JP3019274U - 差圧式換気口 - Google Patents

差圧式換気口

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Publication number
JP3019274U
JP3019274U JP1995003744U JP374495U JP3019274U JP 3019274 U JP3019274 U JP 3019274U JP 1995003744 U JP1995003744 U JP 1995003744U JP 374495 U JP374495 U JP 374495U JP 3019274 U JP3019274 U JP 3019274U
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JP
Japan
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lid plate
pressure
mounting cylinder
opening
indoor side
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995003744U
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English (en)
Inventor
洋三 川口
Original Assignee
株式会社シルファー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内圧の室外圧に対する負圧により蓋板の上
部が室内側に自動的に倒れて室外の清浄な空気を室内に
導入し、蓋板の上部の室内側に倒れる角度を規制できる
差圧式換気口を提供する。 【構成】 換気しようとする建物の壁面aに設けた換気
孔bに取付筒体1を貫挿止着し、室内側cに位置する取
付筒体1の開口部1’に蓋板2の下部を枢着し、この枢
着部3に蓋板2の上部を室内側cに倒す角度を規制する
開放角度規制機構4を設け、この蓋板2と取付筒体1と
に蓋板2を閉塞状態に保持しようとする弾性体5を架設
し、この弾性体5の牽引力を室内圧が室外圧より負圧に
なったとき蓋板2が開放される弱い弾圧力に設定した差
圧式換気口。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は差圧式換気口に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
密閉された室内で室内の汚れた空気を換気扇やレンジフードなどで室外に排出 すると室内の汚れた空気が希釈されたままで残るので室外の清浄な空気の導入が 必要となる。そのため換気扇やレンジフードで強制的に室内の汚れた空気を室外 に排出し、室内圧が室外圧より規定負圧以上になったとき自動的に蓋板が開いて 室外の清浄な空気を室内に自動的に導入する差圧式換気口が用いられている。
【0003】 しかしながら、この従来型の差圧式換気口は、室外の清浄な空気を導入して取 付筒体の室内側の開口部より導出すると、清浄な空気が蓋板に当たり四方八方に 拡がるため、寒いときには差圧式換気口の真下にいる室内の人が外気の寒さを感 じる欠点があった。
【0004】 本考案は、室内圧が室外圧より規定負圧以上になったとき、蓋板の上部が室内 側に倒れて室外の清浄な空気が上方に導出するように設けて上記欠点を解決した 差圧式換気口を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【0006】 換気しようとする建物の壁面aに設けた換気孔bに取付筒体1を貫挿止着し、 室内側cに位置する取付筒体1の開口部1’に蓋板2の下部を枢着し、この枢着 部3に蓋板2の上部を室内側cに倒す角度を規制する開放角度規制機構4を設け 、この蓋板2と取付筒体1とに蓋板2を閉塞状態に保持しようとする弾性体5を 架設し、この弾性体5の牽引力を室内圧が室外圧より負圧になったとき蓋板2が 開放される弱い弾圧力に設定したことを特徴とする差圧式換気口に係るものであ る。
【0007】
【作用】
常態では取付筒体1の開口部1’に蓋板2を閉塞状態に保持しようとする弾性 体5の牽引力により蓋板2が開口部1’を閉塞しているので室外の空気は室内側 cに導入されない。
【0008】 換気扇やレンジフードなどで室内側cの汚れた空気を室外へ排出すると、室内 圧が室外圧より負圧となり、この負圧が予め設定した規定の負圧以上になると、 室外圧により蓋板2が弾性体5の牽引力に打ち克って蓋板2が枢着部3を軸とし て室内側cに倒れ蓋板2の上部が開き室外の清浄な空気が開口部1’より導入さ れ、導入された清浄な空気が傾いた蓋板2の上部より室内側cへ導出する。
【0009】 室外の清浄な空気が室内側cに導入され室内圧の負圧が規定の負圧以下になっ たら弾性体5の牽引力により蓋板2が再び取付筒体1の開口部1’を閉塞する。 また、室内側が規定の負圧より著しく負圧になったり、強い風等が吹いて蓋板 2に当たり蓋板2の上部が室内側cに大きく倒れても枢着部3に設けた開放角度 規制機構4により蓋板2の上部を室内側cに倒す角度が規制される。
【0010】
【実施例】
添付図面は本考案に好適な実施の一例を図示したものである。
【0011】 換気しようとする建物の壁面aに設けた換気孔bに取付筒体1を貫挿止着し、 室内側cに位置する取付筒体1の開口部1’に蓋板2の下部を枢着し、この枢着 部3に蓋板2の上部を室内側cに倒す角度を規制する開放角度規制機構4を設け る。
