JP3019989U - ボール洗浄装置 - Google Patents

ボール洗浄装置

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JP3019989U
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相 培 沈
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沈 相培
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲーム用ボールの全表面を効率よく自動洗浄
できるボール洗浄装置を提供する。 【構成】 ボール32を洗浄布15,34a,42と不
規則に接触させて洗浄を行なうボール洗浄装置であっ
て、円筒形のハウジング14と、ハウジングに回転自在
に軸支されてハウジングの中心軸線に沿って垂直上方に
延在するスピンドル28と、スピンドルと一体に回転運
動すると共に複数のボールを保持するための保持面を有
するターンテーブル34と、ターンテーブルと相対的に
回転可能に取り付けられ、ボールを離間させて受け入れ
るための複数のリセスを円周方向に配列した回転ホイー
ル38と、スピンドルとターンテーブルとを回転駆動し
て、ボールを不規則に自転させると共に回転ホイールを
押しながらスピンドルを中心に遊星運動できるようにす
る駆動手段56とから構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はゲーム用ボールの洗浄装置に関し、特に汚れたゲーム用ボール例えば ビリヤード用ボールを適量の洗浄液を連続的に供給しながら片磨耗なしに短時間 で自動洗浄できるボール洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ビリヤード用ボールはその使用中に表面に付着するチョークや埃、斑 点、指跡などを除去するため、しばしば洗浄しなければならない。表面が汚れた ビリヤード用ボールでゲームをすると、ビリヤード用ボールの進行方向が一様に ならず、また、ゲームを行っている者が通常予期するボールの移動距離よりも実 際の移動距離が短くなってゲームの楽しさを低減させる。
【0003】 従来、ビリヤード用ボールの表面洗浄は手作業で行なわれていた。すなわち、 使用後のビリヤード用ボールの一つ一つに洗剤を塗った後、不織布などで強くこ すって洗浄とつや出しを同時に施していた。しかしながら、大部分のビリヤード 場では数十個あるいは数百個のボールを一度にゲーム用に提供するので、洗浄の 対象となるボールの数もそれに比例して増加する。このように、多くの数のボー ルを手で一つ一つ磨くには長い時間がかかるばかりでなく非常に煩わしい洗浄作 業を必要とする。さらに、一度に多くのお客がビリヤードをする場合には、汚れ たビリヤード用ボールを磨く時間的余裕が十分でないので、余分のボールを予め 用意するかそれともボールを磨く従業員を別に採用しなければならないという問 題点があった。
【0004】 かかる問題点を解決するためイギリス特許公開公報第2189156A号は、 ハウジングの上部に駆動モータを備え、この駆動モータは変速機を通じて洗浄ベ ルトに連結され、この洗浄ベルトはコンテナ内に入れている複数のボールと摩擦 接触するようにハウジングの下部に配設されているボール洗浄装置を提案してい る。前記コンテナは洗浄ベルトの下部においてハウジング内に設置されるもので あって、ボールを受け入れるための隔室を有するトレイからなる。また、前記ハ ウジングは外部から接近可能な洗剤貯蔵槽を備え、この洗剤貯蔵槽には供給手段 が取付けられて洗剤を洗浄ベルトを介してボールの表面に供給するように構成さ れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記イギリス特許公開公報のボール洗浄装置は多数のボールを 自動的に洗浄可能であるという点においては手動洗浄方式に比べ長所があるが、 洗浄工程中にボールが洗浄ベルトによりほぼ一つの軸線を中心に回転するためボ ール表面の多くの部分がほとんど磨かないままに残ってしまうという欠点があっ た。また、ボール表面の特定部位のみが洗浄ベルトと摩擦接触し続けるので、ボ ールが片磨耗してボールの回転特性に悪影響を及ぼす恐れもあった。さらに、洗 浄ベルトの張力が十分でない場合には洗浄ベルトがトレイ上に置かれたボールと 確実に摩擦接触せず、その結果、一部のボールに対しては洗浄作用が全くなされ ないこともあった。その他、前記イギリス特許公開公報のボール洗浄装置によれ ば、洗浄後のボールに残留する洗剤を効率的に除去できないばかりでなく、ボー ルの表面のつや出しには目が向けられていない。
