JP3018712U - 自転車用のベル - Google Patents

自転車用のベル

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JP3018712U
JP3018712U JP1995005148U JP514895U JP3018712U JP 3018712 U JP3018712 U JP 3018712U JP 1995005148 U JP1995005148 U JP 1995005148U JP 514895 U JP514895 U JP 514895U JP 3018712 U JP3018712 U JP 3018712U
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bell
shaped
pedestal
pendulum
attached
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JP1995005148U
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Inventor
シイ マイケル
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シイ マイケル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改良された自転車のベルを提供する。 【構成】 このベルでは台座がc型の環状金具でハンド
ルに取付けられており、台座の中央にはn型の支柱が設
置されている。そしてその上端部の壁面には一対の振り
子の耳用の台座が上方に延在する。その上部の中央には
中空の柱状の止め金が取付けられている。支柱のn形の
開口部の後部には柱状のバネ止め用の突起が突出してい
る。階段状をした振り子の上部の両端には耳が延びてお
り、台座に掛けると振り子がn形の支柱内を揺れ動く構
造になっている。バネは振り子と柱状のバネ止め用の突
起を結合している。釣鐘状の蓋の上部の中央には穿孔が
開口しており、柱状の止め金に押込んで支柱と台座を覆
う形になっている。また押しボタンの下には押し棒が付
いており、止め金内に差込んで振り子を動かし、ベルを
鳴らす構造となっている。このベルはこのように簡単な
構造であるため、部品を節約でき、コストも軽減可能
で、ベルを押すにもあまり力は必要としない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用のベルの構造の改良に関し、特に簡単な組合せ構造からなり 、部品は省略され、コストダウンを図ることが可能で、利用者がベルを押す際に 強い力が不用な自転車用のベルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に使用されている自転車のベルの構造は図1に示す通りである。このベル は半球状の金属の蓋1で覆われ、蓋の内側の中央部分にはナットが溶接されてお り、これと対応するベルの台座2の中央にはボルト3が突出しており、ベルの蓋 1内のナットと噛合するようになっている。ボルト3には弓形で歯4の付いた引 き手5及び歯車6の付いたホルダ7が組合わさっている。ホルダ7の両端にはベ ルを叩く円盤状の部品8が挟まれている。台座2のもう一方の側には大小の歯車 9が上下に重なって配置されており、その下側の小さいほうの歯車は弓形の歯4 と噛合し、上の大きい方の歯車91はホルダ7の歯車6と噛合している。そして 引き手5を動かすとそれに連動してホルダ7が動き、ホルダに挟まれた円盤状の 部品8がベルの蓋を叩く構造になっている。またナット12がボルト3に締付け られることによりホルダ7と引き手5は固定される。引き手5にはバネ10が取 付けられており、その弾力により一度動かされた引き手5が元の位置に戻るよう になっている。ベルの台座2の裏には環状の金具11が付いており、台座2をハ ンドルに取付けられるようになっている。
