JP3020205B2 - プロセッサ間通信情報復元方法 - Google Patents

プロセッサ間通信情報復元方法

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JP3020205B2 JP2122398A JP12239890A JP3020205B2 JP 3020205 B2 JP3020205 B2 JP 3020205B2 JP 2122398 A JP2122398 A JP 2122398A JP 12239890 A JP12239890 A JP 12239890A JP 3020205 B2 JP3020205 B2 JP 3020205B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ループ等の通信路を介して複数のプロセ
ッサが結合された複合計算機システムにおいて、プロセ
ッサがダウンすることにより通信情報が消失した後に、
通信再開に必要となる通信情報を復元するための処理方
法に関する。
〔従来の技術〕
従来、複数のプロセッサ間を光ループ等の通信路を用
いて結合したプロセッサ群からなる複合計算機システム
においては、通信路に接続されたプロセッサの論理的な
通信識別子(以下、プロセッサIDと記す)および通信路
上の通信アドレスの対応情報を、専用あるいは特定のプ
ロセッサ(以下、アドレス管理プロセッサと記す)によ
り集中的に管理し、各プロセッサからの要求に従って通
信アドレス情報を各プロセッサに通知する方法が用いら
れていた。そして、プロセッサ相互間通信では、互いに
通信相手プロセッサのプロセッサIDと通信アドレスを送
信アドレス情報として保持し、データの送受信に使用し
ている。もし、これらの中のあるプロセッサがダウンし
て、送信アドレス情報が消失した場合には、再開時、ア
ドレス管理プロセッサに問い合わせることにより、再度
送信アドレス情報を得ることができる。
なお、この種の従来文献としては、「100Mb/s光トー
クンリングを用いたプロセッサ間結合システム」情報処
理学会論文誌、Vol.27.No.4(1986)、星子、小柳、魚
住共著。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の方法では、通信アドレス情報がアドレス管理プ
ロセッサに集中化されているため、アドレス管理プロセ
ッサが障害等によりサービスを停止している場合には、
通信相手プロセッサの通信アドレス情報を取得できない
ため、通信処理をいつになっても開始することができな
かった。
また、アドレス管理プロセッサから通信アドレスの通
知を受信した後、アドレス管理プロセッサのサービスが
停止した場合、その時点では通信を継続することができ
るが、その後、通信プロセッサがダウン等の原因で相手
通信アドレス情報を消失したときには、相手通信アドレ
スの再問い合わせが必要になるため、通信処理を再開す
ることができなかった。
このため、高信頼性を要求するシステムでは、アドレ
ス情報を管理する特定プロセッサを二重化する等の方法
が講じられていた。しかし、これではシステムのコスト
アップを招くことになる。
本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、通
信プロセッサが保持する通信アドレス情報が消失したと
きでも、管理プロセッサに問い合わせることなく、これ
を復元して通信を再開し、信頼性を低下させずに、シス
テムのコスト低下を図ることが可能なプロセッサ間通信
情報復元方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のプロセッサ間通信
情報復元方法は、予め定められた特定のプロセッサは、
全ての通信プロセッサの指定に用いるプロセッサIDと該
プロセッサの通信路上の通信アドレスの対応情報を保持
し、それ以外の各プロセッサは、特定プロセッサから通
知された通信相手プロセッサのIDと通信アドレス情報を
各自保持することにより、通信相手プロセッサと通信を
行い、自プロセッサの保持する相手プロセッサIDと通信
アドレス情報が消失した場合、特定プロセッサへの上記
情報の問い合わせを行うが、問い合わせが失敗したとき
には、上記通信相手プロセッサに、復旧すべきプロセッ
サIDを指定した通知コマンドを各プロセッサのコンソー
ル等の入力手段を用いて投入することにより、通信相手
プロセッサ間で相互に相手通信アドレス情報を通知し合
って、情報を復元することに特徴がある。
〔作用〕
本発明においては、通信アドレス情報が通信中の両方
のプロセッサに存在するようにし、一方のプロセッサの
