフリースシリンダ内へ
投入して解繊・混合した後、得られた解繊混合物をフリ
ースシリンダの吹き出し口よりコンベアに向けて吹き飛
ばしてコンベア上に延綿状マット材料を成形したうえこ
の延綿状マット材を圧縮する繊維質マット類の製造方法
において、前記フリースシリンダの吹き出し口の垂直方
向と水平方向の角度をスライド式カバーと風向調整羽根
で調整することによりコンベア上に成形される延綿状マ
ット材料の厚み方向と幅方向の堆積状態を所定のものに
制御することを特徴とする繊維質マット類の製造方法を
第1の発明とし、フリースシリンダとカバーとで形成さ
れる通路内に原料の解繊・混合用のストリッパーとウォ
ーカーとを配列するとともに、前記フリースシリンダの
下方部には圧縮装置に続くコンベアに向けて解繊混合物
を吹き飛ばす吹き出し口を形成し、この吹き出し口には
垂直方向の吹き出し角度調整用のスライド式カバーと水
平方向の吹き出し角度調整用の風向調整羽根を設けたこ
とを特徴とする繊維質マット類の製造装置を第2の発明
とするものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図面に示す自動車用内装材用
のトリム基材を成形するための繊維質マット類の製造装
置を実施例として更に詳細に説明する。図中1はフリー
スマシンの主体をなすフリースシリンダ、2はそのカバ
ー、3、4はフリースシリンダ1とカバー2とで形成さ
れる通路内に複数対配列された原料の解繊・混合用のス
トリッパーとウォーカーである。
のトリム基材を成形するための繊維質マット類の製造装
置を実施例として更に詳細に説明する。図中1はフリー
スマシンの主体をなすフリースシリンダ、2はそのカバ
ー、3、4はフリースシリンダ1とカバー2とで形成さ
れる通路内に複数対配列された原料の解繊・混合用のス
トリッパーとウォーカーである。
【0007】また、5はパルプ材と繊維材などの比重の
異なる複数種の繊維質原料を供給するリザーブボック
ス、6は例えばフェノール樹脂粉末のような熱硬化性樹
脂からなるバインダー供給用のレジンボックス、7はそ
れらボックスより供給された所定量の原料および熱硬化
性樹脂を前記フリースマシンへ搬入するためのコンベア
である。更に、8は前記フリースシリンダ1の吹き出し
口より吹き飛ばされた解繊混合物を堆積・搬送するよう
に配置されたコンベア、9はコンベア8の先端部に設け
られたゲージローラからなる圧縮装置、10は集塵ダク
トであり、以上の構造は従来のこの種のフリースマシン
と基本的には同じである。なお、前記の繊維質原料とし
ては動植物繊維、合成繊維、ガラス繊維等のいずれの繊
維であってもよい。
異なる複数種の繊維質原料を供給するリザーブボック
ス、6は例えばフェノール樹脂粉末のような熱硬化性樹
脂からなるバインダー供給用のレジンボックス、7はそ
れらボックスより供給された所定量の原料および熱硬化
性樹脂を前記フリースマシンへ搬入するためのコンベア
である。更に、8は前記フリースシリンダ1の吹き出し
口より吹き飛ばされた解繊混合物を堆積・搬送するよう
に配置されたコンベア、9はコンベア8の先端部に設け
られたゲージローラからなる圧縮装置、10は集塵ダク
トであり、以上の構造は従来のこの種のフリースマシン
と基本的には同じである。なお、前記の繊維質原料とし
ては動植物繊維、合成繊維、ガラス繊維等のいずれの繊
維であってもよい。
【0008】そして本発明においては、前記フリースシ
リンダ1の下部に位置する吹き出し口に、シリンダカバ
ー部2aとの間に所要の隙間をあけて垂直方向の吹き出
し角度調整用のスライド式カバー11と、水平方向の吹
き出し角度調整用の風向調整羽根12が設けられている
点に特徴を有する。この吹き出し角度調整用のスライド
式カバー11は、フリースシリンダ1の下部に設置され
るものであって、解繊混合物をコンベア8に向け吹き飛
ばす垂直方向の開き角度を任意に調整(従来の開き角度
に比べて小さくなるよう調整)してフリースシリンダ1
の自転によって生じる風量の調整が行われ、解繊混合物
及びバインダーが比重差により層分離を発生させること
なくコンベア8上に均一に堆積するよう作用する。な
お、解繊混合物が軽量の場合には前記したシリンダカバ
ー部2aとスライド式カバー11との隙間から空気を吹
き込むこともできる。
リンダ1の下部に位置する吹き出し口に、シリンダカバ
ー部2aとの間に所要の隙間をあけて垂直方向の吹き出
し角度調整用のスライド式カバー11と、水平方向の吹
き出し角度調整用の風向調整羽根12が設けられている
