JP3019947B1 - 移動体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御システム及びその制御方法 - Google Patents

移動体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御システム及びその制御方法

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JP3019947B1 JP26615998A JP26615998A JP3019947B1 JP 3019947 B1 JP3019947 B1 JP 3019947B1 JP 26615998 A JP26615998 A JP 26615998A JP 26615998 A JP26615998 A JP 26615998A JP 3019947 B1 JP3019947 B1 JP 3019947B1
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Abstract

【要約】 【課題】 音声情報以外の情報から成る発呼信号による
輻輳の制御を可能とする移動体通信におけるショートメ
ッセージサービスの輻輳制御システム及びその制御方法
を提供する。 【解決手段】 本発明の移動体通信におけるショートメ
ッセージサービスの輻輳制御システムは、移動体端末1
01〜103からの送信信号109を、無線制御装置1
07に出力し、無線制御装置からの報知信号115を移
動体端末に出力する為の基地局104〜106と、基地
局を介して受信される移動体端末からの送信信号に応答
して、発呼信号112を識別する為の信号分析部121
と、発呼信号の信号長に基づいて、発呼信号が文字情報
から成る発呼信号であるか否かを判定し、発呼信号が文
字情報から成る発呼信号と判定された場合に、文字情報
から成る発呼信号の着信回数をカウントし、着信回数に
基づいて、文字情報から成る発呼信号を規制する為の報
知信号を出力する為の輻輳制御部124とを備えた無線
制御装置とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信におけ
るショートメッセージサービスの輻輳制御システム及び
輻輳制御方法に関し、特に、ショートメッセージ専用端
末による文字情報から成る発呼信号の集中による無線制
御装置の輻輳を防止する為の輻輳制御システム及び輻輳
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】陸上移動通信においては、携帯・自動車
電話、コードレス電話及びポケットベル(ページャ)等
の発展に伴い、異なるデータ通信方式による各機種間の
融合が望まれている。
【0003】本発明に関連する開示技術として、特開平
5−183495では、通信方式が異なる移動局が、同
じシステムに混在する場合に、移動局の通信方式に基づ
く端末種類に応じて、適応的に輻輳制御を実行する為の
技術が開示されている。
【0004】又、特開平9−018962では、データ
通信装置において、無線基地局からの使用規制情報によ
る発呼動作の制御により、使用規制実施中の無駄な発呼
動作を無くし、使用規制が解除された時には直ちに発呼
動作を実行する事を可能とする技術が開示されている。
【0005】上記開示技術に並行して、一般に、移動体
通信システムにおける無線制御装置においては、移動体
端末からの発呼信号の集中による輻輳が発生した場合、
一般の音声情報による発呼信号及びショートメッセージ
(文字情報)による発呼信号の区別に依らず、全ての発
呼信号を規制する様に無線基地局から各移動体端末に対
して規制通知を行ない、各移動端末から発呼信号を送信
しない様にして輻輳の制御を実行している。
【0006】又、移動体通信システムによる無線制御装
置は、処理能力を軽減させる為に、移動体端末からの信
号情報の分析を実施せず、上位の移動体交換機におい
て、信号の分析を実施している。この為、一般の音声情
報による発呼信号と、ショートメッセージによる発呼信
号との識別及び分析を実施しない事から、全ての発呼信
号に対して規制する事になる。
【0007】従って、ショートメッセージが大量に発生
し、無線制御装置が輻輳した場合、一般の音声情報によ
る発呼信号も規制の対象に含まれ、一般の音声情報によ
る通信サービスを受けるべきユーザに対して多大な影響
が発生する。
【0008】図4に、移動体通信における輻輳制御シス
テム(以下、従来技術)を示す。本構成はショートメッ
セージ専用(SMS)端末401〜402と、一般端末
403と、無線基地局404〜406と、無線制御装置
407及び移動体交換機408とから成る。
【0009】無線制御装置407は無線基地局信号受信
部409と、信号分析部410と、無線制御部411
と、無線基地局信号送信部412と、移動体交換機送信
部413と、移動体交換機受信部414及び輻射制御部
415とから構成される。更に、輻射制御部415は呼
数チェック部416と、輻射判定部417と、信号編集
部418とから構成される。
【0010】無線制御装置407は、無線基地局信号受
信部409が、無線基地局404からの送信信号419
を受信する。信号分析部410は、受信した送信信号4
19が無線信号か、位置信号か、或いは発呼信号420
かを識別する。
【0011】信号分析部407での識別において、発呼
信号420であると判断された場合、輻輳制御部415
において輻輳が発生しているか否かを判定する。呼数チ
ェック部416では、SMS端末401〜402による
文字情報から成る発呼信号か、一般端末403による音
声情報から成る発呼信号かを識別せず、移動体端末全体
としての発呼信号420の着信回数を予め設定された時
間内においてカウントする。
【0012】輻輳判定部417は、呼数チェック部41
6においてカウントされた着信回数と、予め設定された
輻輳の閾値とを比較する。呼数チェック部416におい
てカウントされた着信回数が輻輳の閾値より大きい場合
には、信号編集部418において、移動体端末に通知す
る報知信号421の中に[アクセス群規制]と、文字情
報から成る発呼信号に対する規制である事を判断させる
為のパラメータとしての[ショートメッセージ識別子]
を設定する。
【0013】報知信号421は、無線基地局信号送信部
412から無線基地局404〜406を介して無線制御
装置407が収容する全ての移動体端末に対して送信さ
れる。又、この報知信号421には、一般の音声情報に
対する規制を与える為の[音声識別子]も同時に設定さ
れている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】SMS端末401〜4
