JP3018035B2 - 擁壁構造 - Google Patents

擁壁構造

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JP3018035B2
JP3018035B2 JP10255977A JP25597798A JP3018035B2 JP 3018035 B2 JP3018035 B2 JP 3018035B2 JP 10255977 A JP10255977 A JP 10255977A JP 25597798 A JP25597798 A JP 25597798A JP 3018035 B2 JP3018035 B2 JP 3018035B2
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    • E02B3/04Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
    • E02B3/12Revetment of banks, dams, watercourses, or the like, e.g. the sea-floor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D29/00Independent underground or underwater structures; Retaining walls
    • E02D29/02Retaining or protecting walls
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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  • Revetment (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Artificial Fish Reefs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、砂防用の堤、護
岸、法面の保護、山腹土留め、地すべり復旧、橋脚の保
護、根固め等の土留めに中詰石を詰めて使用したり、漁
礁として中詰石を詰めて使用するのに適した擁壁構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、護岸工事等において、波による法
先の洗掘や基礎の移動を防止するために、法留めの前面
を捨石やコンクリートブロック等で覆って、基礎の移動
や洗掘の進行を妨げる法先の根固めが行なわれている。
そして、根固めには多くの工法が行なわれており、その
一形態として、特開平6−193068号公報に開示さ
れている土留め施工方法がある。この土留め施工方法に
ついて簡単に説明すると、棒鋼製金枠、張設用金網、水
平連結材、斜材、端部金網等を主たる部品として現場で
かご枠を組み立て、このかご枠に土砂を充填し、突き固
めて鉄筋、土砂一体ブロックとなし、これを階段状に積
み上げて土留め構造を構築する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の土留め施工方法は、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。 かご枠に土砂を充填した土砂一体ブロックは重量物
であるため、これを階段上に積み上げて土留め構造を施
工する作業は大型クレンー等の重機を必要とし、狭隘な
施工現場では施工がきわめて困難となる。また、重量物
である土砂一体ブロックの移動はきわめて危険な作業と
なる。 かご枠が実質的に金網からなるため、強度的に弱
く、土砂を充填する際にその充填重量に負けて中空枠体
が変形したり、また、護岸等に用いた場合には、洪水等
のように大きな水勢を受けると変形するおそれがある。
この場合、土砂が外部に流出し、護岸構造としての機能
を果たさなくなる。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、いかなる施工現場においても、容易、迅
速、かつ安全に擁壁を構築できる擁壁構造を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係る擁壁構造は、それぞれ複数の矩形形状の擁壁パネル
