JP3018234B2 - 直腸カテーテル - Google Patents
直腸カテーテルInfo
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Description
め人間の肛門から直腸・大腸・結腸にバリウム等の造影
剤や空気を注入するための直腸カテーテルに関する。
排泄路とバルーン用空気供給路とを内部に分離して設け
た細長なカテーテル本体を用いたカテーテル本体の先端
部近くの外周にバルーンを設け、しかもカテーテル本体
の外周にバルーン用空気供給路とバルーンとを連通する
孔を開口し、バルーンを膨縮させる直腸カテーテルを開
発している。バルーン用空気供給路はカテーテル本体の
先端でも開放されているので、従来では、カテーテル本
体の外周に設けた孔からバルーン用空気供給路内へ短い
毛細管を挿入して接着剤で取付け、バルーン用空気供給
路をカテーテル本体の先端部で閉鎖していた。長さの短
い毛細管をつかみカテーテル本体の外周に設けた孔に挿
入する作業は、手間がかかるので製作に要する時間が長
く、コストがかかっている。
する課題は従来のこれらの問題点を解消し、製作工程の
簡素化を図り、製作時間の短縮が行え、且つ大量生産に
優れ、製造単価のコストダウンが図れる直腸カテーテル
を提供することにある。
発明の構成は、 1) 可撓性のある細長なカテーテル本体の内部に造影
剤注入路と空気注入路と排泄路とバルーン用空気供給路
とを分離して設け、前記カテーテル本体の先端部近くの
外周に前記バルーン用空気供給路から供給される空気で
膨縮するバルーンを設け、造影剤と空気と排泄物とが通
過する穴を開口した先端キャップを前記カテーテル本体
の先端に取付け、前記造影剤注入路と前記空気注入路と
前記排泄路との先端を前記先端キャップ内で開放し、前
記各通路の基端を対応するチューブに接続した直腸カテ
ーテルにおいて、前記先端キャップの後部に前記カテー
テル本体のバルーン用空気供給路内へ嵌入させる突起を
設け、前記先端キャップの突起を前記カテーテル本体の
バルーン用空気供給路の先端部分に嵌入して前記先端キ
ャップをカテーテル本体に取付け、前記先端キャップの
突起で前記バルーン用空気供給路の先端部を閉鎖すると
ともに前記先端キャップと前記カテーテル本体とを連結
することを特徴とする直腸カテーテル 2) 先端キャップが取付けられるカテーテル本体の先
端部分の肉厚を薄くし、前記先端キャップの外表面とカ
テーテル本体の外表面とが略同一面となるようにした前
記1)記載の直腸カテーテル 3) バルーンの数を2つとし、バルーン用空気供給路
を2つ設け、先端キャップの突起を2つ設け、同突起を
それぞれ前記バルーン用空気供給路内に嵌入した前記
1)又は2)記載の直腸カテーテル 4) 各通路の基端に接続するチューブを連結具を介し
て接続した前記1)〜3)いずれか記載の直腸カテーテ
ル 5) 造影剤注入路内に挿入される細長で先端部の外表
面にテーパーを設けた可撓性のある造影剤路用管と、排
泄路内に挿入される細長で先端部の外表面にテーパーを
設けた可撓性のある排泄路用管と、空気が通過する短い
空気路用管とを互いに並行状態で一体的に設けた構成の
連結具を用い、前記造影剤路用管と前記排泄路用管とを
曲げて互いの先端を近接した状態でカテーテル本体の対
応する通路内に挿入して取付け、カテーテル本体の空気
注入路と前記連結具の空気路用管の先端部分とを連結チ
ューブで連結し、前記造影剤路用管の後端部分と前記排
泄路用管の後端部分と前記空気路用管の後端部分とにそ
れぞれ対応するチューブを接続した前記1)〜4)いず
れか記載の直腸カテーテル 6) 造影剤注入路内に挿入される細長で先端部の外表
面にテーパーを設けた造影剤路用管と、排泄路内に挿入
される細長で先端部の外表面にテーパーを設けた排泄路
用管と、空気が通過する短い空気路用管とを前記造影剤
路用管と前記排泄路用管とが先端に従って近接する状態
に一体的に並設した構成の連結具を用い、前記造影剤路