【0006】 従って、本考案の目的は、ゲーム用ボールの全表面を片磨耗なしに効率よく自 動洗浄できるボール洗浄装置を提供することにある。
【0007】 本考案の他の目的は、洗浄中のゲーム用ボールに適量の洗浄液を自動的に供給 できるボール洗浄装置を提供することにある。
【0008】 本考案のさらに他の目的は、ゲーム用ボールの洗浄とつや出しを異なる位置で 行なうボール洗浄装置を提供することにある。
【0009】 本考案のさらに他の目的は、洗浄およびつや出し工程においてゲーム用ボール に回転運動および遊星運動を同時に誘発させることができ、遊星運動に従いゲー ム用ボールに作用する遠心力を所定の範囲内に制限できるボール洗浄装置を提供 することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本考案のボール洗浄装置は、ゲーム用ボールを洗浄 布と接触状態で不規則に運動させて洗浄を行なうボール洗浄装置であって、上端 に開口部を有する円筒形のハウジングと、前記ハウジングの底部に回転自在に軸 支されてハウジングの中心軸線に沿って垂直上方に延在するスピンドルと、前記 スピンドルと同芯に嵌合されてそれと共に回転運動するターンテーブルであって 、複数のゲーム用ボールを保持するための保持面を有するターンテーブルと、前 記ターンテーブルに対し相対的に回転運動可能に前記スピンドルと同芯に取り付 けられ、それぞれのゲーム用ボールを離間状態に受け入れるための複数のリセス が円周方向に配列されている回転ホイールと、前記スピンドルと前記ターンテー ブルとを共に回転駆動することによりゲーム用ボールが不規則に自転すると共に 前記回転ホイールを押しながらスピンドルを中心に遊星運動できるようにする駆 動手段とから構成される。
【0011】 前記ターンテーブルと前記回転ホイールをゲーム用ボールの洗浄を行う下降位 置とゲーム用ボールのつや出しを行う上昇位置との間で昇降運動させるための昇 降制御機構をさらに含み、前記昇降制御機構が、前記スピンドルに貫挿され、上 端で前記回転ホイールに連結されると共に下端には雄ねじ部が設けられたスクリ ュー軸と、このスクリュー軸の雄ねじ部に螺合される雌ねじ部を有しかつ前記ス クリュー軸がその回転運動に応じて最上側位置から最下側位置にあるいは逆方向 に移動することを可能にするスリーブと、前記スリーブを回転可能に保持する固 定保持体と、前記スクリュー軸が前記最下側位置及び最上側位置で回転するとき にはスリーブと固定保持体との間の相対運動ができるようにし、前記スクリュー 軸が前記最下側位置と最上側位置との間の中間位置で回転するときには前記スリ ーブを前記固定保持体に固定した状態に保持するクラッチ手段とを含むようにす ることが好ましい。
【0012】 また、前記ターンテーブルが下降位置において回転するとき、前記ゲーム用ボ ールに洗浄液を供給する洗浄液供給手段をさらに含み、前記洗浄液供給手段が、 前記ハウジングの底部に設けられた洗浄液貯蔵室と、前記下降位置においてゲー ム用ボールに向って洗浄液を噴出できるように前記ハウジングの側壁に設けられ た洗浄液噴出孔と、前記洗浄液貯蔵室と前記洗浄液噴出孔を流体連通させるよう に前記ハウジングの側壁に設けられた洗浄液通路と、前記洗浄液貯蔵室内におい て前記スピンドルに取付けられ、このスピンドルの回転に応じて前記洗浄液通路 内に洗浄液を圧し込むインペラとからなることが好ましい。
【0013】 さらに、前記ハウジングの開口部を密閉するために前記ハウジングに枢着され る蓋と、前記ターンテーブルおよび前記回転ホイールが上昇位置にあるとき前記 ハウジング内に熱風を吹き込むように前記蓋の内面に配設される熱風供給手段と を含み、前記熱風供給手段が、前記蓋の内面に取付けられ、入口端および出口端 を有するダクトと、このダクトの入口端の近傍に着設されて外気を吸入する送風 ファンと、前記ダクトの出口端と前記送風ファンとの間に配設されるヒーターと で構成されることが好ましい。
【0014】 さらに、前記スクリュー軸および前記回転ホイールの回転を所定速度以下に制 限する過速防止器を含み、前記過速防止器が、前記スクリュー軸と共に回転する ように接続された回転軸と、前記回転軸から半径方向に互いに反対方向に延びる 一対の放射状突出ピンと、前記回転軸と同芯に回転軸を取り囲むように配設され た円筒形ケーシングと、前記放射状突出ピンにそれぞれ摺動可能に取り付けられ て前記スクリュー軸および前記回転ホイールが所定速度以上で回転すると放射状 突出ピンに沿って半径方向外方に摺動して前記円筒形ケーシングの内周面と摩擦 係合する一対の遠心シューとからなることが好ましい。