02は、報知信号421の中に[アクセス群規制]と
[ショートメッセージ識別子]が設定されている場合
に、無線制御装置407から通知された時間帯の間、S
MS専用端末401〜402による文字情報から成る発
呼信号を送信しない様に規制する。同時に、一般端末4
03にも報知信号421の中に[音声識別子]が設定さ
れている為に、SMS端末401〜402に合せて規制
を受ける。
【0015】近年の移動体通信においては、音声による
サービスがほぼ整備され、文字情報及びデータ等の付加
価値を付けたサービスが求められてきている。ショート
メッセージサービスによる文字情報を付加した信号が今
後多量に増加する事が懸念され、音声以外のサービスに
関する信号の輻輳を防ぐ方法が求められている。
【0016】本発明の目的は、音声情報以外の情報とし
ての文字情報から成る発呼信号による輻輳の制御を可能
とする、移動体通信におけるショートメッセージサービ
スの輻輳制御システム及びその制御方法を提供する事に
ある。
【0017】
【課題を解決する為の手段】本発明による移動体通信に
おけるショートメッセージサービスの輻輳制御システム
及びその制御方法は、通信回線により接続される基地局
を介して受信される移動体端末からの送信信号に応答し
て、前記送信信号から発呼信号を識別する為の信号分析
部と、前記発呼信号の信号長に基づいて、前記発呼信号
が文字情報から成る前記発呼信号であるか否かを判定
し、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号
と判定された場合に、前記文字情報から成る前記発呼信
号の着信回数をカウントし、前記着信回数に基づいて、
前記文字情報から成る前記発呼信号を規制する為の報知
信号を出力する為の輻輳制御部とから成る事を特徴とす
る。
【0018】又、前記輻輳制御部が、前記発呼信号の前
記信号長と、予め設定された信号長の閾値とを比較し
て、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号
であるか否かを判定する為の信号長チェック部と、前記
発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判定さ
れた場合に、予め設定された時間内において、前記文字
情報から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウントす
る為の呼数チェック部と、前記着信回数と、予め設定さ
れた輻輳の閾値とを比較する為の輻輳判定部と、前記着
信回数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記報知信
号を出力する為の信号編集部とから成る事を特徴とす
る。
【0019】更に、通信回線により接続される移動体端
末からの送信信号を、通信回線により接続される無線制
御装置に出力し、前記無線制御装置からの報知信号を前
記移動体端末に出力する為の基地局と、前記基地局を介
して受信される前記移動体端末からの前記送信信号に応
答して、前記送信信号から発呼信号を識別する為の信号
分析部と、前記発呼信号の信号長に基づいて、前記発呼
信号が文字情報から成る前記発呼信号であるか否かを判
定し、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信
号と判定された場合に、前記文字情報から成る前記発呼
信号の着信回数をカウントし、前記着信回数に基づい
て、前記文字情報から成る前記発呼信号を規制する為の
報知信号を出力する為の輻輳制御部とを備えた無線制御
装置とから成る事を特徴とする。
【0020】前記輻輳制御部が、前記発呼信号の前記信
号長と、予め設定された信号長の閾値とを比較して、前
記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号である
か否かを判定する為の信号長チェック部と、前記発呼信
号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判定された場
合に、予め設定された時間内において、前記文字情報か
ら成る前記発呼信号の前記着信回数をカウントする為の
呼数チェック部と、前記着信回数と、予め設定された輻
輳の閾値とを比較する為の輻輳判定部と、前記着信回数
が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記報知信号を出
力する為の信号編集部とから成る事を特徴とする。
【0021】更に、(A)通信回線により接続される移
動体端末からの送信信号を、通信回線により接続される
無線制御装置に出力するステップと、(B)前記送信信
号に応答して、前記送信信号から発呼信号を識別するス
テップと、(C)前記発呼信号の信号長に基づいて、前
記発呼信号が文字情報から成る前記発呼信号であるか否
かを判定し、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記
発呼信号と判定された場合に、前記文字情報から成る前
記発呼信号の着信回数をカウントし、前記着信回数に基
づいて、前記文字情報から成る前記発呼信号を規制する
為の報知信号を出力するステップと、(D)前記報知信
号に応答して、前記報知信号を前記移動体端末に出力す
るステップとから成る事を特徴とする。
【0022】更に、前記ステップ(C)が、前記発呼信
号の前記信号長と、予め設定された信号長の閾値とを比
較して、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼
信号であるか否かを判定するステップと、前記発呼信号
が前記文字情報から成る前記発呼信号と判定された場合
に、予め設定された時間内において、前記文字情報から
成る前記発呼信号の前記着信回数をカウントするステッ
プと、前記着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを
比較するステップと、前記着信回数が前記輻輳の閾値よ
り大きい場合に、前記報知信号を出力するステップとか
ら成る事を特徴とする。
【0023】更に、通信回線により接続される基地局を
介して受信される移動体端末からの送信信号に応答し
て、前記送信信号から発呼信号を識別する為の信号分析
部と、前記発呼信号の信号成分に基づいて、前記発呼信
号が文字情報から成る前記発呼信号であるか否かを判定
し、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号
と判定された場合に、前記文字情報から成る前記発呼信
号の着信回数をカウントし、前記着信回数に基づいて、
前記文字情報から成る前記発呼信号を規制する為の報知
