JP3019471U - ウエデイングドレス用パニエ - Google Patents

ウエデイングドレス用パニエ

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JP3019471U
JP3019471U JP1995007440U JP744095U JP3019471U JP 3019471 U JP3019471 U JP 3019471U JP 1995007440 U JP1995007440 U JP 1995007440U JP 744095 U JP744095 U JP 744095U JP 3019471 U JP3019471 U JP 3019471U
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JP
Japan
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pannier
base
color
cost
wedding dress
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995007440U
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English (en)
Inventor
恒夫 伊端
Original Assignee
キャラ有限会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造するのに時間のかかるパニエの欠点を
除去でき、且つパニエに使用する生地のロスを減らした
パニエを提供することを目的とする。 【構成】 フリルの色はウエデイングドレスの色を問わ
ず白に統一し、丈はいくつかに限定した寸法で構成し、
あらかじめギャザーを取ったフリルと、針で穴開けし
た、扇状のパニエベースを、組み合せて構成し、ウエテ
イングドレスのスカート部分の特徴ごとのいくつかの基
本形としたパニエ。 【効果】パニエの製造時間の短縮と材料費の減少により
低コスト化が出来ると共に、人件費、在庫スペース、管
理費、等の諸経費も減少される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
ウエデイングドレスのパニエ、つまりウエデイングドレスのスカートをふくら んだ形になるように、その内側に着けるペチコートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生産指示書や設計図は、ウエデイングドレス業界では型紙がこれに相当し、デ ザイナーが書いている。 デザイナーは学校でこれを学び会社でデザインする事が主な仕事である。 披露宴でスポットライトを浴びて光り輝き全ての視線を集めるウエデイングド レスをデザインをする事にかけてはその才能は素晴らしいものがある。 工業的技術など知識があったらむしろ邪魔になっていたかも知れない。
【0003】 パニエBとは、パニエベースFとフリルGを組み合わせた物である。 新しいデザインが出来上がるとパニエの型紙を書きにかかる。 これが大変な作業で、ウエデイングドレスのシルエット・形・ふくらみ具合等 の特徴が出るように、丈何センチのフリルを、何倍のギャザーで、どの位置に、 何段付けるかを型紙の上に書いていかなければならない。 同じ作業を全てのウエデイングドレスの品番数分書くので時間がかかり、遅れ れば生産工場に迷惑がかかり、展示会に間に合わなければ大変な事になる
【0004】 生地の色探しもなかなか大変で、同じ色でもウエデイングドしス・パニエベー ス・フリルはそれぞれ材質が異なるので色が合わない、染めに出せば納期に間に 合わないし、単価は高くなり、残ればまず二度と使わない。
【0005】 パニエベースには型紙を当てて、フリルの付け位置の印しを、ルレツト、チャ コ等の裁縫道具や筆記具で、1枚づつ付けているので非能率的である
【0006】 フリル用生地PにフリルRをレイアウトするのに、フリルの丈が限られた寸法 でない為、丈寸法がまちまちで、そのうえ、L.M.S.のサイズごとに少しず つ寸法がが違ってくるので、配置に時間がかかる。 これは生地のロスもまた多く、捨てる部分Qも相当の量である
【0007】 フリルの生地のギャザーSを手で取る、又は簡単なミシンのアッタチメントで パニエベースFに縫いつけて行くが、勘が頼りなのでギャザーにムラがあって自 然なシルエットにならない
【0008】 パニエベースを円筒形つまりスカート状に縫い上げてからフリルを縫いつけて いくので、大きくてだんだん重くなる円筒形のパニエベースを回転させながらの 作業の為、重労働となっている
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような諸問題の解決を意図したものである。 即ち、本考案は、製造するのに時間のかかるパニエの欠点を除去でき、且つパニ エに使用する生地のロスを減らしたパニエを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
しかして、本考案者等はこのような技術的課題に対して鋭意研究を重ねた結果 、ウエデイングドレスは新郎新婦そして披露宴に出席した人々に感動と喜びを与 えるための華麗さと豪華さが求められる。 しかしパニエとはスカート部分のボリユームを出し、正確なシルエットを創る ことがパニエの本来の役割と認識した。 これを果たすべく、パニエはパニエ独自の構造と組み合わせにより製造し、 パニエの製造時間が短縮できること、生地代が安くなることを見出し、この知見 に基づいて本考案を完成させるに至ったものである。
【0011】
【作用】 作業がし易くなり、生産量が多くても何着分かまとめて作れるため、生産能率 が上がる。 生地を捨てる部分が減りほとんど白生地のため、材料コストが下がる
