JP3018885B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP3018885B2 JP6010248A JP1024894A JP3018885B2 JP 3018885 B2 JP3018885 B2 JP 3018885B2 JP 6010248 A JP6010248 A JP 6010248A JP 1024894 A JP1024894 A JP 1024894A JP 3018885 B2 JP3018885 B2 JP 3018885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化合物半導体GaAsを
用いた半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化合物半導体GaAsを用いた金属−半
導体接触形電界効果型トランジスタ(以下、MESFE
Tと呼ぶ)は、高周波帯域において、高利得、高効率の
パワーデバイスとして近年、移動体通信機器等の送信デ
バイスとしてその需要が高まっている。このMESFE
Tの製造方法には、活性層としてエピタキシャル成長を
用いるものと、イオン注入を用いるものの2方法に大別
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうしたパワーFET
の高周波特性、効率を向上させるためには、MESFE
Tの特性(たとえば、伝達コンダクタンスgm、K値)
を向上させることが必要であり、そのためには、高濃
度、薄膜の活性層を形成することが重要である。しか
し、パワーFETとして高いゲートおよびドレイン耐圧
を維持することが必要であり、gm、K値の向上とは、
トレードオフの関係にある。そのため、エピタキシャル
成長およびイオン注入を用いる2つの製造方法におい
て、図6に示すように、通常ソース・ドレイン非対称の
オフセットゲートおよびリセスゲート構造が用いられて
いる。しかし、リセスには通常ウェットエッチングが用
いられエッチング量の制御性、面内ばらつき等に問題が
あり、歩留まりの低下の一因になっている。
【0004】そこで本発明はドレイン耐圧を高く維持し
つつ、高性能なパワーGaAsMESFETを歩留まり
良く形成できる製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題に鑑
みてなされたもので、半絶縁性GaAs基板の一主面上
の所定の領域に、イオン注入法を用いて、活性層および
ソース・ドレイン高濃度層を形成する工程と、アンドー
プまたは低濃度のGaAs層を所定の厚さエピタキシャ
ル成長させた後、高温でアニールしイオン注入層を活性
化させる工程と、前記GaAs層上にゲート電極を形成
する工程とを有し、前記ソース・ドレイン高濃度層の間
隔が、前記ゲート電極のゲート長より短いことを特徴と
する半導体装置の製造方法である。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】本発明の製造方法によれば、ゲート電極はアン
ドープまたは低濃度のGaAs層上に形成されるため、
高濃度、薄膜のn型活性層を用いても、ショットキ耐圧
およびドレイン耐圧を高く維持しつつ、gm、K値を向
上することが可能である。さらに、従来構造に比して、
ソース・ドレイン間隔を縮小することが可能で時代の要
請である低ドレイン電圧化にも十分対応できる。しか
も、リセス工程がないため、それに伴う歩留まりの低下
も抑制することができる。また、エピタキシャル成長G
aAs層/イオン注入GaAs層の界面は、注入層活性
化のための高温アニール処理により、界面準位を十分低
減できFETの特性を劣化させることはない。
【0013】
【実施例】以下、具体例について詳細に述べる。
【0014】(実施例1)図1は、本発明の一実施例に
ついて説明したものである。同図(a)に示すように、
半絶縁性GaAs基板1の一主面上にフォトレジスト膜
2をマスクとして、所定の領域にSiイオンを加速電圧
40keV、ドーズ量4.5×1012cm- 2注入して活
性層3を形成する。
【0015】次にフォトレジスト膜を除去後、同図
(b)に示すように、フォトレジスト膜2をマスクとし
て、Siイオンを所定の領域に加速電圧120keV、
ドーズ量5×1013cm-2注入してソース・ドレインn
+層4(高濃度層)を形成する。次にフォトレジスト膜
を除去後、同図(c)に示すように適当な表面処理を施
した後、MBE法等を用いて、キャリア濃度が1014
-3オーダーのアンドープGaAs層5を厚さ約50n
mエピタキシャル成長させる。成長前の表面処理として
は、GaAs表面の自然酸化膜を除去するために、(N
42S(硫化アンモニウム)溶液に浸透させた後、真
空中で低温加熱処理し、GaAs表面をS(イオウ)原
子層でパッシベーションする方法や、MBE成長前にラ
ジカルH2原子を照射する方法等が適当である。
【0016】次に、同図(d)に示すように、SiO2
膜6をCVD法等を用いて約200nm堆積した後、H