【0015】
【作用】 上記のように構成されたボール洗浄装置によれば、ボールはターンテーブル上 で自転すると共に、回転ホイールを押しながらスピンドルを中心として遊星運動 を行うので、ボールは円筒形ハウジングの内周面、ターンテーブルの上面および 回転ホイールのリセスの内周面に取り付けた洗浄布と不規則に摩擦接触して全面 を均一に洗浄することができる。
【0016】 また、本考案の装置は、昇降手段により前記ターンテーブルと前記回転ホイー ルをボールの洗浄を行う下降位置とボールのつや出しを行う上昇位置との間で昇 降運動可能とすることによって、ボールの装置への投入及び装置からの取り出し が容易となり、また、つや出し過程でボールに洗浄液が付着することを防止する ようにしている。
【0017】 さらに、前記回転ホイールの回転速度を制限するための過速防止器を設置して 、遊星運動にしたがってボールに作用する遠心力を所定の範囲内に制限するよう にしている。
【0018】 さらに、洗浄液供給手段を設けて、前記ターンテーブルおよび回転ホイールが 下降位置において回転するときボールに洗浄液を連続的に供給することができる ようにし、また、熱風供給手段を設けて、ターンテーブルおよび回転ホイールが 上昇位置において回転するときハウジング内に熱風を吹き込んでボールの乾燥お よびつや出しを効率的に行うようになっている。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】 図1に示すように、本考案のボール洗浄装置は、保持フレーム10と、この保 持フレーム10の前方に取付けられたコントロールボックス12と、前記保持フ レーム10の上部に取付けられたほぼ円筒形のハウジング14と、このハウジン グ14の上端に開閉可能に枢着された蓋16とからなる。コントロールボックス 12には電源スイッチ18、スタートスイッチ20、非常停止スイッチ22、正 回転タイマースイッチ24および逆回転タイマースイッチ26が設置されて使用 者をしてボール洗浄装置を容易に操作できるようにしている。
【0021】 図2は本考案に従うボール洗浄装置の内部構造を示している。図示のように、 前記ハウジング14の上端には蓋16によって開閉される開口部が設けられ、そ の底部には洗浄液を収容するためにブラインドされた洗浄液貯蔵室が形成されて いる。さらに、ハウジング14の内面には洗浄布15が着脱自在に取り付けられ ている。
【0022】 かかるハウジングの内部にはその底面から中心軸線に沿って上方に垂直に延在 するスピンドル28が回転可能に貫設される。また、スピンドル28はその中心 を通して設けられた軸方向のボアを有する。
【0023】 前記スピンドル28にはターンテーブル30が垂直方向にスライディング可能 にキーあるいはスプラインを介して取り付けられる。ターンテーブル30はゲー ム用ボール例えばビリヤード用ボール32を保持するためのディスク34とこの ディスク34から上方に突出するハブ36とで構成され、前記ディスク34の上 面はゲーム用ボール32がハウジング14の側壁に向って転がって洗浄布15に 接触できるように外側下方に傾斜している。図2の左側に拡大して示すように、 ターンテーブル30のディスク34は洗浄布層34a、液体遮断層34bおよび クッション層34cを積層してなり、ゲーム用ボール32を弾性的に保持する。
【0024】 前記ターンテーブル30のハブ36には回転ホイール38が回転自在に嵌合さ れる。図3に示すように、前記回転ホイール38は前記ターンテーブル30のハ ブ36と同芯に設けられたハブ39と、洗浄しようとするゲーム用ボール32を 離間させて受け入れることができるように円周に沿ってほぼ等間隔に配列された 複数の半円形のリセス40を有する羽板41とで構成される。この半円形のリセ ス40の内壁面には帯状の洗浄布42が着脱可能に取り付けられている。図3の 実施例においては半円形のリセス40の数が八つであるが、必要に応じてその数 を増加または減少させることもできる。例えば、一組のスヌーカーゲーム用ボー ルを一度に受け入れるためには22個の半円形のリセスが必要であり、一組のポ ケットビリヤードゲーム用ボールを一度に受け入れるためには16個の半円形の リセスが必要である。さらに、前記回転ホイール38の下面にはブラシ43が立 設され、このブラシ43の先端はターンテーブル30のディスク34の上面に接 触している。前記回転ホイール38がターンテーブル30に対し相対的に回転運 動すると、ブラシ43はターンテーブル30のディスク34の表面をドレッシン グして異物を除去すると共にその洗浄布層34aの組織を再生する。
