JP3019393B2 - ディスクカセット用合成樹脂製シャッタの加熱処理方法およびディスクカセット用合成樹脂製シャッタの加熱処理装置 - Google Patents

ディスクカセット用合成樹脂製シャッタの加熱処理方法およびディスクカセット用合成樹脂製シャッタの加熱処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フロッピー・ディスクカセットに用いられ
るディスクカセット用合成樹脂製シャッタの加工に最適
な加熱処理方法およびディスクカセット用合成樹脂製シ
ャッタの加熱処理装置に関する。
〔発明の概要〕
第1の発明は、一対のシャッタ板を有するようにコ字
状に加工されたディスクカセット用合成樹脂製シャッタ
の一対のシャッタ板の開放端側の間隔が使用中に不測に
開いてしまうことを未然に防止するために、これら一対
のシャッタ板の一対のコーナ部を加熱処理するようにし
たディスクカセット用合成樹脂製シャッタの加熱処理方
法である。
また、第2の発明は、上述のディスクカセット用合成
樹脂製シャッタの保持手段と一対のコーナ部の加熱手段
とを備え、シャッタの加熱処理を効率的に行えるように
したディスクカセット用合成樹脂製シャッタの加熱処理
装置である。
〔従来の技術〕
従来から例えば実公昭60−6938号公報に見られるよう
に、フロツピーデイスク・カセツト等のデイスクカセツ
トは、第7図〜第9図に示すように構成されている。
ほぼ正方形状で偏平なケース3は合成樹脂によつて形
成された上下ハーフ1、2によつて構成されている。こ
のケース3内にはデイスク状記録媒体であるフロツピー
デイスク4が回転自在に収納されている。このケース3
の一端縁3a側に偏倚された位置で上下ハーフ1、2にほ
ぼ長方形状をなす上下一対のヘツド挿入孔5が設けら
れ、下ハーフ2の中央部には円形のターンテーブル挿入
孔6が設けられている。
連結板7と上下一対のシヤツタ板8とによつてほぼ長
方形状で偏平なコ字状に形成されたシヤツタ9がケース
3の一端縁3a側の外側に取付けられている。この際、上
下一対のシヤツタ板8は上下ハーフ1、2の上下の外面
に形成された凹部10内に上下ハーフ1、2と平行に重ね
て配置され、連結板7はケース3の一端縁3aと平行に配
置されている。そして、このシヤツタ9はケース3に対
して第7図で実線の閉蓋位置と1点鎖線の開蓋位置との
間で一端縁3aに沿つて矢印a、b方向にスライド自在に
取付けられている。
そして、シヤツタ9が閉蓋位置へスライドされた時に
は、上下一対のシヤツタ板8に設けられたほぼ長方形状
をなす上下一対の開口11がケース3の上下一対のヘツド
挿入孔5の横方向に偏倚されて、上下一対のヘッド挿入
孔5が上下一対のシヤツタ板8で閉蓋される。また、シ
ヤツタ9が開蓋位置へスライドされると、上下一対の開
口11が上下一対のヘッド挿入孔6に重ねられて、これら
のヘッド挿入孔6が開蓋される。なお、シヤツタ9はケ
ース3内に収容されたシヤツタスプリング(図示せず)
によつて閉蓋位置まで矢印a方向にスライド付勢されて
いる。
そして、シヤツタ9としては、ステンレスのシートに
よつてプレス加工したものと、合成樹脂によつて加工し
たものとの2種類があり、合成樹脂によるシヤツタ9の
加工方法も次の2種類がある。
まず、合成樹脂によるシャッタ9の加工方法の1つ
は、第5A図に示すように、ポリプロピレンや塩化ビニー
ル等からなる板厚Tが0.3mm以下の合成樹脂のシート13
をプレス加工した後、そのシート13を治具14上に水平に
載置し、そのシート13の中央部を加熱した治具15で上方
から押えた状態で、第5B図に示すように、そのシート13
の左右両側部を一対の治具16で矢印c方向に折り曲げ
て、コ字状のシヤツタ9を加工する方法である。
次に、合成樹脂によるシヤツタ9の加工方法のもう1
つは、第6図に示すように、金型17、18間に形成した隙
間Gが0.3mm以下のコ字状のキヤビテイ19内に射出ゲー
ト20からポリアセタールやポリプロピレン、ポリエチレ
ン等の溶融合成樹脂21を射出して、コ字状のシヤツタ9
を射出成形する方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、合成樹脂シート13を加熱しながらコ字状に折