2雰囲気中で820℃、15分間アニールを行い、イオ
ン注入層を活性化させる。この場合、イオン注入層はア
ンドープGaAs層5をキャップとしてアニールされる
ことになり、活性化も良く、しかも同時に、アンドープ
GaAs層5/n型活性層3の界面準位の低減も図るこ
とができる。
【0017】次に同図(e)に示すように、リフトオフ
法を用いて、所定の領域のSiO2膜6を開口し、アン
ドープGaAs層5をウェットエッチングで除去した
後、AuGe/Ni/Auを真空蒸着し、Arガス雰囲
気中、450℃、3分間シンターを行いオーミック電極
7を形成する。この場合アンドープGaAs層を除去す
るのは、オーミック電極のコンタクト抵抗を低減させる
ためである。
【0018】次に同図(f)に示すようにリフトオフ法
を用いて、所定の領域のSiO2膜6を開口後、アンド
ープGaAs層表面にAlからなるゲート電極8を形成
してFETを完成する。
【0019】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
の工程断面図を示したものである。同図(a)に示すよ
うに、半絶縁性GaAs基板1の一主面上にフォトレジ
スト膜2をマスクとして、所定の領域にSiイオンを加
速電圧40keV、ドーズ量4.5×101 2cm-2注入
して活性層3を形成する。次にフォトレジスト膜2を除
去後、同図(b)に示すように、フォトレジスト膜2を
マスクとして、Siイオンを所定の領域に加速電圧12
0keV、ドーズ量5×1013cm-2注入してソース・
ドレインn+層4(高濃度層)を形成する。この場合、
ソース・ドレインn+層間の間隔は、後に形成するFE
Tのゲート長より小さい。
【0020】次にフォトレジスト膜を除去後、同図
(c)に示すように図1の場合と同様に適当な表面処理
を施した後、MBE法等を用いて、キャリア濃度が10
14cm-3オーダーアンドープGaAs層5を厚さ約50
nmエピタキシャル成長させる。
【0021】次に、同図(d)に示すように、SiO2
膜6をCVD法等を用いて約200nm堆積した後、H
2雰囲気中で820℃、15分間アニールを行い、イオ
ン注入層を活性化させる。
【0022】次に同図(e)に示すように、リフトオフ
法を用いて、所定の領域のSiO2膜6を開口し、アン
ドープGaAs層5をウェットエッチングで除去した
後、AuGe/Ni/Auを真空蒸着し、Arガス雰囲
気中、450℃、3分間シンターを行いオーミック電極
7を形成する。
【0023】次に同図(f)に示すようにリフトオフ法
を用いて、所定の領域のSiO2膜6を開口後、アンド
ープGaAs層表面にAlからなるゲート電極8を形成
してFETを完成する。この場合、ゲート長は、前記ソ
ース・ドレインn+層間の間隔より大きい。
【0024】図3は、図1で示した本発明の製造方法に
よるFETのアンドープGaAs層の厚さとFETのゲ
ート・ドレインのショットキ逆方向耐圧の関係を示した
ものである。n型活性層、およびソース・ドレインn+
層の注入条件は図1の説明で示した条件と同じである。
また、FETのゲート長は1μm、ソース・ドレインn
+層間の間隔は3μmである。アンドープGaAs層の
厚さが0nmの場合が、従来構造のFETに対応する。
同図より明きらかなように、アンドープGaAs層の厚
さが40nm以上で耐圧が大きく増加し、約15〜20
V高くなっていることがわかる。なお、アンドープGa
As層の厚さが80nmを越えると、FETのgmが減
少するため、40〜80nmの厚さが適当である。この
結果より、同じ耐圧条件の場合、本発明の製造方法によ
れば、FETのn型活性層は従来方法に比して高濃度、
薄層化およびソース・ドレインn+層間の間隔も縮小が
可能であり、FETの特性を大きく向上させることがで
きる。
【0025】図4は、本発明の製造方法(アンドープG
aAs層の厚さは50nm)および従来の製造方法によ
るFETの最大ドレイン電流とドレイン耐圧の関係を示
したものである。同図より明らかなように、同一のドレ
イン耐圧において本発明の製造方法のFETは、大きな
最大ドレイン電流を有しており特性が向上していること
がわかる。
【0026】図5は、入力周波数950MHz、入力パ
ワー20dBmの時のFETの出力パワーとドレイン電
圧の関係を本発明の第1および第2の実施例と従来の製
造方法によるFETで比較したものである。FETのゲ
ート長およびゲート幅はすべて同一でそれぞれ1μm、
8mmである。FETのしきい値電圧およびドレイン耐
圧もほぼ同じでそれぞれ−2.5V,13Vである。ま
た、FETのソース・ドレインn+層間の間隔は、従来
例では3μm、本発明の第1の実施例では1.8μm、
本発明の第2の実施例では0.8μmである。同図よ
り、従来例に比して本発明の実施例のFETは出力パワ
ーも高く、低いドレイン電圧の領域でも、出力パワーの
劣化が少ないことがわかる。特に、本発明の第2の実施
例のFETはすぐれていることがわかる。
【0027】また本発明の製造方法によるFETはリセ
ス工程がないため、基板面内の均一性も良く歩留まりも
高い。