【0012】 図示した実施例ではこの取付筒体1を導入筒部7と蓋板取付開口部8とで構成 し、前記導入筒部7を壁面aに設けた換気孔bの開口孔に貫挿する導入円筒部と この導入円筒部に連設して導入筒部7を壁面aに止着するフランジ部とで形成し 、蓋板取付開口部8を前記導入筒部7の外形形状湾曲線よりなる方形状のフラン ジ部に設けた突設囲繞ふち縁に基部が被嵌止着され他部の室内側cに蓋板2の外 周縁に係合する方形タイプの開口部1’を形成する。
【0013】 前記蓋板取付開口部8の開口部1’の下部中央部の左右に所定間隔を置いて小 突起状の枢着受片9・9を設け、この枢着受片9・9の内側に切欠溝状の枢着ピ ン10の両端部を支承する支承枢着溝部11・11を穿溝し、蓋板2の下部寄り中央に 前記枢着受片9・9の所定間隔内に遊嵌入する逆C型形状のC型枢着突起12を設 けて枢着部3を形成し、この蓋体2のC状枢着突起12内に枢着ピン10を挿入して その両端部を枢着受片9・9の支承枢着溝部11・11に支承せしめて蓋板2の下部 を取付筒体1の開口部1’に枢着する。
【0014】 前記蓋板2のC型枢着突起12の下方に角度規制突起14を垂設し、蓋板2の上部 が枢着部3を軸として室内側に倒れたとき図2のように角度規制突起14が蓋板取 付開口部8の開口部1’の下方のへり縁に当接して蓋板2の上部の開放角度を規 制(実施例では30〜40度)するように設けて開放角度規制機構4を構成する 。
【0015】 尚、図中符号15は枢着ピン10の両端の左右動を規制する壁体である。
【0016】 前記蓋板取付開口部8の枢着部3に近接した上方に止着片16を導入筒部7側に 突設し、蓋板2の上部寄りに同じく導入筒部7側に上部止着片17を突設し、この 上下の止着片16,17に小孔を設けて蓋板2を閉塞状態に保持しようとするコイル バネのような弾性体5を架設し、この弾性体5の牽引力を室内圧が室外圧より負 圧になったとき蓋板2が開放される弱い弾圧力に設定する。
【0017】 また、前記下方の止着片16の弾性体5の端末を止着する小孔を止着片16の軸線 方向に穿孔して弾性体5の弾圧力を調節するように設け、この小孔を選択して弾 性体5の弾圧力を調節して室内側cが規定の負圧以上になったとき蓋板2の上部 が室内側cに倒れるよう設ける。
【0018】 尚、図中符号18は取付筒体1を壁面aに取り付ける取付孔,19は止着ボルト, 20はこの止着ボルト19’の先端が蓋板2に嵌入して蓋板2を取付筒体1に止着す る止着孔である。
【0019】
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、室内圧が室外圧より規定負圧以上になっ たとき、蓋板の上部が弾性体の牽引力に抗して室内側に倒れて室外の清浄な空気 が開口部の上方より室内側に導出するので、従来の差圧式換気口のように室外の 空気が開口部より四方八方に拡がって寒いときに差圧式換気口の下にいる人が外 気の寒さを感ずる欠点がなくなるとともに、室外の空気が上方に導出するので冷 たい外気が室内の上部の暖かい空気で混じって下方に降り室内の空気の循環が正 常に行われる秀れた実用的効果のある差圧式換気口となる。
【0020】 また、枢着部に蓋板の上部を室内側に倒す角度を規制する開放角度規制機構を 設けたので、室内側が規定の負圧より著しく負圧になったり、強い風等が吹いて 蓋板に当たり蓋板が室内側に大きく倒れても開放角度規制機構により蓋板の上部 の倒れる角度が規制されるので、室内圧が正常になったり強い風が吹き止んだと き、弾性体の牽引力により蓋板が再び正常な閉塞状態に復帰し、差圧式換気口の 性能を復元できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の側断面図である。
【図3】本実施例の枢着部と開放角度規制機構の構成を
示す説明用分解斜視図である。
【符号の説明】
a 壁面 b 換気孔 c 室内側 1 取付筒体 1’ 開口部 2 蓋板 3 枢着部 4 開放角度規制機構 5 弾性体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気しようとする建物の壁面に設けた換
    気孔に取付筒体を貫挿止着し、室内側に位置する取付筒
    体の開口部に蓋板の下部を枢着し、この枢着部に蓋板の
    上部を室内側に倒す角度を規制する開放角度規制機構を
    設け、この蓋板と取付筒体とに蓋板を閉塞状態に保持し
    ようとする弾性体を架設し、この弾性体の牽引力を室内
    圧が室外圧より負圧になったとき蓋板が開放される弱い
    弾圧力に設定したことを特徴とする差圧式換気口。
JP1995003744U 1995-04-24 1995-04-24 差圧式換気口 Expired - Lifetime JP3019274U (ja)

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ID=43154692

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06349548A (ja) * 1993-06-02 1994-12-22 Japan Aviation Electron Ind Ltd コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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