JP3018423B2 - リモートコントロール用コマンダ - Google Patents

リモートコントロール用コマンダ

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JP3018423B2
JP3018423B2 JP2200132A JP20013290A JP3018423B2 JP 3018423 B2 JP3018423 B2 JP 3018423B2 JP 2200132 A JP2200132 A JP 2200132A JP 20013290 A JP20013290 A JP 20013290A JP 3018423 B2 JP3018423 B2 JP 3018423B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、リモートコントロール用コマンダ、特に
オーディオ機器、ビジュアル機器等の制御に好適なリモ
ートコントロール用コマンダに関する。
〔発明の概要〕
この発明は、リモートコントロール用コマンダに於い
て、ローラの回転角に応じた個数の信号を発生する手段
と、信号がアップまたはダウンの内の一方の入力として
供給されるアップ・ダウンカウンタと、アップ・ダウン
カウンタの計数値が初期値であるか否かを判別し、計数
値が初期値でない時に、送信指令信号を発生する手段
と、送信指令信号に応答してリモートコントロール信号
を送出し、リモートコントロール信号を1回送出する毎
に、アップ・ダウンカウンタに対し、アップまたはダウ
ンの内の他方の入力を発生する手段とを備えたことによ
り、ユーザーのローラに対する回転操作の仕方にかかわ
らずローラの回転量に対応したリモートコントロール信
号を送出でき、カーソルの移動或いはアナログ量のコン
トロールをローラの回転に対応させることができ、操作
性を向上できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
オーディオ機器、ビジュアル機器、その他の家電製品
等の制御のためにリモートコントロールが多用されてお
り、このリモートコントロールの入力操作手段として
は、コマンダが多く用いられている。
このコマンダとしては、ボタン式のコマンダが主に用
いられている。また、ボタン式のコマンダ以外では、本
願発明の出願人の提案にかかる特願平2−114364号明細
書、特願平2−160369号明細書に開示されるようなロー
ラ式のコマンダがある。
上述のボタン式のコマンダの場合には、スイッチボタ
ンを押している時にのみリモートコントロール信号が送
出されるので、カーソルの移動或いは、ボリュームの調
節のようなアナログ量のコントロールは、管面表示をみ
ながら所望の位置でスイッチボタンから指を離すことで
所望の制御が可能となる。
また、上述のローラ式のコマンダの場合には、ローラ
の回転動作に対応してリモートコントロール信号が送出
されるので、ボタン式のコマンダと同様にしてカーソル
の移動或いは、アナログ量のコントロールが可能とな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ローラ式のコマンダの場合、リモートコン
トロール信号を1回送出するのに所定の時間、例えば、
135ms程度の時間がかかり、1秒間では約8回位しかリ
モートコントロール信号を送出できないのに対し、ロー
ラの回転については特に制限されていないので、ローラ
の回転を早めた場合には、リモートコントロール信号の
送出がローラの回転に対応できなくなってしまうという
問題点があった。
例えば、ローラを上述の所定角度の2倍以上回転させ
た場合には、第1番目の回転動作に対応するリモートコ
ントロール信号が送出されている間に、第2番目以後の
回転動作に対応してリモートコントロール信号の送出を
要求する送信要求信号が出力されるものの、リモートコ
ントロール信号の送出が上述の送信要求信号に追いつけ
ないため、送信要求信号が無効にされ、この無効にされ
た送信要求信号に対応する分のリモートコントロール信
号が送出されなくなってしまうものであった。
従って、ローラの回転量に比例した数のリモートコン
トロール信号が送出されないことがあり、この場合に
は、カーソルの移動或いは、アナログ量のコントロール
がローラの回転に対応しなくなり、操作性に難点が生じ
るという問題点があった。