信号を出力する為の輻輳制御部とから成る事を特徴とす
る。
【0024】更に、前記輻輳制御部が、前記発呼信号に
対する、予め設定された信号成分の有無に基づいて、前
記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号である
か否かを判定する為の信号成分チェック部と、前記発呼
信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判定された
場合に、予め設定された時間内において、前記文字情報
から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウントする為
の呼数チェック部と、前記着信回数と、予め設定された
輻輳の閾値とを比較する為の輻輳判定部と、前記着信回
数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記報知信号を
出力する為の信号編集部とから成る事を特徴とする。
【0025】更に、通信回線により接続される移動体端
末からの送信信号を、通信回線により接続される無線制
御装置に出力し、前記無線制御装置からの報知信号を前
記移動体端末に出力する為の基地局と、前記基地局を介
して受信される前記移動体端末からの前記送信信号に応
答して、前記送信信号から発呼信号を識別する為の信号
分析部と、前記発呼信号の信号成分に基づいて、前記発
呼信号が文字情報から成る前記発呼信号であるか否かを
判定し、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼
信号と判定された場合に、前記文字情報から成る前記発
呼信号の着信回数をカウントし、前記着信回数に基づい
て、前記文字情報から成る前記発呼信号を規制する為の
報知信号を出力する為の輻輳制御部とを備えた無線制御
装置とから成る事を特徴とする移動体通信におけるショ
ートメッセージサービスの輻輳制御システム。
【0026】更に、前記輻輳制御部が、前記発呼信号に
対する、予め設定された信号成分の有無に基づいて、前
記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号である
か否かを判定する為の信号成分チェック部と、前記発呼
信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判定された
場合に、予め設定された時間内において、前記文字情報
から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウントする為
の呼数チェック部と、前記着信回数と、予め設定された
輻輳の閾値とを比較する為の輻輳判定部と、前記着信回
数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記報知信号を
出力する為の信号編集部とから成る事を特徴とする。
【0027】更に、(A)通信回線により接続される移
動体端末からの送信信号を、通信回線により接続される
無線制御装置に出力するステップと、(B)前記送信信
号に応答して、前記送信信号から発呼信号を識別するス
テップと、(C)前記発呼信号の信号成分に基づいて、
前記発呼信号が文字情報から成る前記発呼信号であるか
否かを判定し、前記文字情報から成る前記発呼信号と判
定された場合に、前記文字情報から成る前記発呼信号の
着信回数をカウントし、前記着信回数に基づいて、前記
文字情報から成る前記発呼信号を規制する為の報知信号
を出力するステップと、(D)前記報知信号に応答し
て、前記報知信号を前記移動体端末に出力するステップ
とから成る事を特徴とする。
【0028】更に、前記ステップ(C)が、前記発呼信
号に対する、予め設定された信号成分の有無に基づい
て、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号
であるか否かを判定するステップと、前記発呼信号が前
記文字情報から成る前記発呼信号と判定された場合に、
予め設定された時間内において、前記文字情報から成る
前記発呼信号の前記着信回数をカウントするステップ
と、前記着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比
較するステップと、前記着信回数が前記輻輳の閾値より
大きい場合に、前記報知信号を出力するステップとから
成る事を特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明である移動体通信に
おけるショートメッセージサービスの輻輳制御システム
及びその制御方法の実施の形態について添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0030】最初に本発明の第一の実施の形態に係る移
動体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制
御システム及びその制御方法について説明する。
【0031】図1に、本発明の移動体通信におけるショ
ートメッセージサービスの輻輳制御システムを示す。本
構成は移動体端末であるショートメッセージ専用端末
(SMS端末)101〜102、及び一般端末103
と、無線基地局104〜106と、無線制御装置107
及び移動体交換機108とから成る。
【0032】各移動体端末(101〜103)と各無線
基地局(104〜106)間と、無線制御装置107と
移動体交換機108間、及び各無線基地局(104〜1
06)と無線制御装置107間は通信回線により接続さ
れている。
【0033】無線基地局104〜106は、サービスエ
リアに関してカバーすべき移動体端末であるSMS端末
101〜102、及び一般端末103からの送信信号1
09に各々応答して、無線制御装置107に出力する。
送信信号109は総称であり、無線信号110(図1に
は図示せず)、位置信号111(図1には図示せず)或
いは発呼信号112が該当する。
【0034】無線信号110は、各移動体端末(101
〜103)が、サービスエリア(セル)に関してカバー
している各無線基地局(104〜106)との間で適宜
送受信されるセル情報、上り回線又は下り回線における
送信電力制御の変更要求等に関する。位置信号111
は、各移動体端末(101〜103)が収容されるサー
ビスエリアにおける位置を通知する。
【0035】発呼信号112は総称であり、SMS端末
101〜102による音声情報から成る発呼信号(発呼
信号(音声)113)(図1には図示せず)及び文字情
報から成る発呼信号(発呼信号(文字)114)(図1
には図示せず)と、一般端末103による音声情報から