【0025】 また、前記スピンドル28の軸方向ボアにはスクリュー軸44がスピンドル2 8に対して回転運動および昇降運動可能な状態で貫挿される。このスクリュー軸 44は、図4に示したように、スピンドル28の上端より上方に突出する小直径 の突出ヘッド44aと、この小直径の突出ヘッド44aとスピンドル28の残り の部分との間に設けられた環状の係止面44bを備えている。さらに、前記突出 ヘッド44aの自由端近傍には雄ねじ部44cが設けられ、この雄ねじ部44c にはほぼ半球形のキャップナット46が螺着されている。
【0026】 前記スクリュー軸44の突出ヘッド44aと前記ターンテーブル30のハブ3 6との間には環状の間隙が設けられ、この環状の間隙にはスラストベアリング4 8とラジアルベアリング50とがスペーサリング52を挟んで嵌着される。これ らのスラストベアリング48とラジアルベアリング50はターンテーブル30の ハブ36の内面に設けられた係止面36aと当該ハブ36の自由端近傍に嵌めら れたスナップリング54によってその位置に保持される。
【0027】 さらに、前記回転ホイール38のハブ39は、その自由端に、前記スクリュー 軸44の突出ヘッド44aを取り囲むカラー39aを備え、このカラー39aは キャップナット46を締め付けることによってラジアルベアリング50の内輪に 堅く押し付けられる。かかる構成によると、前記スクリュー軸44と回転ホイー ル38のハブ39は一体に固定されてスピンドル28およびターンテーブル30 のハブ36に対し相対運動できる。さらに、前記スクリュー軸44の昇降運動時 には回転ホイール38のハブ39ばかりでなくターンテーブル30のハブ36も 一緒に動くことになる。
【0028】 図2からわかるように、前記スピンドル28とターンテーブル30とは駆動モ ータ56によって正方向あるいは逆方向に回転駆動される。駆動モータ56の回 転力はその出力軸56aに着設された駆動ギヤ58とスピンドル28の下端に着 設された従動ギヤ60を通じてスピンドル28に伝達される。駆動モータ56が 正方向に回転してスピンドル28およびターンテーブル30を時計方向に回転さ せると、ターンテーブル30上のゲーム用ボール32は時計方向への不規則な運 動をしながら図3において鎖線で示すような位置に移動して、これによって、回 転ホイール38を押して時計方向に回転させる。このとき、スクリュー軸44も 回転ホイール38と共に時計方向に回転するが、その回転速度はスピンドル28 及びターンテーブル30の回転速度よりも遅い。
【0029】 図5を参照すると、スクリュー軸44の回転運動を軸方向の昇降運動に変換さ せて前記ターンテーブル30および回転ホイール38がボールの洗浄を行う下降 位置とボールのつや出しを行なう上昇位置との間の昇降運動を可能にする昇降制 御機構61が示されている。この昇降制御機構61は、スクリュー軸44の下端 部に沿って設けられた雄ねじ部44dに螺合されて、当該スクリュー軸44をタ ーンテーブル30の下降位置に対応する最下側位置とターンテーブル30の上昇 位置に対応する最上側位置との間で軸方向に昇降運動させる。
【0030】 図5に示す実施例において、前記昇降制御機構61はスクリュー軸44の雄ね じ部44dに螺合される雌ねじ部62aを有するスリーブ62を備えている。こ のスリーブ62はベアリング63を介して円筒形の固定保持体64に回転可能に 保持され、前記固定保持体64は適切な取付手段によってボール洗浄装置のフレ ーム10に取付けられている。さらに、前記昇降制御機構61はスクリュー軸4 4が最下側位置および最上側位置にあるとき前記スクリュー軸44とスリーブ6 2との間の相対運動を防止する上側および下側ストッパ66,68をそれぞれ備 える。
【0031】 上側ストッパ66は、前記スクリュー軸44に突設された上側係止突起70と 、前記スクリュー軸44が図5のように、最下側位置に下降したとき上側係止突 起70と当接するようにスリーブ62に設けられた上側止め突起72とからなる 。また、下側ストッパ68は、前記上側係止突起70から所定の距離をもってス クリュー軸44に突設された下側係止突起74と、前記スクリュー軸44が図6 のように最上側位置に上昇したとき下側係止突起74と当接するようにスリーブ 62に設けられた下側止め突起76とからなる。