を水平方向に連結することによって構成される複数の擁
壁パネル列を、土壌傾斜面に沿って階段状に配設して表
層段丘面を形成し、土壌傾斜面と表層段丘面との間に形
成される中詰石充填空間に砕石や砂利等からなる中詰石
を充填して形成される擁壁構造である。このような擁壁
構造において、下段をなす各擁壁パネル列の後方には、
この擁壁パネル列と直交する方向に伸延するトラス構造
を有する複数の第1の連結ブラケットが水平方向に間隔
を開けて配設されている。また、第1の連結ブラケット
の前面垂直部が擁壁パネル列の後面に連結されており、
第1の連結ブラケットの上部水平部の後部は上記した下
段をなす擁壁パネル列より1段上をなす上段の擁壁パネ
ル列の下部に連結されている。ここで、擁壁パネルは、
好ましくは、400〜800mm(高さ)×1000〜
1500mm(長さ)の大きさを有し、重量が10〜3
0kgの鋳鉄品を用いる。
【0006】このような擁壁構造を構築するに際して
は、まず、複数の擁壁パネルを水平方向に連結して1段
目の擁壁パネル列を形成する。この擁壁パネル列の後方
に複数の第1の連結ブラケットを配設すると共に、その
前面垂直部を1段目の擁壁パネル列の後面に連結させ
る。次に、2段目の擁壁パネル列の下部を第1の連結ブ
ラケットの上部水平部の後部に連結させることによっ
て、1段目と2段目の擁壁パネル列を連結する。以下、
2段目から所定の段数までの擁壁パネル列を同様にして
順に連結していき、階段状の表層段丘面を土壌傾斜面に
沿って形成する。その後、土壌傾斜面と表層段丘面との
間に形成される中詰石充填空間に中詰石を充填して擁壁
を構築する。このように、実質的に、擁壁パネルを第1
の連結ブラケットを用いて水平方向及び前後方向に連結
することによって擁壁構造を構築できるので、重量機械
を用いることなく、容易、迅速、かつ、安全に、擁壁を
構築することができる。特に、擁壁パネルとして、40
0〜800mm(高さ)×1000〜1500mm(長
さ)とすると共に、重量を10〜30kgの鋳鉄品を用
いることによって、擁壁パネルの取扱いをさらに容易に
することができる。
【0007】ここで、上記した擁壁構造は、以下の構成
とすることもできる。 トラス構造を有する第1の連結ブラケット上に第1
の連結ブラケットと点対称に同一のトラス構造を有する
第2の連結ブラケットを取付け、第2の連結ブラケット
の下部水平部の前部を下段をなす擁壁パネル列の上部に
連結すると共に、第2の連結ブラケットの後面垂直部を
上段をなす擁壁パネル列の前面に連結するようにしても
よい。このように、上、下段の擁壁パネル列を2つの連
結ブラケットを用いて連結した場合、擁壁パネル列の連
結強度を著しく高めることができる。 第1の連結ブラケットと土壌傾斜面との間に擁壁支
持ステーを介設することによって、多段の擁壁パネル列
からなる表層段丘面を容易かつ安定状態に形成すること
ができ、高さの高い擁壁であっても、容易、迅速、か
つ、安全に、構築することができる。 各擁壁パネルの両端に連結部を一体的に形成し、隣
接する擁壁パネルの対峙する連結部に第1の連結ブラケ
ットの前面垂直部に一体的に設けた連結片を嵌合するこ
とによって、擁壁パネル同士の連結と、擁壁パネル列同
士の連結を同時に行うように構成したので、この面から
も擁壁を容易かつ迅速に構築することができることにな
る。
【0008】 連結部は、中央振り分けで左右対称に
所定の角度を設けた尖状当接面を有する中央伸延部と、
中央伸延部の両側に平行間隔を開けて配設され、先部の
外面に所定の傾斜当接面を有すると共に基部が中央伸延
部の基部に一体的に連設される左、右伸延部と、中央伸
延部の両側面に取付けられ、左、右伸延部と協働して鉤
状の連結片挿入空間を形成する一対の段部形成板とを具
備するようにしてもよい。連結部をこのような形状とす
ることによって、擁壁パネルと第1及び/又は第2の連
結ブラケットとの連結を容易かつ確実に行うことができ
る。
【0009】 擁壁パネルは複数の開口を有する鋳鉄
から形成してもよい。擁壁パネルを鋳鉄から形成するこ
とによって、擁壁構造の強度を著しく高めることがで
き、中詰石を充填する際や、背面から土圧を受けた場合
でも表層段丘面の変形を防止して擁壁が崩壊するのを効