用管と前記排泄路用管との先端をカテーテル本体の対応
する通路内に挿入して取付け、カテーテル本体の空気注
入路と前記連結具の空気路用管の先端部分とを連結チュ
ーブで連結し、前記造影剤路用管の後端部分と前記排泄
路用管の後端部分と前記空気路用管の後端部分とにそれ
ぞれ対応するチューブを接続した前記1)〜4)いずれ
か記載の直腸カテーテルにある。
テル本体のバルーン用空気供給路内に挿入するようにし
て先端キャップをカテーテル本体の先端に取付けている
ので、先端キャップの取付け作業とバルーン用空気供給
路の先端部分を閉鎖する作業とが同時に行え、製作工程
が少なく出来、製作の簡素化が図れ、且つ製作費のコス
トダウンが図れる。直腸カテーテルは先端部分を肛門に
挿入し、且つカテーテル本体内のバルーン用空気供給路
を介して供給する空気でバルーンを肛門内で膨らませ、
肛門に直腸カテーテルを固定する。その後は、カテーテ
ル本体の基端に接続したチューブからカテーテル本体内
の造影剤注入路を介して腸内に造影剤を注入し、又同様
して空気をカテーテル本体の空気注入路を介して腸内に
注入し、X線検査を行う。腸内から排泄される排泄物
は、カテーテル本体内の排泄路及び排泄路の基端に接続
するチューブを介して排泄していく。請求項2記載の発
明は、先端キャップの外表面とカテーテル本体の外表面
とが同一面となっているので、患者に何ら負担をかける
ことなく肛門に挿入出来る。特に痔の人や尻にケガのあ
る人に使用しても負担を軽減出来るものとなった。
注入路と排泄路と空気注入路とバルーン用空気供給路と
を分離して成型したものを用いることが望ましい。バル
ーンの数は一般的に2つであるが、1つの場合もある。
先端キャップは一般的にカテーテル本体の先端部に接着
剤で接着される。先端キャップに設ける突起の数はカテ
ーテル本体のバルーン用空気供給路の数によって決ま
る。連結具は一般的に請求項5又は6記載の構成のもの
が用いられる。
る。図1〜12に示す実施例1の直腸カテーテルは、並
行状態の造影剤路用管と排泄路用管とを共に可撓性のあ
るものとした連結具を用い、互いの先端部分を近接して
カテーテル本体の基端に挿入して取付けた例である。図
13〜14に示す他の連結具の例は、造影剤路用管と排
泄路用管とを互いに可撓性でない硬質体とし、且つ互い
の先端部を近接させた状態に設けた構成の連結具の例で
ある。
図2は図1でのA−A端面図、図3は実施例1でのカテ
ーテル本体の先端部分の内部構造を示す縦断面図、図4
は実施例1での先端キャップを示す正面図、図5は実施
例1での先端キャップを示す右側面図、図6は図5での
B−B断面図、図7は実施例1での連結具を示す正面
図、図8は実施例での連結具を示す平面図、図9は実施
例1での連結具を示す右側面図、図10実施例1での連
結具を示す左側面図、図11は図7でのC−C断面図、
図12図9でのD−D断面図、図13は実施例2での連
結具を示す平面図、図14は実施例2での連結具を示す
左側面図である。
カテーテル本体、4はカテーテル本体2の基端から先端
にかけて内部に延びる造影剤注入路、5はカテーテル本
体2の基端から先端にかけて内部に延びる空気注入路、
6はカテーテル本体2の基端から先端にかけて内部に延
びる排泄路、7はカテーテル本体2の基端から先端にか
けて内部に延びる2つのバルーン用空気供給路、8は造
影剤路用管9と排泄路用管11と空気路用管10とを平
行状態で一体的に設けた連結具、9はカテーテル本体2
基端の造影剤注入路4の基端に挿入される中空な造影剤
路用管、10はカテーテル本体2基端の空気注入路5の
基端に毛細チューブを介して接続される中空な空気路用
管、10aは毛細チューブ、11はカテーテル本体2基
端の排泄路6の開口端に挿入される中空な排泄路用管、
13は対応する通路4,5,6の開口端へ挿入し易いよ
うにテーパーを有した造影剤路用管9・空気路用管10
・排泄路用管11の挿入部、14は造影剤路用管9・空
気路用管10・排泄路用管11のチューブ取付部、16
