JP3020065U - ゴルフ練習機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ゴルフの練習が簡易にできるゴルフ練習機。 【構成】ベースとなる長方形の鋼板から、逆Ｌ字型のサ
ポートを立ち上がらせ、その水平部分のパイプに回転部
分をセットし、紐の付いたゴルフボールを吊り下げる。
以上の構造的特徴を持つゴルフ練習機。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ゴルフ技術の向上と健康促進に貢献するゴルフ練習機に関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の練習機としては、ボールと回転する部分が一体構造であり、ボ ールの回転は水平面上を回転するゴルフ練習機がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本来、ゴルフボールは垂直方向に飛ぶのであるが、従来の練習機は水平面上を 回転するという問題を有している。又、ボールと回転する部分が一体構造のため に、飛行方向などを観察することがでず、ゴルフボールも元の位置に戻らないと いう問題を有している。

【０００４】 本考案の目的は、ゴルフの練習において、練習スペースをあまり必要とせず、 ボールを取りにいくという面倒な作業も必要とせず、ゴルフボールの飛行方向を 観察することができ、打ったボールは回転体と共に回転してもとの位置に戻り、 その場で続けて練習できるようにしよとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における回転部分の構造は、パイプ（１） と蓋をするための二個のキャプ（２・３）で構成され、パイプとキャップは差し 込むだけで固定できる。又、分解するときは、ねじりながら引っ張るだけで簡単 に分解ができる。紐は回転体の中を通り、後方のキャップ（３）のところで任意 の長さで結んで固定する。紐の長さは自由に調節することができ、交換する作業 も簡単である。回転体を保持するサポートの垂直部分のパイプと棒軸はスライド 式に組み合わせ、任意の位置でボルトにより固定することができる。以上の構成 要素を持つゴルフ練習機である。

【０００６】

【作用】

本考案のゴルフ練習機は、ボールの方向や揺れ具合が見て分かるので、ショッ トの善し悪しが分かり易い。その場で回転してもとの位置に戻るので、狭いスペ ースで、手軽に、連続して、ゴルフの練習をすることがでる。

【０００７】

【実施例】

ベースとなる長方形の鋼板に人工芝を張りつける。ベースの後方にナットを溶 接して固定する。そのナットに片ネジを切った丸棒をネジ込み固定する。その丸 棒にパイプで構成した逆Ｌ字型のサポートを差し込み、任意の高さにボルトで固 定する。そのサポートのパイプに回転体を差し入れ、セットする。その回転体の セットの手順は。まず、紐を（２）のキャップに開けた穴から差し入れ、そのま ま（１）のパイプの中を通す。その状態でサポートのパイプにセットし、紐を（ ３）のキャップに差し入れ、開けた穴から外に出す。回転体を構成する（１・２ ・３）をそれぞれ差し込み固定する。紐の長さを調節して、結んで固定する。

【０００８】

【考案の効果】

ゴルフのスイングの練習を手軽にすることができ、技術の上達、および健康促 進に貢献する。

【０００９】

【図面の簡単な説明】

【図１】斜投影図

【図２】回転部分の断面図

【符号の説明】

１ 回転部分のパイプ ２ 回転部分の前方のキャップ ３ 回転部分の後方のキャップ ４ 紐 ５ 練習用ゴルフボール ６ ベースとなる長方形の鋼板 ７ 人工芝 ８ ナット ９ 片ネジを切った丸棒 １０ 回転部分を保持するサポート

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】紐の付いた練習用のボールを吊り下げた状
   態にし、ボールをクラブで打ったときに旋回して、ほぼ
   元の位置に戻り停止する仕組みのゴルフ練習機におい
   て、紐の付いたゴルフボールと連動して回転する回転部
   分の構造は、パイプとその両端を蓋をする形で差し込み
   固定するキャップとの組み合わせであることを特徴とす
   るゴルフ練習機。