果的に防止することができる。擁壁パネルは鋳鉄からな
るので、擁壁が護岸壁等の場合、擁壁パネルの水中にあ
る部分から鉄分、シリコン、マンガン、リン、硫黄やマ
グネシウム等の微小成分が一部溶出してバクテリアの付
着や藻の繁殖を促進すると考えられ、それに伴い植物や
魚を含めて多様な生物が棲息するのに最適な環境とな
る、いわゆるビオトープを容易に創り出すことができ
る。擁壁パネルは高炭素量の鋳鉄からなるので、炭素と
他の含有金属成分が反応して防食皮膜を形成して耐候性
を有していると考えられ、地上はもちろん水中において
も十分な耐腐食性を有し、長年にわたって使用すること
ができることが実証されている。擁壁パネルを鋳鉄から
形成することによって、同一形状の擁壁パネルを単一の
鋳型を用いて量産することができ、擁壁パネルの単価を
低減できる。
【0010】なお、鋳鉄としては、鉄、炭素の他、石灰
質、マグネシウム等を含有する、キューポラ炉によって
得られる鋳鉄を用いるのが好ましい。また、擁壁パネル
の機械的強度を高める観点から、ダクタイル鋳鉄(FC
D)、さらには、オーステンパーダクタイル鋳鉄(AD
I)を用いるのが好ましい。 上下段に配置した擁壁パネルの連結を、擁壁パネル
に連結部を一体的に形成すると共に、第1の連結ブラケ
ット及び第2の連結ブラケットに連結片を一体的に形成
し、連結片を連結部に嵌合することによって行い、か
つ、擁壁パネルと第1及び第2の連結ブラケットを鋳鉄
から形成することもできる。このように、擁壁パネルと
第1及び第2の連結ブラケットを鋳鉄から形成すること
によって、同種材質のため電蝕がなく、擁壁構造の耐久
性を向上することができると共に、第1の連結ブラケッ
ト及び第2の連結ブラケットを、擁壁パネル列同士の連
結を容易かつ確実に行うことができる形状にすることが
できる。 連結片はくさび片としてもよい。このように連結片
をくさび片とすることによって、連結片による擁壁パネ
ルの連結部同士の連結をより強固なものにすることがで
きるので、擁壁パネル同士の連結強度をさらに高めるこ
とができる。 各擁壁パネルの枠本体は、上、下枠部材と左、右枠
部材とからなる矩形枠と、矩形枠内に縦横に架設した
縦、横桟部材とから形成することができる。このように
することによって擁壁パネルの軽量化を図ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の一実施の形態に係る擁壁構造の構成について説明す
る。なお、本実施の形態は、擁壁構造が河岸10に構築
される護岸壁11の場合である。図1に示すように、河
岸10は、一定の勾配(例えば、単位水平長に対する高
さの比を1:0.5〜1:1.5とする。)を有する土
壌傾斜面12と、川底13を掘削して設けられ土壌傾斜
面12の下部と連絡する掘削底面14から形成されてい
る。護岸壁11は、図1及び図2に示すように、実質的
に、それぞれ複数の矩形形状の擁壁パネル15を水平方
向に連結することによって構成される複数の擁壁パネル
列16〜19を、土壌傾斜面12に沿って階段状に配設
して表層段丘面20を形成し、土壌傾斜面12と表層段
丘面20との間に形成される中詰石充填空間21に中詰
石22を充填して形成される。また、本実施の形態で
は、掘削底面14上に、上記した擁壁パネル15と同様
な構成を有する擁壁パネル23を用いて形成した複数の
護岸等用カゴ枠24が載置されており、護岸等用カゴ枠
24内には、中詰石24aが充填されており、このよう
な護岸等用カゴ枠24も護岸壁11の一部を形成してい
る。また、図1に示すように、中詰石充填空間21の上
部に充填されている中詰石22の前部には、所望の植物
の種子を播種した複数の植生土嚢22aが載置されてい
る。
【0012】さらに、図1、図2及び図5に示すよう
に、擁壁パネル列16〜19の後方には、擁壁パネル列
16〜19と直交する方向に伸延するトラス構造を有す
る複数の第1の連結ブラケット25が水平方向に間隔を
開けて配設されている。そして、擁壁パネル列16〜1
9の後面に第1の連結ブラケット25の前面垂直部26
が連結されている。一方、第1の連結ブラケット25の
上部水平部27の後部には、この擁壁パネル列16〜1
8より一段上をなす擁壁パネル列17〜19の下部が連
結されている。また、第1の連結ブラケット25と土壌
傾斜面12との間には、複数の擁壁支持ステー28、2