はカテーテル本体2の先端に取付け造影剤と空気の注入
や排泄物の排出を行う穴17を有する弾力性のある先端
キャップ、16aは同先端キャップ16の後端部に設け
た突起、17は先端キャップ16の先端に1ケ所と側面
に2ケ所設けた穴、18はカテーテル本体2先部の周面
に取付けた2つの膨縮自在なバルーン、20はシリコン
ゴムを用いた伸縮自在な環状帯膜、21は加熱により収
縮する熱収縮性のある環状帯体、22はカテーテル本体
2と環状帯膜20との間の空間、23は同空間22内の
カテーテル本体2の外周に設けた空気供給路7と連通さ
せた空気孔、25は造影剤注入チューブ29より供給さ
れる造影剤が造影剤注入チューブ29方向へ逆流するこ
とを阻止する造影剤用逆止弁、26は空気注入チューブ
30より供給される空気が空気注入チューブ30方向へ
逆流することと注腸した造影剤や腸内物が空気注入チュ
ーブ30方向へ流れ込むこととを阻止する空気用逆止
弁、27は排泄チューブ31内へ排出された注腸した造
影剤や腸内物が肛門方向へ逆流することを阻止する排泄
用逆止弁、29は造影剤注入路4と連通させた造影剤注
入チューブ、30は空気注入路5と連通させた空気注入
チューブ、31は排泄路6と連通させた排泄チューブ、
32はカテーテル本体2基端のバルーン用空気供給路7
に接続した弾力性のある空気供給管、33は空気供給管
32の基端に取付けた開閉弁34を内部に有する注入
口、34は同注入口33内部の開閉弁、36は各連結具
9,10,11の挿入部13に塗布した接着剤、39は
造影剤注入チューブ29と接続され造影剤を供給する造
影剤注入装置、40は空気注入チューブ30と接続され
空気を供給する空気送り装置、41は排泄チューブ31
と接続され排泄物42を回収する排泄物回収容器、42
は排泄物である。
ル1は、ゴム製で可撓性のあるカテーテル本体2内に造
影剤注入路4・空気注入路5・排泄路6を区画した一体
成型で設けており、更にカテーテル本体2の先部に設け
た2つのバルーン18にそれぞれ連通させた2つの空気
供給路7もカテーテル本体2内に前記各通路4,5,6
と区画した一体成型で設けている。各バルーン用空気供
給路7はカテーテル本体の先端で開放されているが、先
端キャップ16の突起16aをバルーン用空気供給路7
内へ挿入するようにして先端キャップをカテーテル本体
2の先端に取付けて接着するので、各バルーン用空気供
給路7は、先端キャップ16の取付け作業によって同時
に塞さがれる。カテーテル本体2の先端は外周の肉厚を
薄くしており、先端キャップ16を取付けた状態で先端
キャップ16の表面とカテーテル本体2の表面とを段差
のない同一面となるようにしている。カテーテル本体2
の基端には連結具8を介して各チューブ29,30,3
1を対応する路に接続していく。この連結具8は造影剤
路用管9と排泄路用管11とが可撓性であるので、手で
互いの先端を近接させた状態に撓ませ、その状態で対応
する路4,5内へ挿入し、接着する。空気路用管10は
空気注入路5内へ直接挿入されないので、空気注入路5
と空気路用管10とを毛細チューブ10aで接続する。
このようにして、カテーテル本体2の基端に連結具8を
連結する。連結具8のチューブ取付部14に対応するチ
ューブ29,30,31を着脱自在に取付け、直腸カテ
ーテル1を形成している。更に、造影剤用逆止弁25を
造影剤注入路用連結具9内に取付け、空気用逆止弁26
を空気注入路用連結具10内に取付け、排泄用逆止弁2
7を排泄路用管11内に取付けている。
造影剤注入装置39から延びる送圧チューブを造影剤注
入チューブ29に接続し、空気注入チューブ30を空気
送り装置から延びる送気チューブに接続し、排泄チュー
ブ31を排泄回収容器41から延びるチューブに接続す
る。又、バルーン18は収縮した状態で直腸カテーテル
1の先端を検査を受ける人の肛門に挿入し、その後注入
口33より空気を送り込み、空気供給管32と空気供給
路7を介してバルーン18に空気を供給し先端のバルー
