JP3019978U - 断熱容器 - Google Patents

断熱容器

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JP3019978U
JP3019978U JP1995007977U JP797795U JP3019978U JP 3019978 U JP3019978 U JP 3019978U JP 1995007977 U JP1995007977 U JP 1995007977U JP 797795 U JP797795 U JP 797795U JP 3019978 U JP3019978 U JP 3019978U
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JP
Japan
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container
outer peripheral
heat
peripheral wall
rib
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Application number
JP1995007977U
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Inventor
一夫 北野
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Kitano Co Ltd
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Kitano Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 この考案は、有底容器の外周に筒状外周壁を構成し、有
底容器と筒状外周壁との間に断熱層となる間隙を設け、
有底容器に注がれた熱湯の熱を直接手に伝達させず、安
全に使用できる断熱容器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、熱湯を注いだ容器を手に持った時、容器の中の熱湯の熱が容器外 周面に伝達され、その熱により火傷を負ったり、また容器外周部が熱いがため、 急に容器を手から離した時、手の上に熱湯が掛り、火傷を負ったりしない構成の 容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の断熱容器は、内容器と外容器の2種類の容器を嵌合せしめ、内 容器と外容器との間に間隙を設けて断熱層を設けた2重容器や、容器外周面に断 熱フィルムを巻締めた容器、更には容器全外周面に細かい縦リブ突起を併設する ことにより容器外周面に対する指の接触面積を減らして断熱効果を出し、熱さを 防止している容器が提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
近年、この種の合成樹脂製容器に加飾し付加価値を高めるという目的から、容 器外周面に印刷等が施されるようになり、従来技術の2重容器や断熱フィルムを 施す容器には、容器外周面にオフセット印刷や、印刷フィルムを巻締めることに より加飾は可能であるが、製品単価の問題から安価な容器を提供できないという 欠点がある。また、容器全外周面に細かい縦リブ突起を併設することにより印刷 が不可能という欠点もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は先述の課題を達成するために成されたものであり、容器外周壁を設 置することにより、その容器外周壁に印刷等の加飾が可能であり、且つ、容器外 周壁とその内側に存在する有底形状を有する容器が間隙を保って断熱層と成し、 断熱効果を得られるとともに、単一成形品であるため、2重容器の場合と違い安 価な製品を提供できる。
【0005】
【作用】
この考案による断熱容器は、合成樹脂製の容器外周壁と有底形状容器の間に断 熱層となる間隔を設け、有底形状容器の中に注がれた熱湯の熱を容器外周壁に伝 えない構成としてあるので、容器を手に持っても熱の伝達がなく、且つ、容器外 周壁の外面に印刷等の加飾が可能なため、付加価値のある容器となる。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の実施例について図面をもとに説明する。 図1はこの考案の断熱容器外観立体図、図2はこの考案の断熱容器断面図、図3 はこの考案の断熱容器を底部から見た一部断面立体視図である。
【0007】 容器外周面1上部にリブ状突起2を縦に細かく併設し、そのリブ状突起終端部 7から折返したように下方部は無底の筒状外周壁4を構成している。リブ状突起 終端部7の容器内側に段部3を設け、その段部3を介して下方部に向って有底形 状容器5を構成している。
【0008】 今、この容器に熱湯を注いだ時、筒状外周壁4のない容器であるとすれば、有 底形状容器5の外周を手に持って使用することとなるが、合成樹脂製容器である ため有底形状容器5内に注がれた熱湯により有底形状容器5の外周面を手で触れ なくなるほどに熟さを感ずることとなる。そこで断熱効果をもたらす間隙6を持 たせて筒状外周壁4を設ければ有底形状容器5からの熱が遮断されるので、手に 持っても熱さを感じない安全な容器となる。
【0009】 断熱効果を得る方法として間隙6を持たせるその他の容器では、2種の容器を 組合わせる2重容器の方法も効果的であるが、容器2ヶを必要としコスト高とな る。またその他に単一壁面容器の外周面に断熟フィルムを貼る容器にしてもコス ト高の容器となる。更には単一壁面容器の外周面全面に細かいリブ状突起を併設 することによる熱さ防止対策は可能であるが、容器外周面1の加飾という点では 対応できない形状となる。
【0010】 本考案のように、筒状外周壁4と有底形状容器5との間に断熱層となる間隙6 と成す構成を行うことにより、熱湯からの断熱と容器外周壁4への加飾が可能と なる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案による断熱容器は、筒状外周壁と有底形状容器と の間に間隙を設置することにより、断熱効果と外観の加飾、更には、単一の成形 品であるため安価な容器を市場に提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の断熱容器外観立体図。
【図2】この考案の断熱容器断面図。
【図3】この考案の断熱容器を底部から見た一部断面立
体図。
【符号の説明】
1 容器外周面 2 リブ状突起 3 段部 4 筒状外周壁 5 有底形状容器 6 間隙 7 リブ状突起終端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱湯を注ぎ手に持って使用する合成樹脂
    製の容器で、手に伝達される熱を防ぐため、容器外周面
    上部にリブ状突起を縦に細かく併設した容器において、
    そのリブ状突起の終端部から下方は筒状外周壁とし、容
    器外周面上部のリブ状突起の終端部位置の容器内側に段
    部を設け、その段部より下方に有底形状を有する容器構
    成とし、筒状外周壁と有底形状容器との間に熱を遮断す
    る断熱層となる間隙を設けたことを特徴とする断熱容
    器。
JP1995007977U 1995-06-28 1995-06-28 断熱容器 Expired - Lifetime JP3019978U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020500116A (ja) * 2016-10-25 2020-01-09 アラン マーク クローリー 二重壁容器の改善

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020500116A (ja) * 2016-10-25 2020-01-09 アラン マーク クローリー 二重壁容器の改善
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