成る発呼信号(発呼信号(音声)113)(図1には図
示せず)とに区別される。
【0036】無線基地局104〜106は、無線制御装
置107からの報知信号115に応答して、報知信号1
15を移動体端末であるSMS端末101〜102及び
一般端末103に対して出力する。一般的に移動体端末
は、報知信号115の指示に従い、発呼信号112であ
る発呼信号(音声)113又は発呼信号(文字)114
の送信を規制する。
【0037】後述するが、報知信号115は総称であ
り、発呼信号(音声)113の送信を規制する為の報知
信号(A+SMS)116(図1には図示せず)と、発
呼信号(文字)114の送信を規制する為の報知信号
(A+音声)117(図1には図示せず)及び発呼信号
112の規制事項の設定がない報知信号(通常)118
(図1には図示せず)とに区別される。詳細は後述す
る。
【0038】無線制御装置107は無線基地局信号受信
部120と、信号分析部121と、無線制御部122
と、無線基地局信号送信部123と、輻輳制御部124
と、移動体交換機信号送信部125及び移動体交換機信
号受信部126とから成る。
【0039】無線基地局信号受信部120は、無線基地
局104〜106を介して送信される移動体端末である
SMS端末101〜102及び一般端末103からの送
信信号109を受信する。
【0040】信号分析部121は、送信信号109に応
答して、無線信号110、位置信号111及び発呼信号
112から発呼信号112の識別を実行する。受信され
た送信信号109が、発呼信号112であると判断され
た場合には、更に輻輳制御部124において処理が実行
される。
【0041】輻輳制御部124は、信号長チェック部1
27と、呼数チェック部129と、輻輳判定部130及
び信号編集部131とから構成される。信号長チェック
部127は、発呼信号112に応答して、発呼信号11
2の信号長と、予め設定された信号長の閾値とを比較し
て、SMS端末101〜102による発呼信号(文字)
114であるか否かを判定する。
【0042】呼数チェック部129は、SMS端末10
1〜102による発呼信号(文字)114と判定された
時に、予め設定された時間内において、SMS端末10
1〜102による発呼信号(文字)114の着信回数を
カウントする。
【0043】呼数チェック部129は、SMS端末10
1〜102による発呼信号(文字)114の着信回数を
カウントする為のカウンタ(第1のカウンタ)132を
備える。
【0044】又、呼数チェック部129は、SMS端末
101〜102による発呼信号(文字)114の輻輳状
態の判断以外に、SMS端末101〜102及び一般端
末103による発呼信号(音声)113の輻輳状態の判
断を実行する。発呼信号(音声)113の着信回数をカ
ウントする為のカウンタ(第2のカウンタ)133を備
える。
【0045】発呼信号(文字)114対応の第1のカウ
ンタ132と、発呼信号(音声)113対応の第2のカ
ウンタ133とを備える事により、発呼信号(文字)1
14と、発呼信号(音声)113の輻輳状態の判断を並
列して実行可能となる。
【0046】輻輳判定部130は、呼数チェック部12
9においてカウントされた発呼信号(文字)114の着
信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比較する。信
号編集部130は、輻輳判定部129における比較にお
いて、カウントされた着信回数が輻輳の閾値より大きい
場合に、報知信号(A+SMS)116を設定して出力
する。無線基地局信号送信部123は、信号編集部13
1からの報知信号(A+SMS)116を無線基地局1
04〜106に対して出力する。
【0047】報知信号(A+SMS)116は、SMS
端末に対して発呼信号(文字)114の送信を規制させ
る為の通知であり、SMS端末101〜102は、規制
事項としての[アクセス群規制(A)]と[ショートメ
ッセージ識別子(SMS)]及び規制時間が設定された
報知信号(A+SMS)116に応答して、設定された
時間の間、発呼信号(文字)114の送信を規制する。
【0048】次に、本発明の第一の実施の形態に係る移
動体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制
御方法の動作処理について説明する。始めに図1に示し
た無線制御装置107内部の動作処理を説明し、次に移
動体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制
御システム全体の動作処理を説明する。
【0049】図2及び図3に、無線制御装置107内部
の制御フローチャートを示す。図1を参照しつつ、図2
を参照して、移動体端末であるSMS端末101〜10
2及び一般端末103からの送信信号109は、各移動
体端末をサービスエリアに関してカバーすべき各無線基
地局(104〜106)を介して、無線制御装置107
の無線基地局信号受信部120において受信される(信
号受信処理S201)。
【0050】信号分析部121は、無線信号110、位
置信号111或いは発呼信号112のいずれかである送
信信号109に対して、発呼信号112であるか否かの
識別を実行する(信号分析処理S202)。この信号分
析処理S202において、送信信号109が発呼信号1
12であると識別された場合には、輻輳制御部124に
よる処理が実行される。
【0051】輻輳制御部124は、発呼信号112の信
号長に基づいて、SMS端末101〜102による発呼
信号(文字)114であるか否かを判定し、SMS端末
101〜102による発呼信号(文字)114と判定さ
れた時に、SMS端末101〜102による発呼信号
(文字)114の着信回数をカウントし、カウントされ
た着信回数に基づいて、SMS端末101〜102によ
る発呼信号(文字)114を規制する為の報知信号(A
+SMS)116を出力する。
【0052】上記動作処理の詳細を説明する。図2を参
照して、信号長チェック部127は、信号分析部121
で識別された発呼信号112に応答して、発呼信号11
2の信号長と、予め設定された信号長の閾値とを比較し
て、SMS端末101〜102による発呼信号(文字)
114であるか否かを判定する(信号長チェック処理S
203)。
【0053】信号長チェック処理S203は、SMS端
末101〜102による発呼信号(文字)114が、S
MS端末101〜102及び一般端末103による発呼
信号(音声)113よりもその信号長が長い事に基づく
処理である。
【0054】呼数チェック部129は、信号長チェック
処理S203において、SMS端末101〜102によ
る発呼信号(文字)114と判定された時に、予め設定