点に特徴を有する。この吹き出し角度調整用のスライド
式カバー11は、フリースシリンダ1の下部に設置され
るものであって、解繊混合物をコンベア8に向け吹き飛
ばす垂直方向の開き角度を任意に調整(従来の開き角度
に比べて小さくなるよう調整)してフリースシリンダ1
の自転によって生じる風量の調整が行われ、解繊混合物
及びバインダーが比重差により層分離を発生させること
なくコンベア8上に均一に堆積するよう作用する。な
お、解繊混合物が軽量の場合には前記したシリンダカバ
ー部2aとスライド式カバー11との隙間から空気を吹
き込むこともできる。
【0009】一方、風向調整羽根12は、前記スライド
式カバー11とコンベア8との間に位置するよう設置さ
れるものであって、解繊混合物及びバインダーをコンベ
ア8に向け吹き飛ばす水平方向の角度を任意に調整して
コンベア8の幅いっぱいに均一、かつ厚みも一定となる
ように風向きの調整が行われる。この風向調整羽根12
は、実施例においては図3に示されるように、羽根13
がブラケット14に回動自在に軸支された軸15に対し
て2個のピンにより上下方向自在に固定される構造とな
っており、羽根13が水平方向および垂直方向に対して
自在に回動されて任意に解繊混合物及びバインダーの吹
き出し方向及び量を調整できるものとなっている。な
お、実施例においては風向調整羽根12の羽根13を先
端部上方に張出部が形成されたものとしたが、例えば図
4に示されるように先端部下方に張出部を形成したもの
や、先端部の上下両方に張出部を形成したものとするこ
ともできる。また、図において16は前記フリースシリ
ンダ1を囲うフリースボックスである。
式カバー11とコンベア8との間に位置するよう設置さ
れるものであって、解繊混合物及びバインダーをコンベ
ア8に向け吹き飛ばす水平方向の角度を任意に調整して
コンベア8の幅いっぱいに均一、かつ厚みも一定となる
ように風向きの調整が行われる。この風向調整羽根12
は、実施例においては図3に示されるように、羽根13
がブラケット14に回動自在に軸支された軸15に対し
て2個のピンにより上下方向自在に固定される構造とな
っており、羽根13が水平方向および垂直方向に対して
自在に回動されて任意に解繊混合物及びバインダーの吹
き出し方向及び量を調整できるものとなっている。な
お、実施例においては風向調整羽根12の羽根13を先
端部上方に張出部が形成されたものとしたが、例えば図
4に示されるように先端部下方に張出部を形成したもの
や、先端部の上下両方に張出部を形成したものとするこ
ともできる。また、図において16は前記フリースシリ
ンダ1を囲うフリースボックスである。
【0010】次に、このようなフリースマシンにより繊
維質マット類を成形する工程を説明すると、パルプ材と
繊維材との混合原料などの比重の異なる複数種の繊維質
原料がリザーブボックス5より、また、熱硬化性樹脂が
レジンボックス6よりそれぞれ所定量コンベア7に供給
されてフリースシリンダ1内へ投入されると、このフリ
ースシリンダ1の回転に伴い複数種の繊維質原料と熱硬
化性樹脂とが解繊・混合されて解繊混合物が得られる。
この解繊混合物をフリースシリンダ1の回転によって生
ずる気流およびゲージローラ9からの吸入、又は外部空
気を供給してフリースシリンダ1の下方にある吹き出し
口よりコンベア8に向けて吹き飛ばし、該コンベア8上
に連続した延綿状マット材料を堆積する。次いで、この
延綿状マット材料を従来の場合と同様に圧縮装置9によ
り所定厚みに圧縮処理して帯状のマットとし、更に後工
程で圧縮し必要な大きさに切断加工等が施されて最終製
品が得られることとなる。
維質マット類を成形する工程を説明すると、パルプ材と
繊維材との混合原料などの比重の異なる複数種の繊維質
原料がリザーブボックス5より、また、熱硬化性樹脂が
レジンボックス6よりそれぞれ所定量コンベア7に供給
されてフリースシリンダ1内へ投入されると、このフリ
ースシリンダ1の回転に伴い複数種の繊維質原料と熱硬
化性樹脂とが解繊・混合されて解繊混合物が得られる。
この解繊混合物をフリースシリンダ1の回転によって生
ずる気流およびゲージローラ9からの吸入、又は外部空
気を供給してフリースシリンダ1の下方にある吹き出し
口よりコンベア8に向けて吹き飛ばし、該コンベア8上
に連続した延綿状マット材料を堆積する。次いで、この
延綿状マット材料を従来の場合と同様に圧縮装置9によ
り所定厚みに圧縮処理して帯状のマットとし、更に後工
程で圧縮し必要な大きさに切断加工等が施されて最終製
品が得られることとなる。
