JP3018448U - 消臭芳香剤発散装置用カートリッジ装置

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(57)【要約】【目的】この考案は，消臭芳香剤発散装置におけるカ
ートリッジ装置に関するものである。【構成】任意の薄板で消臭芳香剤４及び昇降移動装置
３が収納可能な箱１を形成し，消臭芳香剤４の発散用の
開口部２を設ける。

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は消臭芳香剤発散装置におけるカートリッジ装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の消臭芳香剤発散装置は，裏蓋や底面蓋を開閉して直接消臭芳香剤を出し入れするものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

従来の消臭芳香剤発散装置を壁に設置又は床置きにした場合，消臭芳香剤の残量確認や新旧交換は，装置を壁から降ろしたり，底面より消臭芳香剤を取り出すのに反転させるなどして，手間と危険を伴った。

【０００４】また，消臭芳香剤の残量確認において，取り出した消臭芳香剤を直接目視して行う方法では不確実であった。

【０００５】そして，さまざまな消臭芳香剤の大きさや形に対応することができず，発散装置は専用の大きさ，形の消臭芳香剤に限定されていた。

【０００６】さらに，大きな発散装置等では手の入る大きな開口部を設けなければ，消臭芳香剤を発散装置に装填できなかった。

【０００７】以上の問題点を解決する為に本考案は開発された。

【０００８】

【課顆を解決するための手段】

任意の薄板で，消臭芳香剤４及び昇降移動装置３が収納可能な箱１を形成し，消臭芳香剤４の発散用の開口部２を設けた消臭芳香剤発散装置用カートリッジ装置。

【０００９】

【作用】

本考案は，図２で示すように発散装置から容易にカートリッジを取り出し消臭芳香剤の新旧交換が行える。

【００１０】また，カートリッジ装置に昇降移動装置を使用することによって，消臭芳香剤の残量をその浮上度合いで，簡単かつ正確に確認することができる。

【００１１】さらに，カートリッジ装置では消臭芳香剤の大きさや形を変えることが可能である。

【００１２】そして，カートリッジ装置の開口部の大きさ，形伏，数により，消臭芳香剤の発散量の調整が簡単に行える。

【００１３】

【実施例】

図１は本考案の第一の例である。昇降移動装置３に圧縮コイルバネを使用したもの及び消臭芳香剤４が収納可能な底のついた箱１を形成し，消臭芳香手５を設けた。尚，昇降移動装置３は圧縮コイルバネに限定はなく，その他の方法をとってもよい。

【００１４】図２は本考案の使用例で，図では上からカートリッジ装置９を取り出しているが，取り出し方向に限定はなく，前面又は横から取り出す方法を実施してもよい。

【００１５】図３は本考案の第二の例で，図のように開口部２は上方が大きくなっており，開口部２の大きさや数により消臭芳香剤４の発散量を調整する機能を設けたものである。尚，開口部２はその形状，大きさ，数に限定はない。また取手５もその形状，位置に限定はなく，存在しなくてもよい。

【００１６】図４は本考案の第三の例で，開口部２の横板面に消臭芳香剤４の残量確認の目安となる目盛り１０をうつことを実施する。

【００１７】

【考案の効果】

したがって，安全にかつ容易に発散装置からカートリッジ装置を取り出すことができ，消臭芳香剤の残量確認や新旧交換が正確，簡単である。

【００１８】また，さまざまな大きさ，形の消臭芳香剤にも対応でき，発散量の調整も簡単かつ正確に行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の使用例

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図

【図４】本考案の他の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１は箱２は開口部３は昇降移動装置４は消臭芳香剤５は取手６は消臭芳香剤発散装置７は挿入口８は消臭芳香剤発散装置の蓋９はカートリッジ装置１０は目盛り１１は発散口１２は発散口

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】任意の薄板で，消臭芳香剤４及び昇降移動
装置３が収納可能な箱１を形成し，消臭芳香剤４の発散
用の開口部２を設けた消臭芳香剤４の装填，取り出しが
自由な消臭芳香剤発散装置用カートリッジ装置。
【請求項２】開口部２を消臭芳香剤４の減少に伴い発散
量の調整が行える形状にした請求項１の消臭芳香剤発散
装置用カートリッジ装置。
【請求項３】開口部２の横板面に残量確認の目安となる
目盛りを設けた請求項１の消臭芳香剤発散装置用カート
リッジ装置。
【請求項４】さまざまな消臭芳香剤４の大きさや形に対
応することができる請求項１の消臭芳香剤発散装置用カ
ートリッジ装置。