り曲げて加工したシヤツタ9は、折り曲げ加工後に、第
5B図に示す、一対のシヤツタ板8と連結板7との接続部
である一対のコーナ部9aの外側の冷却速度が著しく速い
のに対して、内側の冷却速度が遅いために、この一対の
コーナ部9aに折り曲げ歪みが発生する。
また、金型17、18を用いて合成樹脂によりコ字状に射
出成形したシヤツタ9は、成形時に、第6図に示す、キ
ヤビテイ19の一対のコーナ部19aを溶融合成樹脂21が急
激に曲りながら高速で流れる上に、このコーナ部19aの
溶融合成樹脂21はキヤビテイ19の他の平板部19b、19cに
比べて十分な冷却時間をとれないために、シヤツタ9の
一対のコーナ部9aに成形歪みが発生する。
しかも、このようなシヤツタ9の一対のコーナ部9aの
折り曲げ歪みや成形歪みといつた加工歪みは、一対のシ
ヤツタ板8を第5B図で矢印d方向に開こうとする力とし
て働くため、デイスクカセツトを高温下で使用している
と、第8図に1点鎖線で示したように、シヤツタ9の一
対のシヤツタ板8が矢印d方向に容易に開いてしまい、
デイスクカセツトを記録再生装置から取り出せなくなつ
たり、シヤツタ9がケース3から脱落するといつた問題
点を発生していた。
本発明は、コ字状に加工された合成樹脂製シャッタの
一対のシャッタ板の開放端側の間隔が使用中に不測に開
くことのないようにするためのディスクカセット用合成
樹脂製シャッタの加熱処理方法および、このようなディ
スクカセット用合成樹脂製シャッタの加熱処理を効率的
に行える装置を提供することとを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 第1の発明によるディスクカセット用合成樹脂製シャ
ッタの加熱処理方法は、コ字状に加工された合成樹脂製
シャッタの一対のシャッタ板の開放端側の間隔が使用中
に不測に開くことを防止するためのものである。
また、第2の発明によるディスクカセット用合成樹脂
製シャッタの加熱処理装置は、基台に設けられている昇
降機構により上記基台上で昇降動作する保持手段にシャ
ッタの一対のシャッタ板を保持させ、この保持手段に対
向するように上記基台に取り付けられて、上記保持手段
の上方に位置し、所定の加熱条件で加熱されている加熱
手段に上記シャッタの一対のコーナ部を上記保持手段の
上昇により当接させ、上記一対のコーナ部を所定の加熱
条件で加熱処理できるように構成されている。
〔作用〕
上述の第1の発明によるディスクカセット用合成樹脂
製シャッタの加熱処理方法によれば、コ字状に加工され
た合成樹脂製シャッタの一対のコーナ部が加熱処理され
ることにより、一対のコーナ部の加工歪みを解消でき、
一対のシャッタ板の開放端側の間隔が使用中に不測に開
くことを防止できる。
また、上述の第2の発明によるディスクカセット用合
成樹脂製シャッタの加熱処理装置によれば、合成樹脂製
シャッタを保持手段に保持させ、加熱条件が設定されて
いる加熱手段にシャッタの一対のコーナ部を当接させて
加熱処理するので、これら一対のコーナ部の折り曲げ歪
みや成形歪みといった加工歪みをばらつき無く効率的に
矯正することができる。
〔実施例〕
以下、本発明によるディスクカセット用合成樹脂製シ
ャッタの加熱処理方法およびディスクカセット用合成樹
脂製シャッタの加熱処理装置を用いて加熱処理されたデ
イスクカセツト用シヤツタの一実施例を第1図〜第4図
を参照して説明する。なお、第5A図〜第9図に示した従
来例と同一構造部には同一の符号を付して重複説明を省
略する。
まず、第1図に示すシヤツタ9は、第5A図及び第5B図
に示した合成樹脂シート13を加熱しながらコ字状に折り
曲げて加工したシヤツタ9及び/又は第6図に示した金
型17、18を用いて合成樹脂によりコ字状に射出成形した
シヤツタ9である。
このシヤツタ9を治具23のV字状の溝23a内に垂直状
で下向けに挿入し、加熱治具24の開き角度θが90°〜60
°の一対の加熱面24aによつてシヤツタ9の一対のコー
ナ部9aを矢印e方向から軽く押圧した状態で75℃〜115
℃に加熱したものである。
このように、シヤツタ9の一対のコーナ部9aを再度加