ン18を肛門内で膨らまし、残りのバルーン18は肛門
外で膨らまして直腸カテーテル1を検査を受ける人の肛
門に固定する。先端キャップ16の表面とカテーテル本
体2の表面とは段差のない同一面となっており、患者に
負担をかけることなく肛門にスムーズに挿入出来る。特
に痔を持つ人など肛門に病気やケガを有する人にも、負
担を少なくして肛門に挿入出来る。バルーン18は注入
口33内の開閉弁34により送り込んだ空気を空間に溜
めた状態となり、膨らんだままとなる。又、環状帯体間
を底辺としてバルーンは膨らむため、底辺を広くとり、
安定した状態で膨らませることが出来る。
造影剤注入チューブ29を介して造影剤注入路4へ供給
し、又空気送り装置40から空気注入チューブ30を介
して空気注入路5へ供給していく。供給した造影剤と空
気は先端キャップ16の穴17を通って腸内へ注入され
ていく。造影剤と空気とはそれぞれの逆止弁25,26
を通して腸内へ注入されていくので、腸内物や一度注入
した造影剤や空気等病原菌に汚染されたものが再び各チ
ューブ29,30内へ逆流してくることを防いでいて、
各チューブ29,30が汚染されることを防ぐ。これに
より常にキレイで衛生的な造影剤や空気を供給していく
ことが出来る。腸内物や注入した造影剤・空気は先端キ
ャップ16の穴17を通って、排泄路6内へ流れ込み排
泄チューブ31を介して排泄物回収容器41内に回収さ
れていく。排泄物も排泄路用管11内に設けた排泄用逆
止弁27を通して排出していくので、一度排出した排泄
物が逆流して再び腸内へ注入されることはない。
を受ける人から引き抜く場合、注入口33内の開閉弁3
4を開いて、2つのバルーン18を収縮させ、その後カ
テーテル本体2を肛門から引き抜き直腸カテーテル1を
検査を受ける人から取外す。直腸カテーテル1は使い捨
てであるので、検査を受ける人ごとに新しい直腸カテー
テル1に交換し、使用済の直腸カテーテル1は廃棄す
る。直腸カテーテル1を交換する際には、各チューブ2
9,30,31を各装置39,40や排泄物回収容器4
1から延びるチューブから切り離し、新しい直腸カテー
テル1の各チューブ29,30,31を前回と同じ要領
でそれぞれ対応する各装置39,40又は容器41に接
続し、交換を完了する。
0,31ごと交換されていくものであり、この各チュー
ブ29,30,31は各連結具9,10,11内に設け
た各逆止弁25,26,27により排泄物が他のチュー
ブ29,30に流れ込むことを防ぎ病原菌に汚染される
ことなく常に衛生的に保たれている所であり、病原菌に
汚染された箇所は全て使用済の直腸カテーテル1と共に
廃棄されていくので、前回の検査で付着した病原菌を次
に検査を受ける人へ移す心配もなくなり、大変衛生的な
検査が行える。又、各逆止弁25,26,27は各連結
具9,10,11内に設けているため、直腸カテーテル
1の交換の際、各チューブ29,30,31は各装置3
9,40や容器41に接触したままとし、それぞれの連
結具9,10,11から各チューブ29,30,31を
それぞれ引き抜き、新しい直腸カテーテル1の各連結具
9,10,11をそれぞれ対応する各チューブ29,3
0,31に着脱自在に取付け、直腸カテーテル1を交換
してもよい。
9・空気注入チューブ30・排泄チューブ31は上記の
ように、各装置39,40や排泄物回収容器41から延
びるチューブを介して造影剤注入装置39・空気送り装
置40・排泄物回収容器41に接続する場合に限定せ
ず、造影剤注入チューブ29・空気注入チューブ30・
排泄チューブ31を直接造影剤注入装置39・空気送り
装置40・排泄物回収容器41に接続する場合もある。
具46は、前記実施例1の連結具においての造影剤路用
管と空気路用管とを硬質体とし且つ互いの先端部を近接
させた状態で成型した連結具である。造影剤路用管と空
気路用管との互いの先端部は近接状態としているので、
各通路の基端に連結具を取付け易くなっている。その他
の符号・構成や作用・効果は前記実施例1と同じであ
る。