【0003】 上記の従来型の自転車のベルは部品が多いため、加工に比較的時間がかかり、 その上各歯車を噛合わせた後、ナットを締めてこれらの歯車を固定し、それから 蓋1を締める構造になっている。これらの部品を組合わせるには多くの時間が必 要であり、もし蓋1をきつく締めすぎるとベルを鳴らす時にうまく共鳴せず、逆 に緩すぎると蓋1がはずれ、自転車に乗っているときになくしてしまいやすく、 再度購入し、取付けなければならず、利用者の不便と損失を招くことになってし まう。また長い間使用していると、歯車が錆びたり、摩耗するという現象が発生 し、いともたやすくベルの機能を喪失することになってしまう。この種のベルは 手の指で引き手5を動かし、この引き手から相互に噛み合った各歯車に力を伝達 しベルを鳴らす構造になっている、つまり一本の指の力で多重伝達構造を動かす 形になっているため、その抵抗力は子供にとっては非常な負担になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の自転車用のベルの構造には以上のような欠点があるため、如何にして新 型構造のベルを研究・開発するかが、一貫して製造業者の重要課題であった。 従って本考案の目的は上記欠点を克服した自転車のベルの改良された構造を提 案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する構造は以下の通りである。ベルの台座があり、その台座の 下にはC型の環状金具があり、ハンドルに取付けるようになっている。台座の中 央部にはn形の支柱が凸出しており、支柱上端部の両側の壁面部分には一対の振 り子の耳用の台座が延びている。そして支柱の上部中央には柱状の止め金があり 、その中は穿孔が貫通しており、柱には十字形の切り欠き及び環状の溝が刻まれ ている。台座の支柱のn形の開口部の後ろにはバネ止め用の柱状の突起が取付け られている。ベルの振り子は階段状の構造をしており、その上部両側には耳が延 びて台座に掛けるようになっている。この振り子がn形の支柱内を揺れ動くよう に構成されている。振り子の下側は先端が三角形のベル打撃点となっており、後 ろ側にはバネフックが突出している。バネは振り子の後ろ側のフックとバネ止め 用の柱状突起を結合している。釣鐘形の蓋には上部の中央に穴が開いており、そ の穴を柱状の止め金の溝に押込み、支柱と台座を覆う形になっている。押しボタ ンにはその下部に押し棒が接続されており、柱状の止め金の穴に差し込み、振り 子を動かしてベルの蓋を打つようになっている。このように本考案のベルは簡単 な組合せ構造であり、部品を節約でき組立ても簡単であるため、生産コストは安 く、ベルを鳴らす動作にもあまり力を必要としない。
【0006】
【実施例】
図2乃至6に本考案により改良された自転車のベルの構造を示す。 台座20はプラスチック材料を射出成型したものであり、下方にはC型の環状 金具21が付き、ハンドル22に固定するようになっている。 n型の支柱23が台座20の中央部に突出しており、台座20と一体成型され ている。この支柱の上端部の壁面の両側には左右対称に振り子の耳の台座24が 延びている。支柱23の上部中央には柱状の止め金30が付いており、支柱23 と一体成型されている。この柱には穿孔31が貫通しており、十字形の切り欠き 32が開口している。この柱の上端部は矢じり状になって徐々に広がり、下部は リング状の溝33が刻まれている。柱状のバネ止め突起25は支柱のn形の開口 部の後ろの台座20上に取付けられている。
【0007】 振り子26は金属片を折り曲げ成型した階段状の部品で、その頂上部の両側に は一対の耳27が延びている。またその下部の両側は前方に折れ曲って三角形の 打撃点271を形成しており、背面にはバネフック28が突出している。 バネ29は振り子26のバネフック28と柱状のバネ止め突起25間を結合し ている。ベルの蓋34は釣鐘状の外観をしており、頂上の中心に穿孔35があい ている。穿孔35の口径及び厚さは環状の溝33に取付けた時に適当な隙間が取 れるようになっている。
【0008】 押しボタン36はプラスチック材料で作られた円盤状の部品で、その下に一体 成型された押し棒37が付いている。棒の上に紡錘状の止めリング38があり、 リング上部の直径は穿孔31に対応するよう設定され、穿孔31をうまく通過す るようになっている。また止めリング38と押しボタン36間の間隔は柱状の止 め金30より少し長くなっており、押し棒37が上下に動くように遊びが取って ある。
【0009】 組立ての際には、先ず最初に振り子26の耳27を耳用の台座24に掛け、振 り子26がn形の支柱内を揺れ動くようにする。次にバネ29の一端を振り子2 6のバネフック28に引掛け、もう一端を台座20上の柱状のバネ止め突起25 に繋ぐ。そしてベルの蓋38の穿孔35を環状の溝33に押込み、支柱23と台 座20を覆う。蓋を押込む際には十字形の切り欠き32は閉じ合わさった状態で 、蓋がうまく通過するようになっており、押込んだ後に十字形の切り欠き32は 元の状態に戻り、ベルの蓋34を固定する役割を果たしている。最後に押し棒3 7を柱状の止め金を貫通している穿孔31内に差込む。止めリング38は穿孔3 1を通過後、やはり止めリング38として元の状態に戻り、押し棒を固定する役 割を果たしている。