【0012】
【実施例】
これまでに生産されたパニエの形を特徴ごとに分けいくと、例WXYZのよう に幾つかの形に分類される、分類された形ごとそれぞれの基本形型紙を作る。 つまり1通り型紙を作れば、これまでの膨大な仕事を、二度としなくてもいい という、考えられない程の進歩であった 一部に特殊な形が有ったり新しい形を作った場合、それも基本形としておく。
【0013】 ウエデイングドレスAがたとえ色物であっても、白っぽいいパニエBと組み合 わせる。 同色のパニエを付けるのが常識と長年思われてきたので、飛躍的な案であった 。勿論生産性も、白色のパニエだけ作ればいいので、飛躍的に向上した。 又、ウエデイングドレスAの生地が透ける物やデザイナーの指示でパニエBに色 生地を使う場合ことが有るが、その場合に、例えば青に近い色ならならこの青、 黄色っぽい色ならこの黄色と決め手おく。
【0014】 パニエベースFに同じ付け位置の印し付けCを何枚もする場合、これを重ね合 わせて目打ち等の針状の物Dでまとめて穴Eを開けて印しCを付ける。
【0015】 フリルGに使用する生地Pの形状は、あらかじめロスの無い寸法を出し、これ らの寸法をパニエベースFに置いて付け位置Cを決める。 例えば巾114cmLのフリルに使用する生地の場合38cmG1と76cmG 2に裁断、57cmG3と57cmG3に裁断、114cmLは裁断せずに使用 、以上4種類の形状に限定し、これを主に使う。 これにより、大量の裁断屑Qは皆無となった。
【0016】 フリルGをパニエベースFの付け位置Cに縫う場合、まずギャザー装置の付い たミシンでギャザーSを取ってから、付け位置Cに縫いつける。
【0017】 この時パニエベースFを円筒形にしてからではフリルGの縫いつけが困難の為 ,パニエベースを1カ所J縫わずに開けておき扇状のパニエベースFにギャザー Sを取ったフリルを組合せて縫いつける。 本考案においては以上の述べたような特徴を有するので、この製造の場合、以下 の諸利点を有する。
【0018】 1、パニエベースとフリルの種々雑多生地在庫が減少 2、特殊な色生地の不良在庫が不要 3、たくさんの型紙の保管場所が不要 4、パニエの型紙をかく作業が不要 5、型紙送付手間と発送費が減少 6、色生地の色合わせと発注の手間が減少 7、残布管理等の手間が減少 8、人件費が減少 9、ロス生地の廃棄処が不要 10、ミスやトラブルが減少
【0019】
【考案の効果】
パニエの製造時間の短縮と材料費の減少により低コスト化が出来たと共に、人 件費、在庫スペース、管理費、等の諸経費も減少された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案におけるパニエとウエデイング
ドレスの組み合わせを示す図である。
【図2】図2は、本考案におけるパニエベースを重ねて
一度に、フリル付け位置に針状の物を使用して、穴を開
けた状態を示した図である。
【図3】図3は、従来のフリル生地の裁断例を示した図
である。
【図4】図4は、本考案におけるフリル生地の裁断例を
示した図である。
【図5】図5は、扇状のパニエベースとフリルの組み合
わせを示す図である。
【図6】図6は、本考案におけるパニエの基本形の例を
示す図である。
【符号の説明】
A : ウエデイングドレスのスカート部分 B : パニエ C : フリル付け位置 D : 針 F : パニエベース G : フリル G1: フリルの丈寸法 例1 G2: フリルの丈寸法 例2 G3: フリルの丈寸法 例3 L : フリル用生地の巾 P : フリル用生地 Q : フリル用生地の捨てる部分 R : 従来のフリルの形状 S : フリルのギャザー U : フリル生地の裁断カ所 W : パニエの基本形 例1 X : パニエの基本形 例2 Y : パニエの基本形 例3 Z : パニエの基本形 例4

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエデイングドレスのスカート部分A
    の特徴ごとに、これに適した形状のパニエBをあらかじ
    め基本パニエとしておくことを特徴とするパニエ。
  2. 【請求項2】 ウエデイングトレスAの色が白以外の
    色物でも、白又は白に近い色のパニエBと組み合わせた
    ことを特徴としたパニエ。
  3. 【請求項3】 パニエベースFのフリル付け位置Cに
    針状の物Dを使用して穴開けしたことを特徴としたパニ
    エベースF。
  4. 【請求項4】 いくつかに限定した丈の寸法のフリル
    Gを主に使用して構成されていることを特徴としたパニ
    エ。
  5. 【請求項5】 ギャザー装置の付いたミシンでギャザ
    ーを取ったフリルGとパニエベースFを組み合わせたこ
    とを特徴としたパニエ。
  6. 【請求項6】 パニエベースFを1カ所J縫わずに開
    けておき扇状のままフリルGを組み合わせたことを特徴
    としたパニエ。
JP1995007440U 1995-06-15 1995-06-15 ウエデイングドレス用パニエ Expired - Lifetime JP3019471U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016089318A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 学校法人東京家政学院 パニエ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016089318A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 学校法人東京家政学院 パニエ

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