JP3018101U - 葬儀用看板 - Google Patents

葬儀用看板

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JP3018101U
JP3018101U JP1995005605U JP560595U JP3018101U JP 3018101 U JP3018101 U JP 3018101U JP 1995005605 U JP1995005605 U JP 1995005605U JP 560595 U JP560595 U JP 560595U JP 3018101 U JP3018101 U JP 3018101U
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JP1995005605U
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和男 方岡
彰伸 中尾
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和男 方岡
彰伸 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書した文字を簡単に消すことができる葬儀用
看板を得る。 【構成】 メラミン化粧板4が台板5に接着されてい
る。メラミン化粧板4はコア層1に、外表面に印刷2が
施されたメラミン樹脂層3ついでメラミン樹脂のクリア
ー層7を順に積層してなる。コア層1は、紙材にフェノ
ール樹脂を含漬させたフェノール樹脂層1aに、紙材に
メラミン樹脂を含漬させたメラミン樹脂層1bを積層し
てなる。このコア層1の外表面のメラミン樹脂層1b
に、印刷2入りのメラミン樹脂層3が積層されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、葬儀に際し、故人の名前や会葬者名などの文字を書き込んだり、切 り文字を貼り付けたりする木板、すなわち一般に名木板、紋標ないし大看板と称 されているものに代表される葬儀用看板に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の看板は、地域によって白木を用いたり、木目入りの木板を用いたりす るが、いずれにせよ葬儀業者は一回限りの使い捨てではなく、繰り返し使用して いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
その際に、書いた文字が単に濡れた布で拭き取るだけでは、きれいに消せない 。切り文字を貼り付ける形態でも、その貼付用の糊(接着剤)が容易にとれない 。そのため、一回使用する度毎にいちいち看板の表面をカンナで削り落としてお り、この作業に手間を要している。それでも看板そのものが次第に変色するなど 、早期に取り替えねばならない不利があった。 そこで本考案の目的は、表面の文字や糊が簡単に拭き落とせて、繰り返し使用 できる葬儀用看板を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の葬儀用看板は、図1に示すごとくコア層1にメラミン樹脂層3 が積層されたメラミン化粧板4を用意し、台板5に該メラミン化粧板4を接着剤 層6を介して接着したものである。具体的には、メラミン樹脂層3の裏面側に印 刷2を施してもよいが、前記メラミン樹脂層3の外表面に印刷2を施す場合は、 その上にメラミン樹脂のクリヤー層7を積層形成したメラミン化粧板4を用意し 、これを台板5に接着する。メラミン樹脂層3を白木様に着色して印刷2を省略 することもできる。
【0005】 更に具体的には、前記コア層1は特殊な紙材にフェノール樹脂を含漬させたフ ェノール樹脂層1aに、同じ特殊な紙材にメラミン樹脂を含漬させたメラミン樹 脂層1bを積層したものとする。この場合、フェノール樹脂層1aとメラミン樹 脂層1bとは数枚重ねで交互に積層できる。そして、コア層1の外表面のメラミ ン樹脂層1bに、印刷2が施された前記メラミン樹脂層3を積層する。
【0006】 請求項4記載の葬儀用看板は、図2に示すごとくコア層1にダップ樹脂層8を 積層してなるダップ化粧板9が、台板5に接着剤層6を介して接着されている。 この場合のダップ樹脂層8は、これ自体を白木調に着色してもよい。その際、外 表面又は好ましくは裏面側に印刷2が施されたものとする。またコア層1は、特 殊な紙材にダップ樹脂を含漬させたものとすることができる。
【0007】 請求項6記載の葬儀用看板は、同じ図2を借りて説明すると、トリアジン樹脂 からなるコア層1に、印刷2が外表面側又は裏面側に施されたトリアジン樹脂層 8aを積層してなるトリアジン化粧板9aが、台板5に接着剤層6を介して接着 されている。
【0008】 上記の各形態において、コア層1はマスキング層としての機能を果たすもので あって、この限りにおいて好ましくは白色顔料を入れ、外側から印刷2のみが見 えるようにする。メラミン化粧板4、ダップ化粧板9およびトリアジン化粧板9 aは、それぞれ台板5とは別につくり、後から台板5に接着することができ、そ の場合のコア層1は保形芯材として機能する。接着剤としては、合成ゴム系、酢 酸ビニルエマルジョン系、アクリルエマルジョン系、エポキシ系などを用いるこ とができる。 台板5としてはベニア合板などの木質系が安価で使用に適っているが、合成樹 脂板などでもよい。上記のいずれの形態においても、台板5上に前述のメラミン 化粧板4、ダップ化粧板9、トリアジン化粧板9aを、それらの構成層順に積層 して一体化してもよい。つまり、メラミン化粧板4などを別に製作したのち、台 板5上に接着することに限定されない。
【0009】 請求項8記載の葬儀用看板は、図3に示すごとく台板5に接着剤層6を介して 印刷シート10を接着し、この印刷シート10上にポリエステル樹脂のクリヤー 層11を積層してなる。この場合の接着剤層6には合板製の台板5の場合に酢酸 ビニル系を用いることができるが、これに代えてポリエステル樹脂製にすること もできる。好ましくは、この接着剤層6と外層のクリヤー層11とをポリエステ ル樹脂とし、この両者6・11間に印刷シート10を介装したラミネートフィル ムをつくり、このラミネートフィルムを台板5に接着すればよい。
【0010】
【作用】
いずれの形態も外表面を構成するメラミン樹脂、ダップ樹脂、トリアジン樹脂 又はポリエステル樹脂が、それぞれ耐汚染性、耐摩耗性、耐薬品性、耐候性に優 れる。台板5の木質とは無関係に高価な白木調又は木目調が現出する。これが使 用時には、トナーを含む墨汁で外表面の樹脂層に文字を書き込む。通常の習字用 墨汁では、耐汚染性によって文字の乗りが悪くなるからである。文字を書き込む に代えて、切り文字を糊で貼り付けることもある。
【0011】
【考案の効果】
従って本考案によれば、とくに耐汚染性を有するので、墨汁や他のインクない し塗料で外表面に文字などを書いても、また切り文字を貼っても、使用後に極め て容易に拭き取ることができ、使い勝手がよく繰り返しの使用にもよく耐えるの で、葬儀用看板としての使用目的に合致している利点を有する。
【0012】
【実施例】
(第1実施例) 図1において、白色のコア層1の外表面に、木目模様の印刷2が外表面に施さ れたメラミン樹脂層3、ついでメラミン樹脂のクリヤー層7を順に積層してなる メラミン化粧板4をつくり、ベニヤ合板からなる台板5に該メラミン化粧板4の 裏面側を合成ゴム系の接着剤6で一体に接着する。次いで所定の幅員を有する縦 長に裁断し、葬儀用看板をつくった。
【0013】 かくして、看板表面のクリヤー層7上に、黒色のコピー用トナーを含む墨汁で 文字を書いたところ、クリヤー層7を透して木目様の印刷2が背景となって本物 の木目入り木板の外観を呈しながら、書いた文字が見えた。次に濡れた布で拭く だけで表面の文字を消すことができた。マジックインキ(登録商標)で文字を書 いた場合にも、溶剤(シンナー)を含ませた液で消し取ることができ、繰り返し 使用してもクリヤー層7の表面の劣化が認められなかった。
【0014】 (第2実施例) 図2において、ダップ樹脂製のコア層1の外表面に、裏面側に印刷2が施され たダップ樹脂層8を積層形成してなるダップ化粧板9をつくり、ベニヤ合板から なる台板5にダップ化粧板9の裏面側を接着剤層6を介して接着した。後は第1 実施例と同様にして葬儀用看板をつくり、使用に供したところ、この場合にも第 1実施例と同一の結果を得た。
【0015】 (第3実施例) 同じ図2において、コア層1をダップ樹脂とし、第2実施例のダップ樹脂層8 をトリアジン樹脂層8aとしてトリアジン化粧板9aをつくった以外は、第2実 施例と同様の構成にして同一の結果を得た。
【0016】 (第4実施例) 図3において、ポリエステル樹脂からなる接着剤層6とポリエステル樹脂層1 1との間に印刷済みの印刷シート10をはさんで一体化したフィルムをつくり、 ベニヤ合板製の台板5に該フィルムを接着剤層6を介して接着し、後は第1実施 例と同様にして葬儀用看板をつくった。この第4実施例においても、第1実施例 と同様の使用結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す断面図である。
【図2】第2実施例と第3実施例を同時に示す断面図で
ある。
【図3】第4実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コア層 1a フェノール樹脂層 1b メラミン樹脂層 2 印刷 3 メラミン樹脂層 4 メラミン化粧板 5 台板 6 接着剤層 7 クリヤー層 8 ダップ樹脂層 8a トリアジン樹脂層 9 ダップ化粧板 9a トリアジン化粧板 10 印刷シート 11 クリヤー層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/42 102 7421−4F 33/00 7148−4F