9が介設されている。
【0013】次に、上記した構成を有する護岸壁11の
各部の構成について、図1〜図8を参照して詳細に説明
する。まず、擁壁パネル15の構成について説明する。
図3に示すように、擁壁パネル15は、矩形枠からなる
枠本体30に、複数の縦、横桟部材31、32を架設す
ることにより構成されており、縦、横桟部材31、32
間によって開口33が形成される。擁壁パネル15の両
側面の上部、中間部、下部には、それぞれ、同一形状の
連結部34〜39が一体的に形成されている。
【0014】ここで、連結部34〜39は、図3〜図5
に示すように、それぞれ、中央振り分けで、例えば左右
対称に45°の角度を設けた尖状当接面40を有する中
央伸延部41と、中央伸延部41の両側に平行間隔を開
けて配設され、先部の外面に45°の傾斜当接面を有す
ると共に基部が中央伸延部41の基部に一体的に連設さ
れる左、右伸延部42、43と、中央伸延部41の両側
面に取付けられ、左、右伸延部42、43と協働して連
結片挿入空間の一例である鉤状のくさび片挿入空間4
4、45を形成する一対の段部形成板46、47とを具
備する。そして、本実施の形態において、上記した連結
部34〜39を一体的に具備する擁壁パネル15は、キ
ューポラ炉等を用いて製造される鋳鉄からなる。なお、
第1の連結ブラケット25も鋳鉄からなる。
【0015】次に、水平方向に隣接する擁壁パネル15
同士の連結と、前後方向に配列されている上下段の擁壁
パネル列16〜19の連結を同時に行うことができる第
1の連結ブラケット25の構成について説明する。図5
〜図8に示すように、第1の連結ブラケット25は、側
面視で直角三角形状をなしており、その前面垂直部26
の長さは、擁壁パネル15の両側面の上部に設けた連結
部34、37と中間部に設けた連結部35、38間の垂
直距離と略等しく設定されている。そして、前面垂直部
26の上、下部には、それぞれ、連結する擁壁パネル1
5の対峙する連結部34、35、37、38に形成した
鉤状のくさび片挿入空間44、45に嵌入される連結片
48、49が一体的に取付けられている。連結片48、
49は、図5〜図7に示すように、平面視で前面垂直部
26に直角に連結すると共に先部に爪部50、51を有
する一対の鉤状係止部52、53と、その上端に一体的
に連設される落下防止蓋55とから構成されている。こ
こで、連結片48、49は、好ましくは、下方に向けて
漸次先細のテーパ状となっているくさび片とする。
【0016】また、図5〜図8に示すように、第1の連
結ブラケット25の上部水平部27の後部には、隣接す
る擁壁パネル15の両側面の下部に設けた連結部36、
39に形成した鉤状のくさび片挿入空間44、45に嵌
入される連結片56が一体的に取付けられている。連結
片56は、図5〜図7に示すように、平面視で、落下防
止蓋57を介して上部水平部27に直角に連結されると
共に先部に爪部58、59を有する一対の鉤状係止部6
0、61によって形成されている。ここで、連結片56
も、好ましくは、下方に向けて漸次先細のテーパ状とな
っているくさび片とする。上記した構成によって、第1
の連結ブラケット25の前面垂直部26に設けた連結片
48、49を下段を構成する隣接する擁壁パネル15に
設けた対峙する連結部34、35、37、38に嵌入す
ると共に、第1の連結ブラケット25の上部水平部27
の後部に設けた連結片56を上段を構成する擁壁パネル
15の下部に設けた対峙する連結部36、39に嵌入さ
せることによって、水平方向に隣接する擁壁パネル15
同士の連結と、前後方向に配列されている上下段の擁壁
パネル列16〜19の連結を同時に行うことができる。
【0017】また、図5及び図8に示すように、第1の
連結ブラケット25において、前面垂直部26の下端と
上部水平部27の後部とを連結する傾斜部材62の中間
部には透孔63が設けられている。そして、図1及び図
2に示すように、透孔63に枢ピン64を挿通すること
によって、基端が土壌傾斜面12に支持されている擁壁
支持ステー28、29の先部を縫合・連結することがで
きる。かかる構成によって、各擁壁パネル列16〜19
における各擁壁パネル15を後面から確実かつ安定状態
に支持することができ、多段の擁壁パネル列16〜19
からなる表層段丘面20を容易かつ安定状態に形成する