【0010】 本考案では、ベルを鳴らすには、掌で押しボタン36を押し下げ、押し棒37 を動かし、振り子26の打撃点271でベルの蓋34を打つ。またベルの蓋34 は遊びをとってリング状の溝に取付けられているため、良好なエコーと共鳴が得 られる。押しボタンを押し終わるとバネ29の弾力により押しボタン36は元の 位置に復帰し、併せて振り子26も元の位置に戻るようになっている。従って自 転車に乗っている際に勝手に振り子が揺れ、不必要な雑音が発生することもない 。
【0011】
【考案の効果】
本考案の自転車のベルは、部品の組立てが簡単で、大部分の部品は一体成型と なっているため、加工が簡単で生産コストの節減が可能である。またベルの蓋の 嵌込みと押し棒の差込みは共に簡単な嵌込み圧着構造であり、ナットもボルトも 必要としないため、迅速に組立てることが可能である。使用時にも、蓋にボルト を使っていないため、はずれる心配がなく、ベルを鳴らすと良好な警告音が得ら れ、また歯車も使っていないので、錆びや摩耗が発生しベルの機能が喪失するこ ともない。そして掌を動かしてベルを鳴らすため、あまり力も必要とせず、押し ボタンの面積が比較的大きいのでベルを押すのも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のベルの分解組立図を示す。
【図2】本考案によるベルの外観図を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案によるベルの断面図を示す。
【図4】本考案によるベルの振り子の斜視図を示す。
【図5】本考案によるベルの押しボタンの斜視図を示
す。
【図6】本考案によるベルの支柱の斜視図を示す。
【符号の説明】
1 蓋 2 台座 3 ボルト 4 歯 5 引き手 6,9 歯車 7 ホルダ 8 部品 10 バネ 11 金具 20 台座 21 金具 23 支柱 24 台座 25 突起 26 振り子 27 耳 271 打撃点 28 バネフック 29 バネ 30 止め金 31 穿孔 32 切り欠き 33 溝 34 蓋 35 穿孔 36 押しボタン 37 押し棒 38 リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その下にC型の環状金具21が取付けら
    れる台座20と、 n字形の外形で台座20の中央部に設置され、上端部の
    両側の壁面部分に振り子の耳用の台座24を有し、上部
    の中央には柱状で中央には穿孔31が貫通し、十字形の
    切り欠き32を有し、上端部が矢じり状で下に向かって
    太くなるが、下端部は細くなり、環状の溝33が刻まれ
    る止め金30が取付けられる支柱23と、 支柱のn形開口部の後ろの台座20上に取付けられる柱
    状のバネ止め突起25と、 その上部の両端には耳27が延び、その下部は両側が折
    れ曲り先の尖ったベルの打撃部分を形成し、その下部の
    後ろ側にはバネ29により柱状のバネ止め突起25との
    間を結合されたバネ止め用のフック28が突出する階段
    状の振り子26と、 その上部の中央には穿孔35があけられ、穿孔35の口
    径及び厚さは環状の溝33に取付けた時に適当な隙間が
    取られる釣鐘状のベルの蓋34と、 その下に押し棒37が取付けられ、該棒上には止めリン
    グ38が設けられ、リング上部の直径は穿孔31に適合
    するよう設定され、穿孔31を通過し、止めリング38
    と押しボタン36間の間隔は柱状の止め金30より少し
    長く、押し棒が少し上下に動くように遊びが設けられて
    いる円盤状の押しボタン36とからなる自転車用のベ
    ル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021145183A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22 株式会社小泉製作所 自転車用ベル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021145183A1 (ja) * 2020-01-14 2021-07-22 株式会社小泉製作所 自転車用ベル
CN114981155A (zh) * 2020-01-14 2022-08-30 株式会社小泉制作所 自行车用铃

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