【0032】 前記スリーブ62は摩擦クラッチ78によって前記固定保持体64に選択的に 固着される。この摩擦クラッチ78は、スリーブ62に軸方向に移動可能に嵌め られる圧力板80と、スリーブ62の下端に螺合されるスプリング保持板82と 、前記圧力板80とスプリング保持板82との間に拘束されて前記圧力板80を 固定保持体64の底面に向って付勢する圧縮スプリング84とを備えている。か かる摩擦クラッチ78は、スリーブ62に比較的弱いトルクが作用するとき、す なわちスクリュー軸44が最上側位置と最下側位置との間の中間位置で回転運動 するときにはスリーブ62と固定保持体64とを連結状態に維持してスリーブ6 2の回転を防止するが、スリーブ62に比較的強いトルクが作用するとき、すな わちスクリュー軸44が最上側位置と最下側位置のいずれか一つの位置において 回転するときにはスリーブ62を固定保持体64から離してスリーブ62がスク リュー軸44と一体に回転する。
【0033】 図2をさらにみると、ボール洗浄装置のフレーム10には昇降制御機構61の 近傍に過速防止器86が棒状のホルダー88によって固定されている。この過速 防止器86は前記スクリュー軸44に取付けられた駆動ギヤ90とこの駆動ギヤ 90に噛み合う従動ギヤ92を通じてスクリュー軸44の回転力を伝達される。 図7に明瞭に示されているように、前記過速防止器86は、前記スクリュー軸4 4に機械的に連結されて回転運動する回転軸96と、この回転軸96と同芯に配 設された円筒形のケーシング94と、前記回転軸96から前記ケーシング94の 内周面に向って互いに逆方向に延びている1対の放射状突出ピン98と、それぞ れの突出ピン98に嵌められる1対の円弧状の遠心シュー100とで構成される 。これらの遠心シュー100は、スクリュー軸44ひいては回転軸96が所定の 速度を超えて回転すると、半径方向外側に移動してケーシング94の内周面に摩 擦接触することにより減速作用を行なう。
【0034】 前記ターンテーブル30が下降位置において回転しながらゲーム用ボール32 を洗浄する間には、洗浄効率を高めるためゲーム用ボール32の表面に洗浄液を 連続的に供給することが好ましい。このため、前記ハウジング14の底には、図 2に示すように、洗浄液貯蔵室102が設けられている。この洗浄液貯蔵室10 2はほぼ三角形の断面形状を有する環状の隔壁104によって前記ターンテーブ ル30から隔離している。
【0035】 図8に最も明瞭に示されているように、前記ハウジング14の側壁にはゲーム 用ボール32に向って洗浄液を噴出できるように複数の洗浄液噴出孔106が穿 孔され、この洗浄液噴出孔106はハウジング14の側壁に設けられた洗浄液通 路108を介して洗浄液貯蔵室102と流体連通している。前記スピンドル28 にはインペラ110が固着され、このインペラ110は洗浄液に浸されており、 スピンドル28の回転に応じて前記洗浄液通路108内に洗浄液を押し込む。前 記洗浄液噴出孔106の真下の洗浄液通路108内には迂回通路112が設けら れている。この迂回通路112は前記洗浄液通路108内に圧し込まれた洗浄液 の少なくとも一部を前記ターンテーブル30の下部にバイパスさせることにより 、前記洗浄液噴出孔106を通じて噴射される洗浄液の圧力を適正な水準に維持 する役割をする。
【0036】 図2および図9に示すように、ハウジング14の上端に枢着された蓋16の内 面には、前記ターンテーブル30および回転ホイール38が上昇位置にあるとき 、すなわちゲーム用ボール32のつや出しが行なわれているとき、前記ハウジン グ14内に熱風を吹き込むことによりゲーム用ボール32の表面から湿気を除去 するための熱風供給器114が設置されている。この熱風供給器114は、蓋1 6の内面に付設され、また入口端116aおよび出口端116bを有するダクト 116と、このダクト116の入口端116a近傍に着設されて外気を吸入する 送風ファン118と、このダクト116の出口端116bと前記送風ファン11 8との間に配設されるヒーター120とからなる。さらに、前記ダクト116の 入口端116aに対応する蓋16の一部領域には複数の外気導入孔122が穿孔 され、この外気導入孔122から遠く離れた蓋16の他の領域には内気排出孔1 24が穿孔されている。
【0037】 図10を参照すると、ハウジング14の側壁には洗浄液貯蔵室102内に洗浄 液を入れるための注入口126が外側上方に傾斜させて設けられていることがわ かる。この注入口126はゴムプラグ128によって閉じられているので、ボー ル洗浄装置の作動中に洗浄液が貯蔵室102から漏出されることが防止できる。 さらに、前記注入口126には過多に注入された洗浄液が流れ出るようにレベル 調節孔130を設けることが好ましい。