ことができ、高さの高い擁壁であっても、容易、迅速、
かつ、安全に、構築することができる。
【0018】図9及び図10に本実施の形態の変形例に
係る擁壁構造65の要部を示す。図示するように、本変
形例は、上段の擁壁パネル15(擁壁パネル列)を下段
の擁壁パネル15(擁壁パネル列)に連結するに際し
て、上記した第1の連結ブラケット25の他に、第1の
連結ブラケット25と同一構成を有すると共に鋳鉄から
なる第2の連結ブラケット66を用い、第1及び第2の
連結ブラケット25、66を菱形状に配列することによ
って、上下段の擁壁パネル15の連結をさらに強化した
ことに特徴を有する。即ち、図9及び図10に示すよう
に、第2の連結ブラケット66は、第1の連結ブラケッ
ト25と上下方向に点対称となるようにして、第1の連
結ブラケット25の上部水平部27上に重合され、第1
の連結ブラケット25と共に菱形形状を形成している。
そして、第2の連結ブラケット66の下部水平部68の
前部に設けた連結片69は、下段の隣接する擁壁パネル
15の上部に設けた対峙する連結部34、37に嵌入さ
れている。一方、第2の連結ブラケット66の後面垂直
部70の上下部に設けた連結片71、72は、それぞ
れ、上段の隣接する擁壁パネル15の対峙する連結部3
5、36、38、39に嵌入され、上段の擁壁パネル1
5の前面に連結されている。なお、連結片69、71、
72は、図示しないが、連結片56、48、49と実質
的に同一の構成を有する。上記した構成によって、上下
段の擁壁パネル15を、菱形状に配列される第1及び第
2の連結ブラケット25、66を用いて連結することが
できるので、上下段の擁壁パネル15の連結強度を著し
く高めることができる。
【0019】また、図11及び図12に、各擁壁パネル
列16〜19を形成する擁壁パネル15間の前後方向の
ブレを防止するためのブレ防止機構73を示す。図示す
るように、ブレ防止機構73は、横長の当接板74の後
面に矩形断面を有する横桟部材32を前面から嵌入可能
な部材係合用チャンネル75を一体的に取付けると共
に、部材係合用チャンネル75の中央部分を水平方向に
連結しようとする両擁壁パネル15の両側部15a、1
5bの幅と略等しい幅で切り欠くことによって垂直方向
に伸延する両側部挿通空間76を形成し、かつ、部材係
合用チャンネル75の上面に横桟部材32の上部を嵌入
する係合溝77を設けることによって構成されている。
上記した構成によって、ブレ防止機構73の両側部挿通
空間76を両擁壁パネル15の両側部15a、15bに
合わせた後、後方向に移動して部材係合用チャンネル7
5を両擁壁パネル15の対応する横桟部材32に嵌入す
ると共に当接板74の後面を両擁壁パネル15の両側部
15a、15bの前面に当接し、その後、部材係合用チ
ャンネル75を下方にずらして、横桟部材32を係合溝
77に嵌合させることによって、擁壁パネル15間の前
後方向のブレを確実に防止することができる。
【0020】次に、上記した構成を有する護岸壁11の
構築方法について、図1、図2、図5を参照して説明す
る。まず、複数の擁壁パネル15を水平方向に連結して
1段目の擁壁パネル列16を形成する。この擁壁パネル
列16の後方に複数のトラス構造の第1の連結ブラケッ
ト25を配設すると共に、その前面垂直部26を擁壁パ
ネル列16の上部に連結させる。次に、2段目の擁壁パ
ネル列17の下部を第1の連結ブラケット25の上部水
平部27の後部に連結させることによって、1段目と2
段目の擁壁パネル列16、17を連結する。以下、2段
目から4段目までの擁壁パネル列17〜19を同様にし
て順に連結していき、階段状の表層段丘面20を土壌傾
斜面12に沿って形成する。その後、土壌傾斜面12と
表層段丘面20との間に形成される中詰石充填空間21
に中詰石22を充填して護岸壁11を構築する。
【0021】このように、本実施の形態では、トラス構
造を有する第1の連結ブラケット25を用いることによ
って予め表層段丘面20を形成した後、土壌傾斜面12
と表層段丘面20との間の中詰石充填空間21に中詰石
22を充填して護岸壁11を構築できるので、重量機械
を用いることなく、容易、迅速、かつ、安全に、護岸壁
11を構築することができる。この際、表層段丘面20
は、第1の連結ブラケット25の連結片48、49、5