従って、この発明の目的は、操作性の向上を意図した
リモートコントロール用コマンダを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、ローラの回転角に応じた個数の信号を発
生する手段と、信号がアップまたはダウンの内の一方の
入力として供給されるアップ・ダウンカウンタと、アッ
プ・ダウンカウンタの計数値が初期値であるか否かを判
別し、計数値が初期値でない時に、送信指令信号を発生
する手段と、送信指令信号に応答してリモートコントロ
ール信号を送出し、リモートコントロール信号を1回送
出する毎に、アップ・ダウンカウンタに対し、アップま
たはダウンの内の他方の入力を発生する手段とを備えた
構成としている。
〔作用〕
ローラの回転角に対応して信号が形成され、この信号
がアップ・ダウンカウンタのアップカウントまたはダウ
ンカウントの内の一方の入力として供給され、アップカ
ウント或いはダウンカウントがなされる。
アップ・ダウンカウンタの計数値が出力されて初期
値、例えば、零であるか否かが判別される。計数値が初
期値でない時には、送信指令信号が出力され、計数値が
初期値になった時には、送信指令信号の出力が停止され
る。
送信指令信号に応答してリモートコントロール信号が
送出され、また、リモートコントロール信号を1回送出
する毎にアップ・ダウンカウンタのアップカウントまた
はダウンカウントの内の他方の入力となる信号が形成さ
れて供給され、アップカウント或いはダウンカウントが
なされる。即ち、ローラの回転角に対応して形成される
信号がアップカウントされている時には、リモートコン
トロール信号を1回送出する度に形成される信号によっ
て計数値がダウンカウントされ、また、ローラの回転角
に対応して形成される信号がダウンカウントされている
時には、リモートコントロール信号を1回送出する度に
形成される信号によって計数値がアップカウントされ
る。
そして、カウント値が初期値、例えば、零になるま
で、送信指令信号及び送信指令信号に対応するリモート
コントロール信号が送出される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について第1図乃至第6図
を参照して説明する。この一実施例は、テレビジョン装
置をリモートコントロールすると共に、テレビジョン装
置に設けられたマイクロコンピュータを介して他の機器
を制御するシステムにこの発明を適用したものである。
第1図は、リモートコントロール用のコマンダの構成
を示し、1がローラ部、2がローラ部1と関連して設け
られたスイッチ、例えばタクトスイッチである。ローラ
部1は、第2図A及び第2図Bに示すように、棒状のバ
ネからなる軸11によってケース10に回転自在に支持さ
れ、ケース10の上面にその周面が突出されたローラ1aを
有している。
また、ケース10には、13で示すコマンダのパワースイ
ッチが設けられている。ケース10の端面14からは、変調
された赤外線であるリモートコントロール信号が送出さ
れる。第2図Cに示すように、コマンダに液晶等の表示
部16を設け、この表示部16の表示を見ながらローラ1aの
操作を行うようにしても良い。尚、15は、ケース10の他
方の端面である。
ローラ1aは、後述するように管面表示されているメニ
ュー或いは制御要素を選択するポインテイングデバイス
としての機能と、コントロール量の入力デバイスとして
の機能を有している。
ローラ1aを下に押し込むと、補助板12を介してスイッ
チ2がオンし、スイッチ2のオン/オフに対応したパル
スSCが生成され、このパルスSCは検出回路4に供給され
る。
また、図示せずも、ローラ1aの回転に応じて検出パル
ス信号を発生する回転検出器がローラ部1に設けられて
いる。より具体的には、ロータリースイッチ、マグネッ
トとホール素子からなる磁気的な検出器、或いは発光素
子、受光素子及び回転スリット板からなる光学的な検出
器により検出パルスSA及びSBが生成される。
第3図は、ローラ1aの所定の回転量、即ち、回転角に
応じて発生する2相の検出パルスSA及びSBを示す。検出
パルスSAとSBの位相関係がローラ1aの回転方向を示して
おり、発生したパルスの個数がローラ1aの回転量を示し
ている。検出パルスSA及びSBの個数は、ローラ1aの1回
転当りで所定のもので、その周波数が回転速度に比例し
ている。
第3図に示すように、検出パルスSAの立ち上がりが、