【0028】なお以上の説明では、アンドープGaAs
層を用いた場合ついて説明したが、ドーピング層を用い
る場合は、5×1016cm-3以下が耐圧の関係から望ま
しい。また、ゲート電極にAl金属を用いた場合につい
て述べたが、他のゲート金属を用いた場合についても同
様の効果があることは言うまでもない。
【0029】また、活性層としてはn型単独の場合につ
いて説明したが、p層埋め込み構造、およびp型の活性
層を用いた場合も同様であることは言うまでもない。
【0030】(実施例3)本発明の半導体装置の製造方
法の第3の実施例を、図7に基づいて説明する。
【0031】この半導体装置の製造方法では、まず図7
(a)に示すように半絶縁性GaAs基板1上に、選択
イオン注入により活性層3を形成する。前記活性層上に
後工程で除去することが簡単にできる材料でゲートパタ
ーンを形成する。以下前記のゲートパターンをダミーゲ
ート71と呼ぶ(図7(b))。なお、ダミーゲートの
材料として用いられる物は、SiO・SiN等の絶縁膜
やWSiN等の金属膜がある。
【0032】次に図7(c)に示す様に、前記活性層領
域に前記イオン注入より高い加速電圧でイオン注入を行
う。この様に形成されるイオン注入層を、n’層72と
呼ぶ。さらに、ダミーゲートを除去した後、フォトレジ
スト2をマスクにしてソース・ドレイン電極領域に高濃
度のイオン注入を行い、n+層4を形成する(図7
(d))。次に、前記イオン注入GaAs基板表面上に
表面処理を施した後、アンドープGaAs層5を所定の
厚さエピタキシャル成長させた後、高温でアニールしイ
オン注入層を活性化させる(図7(e))。
【0033】最後に、ソース・ドレイン領域のアンドー
プGaAs層を除去しオーミック電極7を形成し、前記
エピタキシャル成長させたGaAs層上にゲート電極を
形成し、FETが完成する(図7(f))。
【0034】このようにして形成されたFETでは、ゲ
ート電極端での電界集中を緩和でき、高いgmとFET
耐圧を実現することが可能となる。
【0035】また本発明の製造方法によるFETはFE
T耐圧が高いため、FET寸法を現行のものより縮小し
ても同等のFET耐圧が実現できるため、素子の集積化
に適している。
【0036】なお以上の説明では、アンドープGaAs
層を用いた場合ついて説明したが、ドーピング層を用い
る場合は、5×1016cm-3以下が耐圧の関係から望ま
しい。また、活性層としてはn型単独の場合について説
明したが、p層埋め込み構造、およびp型の活性層を用
いた場合も同様であることは言うまでもない。
【0037】(実施例4)本発明の半導体装置の製造方
法の第4の実施例を、図8に基づいて説明する。
【0038】半絶縁性GaAs基板の一主面上の所定の
領域に、イオン注入法を用いて活性層3を形成する(図
8(a))。
【0039】次に、前記イオン注入GaAs基板表面上
に表面処理を施した後、アンドープまたは低濃度のGa
As層5を所定の厚さエピタキシャル成長させる(図8
(b))。その後、ソース・ドレイン高濃度層4をフォ
トレジスト2をマスクとした選択イオン注入で形成する
(図8(c))。
【0040】次に、高温でアニールを行い、イオン注入
層を活性化させる(図8(d))。最後に、ゲート電極
8とオーミック電極7を形成してFETが完成する(図
8(e))。
【0041】このようにして形成されたFETでは、G
aAs基板をエッチングすることなくFETが形成でき
るためプレナー構造が実現でき、配線工程での平坦化が
必要でなくなり、本発明のFETを用いたIC製造工程
が短縮できる。
【0042】(実施例5)本発明の半導体装置の製造方
法の第5の実施例を、図9に基づいて説明する。
【0043】半絶縁性GaAs基板の一主面上の所定の
領域に、イオン注入法を用いてp層91を形成する(図
9(a))。
【0044】次に、前記イオン注入GaAs基板表面上
に表面処理を施した後、アンドープまたは低濃度のGa
As層5を所定の厚さエピタキシャル成長させる(図9
(b))。その後、前記エピタキシャル成長層にイオン
注入法によりn層を形成する(図9(c))。
【0045】更に、ソース・ドレイン高濃度層4を選択
イオン注入で形成する(図9(d))。最後に、イオン
注入されていないアンドープ層を除去し、ゲート電極8
とオーミック電極7を形成してFETが完成する(図9
(e))。
【0046】このようにして形成されたFETでは、F
ET同士が空間及びPN接合による空乏層によって分離
されるため、GaAsデバイスで問題となっているサイ
ドゲート効果を防止することが可能となる。
【0047】(実施例6)本発明の半導体装置の製造方
法の第6の実施例を、図10に基づいて説明する。
【0048】半絶縁性GaAs基板の一主面上の所定の
領域に、イオン注入法を用いて活性層3を形成する(図
10(a))。次に、ソース・ドレイン高濃度層4を選
択イオン注入で形成する(図10(b))。
【0049】更に、前記イオン注入GaAs基板表面上
に表面処理を施した後、アンドープまたは低濃度のGa
As層5を所定の厚さエピタキシャル成長した後、アニ
