JP3017022U - 駒取りゲームの駒 - Google Patents

駒取りゲームの駒

Info

Publication number
JP3017022U
JP3017022U JP1995003417U JP341795U JP3017022U JP 3017022 U JP3017022 U JP 3017022U JP 1995003417 U JP1995003417 U JP 1995003417U JP 341795 U JP341795 U JP 341795U JP 3017022 U JP3017022 U JP 3017022U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
game
shogi
pieces
picking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995003417U
Other languages
English (en)
Inventor
安彦 ▲高▼木
Original Assignee
安彦 ▲高▼木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 安彦 ▲高▼木 filed Critical 安彦 ▲高▼木
Priority to JP1995003417U priority Critical patent/JP3017022U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3017022U publication Critical patent/JP3017022U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来にない意匠を施し、伝統美と共存した、
或は伝統美と異なった、新しい意匠を施した駒により、
今までにない外観をもたらし、趣味性と、娯楽性を高
め、若者や子供また女性にもひろく好まれ、又、記念品
などの異なる用途にも適する駒取りゲームの駒を提供す
る事 【構成】 盤上で行う駒取りゲームの駒1であって、駒
1を打ったときに盤面側となる、無地に形成された駒の
一側面1aに、文字、図形、記号若しくは模様又はこれ
らの結合を施した事

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、盤上で行う駒取りゲームにおいて、これらの駒に、従来にはなかっ た意匠を凝らして、趣味性、娯楽性を高めた駒に関し、特に、将棋や囲碁に代表 される駒取りゲームの様に、伝統的な統一されたデザインの駒や碁石に新しい意 匠を凝らして、趣味性、娯楽性を高める事のできる駒取りゲームの駒に関する。
【0002】
【従来の技術】
駒取りゲームには、将棋や囲碁が代表的であり、その他、オセロ(登録商標) やチェスなど各種の多彩なゲームがある。そして、これらゲームの駒には、ゲー ムにおける定まった役割があり、駒の外観もこの役割に応じて決まった外観とな っている。 将棋の駒なら、駒の形状が同じであり、表書き、裏書きは決まった駒文字が毛 筆で書かれ、あるいは、彫刻彫りして墨が塗ってある。ただ王将のみは裏書がな く無地に形成された一側面を成している。駒の材料はツゲの木が主流であり、又 、木に似せた色のプラスチックによる駒なども廉価品として提供されている。 又、囲碁の場合は碁石が駒に相当するが、これも形状がすべて同じで、色彩が 白黒の2色になっている。ただ、最近は黒の代わりに濃緑色を用いたものが一部 で提供されており、伝統的でない色彩が人気を博している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、将棋や囲碁の様に伝統的な駒取りゲームにおいては、駒の外観が伝統 美を持つ反面、変わり栄えのない外観でもあり、飽きを感じさせていた。又、将 棋や囲碁の駒は「年寄りのゲーム」という印象が強く、若者や子供また女性に敬 遠される原因の一つになっている。