6を擁壁パネル15の連結部34〜39に嵌入するのみ
で形成することができるので、表層段丘面20を容易に
形成することができ、この面からも、容易、迅速、か
つ、安全に、護岸壁11を構築することができる。ま
た、図9及び図10に示すように、擁壁パネル15を、
第1の連結ブラケット25のみならず第2の連結ブラケ
ット66を用いて連結することによって、さらに強固な
護岸壁11を構築することができる。さらに、表層段丘
面20を構成する擁壁パネル列の段数を任意に設定する
ことによって、多段積みの護岸壁11も容易に構築する
ことができる。この際、擁壁支持ステー28、29を用
いることによって、多段積みの護岸壁11の安定性を高
めることができる。
【0022】以上、本発明を一実施の形態及びその変形
例を参照して説明してきたが、本発明は、上述した実施
の形態や変形例に限定されるものでなく、その主旨を逸
脱しない範囲内で種々変更実施することができる。因み
に、上記において複数の擁壁パネルを連結することによ
って構成される中空枠体の底体と蓋体については、何も
説明していないが、側壁面を形成する擁壁パネルと同じ
く複数の開口を有する底体、蓋体の一方、あるいは両方
を設けて用いてもよいことは勿論である。そして、該底
体、蓋体も、擁壁パネルと同じく、鋳鉄製のものを用い
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1〜9記載の擁壁構造においては、それぞれ複数の擁壁
パネルを水平方向に連結することによって構成される複
数の擁壁パネル列を、トラス構造を有する第1の連結ブ
ラケットを用いて予め表層段丘面を形成した後、土壌傾
斜面と表層段丘面との間の中詰石充填空間に中詰石を充
填して護岸壁を構築できるので、重量機械を用いること
なく、いかなる施工現場においても、容易、迅速、か
つ、安全に、擁壁構造を構築することができる。
【0024】請求項2記載の擁壁構造においては、それ
ぞれトラス構造を有すると共に菱形状に配列された第1
及び第2の連結ブラケットを用いて上下段の擁壁パネル
列を連結するようにしたので、上下段の擁壁パネル列の
連結強度を著しく高めることができる。請求項3記載の
擁壁構造においては、第1の連結ブラケットと土壌傾斜
面との間に擁壁支持ステーを介設することによって、多
段の擁壁パネル列からなる表層段丘面を容易かつ安定状
態に形成することができ、高さの高い擁壁であっても、
容易、迅速、かつ、安全に、構築することができる。請
求項4記載の擁壁構造においては、各擁壁パネルの両端
に連結部を一体的に形成し、隣接する擁壁パネルの対峙
する連結部に第1の連結ブラケットの前面垂直部に一体
的に設けた連結片を嵌合することによって、擁壁パネル
同士の連結と、擁壁パネル列同士の連結を同時に行うよ
うに構成したので、この面からも擁壁を容易かつ迅速に
構築することができることになる。請求項5記載の擁壁
構造においては、擁壁パネルの連結部に第1の連結ブラ
ケットの連結片を容易かつ確実に嵌合できる形状とした
ので、擁壁パネルと第1の連結ブラケットとの連結を容
易かつ確実に行うことができる。
【0025】請求項6記載の擁壁構造においては、擁壁
パネルは複数の開口を有する鋳鉄から形成したので、擁
壁構造の強度を著しく高めることができ、砕石や石等を
充填する際や、背面から土圧を受けた場合でも表層段丘
面の変形を防止して擁壁が崩壊するのを効果的に防止す
ることができる。また、擁壁が護岸壁等の場合、擁壁パ
ネルの水中にある部分から炭素分等の微小成分の一部が
溶出してバクテリアの付着や藻の繁殖を促進すると考え
られ、それに伴い植物や魚を含めて多様な生物が棲息す
るのに最適な環境である、いわゆるビオトープを容易に
創り出すことができる。さらに、擁壁パネルは高炭素量
の鋳鉄とした場合は、地上はもちろん水中においても十
分な耐腐食性を有し、長年にわたって使用することがで
きる。さらに、擁壁パネルを鋳鉄から形成することによ
って、同一形状の擁壁パネルを単一の鋳型を用いて量産
することができ、擁壁パネルの単価を低減できる。
【0026】請求項7及び請求項8記載の擁壁構造にお
いては、擁壁パネルと第1及び第2の連結ブラケットを
鋳鉄から形成することによって、同種材質のため電蝕が
なく、擁壁構造の耐久性を向上することができると共