テル本体に取付けることで、同時にバルーン用空気供給
路の先端部を閉鎖出来るので、製作工程を少なく出来、
且つ製作の簡素化が図れるものとなった。このため、製
作時間の短縮が図れ大量生産性に優れたものとなり、製
造単価のコストダウンが図れるものとなった。請求項2
記載の発明では、先端キャップの外表面とカテーテル本
体の外表面とが略同一面となっているので、肛門に挿入
する際に患者に何ら負担をかけることがなく、且つ大変
スムーズに挿入出来るものとなった。これにより、痔等
尻に病気やケガがある人に対しても、何ら負担をかける
ことなく使用出来るものとなった。
構造を示す縦断面図である。
る。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 可撓性のある細長なカテーテル本体の内
部に造影剤注入路と空気注入路と排泄路とバルーン用空
気供給路とを分離して設け、前記カテーテル本体の先端
部近くの外周に前記バルーン用空気供給路から供給され
る空気で膨縮するバルーンを設け、造影剤と空気と排泄
物とが通過する穴を開口した先端キャップを前記カテー
テル本体の先端に取付け、前記造影剤注入路と前記空気
注入路と前記排泄路との先端を前記先端キャップ内で開
放し、前記各通路の基端を対応するチューブに接続した
直腸カテーテルにおいて、前記先端キャップの後部に前
記カテーテル本体のバルーン用空気供給路内へ嵌入させ
る突起を設け、前記先端キャップの突起を前記カテーテ
ル本体のバルーン用空気供給路の先端部分に嵌入して前
記先端キャップをカテーテル本体に取付け、前記先端キ
ャップの突起で前記バルーン用空気供給路の先端部を閉
鎖するとともに前記先端キャップと前記カテーテル本体
とを連結することを特徴とする直腸カテーテル。 - 【請求項2】 先端キャップが取付けられるカテーテル
本体の先端部分の肉厚を薄くし、前記先端キャップの外
表面とカテーテル本体の外表面とが略同一面となるよう
にした請求項1記載の直腸カテーテル。 - 【請求項3】 バルーンの数を2つとし、バルーン用空
気供給路を2つ設け、先端キャップの突起を2つ設け、
同突起をそれぞれ前記バルーン用空気供給路内に嵌入し
た請求項1又は2記載の直腸カテーテル。 - 【請求項4】 各通路の基端に接続するチューブを連結
具を介して接続した請求項1〜3いずれか記載の直腸カ
テーテル。 - 【請求項5】 造影剤注入路内に挿入される細長で先端
部の外表面にテーパーを設けた可撓性のある造影剤路用
管と、排泄路内に挿入される細長で先端部の外表面にテ
ーパーを設けた可撓性のある排泄路用管と、空気が通過
する短い空気路用管とを互いに並行状態で一体的に設け
た構成の連結具を用い、前記造影剤路用管と前記排泄路
用管とを曲げて互いの先端を近接した状態でカテーテル
本体の対応する通路内に挿入して取付け、カテーテル本
体の空気注入路と前記連結具の空気路用管の先端部分と
を連結チューブで連結し、前記造影剤路用管の後端部分
と前記排泄路用管の後端部分と前記空気路用管の後端部
分とにそれぞれ対応するチューブを接続した請求項1〜
4いずれか記載の直腸カテーテル。 - 【請求項6】 造影剤注入路内に挿入される細長で先端
部の外表面にテーパーを設けた造影剤路用管と、排泄路
内に挿入される細長で先端部の外表面にテーパーを設け
た排泄路用管と、空気が通過する短い空気路用管とを前
記造影剤路用管と前記排泄路用管とが先端に従って近接
する状態に一体的に並設した構成の連結具を用い、前記
造影剤路用管と前記排泄路用管との先端をカテーテル本
体の対応する通路内に挿入して取付け、カテーテル本体
の空気注入路と前記連結具の空気路用管の先端部分とを
連結チューブで連結し、前記造影剤路用管の後端部分と
前記排泄路用管の後端部分と前記空気路用管の後端部分
とにそれぞれ対応するチューブを接続した請求項1〜4
いずれか記載の直腸カテーテル。
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