検出パルスSBの立ち上がりより先に発生する位相関係
は、ローラ1aが第2図中矢示A方向へ回転されたことを
意味している。ローラ1aの矢示A方向への回転は、管面
においてカーソルを上方向に動かすことに対応する。
一方、検出パルスSBの立ち上がりが、検出パルスSAの
立ち上がりより先に発生する位相関係は、ローラ1aが第
2図中矢示B方向へ回転されたことを意味している。ロ
ーラ1aの矢示B方向への回転は、管面においてカーソル
を下方向に動かすことに対応する。更に、ローラ1aの回
転量は、一方の検出パルス、例えば、SAの個数を計数す
ることで検出される。上述の検出パルスSA、SBは検出回
路3に供給される。
検出回路3は、上述の検出パルスSA及びSBの立ち上が
りエッジの比較に基づいて、回転方向を検出し、検出の
タイミング毎に正極性のパルス信号P1或いはパルス信号
P2を発生する。
検出回路4は、スイッチ2のオン/オフに対応したパ
ルスSCからローラ1aが第2図中矢示C方向へ押し込まれ
たことを示す正極性のパルス信号P3を発生する。
パルス信号P1はカーソルを上方向へ移動させ或いはア
ナログ量を増加方向へ変更するもので、いわばアップ方
向への変化を示すものである。またパルス信号P2はカー
ソルを下方向へ移動させ或いはアナログ量を減少方向へ
変更するもので、いわばダウン方向への変化を示すもの
である。そしてパルス信号P3は、ローラ1aが押し込まれ
たことを示すものである。回転量は、パルス信号P1或い
はP2の個数により表現される。
前述のパワースイッチ13が押されることによって、コ
マンダはスタンバイ状態とされる。
ローラ1aの押込み操作、即ち、クリック操作をスタン
バイ状態に於いて行うと、リモートコントロール信号の
送出が可能な状態とされる。尚、このクリック操作に代
えて、ローラ1aを極めて短い時間で2度押すダブルクリ
ック操作によって、リモートコントロール信号の送出を
行えるようにしてもよい。
ローラ1aの回転操作によって検出回路3でパルス信号
P1、P2が形成され、また、ローラ1aの押込み操作によっ
て検出回路4でパルス信号P3が形成される。
パルス信号P1は回路ブロック5に供給される。このパ
ルス信号P1が上述の回路ブロック5に供給されることに
よって、カーソルを上方向へ移動させ或いはアナログ量
を増加方向へ変更するための送信指令信号S1が、例え
ば、ハイレベルとされる。
また、パルス信号P2は回路ブロック6に供給される。
このパルス信号P2が上述の回路ブロック6に供給される
ことによって、カーソルを下方向へ移動させ或いはアナ
ログ量を減少方向へ変更するための送信指令信号S2が、
例えば、ハイレベルとされる。尚、上述の回路ブロック
6の構成、作用については、回路ブロック5と同様なの
で、以下の説明では回路ブロック5についてのみ説明し
重複する説明を省略する。
第1図に示されるように、回路ブロック5は、アップ
・ダウンカウンタ7、コンパレータ8から構成される。
上述の検出回路3から供給されるパルス信号P1は、ア
ップ・ダウンカウンタ7のアップカウント端子に供給さ
れる。
アップ・ダウンカウンタ7では、上述のパルス信号P1
がアップ方向へカウントされる。そして、このカウント
値nがコンパレータ8に供給される。
コンパレータ8では、供給されるカウント値nが
(“0")以外の時に、例えばハイレベルの送信指令信号
S1が形成され、このハイレベルの送信指令信号S1がリモ
コンコードエンコーダ〔以下、単にエンコーダと称す
る〕9に供給される。
エンコーダ9では、ハイレベルの送信指令信号S1が検
出されると、送信指令信号に対応する所定のフォーマッ
トのリモートコントロール信号が送信回路17に供給され
る。
この一実施例の説明では、回路ブロック5からハイレ
ベルの送信信号S1が供給された場合の一連の動作につい
て説明されているが、両回路ブロック5、6から送信指
令信号S1、S2が供給されたような場合、例えば、回路ブ
ロック5からハイレベルで供給されている送信指令信号
S1に対する処理の期間中に回路ブロック6からハイレベ
ルの送信指令信号S2が供給されたような場合には、送信
指令信号S1に対する処理が終了した後に回路ブロック6
から供給される送信指令信号S2に対する処理がなされ
る。そして送信指令信号S2が受け付けられ処理されてい
る場合には、送信指令信号S2に対応する所定のフォーマ
