JP3017490U - 動物用床敷材料 - Google Patents

動物用床敷材料

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JP3017490U
JP3017490U JP1995005070U JP507095U JP3017490U JP 3017490 U JP3017490 U JP 3017490U JP 1995005070 U JP1995005070 U JP 1995005070U JP 507095 U JP507095 U JP 507095U JP 3017490 U JP3017490 U JP 3017490U
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弘隆 原
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有限会社原商店
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期にわたって使用可能とし交換期間を延ば
すことにより、該動物用床敷材料の有効利用を図ること
および動物用床敷材料が飼育用ゲージにこびりつきにく
くし、飼育用ゲージを容易に洗浄できるようにすること
を目的とする。 【構成】 巻回させられ、巻回方向に捻られることによ
って形成される凹凸を有する薄葉紙からなることを特徴
とするものであり、したがって巻回させられた薄葉紙内
に断面渦巻状に形成される紙片層が構成されている。紙
の繊維層以外にこの紙片層にも水分が吸収されるので吸
収効率が高まる。「巻回」とは、ロール状に巻くことを
いう。細片表面には捻りによる凹凸が構成されているの
で、飼育用ゲージとの接触面積が少なく、糞や尿により
材料全体が飼育用ゲージの内面に固着しないようになっ
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、実験用マウス等の動物を飼育用ゲージ内において飼育する際に飼育 用ゲージの床に敷設される動物用床敷材料に関し、とりわけ衛生面および巣作り の必要からその飼育用ゲージの床に敷設される動物用床敷材料に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、動物用床敷材料としては、紙の単なる細片や木材チップをそのまま用い ていた。これが動物の糞や尿に汚染されると、衛生上新しい動物用床敷に交換を 行っていた。 これらの従来の動物用床敷材料は単に圧縮された紙か木材チップそのままで用 いられている。したがって従来の細片や木材チップをそのまま使用すると、糞や 尿の吸収量が少ないためこれらの交換を頻繁に行わなければならない問題があっ た。
【0003】 また、汚染された飼育用ゲージは洗浄して再利用を行っていたが、従来の紙の 単なる細片や木材チップは表面が凹凸がないので紙の細片や木材チップが飼育用 ゲージにこびりつきやすく洗浄に労苦を要する問題があった。 さらに、木材チップでは粉塵の発生や木材に当初から含まれる松ヤニなどの成 分による実験結果への影響が問題となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって、その 目的とするところは、要するに長期にわたって使用可能とし交換期間を延ばすこ とにより、該動物用床敷材料の有効利用を図ることにある。 また、動物用床敷材料が飼育用ゲージにこびりつきにくくし、飼育用ゲージを 容易に洗浄できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
要するに本考案その1の動物用床敷材料は、巻回された薄葉紙からなることを 特徴とするものである。 したがって巻回された薄葉紙内に断面渦巻状に形成される紙片層が構成されて いる。 ここで「巻回」とは、ロール状に巻くことをいう。
【0006】 要するに本考案その2の動物用床敷材料は、巻回され、巻回方向に捻られるこ とによって形成される凹凸を有する薄葉紙からなることを特徴とするものである 。 細片表面には捻りによる凹凸が構成されている。
【0007】 要するに本考案その3の動物用床敷材料は、巻回された薄葉紙であって、前記 薄葉紙の複数個が螺旋状に絡み合わされたことを特徴とするものである。 複数個の薄葉紙間に螺旋状に溝が構成されている。
【0008】 要するに本考案その4の動物用床敷材料は、巻回され、巻回方向に捻られるこ とによって形成される凹凸を有する薄葉紙であって、前記薄葉紙の複数個が螺旋 状に絡み合わされたことを特徴とするものである。
【0009】 要するに本考案その5の動物用床敷材料は、巻回され、軸心方向に10ないし 20ミリメートルの長さの薄葉紙からなることを特徴とするものである。
