JP3017360U - 男子性器の血液集中補助装置 - Google Patents
男子性器の血液集中補助装置Info
- Publication number
- JP3017360U JP3017360U JP1995004839U JP483995U JP3017360U JP 3017360 U JP3017360 U JP 3017360U JP 1995004839 U JP1995004839 U JP 1995004839U JP 483995 U JP483995 U JP 483995U JP 3017360 U JP3017360 U JP 3017360U
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- JP
- Japan
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- cylinder
- plunger
- outer cylinder
- hole
- male genitals
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- Expired - Lifetime
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 心因性もしくは老齢による男子性器の勃起不
全を解消するため、負圧を利用した男子性器の血液集中
補助装置を提供する。 【構成】 開口部にシリコンゴム製でかつ中心孔を有す
る締め上げリングを着脱自在に嵌着したシリンダの連結
管を、ピストン部の外筒に設置した凹陥に気密的に連結
し、外筒の内腔に摺動自在に挿入したプランジャに軸方
向に沿った導通孔を穿設するとともに、凹陥及びプラン
ジャの導通孔に不還弁を設置し、プランジャの摺動によ
ってシリンダ内の空気が凹陥、凹陥内の不還弁、外筒の
内腔、プランジャの導通孔、導通孔の不還弁を経て外気
に放出されるべくする。
全を解消するため、負圧を利用した男子性器の血液集中
補助装置を提供する。 【構成】 開口部にシリコンゴム製でかつ中心孔を有す
る締め上げリングを着脱自在に嵌着したシリンダの連結
管を、ピストン部の外筒に設置した凹陥に気密的に連結
し、外筒の内腔に摺動自在に挿入したプランジャに軸方
向に沿った導通孔を穿設するとともに、凹陥及びプラン
ジャの導通孔に不還弁を設置し、プランジャの摺動によ
ってシリンダ内の空気が凹陥、凹陥内の不還弁、外筒の
内腔、プランジャの導通孔、導通孔の不還弁を経て外気
に放出されるべくする。
Description
【0001】
本考案は心因性もしくは老齢による男子性器の勃起不全を解消するための、男 子性器の血液集中補助装置に関するものである。
【0002】
従来から男子性器の血液集中補助装置は各種のものが提供されており、その基 本的構造は、ガラスからなるシリンダの一端を開放し、他端に設置した連結管に ゴムチューブを介して不還弁付きゴム製手動ポンプを連結してシリンダ内部の空 気を連結管から外部へ排出できるようにし、開放部分からシリンダの内部へ萎縮 した男子性器を挿入し、開放部分に設置したゴム製バンド等によって男子性器の 根本を圧迫するとともに、手動ポンプを作用させてシリンダ内に負圧発生させ、 使用者体内の血液がシリンダ内部の性器部分に集中すべくする形式であった。
【0003】
従来製品はいわゆる性器具と総称されるものであり、その設計並びに製造は極 めて粗雑なもので、ガラス製シリンダの破損は直接人体に損傷を与える危険性を 有するとともに、使用対象となる人体の部位が男子性器であることから、装置が 粘液、補助的に使用される潤滑液剤等で汚染されることが避けられ無いにもかか わらず、ゴム製チューブもしくは手動ポンプは内部洗浄が困難であり、これらを 衛生的に保つことは不可能であった。また、シリンダの開放部分に装着されるゴ ム製バンドは、その厚み及び長さが大き過ぎるがゆえに、勃起が完了しゴム製バ ンドを性器根本に残してシリンダを取りはずしても、ゴム製バンドを装着したま まの性交は不快感を伴うものであることが避けられなかった。
【0004】
装置を常に衛生的に保つことが可能なように、装置の主要部分を硬質合成樹脂 によって製造する。そのため、装置はシリンダとポンプ部分に分割して製造し、 シリンダの一方を開口部とし、他方を外部に突出し外気に連通する連結管とする 。ポンプ部分は外筒と、外筒の内腔内を自在に昇降できるプランジャから構成す ると共に、外筒の端部にはシリンダ部の連結管を受け入れてシリンダとポンプ外 筒の内腔を気密的に連結するための凹陥を設置する。
【0005】 シリンダの連結管は外筒に向かって緩やかに細まる形状とし、外筒の凹陥内部 に設置したO−リングと共働して連結管と凹陥が気密的に接続される助けとする 。更に該凹陥の内部には、接続されたシリンダ内部から外筒内腔へ向ってのみ空 気を移動させうる外筒不還弁を設置し、更に、ポンプ部のプランジャには軸方向 に沿って導通孔を穿設し、外筒に挿入されたプランジャを介して外筒内腔と外筒 外部を連結すると共に、プランジャの一部に外筒内腔から外筒外部へ向かっての み空気を移動させうるプランジャ不還弁を設置する。