に、第1の連結ブラケット及び第2の連結ブラケット
を、擁壁パネル列同士の連結を容易かつ確実に行うこと
ができる形状にすることができる。請求項9記載の擁壁
構造においては、連結片をくさび片とすることによっ
て、連結片による擁壁パネルの連結部同士の連結をより
強固なものにすることができるので、擁壁パネル同士の
連結強度をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る擁壁構造の側断面
図である。
【図2】同擁壁構造の斜視図である。
【図3】同擁壁構造の擁壁パネルの正面図である。
【図4】同擁壁構造の擁壁パネルの平面図である。
【図5】同擁壁構造の擁壁パネルと第1の連結ブラケッ
トの連結状態を示す斜視図である。
【図6】同擁壁構造の擁壁パネルと第1の連結ブラケッ
トの連結状態を示す断面図である。
【図7】同擁壁構造に用いる第1の連結ブラケットの平
面図である。
【図8】同正面図である。
【図9】本発明の一実施の形態の変形例に係る擁壁構造
の側断面図である。
【図10】同擁壁構造の擁壁パネルと第1及び第2の連
結ブラケットの連結状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る擁壁構造に適用
可能なブレ防止機構の正面図である。
【図12】同斜視図である。
【符号の説明】
10 河岸 11 護岸壁 12 土壌傾斜面 13 川底 14 掘削底面 15 擁壁パネ
ル 15a 側部 15b 側部 16 擁壁パネル列 17 擁壁パネ
ル列 18 擁壁パネル列 19 擁壁パネ
ル列 20 表層段丘面 21 中詰石充
填空間 22 中詰石 22a 植生土
嚢 23 擁壁パネル 24 護岸等用
カゴ枠 24a 中詰石 25 第1の連
結ブラケット 26 前面垂直部 27 上部水平
部 28 擁壁支持ステー 29 擁壁支持
ステー 30 枠本体 31 縦桟部材 32 横桟部材 33 開口 34 連結部 35 連結部 36 連結部 37 連結部 38 連結部 39 連結部 40 尖状当接面 41 中央伸延
部 42 左伸延部 43 右伸延部 44 くさび片挿入空間 45 くさび片
挿入空間 46 段部形成板 47 段部形成
板 48 連結片 49 連結片 50 爪部 51 爪部 52 鉤状係止部 53 鉤状係止
部 55 落下防止蓋 56 連結片 57 落下防止蓋 58 爪部 59 爪部 60 鉤状係止
部 61 鉤状係止部 62 傾斜部材 63 透孔 64 枢ピン 65 擁壁構造 66 第2の連
結ブラケット 68 下部水平部 69 連結片 70 後面垂直部 71 連結片 72 連結片 73 ブレ防止
機構 74 当接板 75 部材係合
用チャンネル 76 両側部挿通空間 77 係合溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 599072910 サンヨウマップス株式会社 山口県防府市迫戸町15番67号 (72)発明者 松村 憲明 山口県防府市大字浜方385−2 株式会 社松鋳内 (72)発明者 松村 享明 山口県防府市大字浜方385−2 株式会 社松鋳内 (72)発明者 山崎 隆弘 山口県防府市大字浜方385−2 株式会 社松鋳内 (72)発明者 立場 康晴 山口県防府市大字浜方385−2 株式会 社松鋳内 (72)発明者 原 信幸 福岡県北九州市八幡東区高見2丁目3− 3 株式会社ニッテツビジネスプロモー ト北九州内 (72)発明者 山本 文博 福岡県北九州市八幡東区高見2丁目3− 3 株式会社ニッテツビジネスプロモー ト北九州内 (72)発明者 尾崎 哲也 山口県防府市迫戸町15番67号 サンヨウ マップス株式会社内 (72)発明者 佐藤 英紀 山口県防府市迫戸町15番67号 サンヨウ マップス株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−144003(JP,A) 特開 平9−78590(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 3/08 A01K 61/00 E02D 17/20 E02D 29/02

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の矩形形状の擁壁パネルを
