JP3019861U - 装飾電球用ソケット - Google Patents

装飾電球用ソケット

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JP3019861U
JP3019861U JP1995006365U JP636595U JP3019861U JP 3019861 U JP3019861 U JP 3019861U JP 1995006365 U JP1995006365 U JP 1995006365U JP 636595 U JP636595 U JP 636595U JP 3019861 U JP3019861 U JP 3019861U
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socket
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cylinder
conductive
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JP1995006365U
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Inventor
三郎 鈴木
Original Assignee
スズキ電興株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装飾電球用ソケットに設けたリード線保持ス
リーブ部からソケット内へ雨水が侵入するのを防止す
る。 【構成】 ソケット本体である絶縁筒3から引き出され
た2本並列のリード線4のため保持スリーブ部6の内面
にリード線4の条溝5に適合密接するように突起11を
形成した装飾電球用ソケット。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、装飾電球用ソケットに関し、更に詳しくは、装飾照明配線セットに おける豆電球用ソケットの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のソケットにおいて、ソケット本体である絶縁筒内に配置された 陽陰極用の一対の導電端子に電気的に接続されて該筒の下方部から引き出された 2本並列のリード線のその引き出し端部を被覆するためのリード線保持スリーブ が該筒の下方部に設けられているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記2本並列のリード線は、それらの互いに隣接する両側縁の 間にそれらの長さ方向へ沿って断面V字状の条溝が生じるが、該条溝に前記保持 スリーブの内面が充分に食い込んで該条溝を閉塞しない。このため、例えば、装 飾照明配線セットが屋外に用いられる場合、該配線中のソケットがそうした保持 スリーブを有するソケットであると、雨水が前記条溝に沿ってソケット内に侵入 して導電端子や電球の口金受容部に錆が生じて電球の口金や接点との電気的接触 が不良になるなどの問題がある。
【0004】 本考案は、前記保持スリーブに創作を施すことで、前記問題を一挙に解決する ことを特徴とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電球の口金のための上面開口の受容室が形成された絶縁筒と、前記 受容室に組み込まれた陽陰極用の一対の導電端子と、前記両端子に各導電線が電 気的に接続され、該各導電線が各絶縁被覆材でこれらの接合境に沿って断面V字 状の条溝が生じるように被覆されるとともに該各絶縁被覆材が互いに融着接合さ れて前記筒の下方部から引き出された2本並列のリード線と、前記リード線の引 き出し端部が被覆されるように前記筒の一部で一体に突出形成された保持スリー ブ部とを備えた装飾電球用ソケットであって、前記保持スリーブ部は、その少な くとも先端開口部が前記リード線の外形に適合密接するように形成されるととも に、該スリーブ部の内面に前記条溝に適合密接するように形成された突起を有す ることを特徴とする。
【0006】 好ましくは、前記保持スリーブは、前記筒の底部近傍の両側に配置されており 、また前記筒は、硬質材料から形成された内筒と、軟質材料から形成された前記 保持スリーブを有し該内筒を被覆した外筒とから構成されている。
【0007】
【実施例】
図面を参照して、本考案に係るソケットの実施例を説明すると、以下のとおり である。
【0008】 図1〜図3には、本考案の第1実施例が示されている。ソケットは、絶縁材と しての硬質合成樹脂から上下面が開口する内筒2と、絶縁材としての軟質合成樹 脂から形成され、上面が開口し下面が閉じていて内筒2よりも長(高)い外筒3 とを含む。
【0009】 内筒2は、その内側対向面に陽陰極用の一対の導電端子(図示せず)が配置さ れている。両端子には2本並列のリード線4の導電線4aが電気的に接続され、 リード線4は、内筒2の下方部の両側面から延出されている。2本並列のリード 線4は、両絶縁被覆材4bが互いに融着接合されてそれらの境に断面V字状の条 溝5が生じている。両端子は、図示していないが、例えば、図5に示す鋭角部2 3aと同様にそれらの下端が鋭角部に形成され、それらの鋭角部がそれぞれリー ド線4の被覆材10を突き刺して導電線4aに電気的に接融している。
【0010】 外筒3は、内筒2の外周面に一体的に被覆され、内筒2の上面開口から上方へ 延出された開口部2aと、外筒3の下方部の両側からその一部で一体に突出し先 細に形成された保持スリーブ6とを有している。開口部2aは、内筒2の上面開 口からその受容室(図示せず)に豆電球7の口金8が螺入されたとき、拡開して 豆電球7のバルブ9の下部外周面に水密に接触するようにされている。