【0038】 次に、本考案に従うボール洗浄装置の作動について説明する。ボール洗浄装置 が作動を開始する前において、ターンテーブル30と回転ホイール38は図2に 鎖線で示したような上昇位置に移動している。使用者は蓋16を開いて汚れたゲ ーム用ボール、例えばビリヤード用ボール32をターンテーブル30上に載置し た後、蓋16を閉じる。ついで、図1に示した電源スイッチ18をオンさせ、正 回転タイマースイッチ24および逆回転タイマースイッチ26を操作して洗浄時 間とつや出し時間をそれぞれ設定する。その後、スタートスイッチ20を押すと モータ56が正方向に回転し始める。
【0039】 モータ56の正方向回転に応じてスピンドル28とターンテーブル30は図3 において時計方向に回転し、これによってターンテーブル30上のゲーム用ボー ルは実線位置から鎖線位置へ移動して回転ホイール38を時計方向に押す。回転 ホイール38の回転運動はスクリュー軸44の回転運動を導き、スクリュー軸4 4は昇降制御機構61の作用によってターンテーブル30および回転ホイール3 8と共に徐々に下降して、最終的に図5に示すような最下側位置に到達する。
【0040】 最下側位置においてはスクリュー軸44の回転力が上側ストッパ66を通じて スリーブ62にそのまま伝達され、これによってスリーブ62はクラッチ78の 圧力板80と固定保持体64との間の摩擦抵抗力に抗してスクリュー軸44と共 に回転することになる。そのため、スクリュー軸44はそれ以上下降運動をする ことなくその位置で時計方向への回転運動を続ける。この時、図2および図7に 示した過速防止器86がスクリュー軸44および回転ホイール38の一定速度以 上の回転を防止しているので、ゲーム用ボール32がターンテーブル30から飛 び上がることはない。
【0041】 このような方式でスクリュー軸44によって下降位置(図2の実線位置)に引 き下げられたターンテーブル30は、正回転タイマースイッチ24によって設定 された時間の間、制御された速度で回転運動を続け、これによってターンテーブ ル30上のゲーム用ボール32は不規則な自転運動とスピンドル28を中心とし た遊星運動とをしながら洗浄布15,34a,42によってきれいに洗浄される 。ゲーム用ボール32が下降位置において洗浄される間、インペラ110はスピ ンドル28と共に回転して洗浄液を洗浄液通路108と噴出孔106を介してゲ ーム用ボール32に供給して洗浄作用が効率よく行なわれるようにする。
【0042】 正回転タイマースイッチ24が消えて洗浄過程が完了すると、次に逆回転タイ マースイッチ26が作動してモータ56を逆回転させる。モータ56の逆回転に 応じてスピンドル28およびターンテーブル30は図3において反時計方向に回 転し、ターンテーブル30上のゲーム用ボール32は回転ホイール38を反時計 方向に押す。従って、スクリュー軸44は昇降制御機構61の作用によってター ンテーブル30および回転ホイール38と共に徐々に上昇して最終的に図6に示 すような最上側位置、すなわち初期位置に戻る。
【0043】 最上側位置においてはスクリュー軸44の回転力が下側ストッパ68を通じて スリーブ62にそのまま伝達され、これによってスリーブ62はクラッチ78の 圧力板80と固定保持体64との間の摩擦抵抗力に抗してスクリュー軸44と共 に回転する。従って、スクリュー軸44はそれ以上上昇運動をすることなくその 位置で反時計方向への回転運動を続ける。この時、スクリュー軸44の回転速度 は過速防止器86によって所定値以下に制限される。
【0044】 このような方式でスクリュー軸44によって上昇位置(図2の鎖線位置)に引 き上げられたターンテーブル30は、逆回転タイマースイッチ26によって設定 された時間の間、制御された速度で回転運動を続ける。上昇位置においてはゲー ム用ボール32に洗浄液は供給されないので、ゲーム用ボール32は周囲の洗浄 布によって擦られてつや出しの過程を受ける。
【0045】 ターンテーブル30が上昇位置に引き上げられると、蓋16の内面に設置され た熱風供給器114が自動的に作動するようになっている。熱風供給器114か ら吐き出された熱風はゲーム用ボール32、ターンテーブル30および回転ホイ ール38から洗浄液を除去することにより、つや出しの時間を短縮させると共に 洗浄後のゲーム用ボールに洗浄液が残留することを防止する。逆回転タイマース イッチ26が消えてつや出しを終了すると使用者は蓋16を開けてゲーム用ボー ル32をハウジング14から取り出して再びゲームに用いる。つや出しが終了し か否かは蓋16の外部に露出したキャップナット46の回転の有無を観察するこ とにより肉眼で判断できる。