された時間内において、SMS端末101〜102によ
る発呼信号(文字)114の着信回数をカウントする
(呼数チェック処理S204)。
【0055】輻輳判定部130は、呼数チェック処理S
204においてカウントされた発呼信号(文字)114
の着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比較し
て、着信回数が予め設定された輻輳の閾値より大きい場
合に、SMS端末101〜102による発呼信号(文
字)114の輻輳状態と認識し、着信回数が予め設定さ
れた輻輳の閾値より小さい場合には、通常状態と認識す
る(輻輳チェック処理S205)。
【0056】輻輳チェック処理S205において、SM
S端末101〜102による発呼信号(文字)114の
輻輳状態と認識された場合、規制事項としての[アクセ
ス群規制(A)+ショートメッセージ識別子(SM
S)]及び規制時間を設定して報知信号(A+SMS)
116を出力する(信号編集処理S206)。
【0057】又、通常状態と認識された場合、規制事項
の設定がない報知信号(通常)119を出力する(信号
編集処理S206)。報知信号(A+SMS)117及
び報知信号(通常)119は、無線基地局信号送信処理
S208により、各無線基地局に対して出力される。
【0058】輻輳制御部124は、SMS端末101〜
102による発呼信号(文字)114に対する規制と同
様に、SMS端末101〜102又は一般端末103に
よる発呼信号(音声)113に対する規制も並行して実
行する。
【0059】この動作処理は、信号長チェック処理S2
03において、識別された発呼信号112の信号長が、
予め設定された信号長の閾値より短い場合に該当する。
【0060】図1を参照しつつ、図3を参照して、信号
長チェック処理S203において、SMS端末101〜
102又は一般端末103による発呼信号(音声)11
3と判定された場合(発呼信号(文字)114と判定さ
れなかった場合)、予め設定された時間内において、発
呼信号(音声)113の着信回数をカウントする(呼数
チェック処理S204)。
【0061】呼数チェック処理S204においてカウン
トされた発呼信号(音声)113の着信回数と、予め設
定された輻輳の閾値とを比較して、発呼信号(音声)1
13の着信回数が予め設定された輻輳の閾値より大きい
場合に、発呼信号(音声)113による輻輳状態と認識
し、着信回数が予め設定された輻輳の閾値より小さい場
合には、通常状態と認識する(輻輳チェック処理S20
5)。
【0062】輻輳チェック処理S205において、発呼
信号(音声)113の輻輳状態と認識された場合、規制
事項としての[アクセス群規制(A)+音声識別子(音
声)]及び規制時間を設定して報知信号(A+音声)1
17を出力する(信号編集処理S206)。
【0063】又、通常状態と認識された場合、規制事項
の設定がない報知信号(通常)118を出力する(信号
編集処理S206)。報知信号(A+音声)117及び
報知信号(通常)118は、無線基地局信号送信処理S
208により、各無線基地局に対して出力される。
【0064】図2を参照して、信号分析処理S202に
おいて、無線信号110と識別された場合には、報知情
報(通常)118が設定され(無線処理S207)、無
線基地局信号送信部123により送信すべき無線基地局
に対して送信される(無線基地局信号送信処理S20
8)。又、位置信号111と識別された場合には、移動
体交換機信号送信部125により移動体交換機に対して
出力される(移動体交換機信号送信処理S209)。
【0065】図4に、移動体通信におけるショートメッ
セージサービスの輻輳制御システム全体の制御フローチ
ャートを示す。図4では、移動体端末であるSMS端末
101〜102及び一般端末103は、無線基地局10
4がカバーすべきサービスエリア(セル)収容されてお
り、無線基地局104との間で通信を行なっている。
【0066】図4を参照して、通常状態においては、無
線制御装置107から各無線基地局(図4では無線基地
局101のみ図示)を介して、移動体端末であるSMS
端末101〜102及び一般端末103に対して、報知
信号(通常)118が一定周期で送信されている。
【0067】SMS端末101が、音声による通話を行
なう為に送信する音声情報から成る発呼信号113は、
無線基地局104を介して無線制御装置107に対して
出力される。
【0068】無線制御装置107は、発呼信号(音声)
113の信号長に基づいて、信号長チェック処理S20
3を行ない、この場合発呼信号(音声)113の信号長
は、予め設定された信号長の閾値より短いので、発呼信
号(音声)113と判断する。
【0069】更に、呼数チェック処理S204を介して
輻輳チェック処理S205を実行し、発呼信号(音声)
113が輻輳していなければ、発呼信号(音声)113
を移動体交換機108に送信する。
【0070】SMS端末101がショートメッセージ
(文字情報)を送信する場合、発呼信号(文字)114
が無線基地局104を介して無線制御装置107に送信
される。無線制御装置107は、発呼信号(文字)11
4に対して信号長チェック処理S203を実行し、この
場合発呼信号(文字)114の信号長は、予め設定され
た信号長の閾値より長い為発呼信号(文字)109と判
断する。
【0071】更に、呼数チェック処理S204を介して
の輻輳チェック処理S205において、予め設定された
時間当たりの、発呼信号(文字)114の着信回数(呼
数)が、予め設定された輻輳の閾値(図4では、発呼信
号(文字)114の輻輳の閾値は2に設定している)に
等しいか、或いは越える場合、発呼信号(文字)114
による輻輳状態と判断する。
【0072】SMS端末による発呼信号(文字)114
の輻輳状態と判断した場合、信号編集処理S206にお
いて、規制事項としての[アクセス群規制(A)]と、
[ショートメッセージ識別子(SMS)]及び規制時間
を設定した報知信号(A+SMS)116を出力する。
【0073】報知信号(A+SMS)116は、無線基
地局101を介して移動体端末であるSMS端末101
〜102及び一般端末103に通知される。SMS端末
101〜102は、報知信号(A+SMS)116に基
づき、設定された規制時間の間、発呼信号(文字)11
4の送信を規制する。
【0074】一般端末103は、報知信号(A+SM
S)116に応答して、規制事項を認識し、発呼信号
(音声)113の送信を規制せずに、無線基地局104
を介して無線制御装置107に出力する。
【0075】一般端末103からの発呼信号(音声)1
13を受信した無線制御装置107は、信号長チェック
処理S203と、呼数チェック処理S204を介しての
輻輳チェック処理S205とにより、発呼信号(音声)