情報が消失しても、他方のプロセッサには対応情報が存
在しているため、他方のプロセッサが保持する通信アド
レス情報を受信して、消失アドレス情報を復元する。こ
れにより、アドレス管理プロセッサに再度通信アドレス
情報を問い合わせることなく、簡単に通信アドレス情報
を復元することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す複合計算機システ
ムのブロック図である。
第1図において、1はリング形状を形成する高速ルー
プ通信路、2はループ接続された各プロセッサの通信ア
ドレスを集中管理するアドレス管理プロセッサ(以下、
SCPと記す)、3〜6はループ接続されたプロセッサ
群、7は各プロセッサをループ接続するアダプタ、8は
SCP2が管理するアドレス情報、9は本発明で新たに設け
られた通信アドレステーブルである。
本発明においては、各プロセッサ3〜6に、プロセッ
サIDと通信アドレス対を格納した通信アドレステーブル
9を保持するので、あるプロセッサがダウンすることに
より、通信アドレス情報を消失しても、相手プロセッサ
が保持するテーブル9の内容を利用して通信アドレス情
報を復元することができる。
第2図は、第1図におけるSCPが管理するアドレス情
報の内容を示す図である。
アドレス管理プロセッサ2が保持するアドレス情報8
は、第2図に示すようなテーブルであって、複合計算機
システムに登録された各プロセッサの名称に対応して、
それぞれプロセッサIDと、通信アドレスとが記録されて
いる。ここでは、プロセッサ2と4に対して、プロセッ
サIDと通信アドレスの値が同一の番号が割り当てられて
おり、その他のプロセッサ3,5,6に対しては異なる値の
番号が割り当てられている。
第3図は、第1図のループ通信路を介して送受信され
る通信データのフレーム形式図である。
ここで用いられるフレームは、デリミタ(D)、送信
先通信アドレス(DA)、送信元通信アドレス(SA)、ル
ープコマンド(LC)、通信情報(I)、フレームチェッ
クシーケンス(FCS)、およびデリミタ(D)から構成
される。
第4図は、SCPへの通信アドレス問い合わせ処理のフ
ローチャートである。
各プロセッサ2〜6は、ループを介して接続されてい
る他のプロセッサとの通信要求が発生すると、相手プロ
セッサの通信アドレスをSCP2に問い合わせる。
いま、プロセッサ3(ID=02)において、プロセッサ
4(ID=03)に対する通信要求が発生したものと仮定す
る(ステップ41)。プロセッサ3は相手プロセッサ4の
通信アドレス情報を有していないため、SCPに対して相
手プロセッサの通信アドレスを問い合わせる(ステップ
42)。このとき、アドレス管理を行うプロセッサはSCP2
のみであることを利用し、グローバル通信アドレス(DA
=FFをグローバルアドレスとして用いる)を送信先アド
レスに指定して、SCP2への問い合わせフレームを送信す
る。ここで、RPCは通信アドレス要求サブコマンドであ
る。SCP2では、グローバルアドレスが送信先アドレス
(DA)に指定されたフレームを受信した場合には、自分
宛であると判断する。この問い合わせに対して、SCP2は
管理しているアドレス情報より指定プロセッサIDに対応
する通信アドレスを調べて、先ず通信アドレスの問い合
わせの対象となったプロセッサ4(ID=03)に要求の生
じたプロセッサ3のプロセッサID(ID=02)と通信アド
レス(04)を通知し(ステップ43)、次に要求をしてき
たプロセッサ3にプロセッサ4(プロセッサID=03)の
通信アドレス(03)を通知する(ステップ44)。各プロ
セッサでは、SCP2から通知されたプロセッサIDと通信ア
ドレス対を通信アドレステーブル9に保持し、プロセッ
サ間の通信に使用する(ステップ45)。
次に、通信アドレステーブル9の内容である通信アド
レス情報の復元方法を説明する。第4図に示す手順によ
り、SCP2から通信アドレス情報が各プロセッサに通知さ
れた後、プロセッサのダウン等により通信アドレス情報
が消失した場合、従来は、再度、第4図の手順によりSC
P2に対して相手プロセッサの通信アドレスを問い合わせ
る必要があった。そのために、SCP2がダウンした時に
は、通信情報を復旧することは不可能であった。
本発明では、SCP2がサービス停止中でも、通信アドレ
ス情報を復元させることが可能である。
第5図は、本発明による通信アドレス情報復元処理の
フローチャートである。
いま、プロセッサ3がプロセッサ4と通信中に、通信
アドレス情報が消失したと仮定する(ステップ51)。プ
ロセッサ3が復旧し(ステップ52)、再度プロセッサ4
との通信要求が発生すると(ステップ53)、SCP2がサー