【0011】このように本発明においては前記解繊混合
物の吹き飛ばしに際して、図5に示されるようにフリー
スシリンダ1の吹き出し口からの垂直方向における風の
吹き出し角度がスライド式カバー11によって従来より
も小さくなるよう調整されていて風速が速くなってお
り、この結果、解繊混合物及びバインダーがコンベア8
上へ層分離を発生させることもなく、かつ所定の目付量
で堆積して延綿状マット材料が形成されることとなる。
しかも、図6に示されるように、フリースシリンダ1の
吹き出し口からの水平方向における解繊混合物及びバイ
ンダーの吹き出し角度も風向調整羽根12で調整するこ
とによりコンベア上に成形される延綿状マット材料の横
方向の堆積状態も均一かつ所定のものにコントロールす
ることができることとなる。更には、この風向調整羽根
12を調整することによって図6に示されるような前後
両端面が直線状のものの他、円弧状や波形状、凹凸状、
ジクザグ状等の任意の形状にコントロールすることも可
能である。尚、以上の説明は横型のフリースマシンにつ
いて行ったが、縦型のフリースマシンであっても同様に
できるものであることは勿論である。
物の吹き飛ばしに際して、図5に示されるようにフリー
スシリンダ1の吹き出し口からの垂直方向における風の
吹き出し角度がスライド式カバー11によって従来より
も小さくなるよう調整されていて風速が速くなってお
り、この結果、解繊混合物及びバインダーがコンベア8
上へ層分離を発生させることもなく、かつ所定の目付量
で堆積して延綿状マット材料が形成されることとなる。
しかも、図6に示されるように、フリースシリンダ1の
吹き出し口からの水平方向における解繊混合物及びバイ
ンダーの吹き出し角度も風向調整羽根12で調整するこ
とによりコンベア上に成形される延綿状マット材料の横
方向の堆積状態も均一かつ所定のものにコントロールす
ることができることとなる。更には、この風向調整羽根
12を調整することによって図6に示されるような前後
両端面が直線状のものの他、円弧状や波形状、凹凸状、
ジクザグ状等の任意の形状にコントロールすることも可
能である。尚、以上の説明は横型のフリースマシンにつ
いて行ったが、縦型のフリースマシンであっても同様に
できるものであることは勿論である。
【0012】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、第1
の発明は単一又は複数種の繊維質材料、及びバインダー
に比重差があっても層分離を発生することなく均一に混
合されて均一な繊維質マットを積層形成することがで
き、また、厚み方向及び幅方向についても確実な堆積量
のコントロールが可能で所定形状の高品質な繊維質マッ
トを成形することができるものである。さらに、第2の
発明は前記第1の発明に係る製造方法を効率よく実施す
ることができるものである。よって本発明は従来の問題
点を一掃した繊維質マット類の製造方法及び装置とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
の発明は単一又は複数種の繊維質材料、及びバインダー
に比重差があっても層分離を発生することなく均一に混
合されて均一な繊維質マットを積層形成することがで
き、また、厚み方向及び幅方向についても確実な堆積量
のコントロールが可能で所定形状の高品質な繊維質マッ
トを成形することができるものである。さらに、第2の
発明は前記第1の発明に係る製造方法を効率よく実施す
ることができるものである。よって本発明は従来の問題
点を一掃した繊維質マット類の製造方法及び装置とし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図1】本発明の実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の実施例の要部を示す拡大図である。
【図3】本発明の実施例の風向調整羽根を示す分解斜視
図である。
図である。
【図4】その他の実施例の風向調整羽根の羽根を示す正
面図である。
面図である。
【図5】本発明の実施例のスライド式カバーにより解繊
混合物を吹き飛ばした状況を示す説明図である。
混合物を吹き飛ばした状況を示す説明図である。
【図6】本発明の実施例の風向調整羽根により解繊混合
物を吹き飛ばした状況を示す説明図である。
物を吹き飛ばした状況を示す説明図である。
1 フリースシリンダ 2 カバー 3 ストリッパー 4 ウォーカー 8 コンベア 9 圧縮装置 11 スライド式カバー 12 風向調整羽根