熱処理することによつて、これら一対のコーナ部9aを再
度柔軟させて、これら一対のコーナ部9aの折り曲げ歪み
や成形歪みといつた加工歪みを矯正すると共に、一対の
シヤツタ板8に再度矢印c方向への折り曲げくせをつけ
ることができる。
第2図に示したグラフは、上記加熱治具24によりシヤ
ツタ9の一対のコーナ部9aの加熱温度と、シヤツタ9を
高温に保持した時の開き量(B−A)の関係を示したも
のであり、開き量の初期値Aを0として示してある。
このグラフによれば、加熱温度が75℃〜85℃では、開
き量は大差なく、約0.44mmであるが、加熱温度が95℃〜
115℃に上昇すると、開き量は0に近づく。なお、開き
量に影響を及ぼしていない値である85℃は、このシヤツ
タ9の合成樹脂の材質の柔軟温度に一致している。な
お、柔軟温度とは、JISK6734に示される測定によつて得
られる温度であり、このグラフの例では、塩化ビニール
のシートを加熱しながらコ字状に折り曲げ加工したシヤ
ツタ9の場合を示している。また、金型を用いて合成樹
脂によつてコ字状のシヤツタ9を射出成形する場合の材
質は、ASTM・D・648で得られる加熱変形温度に上記柔
軟温度を置換することができる。そして、115℃以上
は、合成樹脂の材質の融点又はビカツト軟化点以上の温
度となるので、柔軟温度又は加熱変形温度は当然融点又
はビカツト軟化点以上に設定されることになる。更にま
た、シヤツタ9の一対のコーナ部9aの加工歪みが少ない
場合は、加熱治具24の一対の加熱面24aの開き角度θは9
0°で十分であるが、加工歪みが多い場合には、上記開
き角度θを60°に設定して、一対のシヤツタ板8の矢印
c方向への折り曲げくせを強くするのが好ましい。
以上の結果から、シヤツタ9の一対のコーナ部9aを再
度加熱処理しておくことによつて、シヤツタ9を高温度
に保持しても、シヤツタ9の一対のシヤツタ板8が第8
図に1点鎖線で示すように矢印d方向に開くことを極力
減少させることができる。
次に、第3図及び第4図は、シヤツタ9の一対のコー
ナ部9aを加熱する加熱装置26を(加熱処理装置)を示し
たものであり、基台27の上部に複数の支柱28及び取付板
29を介して加熱治具24を下向きで水平状に固設してい
る。加熱治具24の下部に水平に配置された治具23は水平
なスライドレール30上に矢印f、g方向にスライド可能
に嵌合され、スライドレール30は昇降軸31によつて矢印
h、i方向に垂直に昇降自在に構成されている。また、
基台27には、加熱治具24の加熱温度表示部32、加熱温度
設定スイッチ33、加熱タイマー表示部34、加熱タイマー
設定スイッチ35、動作ボタン36等が設けられている。
そして、治具23の溝23a内にシヤツタ9を挿入した
後、治具23をスライドレール30上で矢印f方向にスライ
ドさせて、シヤツタ9を加熱治具24の真下に配置した状
態で動作ボタン36を押すと、加熱治具24が設定された加
熱温度に加熱された状態で、昇降軸31によつてスライド
レール30及び治具23を介してスライド9が矢印h方向に
垂直に上昇されて、一対のコーナ部9aが加熱治具24の一
対の加熱面24aに設定された時間だけ軽く押圧される。
そして、設定された時間が経過すると、昇降軸31によつ
てスライドレール30を介して治具23が矢印i方向に下降
されるので、この後、スライドレール30上で治具23を矢
印g方向にスライドさせて、溝23a内からスライド9を
上方に抜き取れば良い。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記
実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基
づいて、各種の有効な変更が可能である。
また本発明は、実施例で示したフロッピー・ディスク
カセット用のシャッタおよびこのシャッタの加熱処理装
置に限定されることなく、各種のディスク状記録媒体を
収納して使用される各種のディスクカセット用のシャッ
タの加熱処理方法およびこのシャッタの加熱処理装置と
しても適用可能である。
〔発明の効果〕
第1の発明によるディスクカセット用合成樹脂製シャ
ッタの加熱処理方法によれば、コ字状に加工されたディ