ットのリモートコントロール信号が送信回路17に供給す
るようになされている。
送信回路17には、発光ダイオード及びその駆動アンプ
が設けられており、上述のリモートコントロール信号が
赤外線信号に変換されてテレビジョン装置に向けて送出
される。そして、送信回路17では、リモートコントロー
ル信号を送出する度に送信終了信号SE1、SE2が形成さ
れ、この送信終了信号SE1が、アップ・ダウンカウンタ
7のダウンカウント端子に供給される。
アップ・ダウンカウンタ7では、送信終了信号SE1を
受ける度に、カウント値nに対するダウンカウントを行
う。このアップ・ダウンカウンタ7では、上述のアップ
カウントとダウンカウントが並行して行われており、ダ
ウンカウントの後に、コンパレータ8にてカウント値n
が(n≠0)と判別される場合には、送信指令信号S1が
続いてエンコーダ9に供給され、上述したように送信回
路17からリモートコントロール信号が送出される。
カウント値nのダウンカウントによって、カウント値
nが(n=0)になると、コンパレータ8からエンコー
ダ9に供給される送信指令信号S1がローレベルとされ、
エンコーダ9にて送信指令信号S1がローレベルとして検
出された段階で、リモートコントロール信号の送出が停
止される。
これでリモートコントロール信号の送出が終了され
る。
これによって、ローラ1aの回転角に対応して形成され
るパルス信号P1、P2のカウントを行なうと共に、送信指
令信号S1、S2、例えば、ハイレベルの状態で供給してリ
モートコントロール信号を送出し、このリモートコント
ロール信号の送出がなされる度にカウント値nに対する
ダウンカウントを行いカウント値nが零になるまで送信
指令信号S1、S2を供給しリモートコントロール信号を送
出するようにしているので、ユーザーのローラ1aに対す
る回転操作の仕方にかかわらずローラ1aの回転量に対応
したリモートコントロール信号を送出でき、従って、カ
ーソルの移動或いはアナログ量のコントロールをローラ
1aの回転に対応させることができ、操作性を向上でき
る。
第4図は、受信装置としてのテレビジョン装置の構成
を示す。
受信回路21で、赤外線信号から電気信号に変換された
リモートコントロール信号がリモコンコードデコーダ
(以下、デコーダと略称する)22に供給される。
デコーダ22では、受信されたリモートコントロール信
号が回転方向、回転量、ローラの押し込みと夫々対応す
るコード信号にデコードされる。このデコーダ22からの
コード信号がCPU23に供給される。
CPU23は、ROM24に予め格納されているプログラムに従
って、表示制御回路25、スーパーインポーズ回路26、音
発生装置51、機器内部の被制御対象29、送信回路30及び
バス出力端子31に対して制御信号を供給する。この実施
例では、被制御対象は、テレビジョン装置に関連する回
路である。
スーパーインポーズ回路26では、表示制御回路25から
のカーソル情報、表示ブロック等を示すRGB信号と入力
端子27から供給される入力RGB信号とが合成され、出力
端子28から合成画像信号が取り出される。この合成画像
信号が出力端子28に接続された図示せぬCRTディスプレ
イに供給され表示される。
送信回路30は、赤外線信号とされたリモートコントロ
ール信号を発生するもので、他の機器、例えばVTRをリ
モートコントロールするために設けられている。
テレビジョン装置にも、ローラ部41及びスイッチ42が
設けられている。ローラ部41からの検出パルスが検出回
路43に供給され、スイッチ42からの検出信号が検出回路
44に供給される。検出回路43及び44のパルス信号が夫々
CPU23に供給される。
音発生装置51は、音発生信号S0に対応して所定の音を
発生させる。
このローラ部41、スイッチ42、検出回路43、44は、コ
マンダのローラ部1、スイッチ2、検出回路3、4に、
夫々、対応するものであり、その構成、機能は、上述の
コマンダに設けられているものと同様であり、詳細な説
明を省略する。尚、ローラ部41、スイッチ42、検出回路
43、44に対して、更に、コマンダに設けらている回路ブ
ロック5、6を付加してコマンダと同様の構成とするこ
とも可能である。
ローラ41aは、第5図に示すように、テレビジョン装
置の前面のパネルに設けられている。21aは、受信回路2
1の受光部であり、30aが送信回路30の発光部であり、45
が映像の表示される管面であり、46がパワースイッチで
