JP3019921U - コンピュータ接続器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 簡単な機構で、かつ雄台座と雌台座の基本エ
レメント及び組立て方式が殆ど同じであるようにし、組
立てが迅速・容易な低コストのコンピュータ接続器とす
る。 【構成】 コーン型ヘッド１１及び両側に後向きに延伸
する延伸アーム１３を有し金属導片４がはめ入れられる
基台座１と、この基台座１と止めブロック１４により結
合される金属外殻２と、延伸アーム１３と結合するＴ型
スライドブロック３１及び金属外殻２と結合する止めブ
ロック１４とを有する対称なはめ接ぎ台座３と、延伸ア
ーム１３と結合する凸ブロック２６１を有し金属導片４
の脚が貫通される金属片定位板５とより成るコンピュー
タ接続器である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、コンピュータの接続器に関する。

【０００２】

【概要】

本考案は、一種のコンピュータ連接器を提供するもので、その特殊の機構及び 組合せは電線間の連接効果を強化し、快速組立取付け、機構の堅固及びコストダ ウン等の特性を達成する。その特徴は左右側のはめ接ぎ台座によりそれをして基 台座及び前外殻三者と強密に結合する。本考案の機構はコンピュータ連接器の雌 プラグまたは雄コンセントの組合せに適用できる。その異なる処は只雄台座の基 台座前像稍短く及び接触端を押しピンに交換すればよい、換言すれば本考案の設 計は連接器の雌台座と雄プラグの基本エレメント及び組付け方式をして殆ど同じ ようにし、その精密簡略機構と快速の組付け方式は、良好な電線連接効果及び明 らかなコストダウンを達成することができる。

【０００３】

【従来の技術】

通常は必ず主機の功能または信号を別に付設したエレメントに出力して執行状 況を進行することは既に非常に一般的なもので、例えばコンピュータ主機はその 資料をモニタまたはプリンタに出力し、または機器主機は資料または指令を出力 して各種功能等を執行する。それに主機と副機または功能執行は両者間は何とし ても容易に結合離脱の問題の考慮を必要とするので、故に連接器は既に良好な連 接及び分離の役をになう媒介をなしている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

科学技術が日益しに明らかになり、そこで電気に関する成品および設備は相続 いて絶えず登場され、コンピュータの電源または通信及びその信号の伝達を問わ ず即ち連接の可能及び必要があり、而も連接器の良し悪しが電源に影響し、通信 またはメッセージ伝送の最も主要なキーとなっている。而しその連接器の機構及 び組付け方式は製造コスト高低の主因であるので、故にコストダウンできる及び 良好な電源またはメッセージ伝送効果の連接器を発明しようとするのが、連接器 製造メーカーの重要な課題である。

【０００５】 現在、本考案と相似せる型番製品の業界の製造方式は粉末治金またはプレス方 式でそれぞれ単独手段で雌端子及び雄端子を製成しているのが、機構が非常に複 雑で、模型費用が高く並びに雌・雄端子間に共用のエレメント等がないので、故 にコストが非常に高くつき、導電片の植込みが不容易及び連接効果が不良等の欠 点がある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案は一般連接器の連接効果不良、製造複雑、組付け不容易及びコストが高 過ぎる等の欠点に対して細心の努力を払って考案したもので、一種の専ら多線路 連接用の連接器を提供するもので、雄台座と雌台座の共用組み合わせエレメント の設計原理により、それをして雄台座と雌台座の基本エレメント及び組付け方式 が殆ど同じであるようにしたもので、且つ特に高いプレス模型の費用を要しない 。その特徴は左右側のはめ接ぎ台座により基台座及び前外殻を強密に結合し、簡 単化した機構と快速組付け方式（特に導電片の植込みに有効で、それは先ず導電 片を単独で基台座と結合（植込む）する）で、良好な電信伝送効果を果たし及び 明らかに製造コストをダウンする。

【０００７】 ここで付録の画面表示を配合して本考案の技術機構及び特性を次のように説き あかし、充分に了解できるようにプラスし及び審査の便利をはかる。

【０００８】

【実施例】

図１及び関連する両図で示すように、本考案を若しも雌端子を組成する時は、 基本的には基台座１、金属外殻２、一組の対称なはめ接ぎ台座３、数板の金属導 片４及び金属片定位板５等により組成する。その基台座１はそれをプラスチック 材質で射出成型するのが最良である。その前端はコーン型ヘッド１１で、中央は 貫通孔１２を密布し、両側は後向きに延伸する延伸アーム１３でその対称な延伸 アーム１３の上にはＴ型槽１３１を設けており、その下方には１つの内向きのス ライド槽１３２がある。別に基台座１の上向き及び上向きの上左右方に各々止め ブロック１４を設けてある。