113の輻輳状態であるか否かを判断し、輻輳状態でな
い為(輻輳状態でないとする)発呼信号(音声)113
を移動体交換機108に送信する。
【0076】以上より、移動体端末であるSMS端末が
送信する発呼信号(文字)114と、移動体端末である
SMS端末及び一般端末が送信する発呼信号(音声)1
13に対して、図2及び図3に示した信号分析処理S2
02〜輻輳チェック処理S205を中心とした一連の処
理を実行する事により、SMS端末による発呼信号(文
字)114の送信を規制する事が可能となる。
【0077】次に、本発明の第二の実施の形態に係る移
動体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制
御システム及びその制御方法について説明する。
【0078】図5に、本実施の形態における移動体通信
におけるショートメッセージサービスの輻輳制御システ
ムを示す。本構成は、図1に示した信号長チェック部1
27に換えて信号成分チェック部128が設けられてい
る。更に、信号成分チェック部128には、設定信号リ
スト134が設けられている。信号成分チェック部12
8以外の構成要素及び処理機能は前述の第一の実施の形
態と同じである。
【0079】図5を参照して、信号分析部121におい
て、識別した発呼信号112に対し、信号成分チェック
部128では、発呼信号112の信号成分に基づいて、
SMS端末による発呼信号(文字)114であるか否か
を判定する。
【0080】図6及び図7は、本実施の形態における無
線制御部107内部の動作処理を示す制御フローチャー
トである。本図は、第一の実施の形態において示した図
2及び図3に各々対応する。
【0081】図2では信号長チェック部127(図1に
図示)による信号長チェック処理S204が実行される
のに対して、本実施の形態では、図6に示す様に信号成
分チェック部128(図5に図示)による信号成分チェ
ック処理S210が実行される。信号成分チェック処理
S210以外の動作処理は、第一の実施の形態と同じで
ある。
【0082】信号成分チェック処理S210は、信号分
析処理S202において識別された発呼信号112に対
する、予め設定された信号成分の有無に基づいて、発呼
信号(文字)114であるか否かを判定する。
【0083】この処理は、設定信号成分リスト134に
予め設定された信号成分が、信号分析処理S202にお
いて識別された発呼信号112に有るか否かを判断す
る。設定されるべき信号成分は、発呼信号(文字)11
4を特徴付ける成分として複数設定可能であり、設定さ
れた各信号成分の間で論理演算(AND、OR)の検索
式による処理を識別された発呼信号112に施す事によ
り、発呼信号(文字)114を更に厳密に判定する事も
可能となる。
【0084】尚、図7に示す発呼信号(音声)113に
対する呼数チェック処理S204〜信号編集処理S20
8(無線処理S207を除く)の動作処理は、図3に示
した第一の実施の形態と同じである。
【0085】図8に、本実施の形態における移動体通信
におけるショートメッセージサービスの輻輳制御方法を
制御フローチャートにより示す。本図は、第一の実施の
形態において示した図4の制御フローチャートに対応す
る。
【0086】図8を参照して、システム全体としての動
作処理は、図4において示した信号長チェック処理S2
03を上述した信号成分チェック処理S210に置き換
えて実行する事を除いては前述の第一の実施の形態と同
じ動作処理を実行する。
【0087】本実施の形態では、細部にわたり発呼信号
112の分析を行なう為、発呼信号(音声)113と、
発呼信号(文字)114との識別がより明確となる。
【0088】
【発明の効果】本発明による移動体通信におけるショー
トメッセージサービスの輻輳制御システム及びその制御
方法は、音声情報以外の情報としての文字情報から成る
発呼信号による輻輳の制御を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第一の実施の形態に係る移動
体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御
システムを説明する為の図である。
【図2】図2は、本発明の第一の実施の形態に係る移動
体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御
方法の一部を説明する為の制御フローチャートである。
【図3】図3は、本発明の第一の実施の形態に係る移動
体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御
方法の一部を説明する為の制御フローチャートである。
【図4】図4は、本発明の第一の実施の形態に係る移動
体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御
方法を説明する為の制御フローチャートである。
【図5】図5は、本発明の第二の実施の形態に係る移動
体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御
システムを説明する為の図である。
【図6】図6は、本発明の第二の実施の形態に係る移動
体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御
方法の一部を説明する為の制御フローチャートである。
【図7】図7は、本発明の第二の実施の形態に係る移動
体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御
方法の一部を説明する為の制御フローチャートである。
【図8】図8は、本発明の第二の実施の形態に係る移動
体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御
方法を説明する為の制御フローチャートである。
【図9】図9は、従来技術を説明する為の図である。
【符号の説明】
101〜102: ショートメッセージ専用(SMS)
端末 103 : 一般端末 104〜106: 無線基地局 107 : 無線制御装置 108 : 移動体交換機 109 : 送信信号 110 : 無線信号 111 : 位置信号 112 : 発呼信号 113 : 音声情報から成る発呼信号(発呼信
号(音声)) 114 : 文字情報から成る発呼信号(発呼信