【0004】 この様な課題に対し、本考案の目的とするところは、従来にない意匠を施し、 伝統美と共存した、或は伝統美と異なった、新しい意匠を施した駒により、今ま でにない外観をもたらし、趣味性と、娯楽性を高め、若者や子供また女性にもひ ろく好まれ、又、記念品などの異なる用途にも適する駒取りゲームの駒を提供す る事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決し、その目的を達成するために、請求項1記載の考案は、「 盤上で行う駒取りゲームの駒であって、駒を打ったときに盤面側となる、無地に 形成された駒の一側面に、文字、図形、記号若しくは模様又はこれらの結合を施 した事」をその要旨とする。 「文字、図形、記号若しくは模様又はこれらの結合(以下、「文字等」という )」とは、話題性のあるもの、若者や子供また女性に好まれるキャラクターもの が好ましく、好みに合わせて色彩を施すのは自由である。又、各種行事の記念品 となるような文字等を施すのも好ましい。また更に、子供の「カード集め遊び」 のカードの様に、駒毎に文字等を多彩に違えたものを提供してもよい。
【0006】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、「前記駒が木粉の充 填剤を混合させたプラスチックにより成る事」をその要旨とする。この駒が将棋 の駒の場合には、「木粉」をツゲなどの白木の木粉にするのが適している。
【0007】 請求項3記載の考案は、請求項1又は2記載の考案において、「前記駒が将 棋の王将の駒であり、前記一側面がこの将棋の王将の駒裏面である事」をその要 旨とする。 この「王将」には「玉」将を含む。又、置物の「王将」は含まない。駒裏面に 施す文字等は、年輩者向けの将棋セットなら武者の絵とか歴史上の人物画・風景 画などでもよい。又、子供向けの将棋セットならテレビや雑誌の人気キャラクタ ーなど、また更に、女性向けの将棋セットならオシャレな図柄や高級なイメージ のマークなど、各層に好まれる文字等を施す事が適している。
【0008】 請求項4記載の考案は、請求項1又は2記載の考案において、「前記駒が囲 碁の碁石であり、前記一側面が碁石の上下いずれか一の碁石面である事」をその 要旨とする。
【0009】 請求項5記載の考案は、請求項1〜4のいずれか1に記載の考案において、 「前記文字が当該ゲームに係る著名人の氏名、雅号、芸名若しくは筆名若しくは これらの略称である事」をその要旨とする。例えば、将棋のタイトル保持者や人 気プロ棋士の氏名や愛称などを施す事ができる。
【0010】 請求項6記載の考案は、請求項1〜5のいずれか1に記載の考案において、 「前記図形が当該ゲームに係る著名人の肖像画、似顔絵である事」をその要旨と する。例えば、将棋のタイトル保持者や人気プロ棋士の似顔絵などを施す事がで きる。
【0011】 請求項7記載の考案は、「駒取りゲームの駒であって、この駒が木粉の充填 剤を混合させたプラスチックにより成る事」をその要旨とする。
【0012】
【作用】
以上の手段を採る事により、請求項1記載の考案によれば、従来は無地であっ た駒の一側面に新たな意匠が加えられるので、駒自体が従来と異なった外観とな り、駒の趣味性と、娯楽性を高める事ができる。
【0013】 請求項2記載の考案によれば、請求項1の作用の他、駒がプラスチック製であ りながら木の地肌に近い駒になる。
【0014】 請求項3記載の考案によれば、請求項1又は2の作用の他、将棋のゲーム中は 「王将」の裏面は隠れて見えないため、従来からの競技と何ら変わる事なく行う 事が可能である。しかも、駒の所有者や競技者に、自分の「王将」が他人の「王 将」と差別化されている事への満足感が得られる。
【0015】 請求項4記載の考案によれば、請求項1又は2の作用の他、囲碁のゲーム中は 文字等が下向きになる様に碁石を打つ事により、通常の競技を行う事が可能であ る。しかも、駒の所有者や競技者に、自分の「碁石」が他人の「碁石」と差別化 されている事への満足感が得られる。
【0016】 請求項5記載の考案によれば、請求項1〜4のいずれか1の作用の他、当該ゲ ームに係る著名人の人気を、氏名等によりあやかった駒が得られる。