ールを行い注入イオンを活性化させる(図10
(c))。その後、ソース・ドレイン領域のアンドープ
層を除去する(図10(d))。最後に、ゲート電極8
とオーミック電極7を形成してFETが完成する(図1
0(e))。最後の電極形成に際して、ゲート電極幅を
ソース・ドレイン領域間隔より大きく形成する。
【0050】このようにして形成されたFETでは、ゲ
ート電極幅がチャネル長より長く形成されているので、
チャネル端での電界集中が緩和される。
【0051】また、前記の様に形成されたFETでは、
ゲートをオーバーラップさせているので、ゲート電極形
成の際の位置ずれに伴う製造不良が無視できる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造方法
によれば、ゲート電極はアンドープGaAs層上に形成
されるため、高濃度、薄膜のn型活性層を用いても、シ
ョットキ耐圧およびドレイン耐圧を高く維持しつつ、F
ETの性能を向上することが可能である。さらに、従来
構造に比して、ソース・ドレイン間隔を縮小することが
可能で低ドレイン電圧領域においても十分な特性を得る
ことができる。しかも、リセス工程がないため、それに
伴う歩留まりの低下も抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す工程断面図
【図2】本発明の第2の実施例を示す工程断面図
【図3】本発明の製造方法によるFETのアンドープG
aAs層の厚さとFETのゲート・ドレインのショット
キ逆方向耐圧の関係を示した図
【図4】本発明と従来の製造方法によるFETの最大ド
レイン電流とドレイン耐圧の関係を示した図
【図5】FETの出力パワーとドレイン電圧の関係を本
発明の第1および第2の実施例と従来の製造方法による
FETで比較した図
【図6】従来の製造方法によるFETの構造断面図
【図7】本発明の第3の実施例を示す工程断面図
【図8】本発明の第4の実施例を示す工程断面図
【図9】本発明の第5の実施例を示す工程断面図
【図10】本発明の第6の実施例を示す工程断面図
【符号の説明】
1 半絶縁性GaAs基板 2 フォトレジスト 3 活性層 4 n+層 5 アンドープGaAs層 6 SiO2層 7 オーミック電極 8 ゲート電極 71 ダミーゲート 91 p層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−219671(JP,A) 特開 昭63−52485(JP,A) 特開 昭61−161771(JP,A) 特開 昭47−23179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/338 H01L 29/812

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半絶縁性GaAs基板の一主面上の所定の
    領域に、イオン注入法を用いて、活性層およびソース・
    ドレイン高濃度層を形成する工程と、アンドープまたは
    低濃度のGaAs層を所定の厚さエピタキシャル成長さ
    せた後、高温でアニールしイオン注入層を活性化させる
    工程と、前記GaAs層上にゲート電極を形成する工程
    とを有し、前記ソース・ドレイン高濃度層の間隔が、前
    記ゲート電極のゲート長より短いことを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半絶縁性GaAs基板の一主面上の所定
    の領域に、イオン注入法を用いて、活性層およびソース
    ・ドレイン高濃度層を形成する工程と、アンドープまた
    は低濃度のGaAs層を所定の厚さエピタキシャル成長
    させた後、高温でアニールしイオン注入層を活性化させ
    る工程と、前記GaAs層上にゲート電極を形成する工
    程と、前記ソース・ドレイン高濃度層上の前記GaAs
    層を除去する工程と、前記ソース・ドレイン高濃度層に
    接触させてオーミック電極を形成する工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】半絶縁性GaAs基板上に、選択イオン注
    入によりチャネル層を形成し、前記チャネル上にダミー
    ゲートを形成した後、前記チャネル領域に前記イオン注
    入より高い加速電圧で再びイオン注入を行った後、ソー
    ス・ドレイン電極領域に高濃度のイオン注入を行い、ダ
    ミーゲートを除去し前記イオン注入GaAs基板表面上
    に表面処理を施した後、アンドープまたは低濃度のGa
    As層を所定の厚さエピタキシャル成長させた後、高温
    でアニールしイオン注入層を活性化させる工程と、前記
    エピタキシャル成長させたGaAs層上にゲート電極を
    形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
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