【0010】 要するに本考案その6の動物用床敷材料は、巻回され、巻回方向に捻られるこ とによって形成される凹凸を有し、軸心方向に10ないし20ミリメートルの長 さの薄葉紙からなることを特徴とするものである。
【0011】 要するに本考案その7の動物用床敷材料は、巻回され、軸心方向に10ないし 20ミリメートルの長さの薄葉紙であって、前記薄葉紙の複数個が螺旋状に絡み 合わされたことを特徴とするものである。
【0012】 要するに本考案その8の動物用床敷材料は、巻回され、巻回方向に捻られるこ とによって形成される凹凸を有し、軸心方向に10ないし20ミリメートルの長 さの薄葉紙であって、前記薄葉紙の複数個が螺旋状に絡み合わされたことを特徴 とするものである。
【0013】
【作用】
本考案に係る動物用床敷材料においては、該動物用床敷材料が飼育用ゲージの 底に敷き詰められて使用される。巻回された該動物用床敷材料は巻回されること によって形成された紙片層の間にも糞または尿の水分を吸収する。 また巻回された複数個の薄葉紙が螺旋状に絡み合わされたものにあってはさら にそれぞれの絡み合わされた薄葉紙の間にも糞または尿の水分を吸収する。 ま た螺旋状に絡み合わされており螺旋状に溝が構成されるため、表面の一部しか飼 育用ゲージに接触しないので、糞または尿により薄葉紙全体が飼育用ゲージの内 面に固着することがなく、したがって飼育用ゲージを洗浄する際には容易に取り 除くことができる。 さらに捻りによる凹凸を表面に有するもの、または捻りによる凹凸を表面に有 するものが螺旋状に絡み合わされたものにあっては、なお接触面積が少なくきわ めて容易に取り除くことができる。
【0014】 また、軸心方向に10ミリメートルないし20ミリメートルのものにあっては 比較的短いので、飼育用ゲージ内に敷き詰めた際に該動物用床敷材料同士が重な りあってゲージ底面から浮き上がったり、大きな隙を生ずることがない。 このためゲージの底の糞または尿の水分も十分に吸収することができる。 したがって、これらの飼育用ゲージの底の滞留水分により発生するアンモニア 量を減少させることができる。
【0015】
【実施例】
この考案の実施例の詳細を図1ないし図4を参照して説明する。
【0016】 図1を参照して説明すると、まず第1の実施例が記載されている。本実施例に かかる動物用床敷材料10はティッシュペーパー廃材からなる。本考案に係る動 物用床敷材料においては水分の吸収効率を高めるため薄葉紙を用いることを予定 しているが、特にティッシュペーパー廃材が入手の容易性も含め好ましい。動物 用床敷材料10は縦60ミリメートル、横25ミリメートルに設けられたティッ シュペーパー廃材の紙片が巻回されて構成されている。 このため紙片の繊維層自体のみならず、巻回されることによって形成された紙 片層12の間にも糞または尿の水分が吸収され吸収効率が高まり、また水分蒸発 も早い。動物用床敷材料10の断面直径はおよそ5ミリメートルである。
【0017】 図2を参照して説明すると、第2の実施例が記載されている。本実施例に係る 動物用床敷材料14においては、前記巻回された動物用床敷材料10がさらに巻 回方向に捻られて構成されている。このため動物用床敷材料14の表面が捻りに より凹凸状になり、飼育用ゲージとの接触面が減少することになる。したがって 使用時に動物の糞または尿の水分により飼育用ゲージの内面に固着する面積が減 少し、飼育用ゲージの洗浄時に該動物用床敷材料を容易に取り除くことができる 。
【0018】 図3を参照して説明すると、第3の実施例が記載されている。本実施例に係る 動物用床敷材料15においては、前記巻回されさらに巻回方向に捻られた2つの 動物用床敷材料14a、14bが互いに螺旋状に絡み合わされている。このため さらに絡み合わされた細片10a、10bの間に溝が生じ、飼育用ゲージとの接 触面が減少することになる。したがって使用時に動物の糞または尿の水分により 飼育用ゲージの内面に固着する面積が減少し、飼育用ゲージの洗浄時に該動物用 床敷材料をさらに容易に取り除くことができる。
【0019】 また、絡み合わせた動物用床敷材料14a、14b間に隙ができる。したがっ て、この隙にも糞または尿の水分が吸収されるので、吸収効率がいっそう高まる 。 試料5グラムを水100ccに5分間浸積し金網でろ過し、落下した水量を計 算し吸収量を算出する比較試験をおこなったところ、自重に対する吸収量が本実 施例に係るものにあっては7. 2、従来用いられていた紙の細片によるものにあ っては4. 2とおよそ1. 7倍ほど本実施例に係る動物用床敷材料の吸収量が優 れていた。