【0006】 ポンプ部のプランジャ先端にはシリコンゴム製のO−リングを設置し、プラン ジャが外筒内腔内で気密性を確保した状態で昇降できるようにする。更に、シリ ンダの開口部にはシリコンゴム製で着脱自在の締め上げリングを設置する。締め 上げリングはシリンダの縁部に脱着可能に係合できる外周係合部と、中心孔を備 えており、締め上げリングの外周係合部がシリンダの開口部に係合された際に、 中心孔はシリンダの内部に向かって突出する形状を有している。
【0007】 使用に際しては、締め上げリングの中心孔を貫通させてシリンダの内部に男子 性器を深く挿入し、プランジャを迅速に往復動させることにより、シリンダ内の 空気はポンプ部の外筒及びプランジャの内腔を通って外部に排出され、シリンダ 部内に負圧が発生せしめられ、その負圧によって体内の血液が男子性器に集中す ることが助長される。血液集中が十分な状態に達した時点で、締め上げリングと シリンダの係合を解き装置を取りはずすと、締め上げリングは男子性器の根本に 密着した状態でこれを締め上げるので、必要の間だけこの装着を維持することに よって血液集中状態を継続させることができる。
【0008】
図面に従い本考案の一実施例を説明すると、図面に於て1は一端に開口部2、 他端に連結管3を備えたシリンダである。連結管3は外部に向かって緩やに縮径 されている。5はその外周係合部5bが開口部2に嵌着されたシリコンゴム製の 締め上げリングで、シリンダ1内部に向かって突出する比較的縁部の薄い中心孔 5aを備えている。
【0009】 6はピストン部を形成する外筒で、その一端は開口されており、その内腔6a にはプランジャ7が挿入されている。プランジャ7はその軸方向に沿って導通孔 7aを備えており、外筒6の内腔6aと外部とが導通孔7aによって接続される と共に、プランジャ7の一部に導通孔7aと連続して、外筒6の内腔6aから外 部へ向かってのみ空気を移動させうるプランンジャ不還弁8が設置されている。 更に外筒6の図中下端には、シリンダ1の連結管3を受け入れる貫通孔を有する 凹陥9が設置され、凹陥9の貫通孔の一部には、連結されたシリンダ1から外筒 6の内腔6aへ向かってのみ空気を移動させうる外筒不還弁4が設置されている 。
【0010】 10及び11はいずれもO−リングで、O−リング10は凹陥9の内部にあっ て、凹陥9に挿入された連結管3を気密的に保持し、O−リング11はプランジ ャ7の先端にあって、プランジャ7と外筒6の内腔6aの間を気密的に維持する 役目を果たしている。
【0011】 使用及び作動につき説明すると、図示のごとく準備した本案装置に於て、締め 上げリング5の中心孔5aに男性性器を、締め上げリング5が性器根本に到達す る位置まで挿入する。次に、プランジャ7を急速に昇降させると、シリンダ1内 部の空気が外筒不還弁4を介して連結管3、ピストン部の外筒6の内腔6a、プ ランジャ7の導通孔7a及びプランジャ不還弁8を通じて、外部へ排出される。
【0012】 これによってシリンダ1内に生じた負圧が、シリンダ1内に挿入されている男 子性器に直接影響を及ぼし、使用者の体内の血液が男子性器に集中することを大 幅に促進する。血液の集中、即ち男子性器の充血が十分に達成されたなら、締め 上げリング5とシリンダ1の開口部2との係合を解き、シリンダ1及びピストン 部を締め上げリング5から分離する。
【0013】 締め上げリング5は、その中心孔5aの周縁が男子性器の表面に緊密に密着し てその根本を有効に締め上げているため、性器内に集中した血液の循環はこの部 分で大きく制限され、集中した状態は締め上げリング5が除去されるまでそのま まの状態で維持される。その間に、このような充血が要求される各種の施術ある いは行為が行われれば本考案の目的は達成されることになる。
【0014】 外筒不還弁4及びプランジャ不還弁8は、気体を一方向へのみ送給できる目的 を達成するものならば、いかなる構造のものでも使用可能であるが、図3に示し たピストン部の拡大断面図によって一実施例を説明すると、図中12は一方に開 口を有する有底の筒体で、その底部には貫通孔12aが穿設されており、筒体1 2の内部にあって貫通孔12aを閉鎖する球栓13が内装されており、スプリン グ14に押圧されて球栓13が貫通孔12aを筒体12の内側から閉鎖する構造 が示されている。
【0015】 空気は筒体12の貫通孔12aから球栓13を押しのけて筒体12内部に侵入 するが、逆方向へ移動は球栓13によって貫通孔12aが閉鎖されるため、不可 能とされている。この実施例に於ては、外筒不還弁4とプランジャ不還弁8は同 一の構造で示されているが、実際の製品はこれに限定されることなく、不還弁の 機能を有するものであれば如何なる構造でも良く、筒体12を別個に設けること なく外筒6あるいはプランジャ7の一部をこれに換えても良い。