【0011】 保持スリーブ部6は、その上下両内面の中央にその長さ方向に沿って断面鋭角 (三角)状の突起11を有している。スリーブ部6はその内周面が内筒2からの 2本並列のリード線4の引き出し端部の外形に適合密接するとともに、両突起1 1が2本並列のリード線4の両条溝5に適合密接することで、それらリード線4 を水密に被覆して保持している。
【0012】 図4〜図6には本考案の第2実施例が示されている。
【0013】 ソケット21は、絶縁材としての硬質合成樹脂から成形され、上下面が開口す る筒部21aと、底部21bとから構成されている。
【0014】 筒部21aの受容室22の両側には筒部21aの下面から突出する鋭角部23 aを有する陽陰極用の一対の導電端子23が配置されている。筒部21aは、そ の両側に一体に突出し先細に形成された保持スリーブ構成部24aを有している 。スリーブ構成部24aは、その断面鋭角(三角)状の突起25を有している。 さらに、筒部21aは、両スリーブ構成部24aの間に径方向に離間して一対の 突起26を有している。底部21bは、前記スリーブ構成部24aと同形同大の スリーブ構成部24bを有し、これらスリーブ構成部24a,24bの内面が互 いに接合することで、保持スリーブ部24を構成している。さらに、底部21b は、前記両突起26が嵌入する凹部27を有している。
【0015】 リード線4の構造および形態は、図1〜図3に関して述べたリード線4と同じ である。リード線との一対の導電端子23との電気的接触およびソケット21か らのリード線4の引き出し端部の保持は、こうしてなされる。すなわち、リード 線4を底部21bの両スリーブ構成部24bに生じている凹溝に嵌め込み、スリ ーブ構成部24bの内面を筒部21aのスリーブ構成部24aの内面と接合させ 、かつ、凹部27が突起26と嵌合するように、底部21bを筒部21aの下面 に嵌合させる。このとき、一対の導電端子23の鋭角部23aが2本並列リード 線4の被覆材4bを突き刺して導電線4aに電気的に接触するとともに、構成さ れた保持スリーブ部24の内周面が両リード線4の外形に適合密接し、かつ、突 起25が両リード線4の条溝5に適合密接する。
【0016】 なお、筒部21aと底部21bとの前記嵌合状態を確実に保持するため、必要 に応じて、両者を超音波等の手段で融着してもよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、ソケットからのリード線の引き出し端部を被覆して保持する スリーブ部の内面に2本並列のリード線の接合境に生じた条溝に適合密接する突 起を設けてあるから、雨水が該条溝に沿ってソケット内に侵入するのを完全に防 止し、既述した課題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るソケットと豆電球の
斜視図。
【図2】図1に示すソケットにおける本考案要部斜視
図。
【図3】図1に示すソケットを構成する内筒の斜視図。
【図4】本考案の第2実施例に係るソケットの斜視図。
【図5】図4に示すソケットを構成する筒部の下面斜視
図。
【図6】図4に示すソケットを構成する底部の内面斜視
図。
【符号の説明】
1,21 ソケット 2 内筒 3 外筒 4 リード線 4a 導電線 4b 被覆材 5 条溝 6,24 保持スリーブ部 23 導電端子 23a 鋭角部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電球の口金のための上面開口の受容室が形
    成された絶縁筒と、前記受容室に組み込まれた陽陰極用
    の一対の導電端子と、前記両端子に各導電線が電気的に
    接続され、該各導電線が各絶縁被覆材でこれらの接合境
    に沿って断面V字状の条溝が生じるように被覆されると
    ともに該各絶縁被覆材が互いに融着接合されて前記筒の
    下方部から引き出された2本並列のリード線と、前記リ
    ード線の引き出し端部が被覆されるように前記筒の一部
    で一体に突出形成された保持スリーブ部とを備えた装飾
    電球用ソケットであって、前記保持スリーブ部は、その
    少なくとも先端開口部が前記リード線の外形に適合密接
    するように形成されるとともに、該スリーブ部の内面に
    前記条溝に適合密接するように形成された突起を有する
    ことを特徴とする前記ソケット。
  2. 【請求項2】前記保持スリーブは、前記筒の底部近傍の
    両側に配置されている請求項1に記載のソケット。
  3. 【請求項3】前記筒は、硬質材料から成形された内筒
    と、軟質材料から成形されて前記保持スリーブを有し、
    該内筒を被覆した外筒とから構成されている請求項1又
    は2に記載のソケット。
  4. 【請求項4】前記リード線が前記筒をその径方向へ貫通
    し、前記導電端子の下端が前記リード線の前記絶縁被覆
    材を突き刺して該リード線の前記導電線に電気的に接触
    している請求項2に記載のソケット。
JP1995006365U 1995-06-26 1995-06-26 装飾電球用ソケット Expired - Lifetime JP3019861U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06179463A (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 Hakuba Plast Kogyo Kk ねじ込み式キャップの逆転阻止装置

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