号(文字)) 115 : 報知信号 116 : 報知信号(A+SMS) 117 : 報知信号(A+音声) 118 : 報知信号(通常) 120 : 無線基地局信号受信部 121 : 信号分析部 122 : 無線制御部 123 : 無線基地局信号送信部 124 : 輻輳制御部 125 : 移動体交換機信号送信部 126 : 移動体交換機信号受信部 127 : 信号長チェック部 128 : 信号成分チェック部 129 : 呼数チェック部 130 : 輻輳判定部 131 : 信号編集部 132 : 第1のカウンタ 133 : 第2のカウンタ 134 : 設定信号成分リスト 401〜402: ショートメッセージ専用端末 403 : 一般端末 404〜406: 無線基地局 407 : 無線制御装置 408 : 移動体交換機 409 : 無線基地局信号受信部 410 : 信号分析部 411 : 無線制御部 412 : 無線基地局信号送信部 413 : 移動体交換機信号送信部 414 : 移動体交換機信号受信部 415 : 輻輳制御部 416 : 呼数チェック部 417 : 輻輳判定部 418 : 信号編集部 419 : 送信信号 420 : 発呼信号 421 : 報知信号

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線により接続される基地局を介し
    て受信される移動体端末からの送信信号に応答して、前
    記送信信号から発呼信号を識別する為の信号分析部と、 前記発呼信号の信号長に基づいて、前記発呼信号が文字
    情報から成る前記発呼信号であるか否かを判定し、前記
    発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判定さ
    れた場合に、前記文字情報から成る前記発呼信号の着信
    回数をカウントし、前記着信回数に基づいて、前記文字
    情報から成る前記発呼信号を規制する為の報知信号を出
    力する為の輻輳制御部とから成る事を特徴とする無線制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記輻輳制御部が、 前記発呼信号の前記信号長と、予め設定された信号長の
    閾値とを比較して、前記発呼信号が前記文字情報から成
    る前記発呼信号であるか否かを判定する為の信号長チェ
    ック部と、 前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判
    定された場合に、予め設定された時間内において、前記
    文字情報から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウン
    トする為の呼数チェック部と、 前記着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比較す
    る為の輻輳判定部と、 前記着信回数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記
    報知信号を出力する為の信号編集部とから成る事を特徴
    とする請求項1記載の無線制御装置。
  3. 【請求項3】 通信回線により接続される移動体端末か
    らの送信信号を、通信回線により接続される無線制御装
    置に出力し、前記無線制御装置からの報知信号を前記移
    動体端末に出力する為の基地局と、 前記基地局を介して受信される前記移動体端末からの前
    記送信信号に応答して、前記送信信号から発呼信号を識
    別する為の信号分析部と、前記発呼信号の信号長に基づ
    いて、前記発呼信号が文字情報から成る前記発呼信号で
    あるか否かを判定し、前記発呼信号が前記文字情報から
    成る前記発呼信号と判定された場合に、前記文字情報か
    ら成る前記発呼信号の着信回数をカウントし、前記着信
    回数に基づいて、前記文字情報から成る前記発呼信号を
    規制する為の報知信号を出力する為の輻輳制御部とを備
    えた無線制御装置とから成る事を特徴とする移動体通信
    におけるショートメッセージサービスの輻輳制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記輻輳制御部が、 前記発呼信号の前記信号長と、予め設定された信号長の
    閾値とを比較して、前記発呼信号が前記文字情報から成
    る前記発呼信号であるか否かを判定する為の信号長チェ
    ック部と、 前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判
    定された場合に、予め設定された時間内において、前記
    文字情報から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウン
    トする為の呼数チェック部と、 前記着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比較す
    る為の輻輳判定部と、 前記着信回数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記
    報知信号を出力する為の信号編集部とから成る事を特徴
    とする請求項3記載の移動体通信におけるショートメッ
    セージサービスの輻輳制御システム。
  5. 【請求項5】 (A)通信回線により接続される移動体
    端末からの送信信号を、通信回線により接続される無線
    制御装置に出力するステップと、 (B)前記送信信号に応答して、前記送信信号から発呼
    信号を識別するステップと、 (C)前記発呼信号の信号長に基づいて、前記発呼信号
    が文字情報から成る前記発呼信号であるか否かを判定
    し、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号
    と判定された場合に、前記文字情報から成る前記発呼信
    号の着信回数をカウントし、前記着信回数に基づいて、
    前記文字情報から成る前記発呼信号を規制する為の報知
    信号を出力するステップと、 (D)前記報知信号に応答して、前記報知信号を前記移
    動体端末に出力するステップとから成る事を特徴とする
    移動体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳
    制御方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(C)が、 前記発呼信号の前記信号長と、予め設定された信号長の
    閾値とを比較して、前記発呼信号が前記文字情報から成
    る前記発呼信号であるか否かを判定するステップと、 前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判
    定された場合に、予め設定された時間内において、前記