【０００９】 １つの金属外殻２の、その前端は基台座１の前端と同じであるが但し稍大きい コーン型ヘッドはめ２１で、そのヘッドはめ２１は基台座１をして金属外殻２に はめ入れた時にコーン型ヘッド１１をして完全にはめ入れ、金属外殻の後端はコ 型片２２で、その折曲げ片の上・下面上に近い中央に前記止めブロック１４と互 いに対称な止め孔２３を設け、その両側には並びにはめ接ぎ台座３の止めブロッ ク３２をして止め孔２４に止め付け、別の正面上の左右両側上に併せてボルト貫 通孔２５及びコ孔２６があり、その孔の中央に併せて１つの凸出しブロック２６ １を形成している。

【００１０】 別の１組の対称なはめ接ぎ台座３は、それは基本的に厚い金属片でパンチング プレスし折り曲げてなり、その内縁上に１つの凸出したＴ型スライドブロック３ １があり、その上下面上には各々止めブロック３２を設け、前端延伸部分の上下 角縁上には１つのホック体３３を設けており、下向き面には端子定用のボルト孔 ３４を設けてある。

【００１１】 数板の金属導片４の、その前端は直立の挟持端４１で並びに上下縁上に逆止め 尖り４２を設けており、直立面端の処には併せて１つの端面４３を形成し、後端 は１つの長さ90度不揃いの折り曲げ足４４で、別の１つの金属片定位板５の、そ の両側上に凸ブロック５１を設けており、平面上にコーン状孔５２を満布してい る。

【００１２】 組み合わせる時は、（図２参照）基台座１の前端コーン型ヘッド１１を金属外 殻２のコーン型ヘッドはめ２２の中にはめ入れ、並びに基台座１上の止めブロッ ク１４を金属外殻２の止め孔２３に止め入れて定位し、それで基台座１と金属外 殻２を結合する。

【００１３】 図２、３を参照して、別にはめ接ぎ台座３をそのＴ型スライドブロック３１で もって基台座１のＴ型槽１３１に沿って滑り込み、並びに延伸部分３３をして金 属外殻２のコ孔２６を貫通し、並びに凸ブロック２６１を強力に延伸部分の壁面 に突きつけ、はめ接ぎ台座３の止めブロック３２をして止め孔２４に滑込ませて 止めつける。それは三者間の相互止合せで牽制して三者をして有効的に結合させ 、その方式でもって組成した基本架構は、それには堅固、美観および明らかに製 造コストを低減し、及び導電端を容易に電路板上に溶接できるメリットをもつ。

【００１４】 別に金属導片４の挟持端４１を基台座１の貫通孔１２に沿ってはめ入れ、並び にその端面４３でもって挟持端４１を押し込み、逆止め尖り４２で貫通孔１２の 壁に止め付け、而もその折曲げ足１２を金属片定位板５のコーン状孔５２に通し た後に金属片定位板５全体を基台座１延伸アーム１３の下方から上向きに押し入 れ、金属片定位板５両側の凸ブロックを延伸壁１３の止め槽１３２内につめ込み 定位する。

【００１５】 本考案はその共通のエレメントで対称な雄端子を組成することができ、その雄 端子を組合わせる時、その中の金属外殻２の前端のコーン型ヘッドはめは雌端子 に比べて稍大きく、且つ基台座１の貫通孔１２内に原来置入れてある挟持部金属 導片４を置入前端は押し棒の金属導片に改め、並びにその金属導片と電線の芯を して結合させれば良い。

【００１６】

【考案の効果】

この方式により良好な端子機構と快速な組付けを達成し、並びに良好な導電連 接効果及び明らかに製造コストを低下することができる。

【００１７】 また、本考案の設計した共通エレメントをして組合わせて理想的な雌端子（連 接器）及び雄端子機構となすことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の連接器の分解立体外観図である。