【0046】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のボール洗浄装置によると、ゲーム用ボールの全 表面を片磨耗なしに効率よく自動的に洗浄できるばかりでなく、洗浄中のゲーム 用ボールに適量の洗浄液を連続的に供給できる。さらに、ゲーム用ボールの洗浄 とつや出しを互いに異なる位置において行なうことによりゲーム用ボールを非常 に容易に装置内に投入または取り出すことができ、つや出しの過程中にゲーム用 ボールの表面に洗浄液が付くことを防止できる。さらに、本考案によると、洗浄 後のゲーム用ボールを短時間内に乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な実施例に従うボール洗浄装置の
外型を示す斜視図である。
【図2】図1のボール洗浄装置の内部構成を示す縦断面
図であって、上昇位置にあるターンテーブルおよび回転
ホイールを鎖線で示している。
【図3】図2のIII −III 線に沿って切断した横断面図
であって、ターンテーブルの回転に応じてゲーム用ボー
ルが回転ホイールを押して回転させる原理を説明してい
る。
【図4】スピンドルに対するスクリュー軸、ターンテー
ブルのハブおよび回転ホイールのハブの位置関係を詳細
に示す一部拡大断面図である。
【図5】スクリュー軸の昇降運動を制御するための昇降
制御機構の縦断面図であって、スクリュー軸が最下側位
置に下降している状態を示す。
【図6】図5と類似した図面であって、スクリュー軸が
最上側位置に上昇している状態を示す昇降機構の縦断面
図である。
【図7】図2のVII −VII 線断面図であって、遠心力式
過速防止器の内部構造を示す。
【図8】ターンテーブル上に保持されたゲーム用ボール
に洗浄液を供給する洗浄液供給装置の一部拡大断面図で
ある。
【図9】熱風供給器が設置された蓋の内面構造を示す平
面図である。
【図10】ハウジングの側壁に形成された洗浄液注入口
の構造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 保持フレーム 14 ハウジング 15,34a,42 洗浄布 16 蓋 28 スピンドル 30 ターンテーブル 32 ゲーム用ボール 38 回転ホイール 44 スクリュー軸 61 昇降制御機構 62 スリーブ 64 固定保持体 78 クラッチ 80 圧力板 102 洗浄液貯蔵室 106 洗浄液噴出孔 108 洗浄液通路 110 インペラ 114 熱風供給器 118 送風ファン 120 ヒーター

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム用ボールを洗浄布と接触状態で不
    規則に運動させて洗浄を行なうボール洗浄装置であっ
    て、 上端に開口部を有する円筒形のハウジングと、 前記ハウジングの底部に回転自在に軸支されてハウジン
    グの中心軸線に沿って垂直上方に延在するスピンドル
    と、 前記スピンドルと同芯に嵌合されてそれと共に回転運動
    するターンテーブルであって、複数のゲーム用ボールを
    保持するための保持面を有するターンテーブルと、 前記ターンテーブルに対し相対的に回転運動可能に前記
    スピンドルと同芯に取り付けられ、それぞれのゲーム用
    ボールを離間状態に受け入れるための複数のリセスが円
    周方向に配列された回転ホイールと、 前記スピンドルと前記ターンテーブルとを共に回転駆動
    することによりゲーム用ボールが不規則に自転すると共
    に前記回転ホイールを押しながらスピンドルを中心に遊
    星運動できるようにする駆動手段とを含むボール洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ターンテーブルと前記回転ホイール
    をゲーム用ボールの洗浄を行う下降位置とゲーム用ボー
    ルのつや出しを行う上昇位置との間で昇降運動させるた
    めの昇降制御機構をさらに含む請求項1に記載のボール
    洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降制御機構が、前記スピンドルに
    貫挿され、上端で前記回転ホイールに連結されると共に