【0020】 図4を参照して説明するとさらに、第4の実施例が記載されている。本実施例 に係る動物用床敷材料16においては、軸心方向約10ミリメートルと比較的短 いので飼育用ゲージ内に敷き詰めた際に該動物用床敷材料16同士が重なりあっ てゲージ底面から浮き上がったり、大きな隙を生ずることがない。 このためゲージの底に残存する糞または尿の水分を十分に吸収しゲージの底に 残存する滞留水分を減少させることができる。 したがって、これらの飼育用ゲージの底の滞留水分により発生するアンモニア 量を減少させることができる。 この実施例にかかる動物用床敷材料は比較的小さな飼育用ゲージで観察を行う 小動物に用いるものとして特に有効である。
【0021】
【考案の効果】
本考案に係る動物用床敷材料においては、巻回されることによって形成された 紙片層の間にも糞または尿の水分が吸収されるので、吸収効率が高まる。また、 水分蒸発も早い。
【0022】 また複数個の巻回された薄葉紙からなる動物用床敷材料を螺旋状に絡み合わせ たものにあっては、さらにそれぞれの絡み合わされた動物用床敷材料の間にも糞 または尿の水分が吸収され、吸収効率が高まる。
【0023】 また絡み合わされた薄葉紙の間に螺旋状の溝が構成されるので表面の一部しか 飼育用ゲージに接触せず、糞または尿により動物用床敷材料全体が飼育用ゲージ の内面に固着することがなく、したがって飼育用ゲージを洗浄する際には容易に 取り除くことができる。
【0024】 さらに巻回方向に捻られることによって形成される凹凸を有する薄葉紙からな る動物用床敷材料では材料表面が凹凸になっているのでなお接触面積が少なくき わめて容易に取り除くことができる。
【0025】 複数個の巻回された薄葉紙を螺旋状に絡み合わせた動物用床敷材料にあっては さらに絡み合わされた動物用床敷材料間が凹凸になっているのでなお接触面積が 少なくきわめて容易に取り除くことができる。
【0026】 さらに軸心方向に10ミリメートルないし20ミリメートルと比較的短いもの にあっては、飼育用ゲージ内に敷き詰めた際に該動物用床敷材料同士が重なりあ ってゲージ底面から浮き上がったり、大きな隙を生ずることがない。 このためゲージの底の糞または尿の水分も十分に吸収することができる。 したがって、これらの飼育用ゲージの底の滞留水分により発生するアンモニア 量を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る第1の実施例の拡大斜視図であ
る。
【図2】 本考案に係る第2の実施例の拡大斜視図であ
る。
【図3】 本考案に係る第3の実施例の拡大斜視図であ
る。
【図4】 本考案に係る第4の実施例の拡大斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 動物用床敷材料 12 紙片層 14 動物用床敷材料 15 凹凸 16 動物用床敷材料 17 溝 18 動物用床敷材料

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動物用床敷材料において、巻回された薄
    葉紙からなることを特徴とする動物用床敷材料
  2. 【請求項2】 動物用床敷材料において、巻回され、巻
    回方向に捻られることによって形成される凹凸を有する
    薄葉紙からなることを特徴とする動物用床敷材料
  3. 【請求項3】 動物用床敷材料において、巻回された薄
    葉紙であって、前記薄葉紙の複数個が螺旋状に絡み合わ
    されたことを特徴とする動物用床敷材料
  4. 【請求項4】 動物用床敷材料において、巻回され、巻
    回方向に捻られることによって形成される凹凸を有する
    薄葉紙であって、前記薄葉紙の複数個が螺旋状に絡み合
    わされたことを特徴とする動物用床敷材料
  5. 【請求項5】 動物用床敷材料において、巻回され、軸
    心方向に10ないし20ミリメートルの長さの薄葉紙か
    らなることを特徴とする動物用床敷材料。
  6. 【請求項6】 動物用床敷材料において、巻回され、巻
    回方向に捻られることによって形成される凹凸を有し、
    軸心方向に10ないし20ミリメートルの長さの薄葉紙
    からなることを特徴とする動物用床敷材料
  7. 【請求項7】 動物用床敷材料において、巻回され、軸
    心方向に10ないし20ミリメートルの長さの薄葉紙で
    あって、前記薄葉紙の複数個が螺旋状に絡み合わされた
    ことを特徴とする動物用床敷材料
  8. 【請求項8】 動物用床敷材料において、巻回され、巻
    回方向に捻られることによって形成される凹凸を有し、
    軸心方向に10ないし20ミリメートルの長さの薄葉紙
    であって、前記薄葉紙の複数個が螺旋状に絡み合わされ
    たことを特徴とする動物用床敷材料
JP1995005070U 1995-04-27 1995-04-27 動物用床敷材料 Expired - Lifetime JP3017490U (ja)

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