ある。発光部30aの照射方向は、任意の方向に調整可能
とされている。52はスピーカである。
上述の一実施例において、テレビジョン装置のパワー
がオンの状態で、ローラ1aを押し込むと、管面45にメニ
ュー画面が表示される。この場合、ローラ1aを極めて短
い時間で2度押す、ダブルクリック動作でメニュー画面
を出すようにしても良い。
メニュー画面は、テレビジョン装置のビデオ入力の切
り替えを指定したり、制御する機器としてテレビジョン
装置或いは外部の機器を選択したり、テレビジョン装置
のコントロールの内容を選択するために用いられる。
テレビジョン装置のコントロール内容としては、チャ
ンネル切り替え、音量調整のような日常的なコントロー
ル内容と画面の明るさ等の調整内容とが設定されてい
る。この日常的に使用するコントロール内容は、調整内
容より先にローラ1aを押し込むことで表示しても良い。
次いで、テレビジョン装置の調整について説明する。
ローラ1aでカーソル47を動かして調整内容のメニュー
を選択し、ローラ1aを押し込むと、管面45上に第6図A
に示す表示画面45Aが表れる。表示画面45Aでは、制御内
容の表示とその制御量の表示とからなる表示ブロック53
a〜53gが縦に表示されたものである。
図示の例では、表示ブロック53aにはヒューコントロ
ール(制御量の範囲が−31〜+32)、表示ブロック53b
にはカラーコントロール(制御量の範囲が0〜63)、表
示ブロック53cにはブライトネスコントロール(制御量
の範囲が0〜63)、表示ブロック53dにはピクチャー
(輝度レベル)コントロール(制御量の範囲が0〜6
3)、表示ブロック53eにはシャープネスコントロール
(制御量の範囲が−31〜+32)に関する表示ブロックが
設けられ、また、表示ブロック53fには各コントロール
量を初期値に戻すリセット用の表示ブロックと、表示ブ
ロック53gには前ページに戻るための表示ブロックとが
設けられている。
一例として、ヒューコントロールを行う時には、ロー
ラ1aにより、例えば赤のカーソル47をヒューコントロー
ルの表示ブロック53aの位置に合わせる。他の表示ブロ
ック53b〜53gの背景色は、白である。そして、ローラ1a
を押し込むことでスイッチ2をオンすると、ヒューコン
トロールの機能を選択できる。この時の管面には、第6
図Bに示すように、カーソル47が点滅すると共に、ロー
ラ1aがポインティングデバイスの機能からコントロール
量入力の機能に変わったことを示すマーク48が表れる。
このカーソル47の点滅とマーク48とによりローラ1aの
機能が変わったことが一見して判明する。勿論、図示以
外の形状、色或いはマーク等でローラ1aの機能の変化を
表示しても良い。
第6図Bの表示画面45Bを見ながらローラ1aを上方
向、第2図中矢示A方向に回転させると、被制御対象29
内のヒューコントロール回路の制御端子に対して、数値
の増加する方向の制御信号が供給されると共に、表示画
面45Bの数値もその信号に伴って増大する。ローラ1aを
下方向、第2図中矢示B方向に回転させると、逆に数値
の減少する方向の制御信号が発生し、表示画面45B上の
数値も減少する。ヒューコントロール以外の調整も、同
様にしてローラ1aの操作のみでなしうる。
表示ブロック53a中、ローラ1aの回転操作によって、
斜線にて示されるカーソル47を表示ブロック53aから表
示ブロック53gまで管面45の下方向に移動させようとす
る場合、CPU23では、上述のデコーダ22からのコード信
号に基づいて表示画面45上に映出されるカーソル47を下
方向に移動されるべく制御する。
そして、前ページの表示ブロック53gをローラ1aで選
択して、ローラ1aを押し込む操作により、第6図Cに示
すように、VTRを制御するための表示画面45Cを管面45に
表示させることができる。
表示画面45Cには、再生、記録、早送り等のVTRの動作
と夫々対応した表示ブロック54a〜54gが縦に並んでお
り、ローラ1aの回転で所望の表示ブロックを選択し、ロ
ーラ1aを押し込むと、選択された動作と対応するリモー
トコントロール信号が送信回路30からVTRに対して与え
られる。また、VTRからは、動作状態を示すリターンの
信号がテレビジョン装置側に赤外線信号として送出され
る。このリターンで外部のVTRの動作状態の表示の表示
画面45Cで行なえる。
この場合、リターンがされない構成の場合には、送信