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア層1にメラミン樹脂層3が積層され
    たメラミン化粧板4が、台板5に接着されている葬儀用
    看板。
  2. 【請求項2】 コア層1に、外表面に印刷2が施された
    メラミン樹脂層3ついでメラミン樹脂のクリアー層7が
    順に積層されたメラミン化粧板4が、台板5に接着され
    ている葬儀用看板。
  3. 【請求項3】 コア層1が、紙材にフェノール樹脂を含
    漬させたフェノール樹脂層1aに、紙材にメラミン樹脂
    を含漬させたメラミン樹脂層1bを積層してあり、 コア層1の外表面のメラミン樹脂層1bに、印刷2が施
    されたメラミン樹脂層3が積層されている請求項2記載
    の葬儀用看板。
  4. 【請求項4】 コア層1にダップ樹脂層8を積層してな
    るダップ化粧板9が、台板5に接着されている葬儀用看
    板。
  5. 【請求項5】 コア層1がダップ樹脂からなり、ダップ
    樹脂層8の裏面側に印刷2が施されていいる請求項4記
    載の葬儀用看板。
  6. 【請求項6】 トリジアル樹脂のコア層1に、印刷2が
    施されたトリアジン樹脂層8aを積層してなるトリアジ
    ン化粧板9aが、台板5に接着されている葬儀用看板。
  7. 【請求項7】 コア層1が白色を呈している請求項3又
    は4又は6記載の葬儀用看板。
  8. 【請求項8】 台板5に接着剤層6を介して印刷シート
    10を接着し、印刷シート10上にクリヤー層11を積
    層してなる葬儀用看板。
  9. 【請求項9】 接着剤層6およびクリヤー層11が、ポ
    リエステル樹脂である請求項8記載の葬儀用看板。
JP1995005605U 1995-05-15 1995-05-15 葬儀用看板 Expired - Lifetime JP3018101U (ja)

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