【0016】 使用後の本案装置に関しては、締め上げリング5、シリンダ1、外筒6及びプ ランジャ7に簡単に分解できるので、内部の洗浄及び乾燥消毒などが極めて簡単 かつ確実に行える。
【0017】
以上のごとく本考案によると、安全、作動確実で洗浄が容易な男子性器の血液 集中補助装置を得ることができる効果がある。
【図1】本案一実施例の断面図である。
【図2】本案に使用される締め上げリングの斜面図であ
る。
る。
【図3】本案に使用されるピストン部の拡大断面図であ
る。
る。
1 シリンダ 2 開口部 3 連結管 4 外筒不還弁 5 締め上げリング 5a 中心孔 6 外筒 7 プランジャ 7a 導通孔 8 プランジャ不還弁 9 凹陥 10 O−リング 11 O−リング 12 筒体 12a 貫通孔 13 球栓 14 スプリング
Claims (3)
- 【請求項1】一端に開口部が設けられ、他端に外部と連
通すべき連結管が突設されたシリンダと、 前記シリンダの開口部に外周縁が弾力的に嵌着され、か
つその中心孔がシリンダ内部へ突出する締め上げリング
と、 前記連結管を気密的に受け入れる凹陥とそれに連続する
外筒不還弁並びに内腔とを備えた外筒と、 前記外筒の内腔に挿入され軸方向に沿って導通孔を有し
かつ導通孔に連続するプランジャ不還弁を備えたプラン
ジャと、 からなる男子性器の血液集中補助装置。 - 【請求項2】シリンダ、外筒、プランジャが硬質合成樹
脂により、また、締め上げリングがシリコンゴムによっ
て製造されていることを特徴とする請求項1記載の男子
性器の血液集中補助装置。 - 【請求項3】締め上げリングが、その外周縁に於て比較
的厚く、中心孔の周囲に於て比較的薄く製造されている
ことを特徴とする請求項1記載の男子性器の血液集中補
助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004839U JP3017360U (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 男子性器の血液集中補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004839U JP3017360U (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 男子性器の血液集中補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017360U true JP3017360U (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=43152844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004839U Expired - Lifetime JP3017360U (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 男子性器の血液集中補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017360U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2221507A3 (de) * | 2009-02-19 | 2011-06-29 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Spezielle Gestaltung einer Zahnriemenscheibe für Zugmitteltriebe |
JP6291125B1 (ja) * | 2017-11-10 | 2018-03-14 | テラ・ストーン株式会社 | 陰茎勃起補助器具 |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP1995004839U patent/JP3017360U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2221507A3 (de) * | 2009-02-19 | 2011-06-29 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Spezielle Gestaltung einer Zahnriemenscheibe für Zugmitteltriebe |
JP6291125B1 (ja) * | 2017-11-10 | 2018-03-14 | テラ・ストーン株式会社 | 陰茎勃起補助器具 |
WO2019092993A1 (ja) * | 2017-11-10 | 2019-05-16 | テラ・ストーン株式会社 | 陰茎勃起補助器具 |
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