スクカセット用合成樹脂製シャッタの一対のコーナ部の
折り曲げ歪みや成形歪みといった加工歪みが加熱処理に
よって矯正される。従って、この加熱処理方法によって
得られたシャッタは、ディスクカセットが高温下で使用
されることがあっても一対のシャッタ板の開放端側の間
隔が開いてしまうような不都合が起こりにくく、開放端
側の間隔が開いてしまったシャッタ板が記録再生装置内
に引っかかってディスクカセットを取り出せなくなるよ
うな不都合や、シャッタ板が記録再生装置内に引っかか
ってディスクカセットの取り出し時にシャッタを脱落さ
せるというような不都合を未然に防止することができ
る。
また、第2の発明によるディスクカセット用合成樹脂
製シャッタの加熱処理装置は、コ字状に加工された合成
樹脂製シャッタの一対のシャッタ板を保持手段のV字状
溝に保持させ、上記シャッタの一対のコーナ部に加熱条
件が設定された加熱手段の一対の加熱面が当接するよう
に構成されている。そして、一対のコーナ部が一対の加
熱面に対して当接する際に、一対の加熱面が一対のコー
ナ部に対してそれぞれ平行でかつ互いに斜め下方に向か
って開くように構成されており、一対のシャッタ板が開
放端側が互いにすぼめられるように保持手段のV字状溝
に保持されることと相まって、一対のコーナ部に確実に
折りくせを付けることができる。従って、このディスク
カセット用合成樹脂製シャッタの加熱処理装置を用いれ
ば、ディスクカセット用合成樹脂製シャッタの一対のコ
ーナ部の折り曲げ歪みや成形歪みといった加工歪みをば
らつき無く効率的に矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示したものであつ
て、第1図がシヤツタの加熱動作を示す正面図、第2図
はシヤツタの加熱温度と開き量との関係を示すグラフ、
第3図は加熱装置の斜視図、第4図は加熱装置の正面図
である。 第5A図及び第5B図は合成樹脂シートの折り曲げ加工を示
す正面図、第6図は合成樹脂射出成形を示す断面正面
図、第7図はデイスクカセツトの平面図、第8図は第7
図のA−A矢視での断面図、第9図はシヤツタの斜視図
である。 なお、図面に用いられている符号において、 9……シヤツタ 9a……シヤツタのコーナ部 24……加熱治具 26……加熱装置 である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コ字状に加工されるディスクカセット用合
    成樹脂製シャッタの加熱処理方法において、 上記シャッタの一対のシャッタ板を保持手段のV字状溝
    に対してそれぞれの開放端側から挿入して保持させ、 上記保持手段に保持された上記シャッタの一対のコーナ
    部を加熱手段の一対の加熱面にそれぞれ当接させて加熱
    し、上記一対のコーナ部の加工歪みを矯正することを特
    徴とするディスクカセット用合成樹脂製シャッタの加熱
    処理方法。
  2. 【請求項2】基台と、 この基台に設けられている昇降機構により上記基台上で
    昇降動作する保持手段と、 この保持手段に対向するように上記基台に取り付けられ
    て、上記保持手段の上方に位置する加熱手段と、 この加熱手段の加熱条件を設定する設定手段と、 この設定手段により設定された上記加熱手段の設定条件
    を表示する表示手段とを備え、 上記保持手段は、コ字状に加工されたディスクカセット
    用合成樹脂製シャッタの一対のシャッタ板が挿入される
    V字状溝を有し、上記シャッタの一対のシャッタ板がこ
    のV字状溝に保持された際に上記シャッタの一対のコー
    ナ部がそれぞれ上記V字状溝の上方に位置するように構
    成され、 上記加熱手段は、上記保持手段の上昇時に上記シャッタ
    の上記一対のコーナ部にそれぞれ当接し得る一対の加熱
    面を有し、これら一対の加熱面が上記一対のコーナ部に
    対してそれぞれ平行でかつ互いに斜め下方に向かって開
    くように構成されていることを特徴とするディスクカセ
    ット用合成樹脂製シャッタの加熱処理装置。
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