【図２】本考案の連接器の金属外殻と基台座間を組合せ
た立体外観図である。

【図３】本考案の連接器の金属外殻と基台座とはめ接ぎ
台座の三者を組み合わせた立体外観図である。

【図４】本考案の連接器内の基台座の表示図である。

【図５】本考案の連接器内の金属導片表示図である。

【図６】本考案の連接器内のはめ接ぎ台座表示図であ
る。

【図７】本考案の連接器内の金属片定位板表示図であ
る。

【図８】本考案の連接器内の金属外殻表示図である。

【符号の説明】

１ 基台座 １１ コーン型ヘッド １２ 貫通孔 １３ 延伸アーム 131 Ｔ型槽 132 スライド槽（止め槽） １４ 止めブロック ２ 金属外殻 ２１ コーン型ヘッドはめ ２２ コ型片 ２３ 止め孔 ２４ 止め孔 ２５ 貫通孔 ２６ コ孔 261 凸ブロック ３ はめ接ぎ台座 ３１ Ｔ型スライドブロック ３２ 止めブロック ３３ ホック体（延伸部分） ３４ ねじ孔 ４ 金属導片 ４１ 挟持端 ４２ 逆止め尖り ４３ 端面 ４４ 折曲げ足 ５ 金属片定位板 ５１ 凸ブロック ５２ コーン状孔

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 プラスチック射出成形され、その前端は
   コン（cone) 型ヘッドで、中央は貫通孔が密布し、両側
   は後向きに延伸する延伸アームで、その対称の延伸アー
   ム上にはＴ型槽を設け、その下方に１つの内向きのスラ
   イド槽があって、上向き及び上向き上面の左右方に各々
   止めブロックを設けている１つの基台座と、 前端は前記基台座前端と同じであるが、但しコン型ヘッ
   ドスリーブ（head sleeve)よりも稍大きく、その後端は
   コ型片で、その折り曲げ片の上・下面上の中央近くに前
   記基台座上の止めブロックと互いに対称な止め孔を設
   け、その両端は併せてはめ接ぎ台座の止めブロックを止
   めホックする止め孔があり、別に正面上の左右両側の上
   には併せてボルト貫通孔及びコ孔があって、且つその孔
   の中央には併せて１つのカムブロックを形成している１
   つの金属外殻と、 厚い金属片でパンチングプレスし折り曲げてなり、その
   内縁上には１つの凸出したＴ型スライドブロックがあっ
   て、上下面上には各々止めブロックを設け、前端延伸部
   分の上下角縁上には１つのホック体を設けており、下向
   き面には端子定用のボルト孔を設けている１組の対称な
   はめ接ぎ台座と、 前端は、直立の挟持端で併せて上下縁上に逆ホック尖り
   を設け、直立面端の処は併せて１つの端面を形成し、後
   端は１つの90度で長さの異なる折り曲げ足である数板の
   金属導片と、 両側の上に凸ブロックを設け、平面上にコン状の孔がい
   っぱいに分布された１つの金属片定位板とを母端子に含
   むコンピュータ接続器で、 組み合わせ時は、前記基台座の前端コン型ヘッドを前記
   金属外殻のコン型ヘッドはめにはめ入れ、並びに前記基
   台座上の止めブロックをして前記金属外殻の止め孔に止
   め入れて定位し、前記基台座と金属外殻を結合し、別に
   前記はめ接ぎ台座はそのＴ型スライドブロックで前記基
   台座のＴ型槽に沿ってスライドインし、並びに延伸部分
   をして前記金属外殻のコ孔を貫通し凸ブロックを強力に
   延伸部分の壁面に突付け、前記はめ接ぎ台座の止めブロ
   ックを止め孔に滑り入らせて止付けて、三者をして有効
   に結合し、並びに金属導片の挟持端を前記基台座の貫通
   孔に沿ってはめ入れ、並びに逆止め尖りで貫通孔の壁に
   止付け、而もその折り曲げ脚は前記金属片定位板のコー
   ン状孔を貫通した後に、前記金属片定位板を前記基台座
   延伸アーム下方から上向きに押入れ、前記金属片定位板
   両側の凸ブロックを延伸壁の止め槽内に押入れて定位す
   ることを特徴とするコンピュータ接続器。
2. 【請求項２】 共通の配合エレメントで組み合わせてな
   る公端子または母端子で、もしもその連接器を組み合わ
   せて公端子にした時、その中の金属外殻前端のコーン型
   ヘッドはめは母端子に比べて稍大きく、且つ基台座のコ
   ーン型ヘッドは割りと短く、別に原来基台座の貫通孔の
   内に入れてある挟持部金属導片を前端に置入れるように
   改めて押棒の金属導片にすることを特徴とする請求項１
   記載のコンピュータ接続器。