ビス中であれば、第4図に示す手順に従ってプロセッサ
4の通信アドレスを問い合わせる(ステップ54,55)。
しかし、SCP2がサービス停止等により通信アドレス情報
を取得できなかった場合には、オペレータにメッセージ
によりプロセッサ4(ID=03)に対して、通信アドレス
復旧コマンド(以下、REVコマンドと記す)の投入を依
頼する(ステップ56)。オペレータは、通信アドレス消
失プロセッサID(ID=02)をパラメータとして、REVコ
マンドをプロセッサ4に投入する(ステップ57)。REV
コマンド処理では、自プロセッサ(ID=03)のアドレス
管理テーブル9に指定プロセッサID(ID=02)が存在す
るか否かを調べ(ステップ58)、存在した場合には、プ
ロセッサ(ID=02)にループ経由で自プロセッサの通信
アドレスを通信する(ステップ59,61)。プロセッサ3
では、第4図のSCPからの通知と同じように、プロセッ
サ4から送られたプロセッサIDと通信アドレスを基にア
ドレス情報を復元し(ステップ62)、以後、プロセッサ
3と4の通信を再開する(ステップ63)。
なお、実施例では、SCP2からのアドレス情報の取得不
可時に、メッセージを出力してオペレータに相手プロセ
ッサへのREVコマンドを投入依頼する方法を説明した
が、他の応用例として、第3のプロセッサに対してREV
コマンドを投入し、第3のプロセッサと通信中の全プロ
セッサに、通信インタフェースを用いてREVコマンドを
送信することにより、通信アドレス情報消失前に保持し
ていたアドレス情報を一括復旧することも可能である。
このように、本実施例では、以前にSCPより通信アド
レスを取得している場合に、通信プロセッサの保持する
通信アドレスが消失しても、相手プロセッサ側の通信ア
ドレス情報から通信アドレス情報を復元することがで
き、通信を再開することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、通信情報がSC
Pと相手プロセッサに二重化されて保持されるので、SCP
の機能を利用せずに、通信アドレス情報を復元すること
ができ、システム全体の信頼性を向上するとともに、シ
ステムコストの低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す複合計算機システムの
構成図、第2図は第1図におけるアドレス管理プロセッ
サの通信アドレス情報を示す図、第3図は第1図のルー
プ通信路に送受信されるデータフレームの形式図、第4
図は第1図におけるSCPへのアドレス情報問い合わせ処
理フローチャート、第5図は本発明のアドレス情報復元
処理フローチャートである。 1:ループ形状の高速通信路、2:アドレス管理プロセッサ
(SCP)、3〜6:プロセッサ群、7:各プロセッサをルー
プに接続するアダプタ、8:SCPが管理するアドレス情
報、9:各プロセッサが保持する通信アドレステーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセッサがリング形状ないしバス
    形状の閉じられた通信路に接続され、相互にデータの送
    受信を行うプロセッサ間通信システムの通信情報復元方
    法において、予め定められた特定のプロセッサは、全て
    の通信プロセッサの指定に用いるプロセッサIDと該プロ
    セッサの通信路上の通信アドレスの対応情報を保持し、
    それ以外の各プロセッサは、該特定プロセッサから通知
    された通信相手プロセッサのIDと通信アドレス情報を各
    自保持することにより、通信相手プロセッサと通信を行
    い、自プロセッサの保持する上記相手プロセッサIDと通
    信アドレス情報が消失した場合、上記特定プロセッサへ
    の上記情報の問い合わせを行うが、該問い合わせが失敗
    したときには、上記通信相手プロセッサに、復旧すべき
    プロセッサIDを指定した通知コマンドを各プロセッサの
    コンソール等の入力手段を用いて投入することにより、
    該通信相手プロセッサの保持しているプロセッサIDと通
    信アドレスより消失通信アドレス情報を抽出し、消失プ
    ロセッサへ通知することによって、該情報を復元するこ
    とを特徴とするプロセッサ間通信情報復元方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1050284C (zh) * 1995-06-13 2000-03-15 汕头市雅丽丝实业公司 天然植物黑肤生白化妆品

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