    文字情報から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウン
    トするステップと、 前記着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比較す
    るステップと、 前記着信回数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記
    報知信号を出力するステップとから成る事を特徴とする
    請求項5記載の移動体通信におけるショートメッセージ
    サービスの輻輳制御方法。
  7. 【請求項7】 通信回線により接続される基地局を介し
    て受信される移動体端末からの送信信号に応答して、前
    記送信信号から発呼信号を識別する為の信号分析部と、 前記発呼信号の信号成分に基づいて、前記発呼信号が文
    字情報から成る前記発呼信号であるか否かを判定し、前
    記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判定
    された場合に、前記文字情報から成る前記発呼信号の着
    信回数をカウントし、前記着信回数に基づいて、前記文
    字情報から成る前記発呼信号を規制する為の報知信号を
    出力する為の輻輳制御部とから成る事を特徴とする無線
    制御装置。
  8. 【請求項8】 前記輻輳制御部が、 前記発呼信号に対する、予め設定された信号成分の有無
    に基づいて、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記
    発呼信号であるか否かを判定する為の信号成分チェック
    部と、 前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判
    定された場合に、予め設定された時間内において、前記
    文字情報から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウン
    トする為の呼数チェック部と、 前記着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比較す
    る為の輻輳判定部と、 前記着信回数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記
    報知信号を出力する為の信号編集部とから成る事を特徴
    とする請求項7記載の無線制御装置。
  9. 【請求項9】 通信回線により接続される移動体端末か
    らの送信信号を、通信回線により接続される無線制御装
    置に出力し、前記無線制御装置からの報知信号を前記移
    動体端末に出力する為の基地局と、 前記基地局を介して受信される前記移動体端末からの前
    記送信信号に応答して、前記送信信号から発呼信号を識
    別する為の信号分析部と、前記発呼信号の信号成分に基
    づいて、前記発呼信号が文字情報から成る前記発呼信号
    であるか否かを判定し、前記発呼信号が前記文字情報か
    ら成る前記発呼信号と判定された場合に、前記文字情報
    から成る前記発呼信号の着信回数をカウントし、前記着
    信回数に基づいて、前記文字情報から成る前記発呼信号
    を規制する為の報知信号を出力する為の輻輳制御部とを
    備えた無線制御装置とから成る事を特徴とする移動体通
    信におけるショートメッセージサービスの輻輳制御シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記輻輳制御部が、 前記発呼信号に対する、予め設定された信号成分の有無
    に基づいて、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記
    発呼信号であるか否かを判定する為の信号成分チェック
    部と、 前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判
    定された場合に、予め設定された時間内において、前記
    文字情報から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウン
    トする為の呼数チェック部と、 前記着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比較す
    る為の輻輳判定部と、 前記着信回数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記
    報知信号を出力する為の信号編集部とから成る事を特徴
    とする請求項9記載の移動体通信におけるショートメッ
    セージサービスの輻輳制御システム。
  11. 【請求項11】 (A)通信回線により接続される移動
    体端末からの送信信号を、通信回線により接続される無
    線制御装置に出力するステップと、 (B)前記送信信号に応答して、前記送信信号から発呼
    信号を識別するステップと、 (C)前記発呼信号の信号成分に基づいて、前記発呼信
    号が文字情報から成る前記発呼信号であるか否かを判定
    し、前記文字情報から成る前記発呼信号と判定された場
    合に、前記文字情報から成る前記発呼信号の着信回数を
    カウントし、前記着信回数に基づいて、前記文字情報か
    ら成る前記発呼信号を規制する為の報知信号を出力する
    ステップと、 (D)前記報知信号に応答して、前記報知信号を前記移
    動体端末に出力するステップとから成る事を特徴とする
    移動体通信におけるショートメッセージサービスの輻輳
    制御方法。
  12. 【請求項12】 前記ステップ(C)が、 前記発呼信号に対する、予め設定された信号成分の有無
    に基づいて、前記発呼信号が前記文字情報から成る前記
    発呼信号であるか否かを判定するステップと、 前記発呼信号が前記文字情報から成る前記発呼信号と判
    定された場合に、予め設定された時間内において、前記
    文字情報から成る前記発呼信号の前記着信回数をカウン
    トするステップと、 前記着信回数と、予め設定された輻輳の閾値とを比較す
    るステップと、 前記着信回数が前記輻輳の閾値より大きい場合に、前記
    報知信号を出力するステップとから成る事を特徴とする
    請求項11記載の移動体通信におけるショートメッセー
    ジサービスの輻輳制御方法。
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