    水平方向に連結することによって構成される複数の擁壁
    パネル列を、土壌傾斜面に沿って階段状に配設して表層
    段丘面を形成し、前記土壌傾斜面と前記表層段丘面との
    間に形成される中詰石充填空間に中詰石を充填して形成
    される擁壁構造であって、 下段をなす前記各擁壁パネル列の後方に該擁壁パネル列
    と直交する方向に伸延するトラス構造を有する複数の第
    1の連結ブラケットを水平方向に間隔を開けて配設し、
    該第1の連結ブラケットの前面垂直部を前記擁壁パネル
    列の後面に連結すると共に、前記第1の連結ブラケット
    の上部水平部の後部を上段をなす前記各擁壁パネル列の
    下部に連結するように構成としたことを特徴とする擁壁
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の擁壁構造において、前記
    トラス構造を有する第1の連結ブラケット上に該第1の
    連結ブラケットと点対称に同一のトラス構造を有する第
    2の連結ブラケットを取付け、該第2の連結ブラケット
    の下部水平部の前部を下段をなす前記擁壁パネル列の上
    部に連結すると共に、前記第2の連結ブラケットの後面
    垂直部を上段をなす前記擁壁パネル列の前面に連結する
    ように構成した擁壁構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の擁壁構造におい
    て、前記第1の連結ブラケットと前記土壌傾斜面との間
    に擁壁支持ステーを介設した擁壁構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の擁
    壁構造において、前記各擁壁パネルの両端に連結部を一
    体的に形成し、隣接する前記擁壁パネルの対峙する連結
    部に前記第1の連結ブラケットの前面垂直部に一体的に
    設けた連結片を嵌合することによって、前記擁壁パネル
    同士の連結と、前記擁壁パネル列同士の連結を同時に行
    うことができる構成にした擁壁構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の擁壁構造において、前記
    連結部は、中央振り分けで左右対称に所定の角度を設け
    た尖状当接面を有する中央伸延部と、該中央伸延部の両
    側に平行間隔を開けて配設され、先部の外面に傾斜当接
    面を有すると共に基部が前記中央伸延部の基部に一体的
    に連設される左、右伸延部と、前記中央伸延部の両側面
    に取付けられ、前記左、右伸延部と協働して鉤状の連結
    片挿入空間を形成する一対の段部形成板とを具備する擁
    壁構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の擁
    壁構造において、前記擁壁パネルは複数の開口を有する
    鋳鉄から形成する擁壁構造。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の擁壁構造において、上下
    段に配置した前記擁壁パネルの連結を、前記擁壁パネル
    に連結部を一体的に形成するとと共に、前記第1の連結
    ブラケットに連結片を一体的に形成し、該連結片を前記
    連結部に嵌合することによって行い、かつ、前記擁壁パ
    ネルと前記第1の連結ブラケットを鋳鉄から形成する擁
    壁構造。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の擁壁構造において、上下
    段に配置した前記擁壁パネルの連結を、前記擁壁パネル
    に連結部を一体的に形成するとと共に、前記第1及び第
    2の連結ブラケットに連結片を一体的に形成し、該連結
    片を前記連結部に嵌合することによって行い、かつ、前
    記擁壁パネルと前記第1及び第2の連結ブラケットを鋳
    鉄から形成する擁壁構造。
  9. 【請求項9】 請求項4、5、7、8のいずれか1項に
    記載の擁壁構造において、前記連結片はくさび片である
    擁壁構造。
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