回路30からリモートコントロール信号を送出中のみ、表
示画面45Cにおいて、カーソルの色を変えたり、点滅等
の表示を行い、リモートコントロール信号の送出後は、
元の表示に戻るようになされる。
なお、以上の一実施例では、カーソルを上下方向に移
動する例について説明したが、これに限らず、ローラの
動きに応じて左右方向にカーソルが動くようにしても良
い。その場合には、管面に横方向に制御対象の表示ブロ
ックが並べられる。勿論、斜め方向へカーソルを動かす
ようにしても良い。また、CRTディスプレイを持たない
場合に対しても、第2図Cの例のように、コマンダが表
示部16を持つことで上述の実施例と同様の制御を行うこ
とができる。
そして、上述の一実施例では、カーソル47を、表示ブ
ロックの色を変えることによって表示するものとしてい
るが、これに限定されるものではなく、例えば、矢印に
て表示するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明にかかるリモートコントロール用コマンダ
は、ローラの回転角に対応して形成される信号がアップ
・ダウンカウンタにて計数され、アップ・ダウンカウン
タの計数値が初期値でないと判別された時にのみ送信指
令信号が出力されてリモートコントロール信号が送出さ
れる共に、アップ・ダウンカウンタの計数値が初期値に
なるまで送信指令信号に対応してリモートコントロール
信号が送出されるようになされているので、ユーザーの
ローラに対する回転操作の仕方にかかわらずローラの回
転量に対応したリモートコントロール信号を送出できる
という効果がある。
従って、カーソルの移動或いはアナログ量のコントロ
ールをローラの回転に対応させることができ、操作性を
向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のコマンダの回路構成を示
すブロック図、第2図はコマンダの構成の一例及び他の
例を示す略線図、第3図はローラ部から発生する検出パ
ルスの一例の波形図、第4図はテレビジョン装置の回路
構成のブロック図、第5図はテレビジョン装置を示す略
線図、第6図は夫々、動作の説明に用いる管面表示の略
線図である。 図面における主要な符号の説明 1、41:ローラ部、 1a、41a:ローラ、 2、42:スイッチ、 3、4、43、44:検出回路、 7:アップ・ダウンカウンタ、 8:コンパレータ、 17:送信回路、 S1、S2:送信指令信号、 n:カウント値、 SE1、SE2:送信終了信号、 P1、P2、P3:パルス信号、 SA、SB:検出パルス。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−19099(JP,A) 特開 昭48−104016(JP,A) 実開 昭58−189628(JP,U) 実開 平2−14736(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 H04N 5/00 G11B 15/02 G11B 31/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラの回転角に応じた個数の信号を発生
    する手段と、 上記信号がアップまたはダウンの内の一方の入力として
    供給されるアップ・ダウンカウンタと、 上記アップ・ダウンカウンタの計数値が初期値であるか
    否かを判別し、上記計数値が初期値でない時に、送信指
    令信号を発生する手段と、 上記送信指令信号に応答してリモートコントロール信号
    を送出し、上記リモートコントロール信号を1回送出す
    る毎に、上記アップ・ダウンカウンタに対し、アップま
    たはダウンの内の他方の入力を発生する手段とを備えて
    なるリモートコントロール用コマンダ。
JP2200132A 1990-07-27 1990-07-27 リモートコントロール用コマンダ Expired - Lifetime JP3018423B2 (ja)

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JP3268467B2 (ja) 1992-09-08 2002-03-25 株式会社日立製作所 電話機

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