    下端には雄ねじ部が設けられたスクリュー軸と、このス
    クリュー軸の雄ねじ部に螺合される雌ねじ部を有しかつ
    前記スクリュー軸がその回転運動に応じて最上側位置か
    ら最下側位置にあるいは逆方向に移動することを可能に
    するスリーブと、前記スリーブを回転可能に保持する固
    定保持体と、前記スクリュー軸が前記最下側位置及び最
    上側位置で回転するときにはスリーブと固定保持体との
    間の相対運動ができるようにし、前記スクリュー軸が前
    記最下側位置と最上側位置との間の中間位置で回転する
    ときには前記スリーブを前記固定保持体に固定した状態
    に保持するクラッチ手段とを含む請求項2に記載のボー
    ル洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記ターンテーブルが下降位置において
    回転するとき、前記ゲーム用ボールに洗浄液を供給する
    洗浄液供給手段をさらに含み、前記洗浄液供給手段が、
    前記ハウジングの底部に設けられた洗浄液貯蔵室と、前
    記下降位置においてゲーム用ボールに向って洗浄液を噴
    出できるように前記ハウジングの側壁に設けられた洗浄
    液噴出孔と、前記洗浄液貯蔵室と前記洗浄液噴出孔を流
    体連通させるように前記ハウジングの側壁に設けられた
    洗浄液通路と、前記洗浄液貯蔵室内において前記スピン
    ドルに取付けられ、このスピンドルの回転に応じて前記
    洗浄液通路内に洗浄液を圧し込むインペラとからなる請
    求項2に記載のボール洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングの開口部を密閉するため
    に前記ハウジングに枢着される蓋と、前記ターンテーブ
    ルおよび前記回転ホイールが上昇位置にあるとき前記ハ
    ウジング内に熱風を吹き込むように前記蓋の内面に配設
    される熱風供給手段とをさらに含み、前記熱風供給手段
    が、前記蓋の内面に取付けられ、入口端および出口端を
    有するダクトと、このダクトの入口端の近傍に着設され
    て外気を吸入する送風ファンと、前記ダクトの出口端と
    前記送風ファンとの間に配設されるヒーターとで構成さ
    れる請求項4に記載のボール洗浄装置。
  6. 【請求項6】 前記スクリュー軸および前記回転ホイー
    ルの回転を所定速度以下に制限する過速防止器をさらに
    含み、前記過速防止器が、前記スクリュー軸と共に回転
    するように接続された回転軸と、前記回転軸から半径方
    向に互いに反対方向に延びる一対の放射状突出ピンと、
    前記回転軸と同芯に回転軸を取り囲むように配設された
    円筒形ケーシングと、前記放射状突出ピンにそれぞれ摺
    動可能に取り付けられて前記スクリュー軸および前記回
    転ホイールが所定速度以上で回転すると放射状突出ピン
    に沿って半径方向外方に摺動して前記円筒形ケーシング
    の内周面と摩擦係合する一対の遠心シューとからなる請
    求項3に記載のボール洗浄装置。
  7. 【請求項7】前記円筒形ハウジングの内周面、前記ター
    ンテーブルの保持面および前記回転ホイールのリセスの
    内周面に洗浄布が取り付けられた請求項1ないし請求項
    6のいずれか1項に記載のボール洗浄装置。
JP1995006523U 1994-11-16 1995-06-29 ボール洗浄装置 Expired - Lifetime JP3019989U (ja)

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KR9430511 1994-11-16
KR9509308 1995-04-20
KR1995-9308 1995-04-20
KR1994-30511 1995-04-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114344852A (zh) * 2021-12-23 2022-04-15 新乡医学院 一种训练场用羽毛球半自动收集装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114344852A (zh) * 2021-12-23 2022-04-15 新乡医学院 一种训练场用羽毛球半自动收集装置
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