フロントページの続き (72)発明者 南 賢治 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内 (72)発明者 鈴木 収 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04H 1/00 - 1/74
Claims (2)
- 【請求項1】 単一又は比重の異なる複数種の繊維質原
料をバインダーとともにフリースシリンダ内へ投入して
解繊・混合した後、得られた解繊混合物をフリースシリ
ンダの吹き出し口よりコンベアに向けて吹き飛ばしてコ
ンベア上に延綿状マット材料を成形したうえこの延綿状
マット材を圧縮する繊維質マット類の製造方法におい
て、前記フリースシリンダの吹き出し口の垂直方向と水
平方向の角度をスライド式カバーと風向調整羽根で調整
することによりコンベア上に成形される延綿状マット材
料の厚み方向と幅方向の堆積状態を所定のものに制御す
ることを特徴とする繊維質マット類の製造方法。 - 【請求項2】 フリースシリンダ(1) とカバー(2) とで
形成される通路内に原料の解繊・混合用のストリッパー
(3) とウォーカー(4) とを配列するとともに、前記フリ
ースシリンダ(1) の下方部には圧縮装置(9) に続くコン
ベア(8) に向けて解繊混合物を吹き飛ばす吹き出し口を
形成し、この吹き出し口には垂直方向の吹き出し角度調
整用のスライド式カバー(11)と水平方向の吹き出し角度
調整用の風向調整羽根(12)を設けたことを特徴とする繊
維質マット類の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21609594A JP3020414B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 繊維質マット類の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21609594A JP3020414B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 繊維質マット類の製造方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0881870A JPH0881870A (ja) | 1996-03-26 |
JP3020414B2 true JP3020414B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=16683175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21609594A Expired - Fee Related JP3020414B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 繊維質マット類の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020414B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2459787B1 (en) * | 2009-07-31 | 2019-02-20 | Rockwool International A/S | Method for manufacturing a mineral fibre-containing element and element produced by that method |
KR102106378B1 (ko) * | 2018-10-08 | 2020-05-07 | 김진택 | 모재 성형장치 |
KR102079908B1 (ko) * | 2019-09-02 | 2020-02-20 | 김진택 | 모재 성형장치 |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP21609594A patent/JP3020414B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0881870A (ja) | 1996-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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