【0017】 請求項6記載の考案によれば、請求項1〜5のいずれか1の作用の他、当該ゲ ームに係る著名人の人気を、肖像画等によりあやかった駒が得られる。
【0018】 請求項7記載の考案によれば、駒がプラスチック製でありながら木の地肌に近 い駒になる。
【0019】
【実施例】
(実施例1) この実施例では、請求項1及び3記載の考案に係るものの各種の態様を示す。 まず、図1では、本ツゲによる将棋の王将の駒1の表面に「王将」の駒文字が 施されており、その裏となる駒裏面1aには、将棋のタイトル戦の名称が施され ている。
【0020】 又、図2では、駒裏面1aに、将棋のタイトル戦の参加賞などの文字が施して ある。この様にすれば、この王将を含めた将棋セットを、参加賞副賞品として配 るときに一層の趣味性が得られ、記念品としての価値も高まる。又、「参加賞」 の文字を削除して、単にタイトル戦の開催記念品としてもよい。
【0021】 又、図3では、駒裏面1aに、企業の創業記念に関する文字が施してある。こ の様にすれば、顧客への贈呈品として配るときに一層の趣味性が得られ、記念品 としての価値も高まる。
【0022】 又、図4では、駒裏面1aに、子供向けの人気キャラクターの絵が施してある 。この様にすれば、一層の趣味性、娯楽性が得られる。又、将棋にありがちな「 年寄りの趣味」というイメージを一掃し、これによる子供の競技人口拡大に役立 つ。また更に、仲間同士で、お互いの持っている駒を、競って自慢し合う娯楽性 が得られる。 なお、若い女性向きの絵などにすれば、やはり「年寄りの趣味」というイメー ジが一掃でき、女性の競技人口拡大に役立つ。
【0023】 又、図5では、駒裏面1aに、武将の絵が施してある。この様にすれば、将棋 のもつ「いくさ」のイメージに一致し、一層の趣味性、娯楽性が得られる。
【0024】 (実施例2) この実施例は、請求項1、3及び5記載の考案に係るものであり、図6に示す ように、駒裏面1aには、将棋のタイトル戦の優勝者名が「著名人の氏名」とし て施されている。この様にすれば、将棋に係る著名人の人気にあやかる事ができ 、一層の趣味性、娯楽性が得られる。
【0025】 (実施例3) この実施例は、請求項1、3及び6記載の考案に係るものであり、図7に示す ように、駒裏面1aには、将棋のタイトル戦の優勝者の似顔絵が施されている。 この様にすれば、将棋に係る著名人の人気にあやかる事ができ、一層の趣味性、 娯楽性が得られる。
【0026】 (実施例4) この実施例は、請求項1、4及び5記載の考案に係る碁石1であり、図8に示 すように、碁石面2aには、囲碁の著名なプロ棋士の名字が小さい文字で、一見 しては見難い程度の大きさで施されている。この文字は、通常は単なるアクセン ト模様の様に見えながらも、自分の碁石セットが他人のものと差別化されている 満足感が得られる。又、囲碁に係る著名人の人気にあやかる事ができ、一層の趣 味性、娯楽性が得られる。
【0027】 (実施例5) この実施例は、請求項7記載の考案に係るものであり、図示はしないが、プラ スチックにツゲの木粉を充填剤として混合させたものである。このツゲの木粉は 0.01mmぐらいの粒子にしたものを対プラスチック重量比40%程度加えて ある。この様にすると、駒はプラスチック製でありながら木の地肌に近い地肌と なる。尚、木粉の種類や混合比を変えれば、自然の木とは異なった面白味のある 地肌となる。
【0028】 なお、請求項2記載の考案に係る実施例は特に挙げないが、実施例5の駒に実 施例1〜4の施したものが、これにあたる。
【0029】
【考案の効果】
以上のように、本考案の駒によれば、将棋や囲碁の様な伝統的な駒取りゲーム においても、従来にない意匠を施す事ができる。そのため、駒の持つ伝統美を活 かしながら、これと共存する新しい意匠を施す事ができる。或は駒の持つ伝統美 を一掃し、従来と異なった、新しい外観の駒を得る事もできる。そのため、施す 意匠により、駒や駒のセットを記念品などの異なる用途に適したものとする事が できる。
【0030】 特に、請求項1記載の考案によれば、駒自体が従来と異なった外観となり、駒 の趣味性と、娯楽性を高める効果がある。 又、とかくありがちな「年寄りの趣味」というイメージを一掃し、若者や子供 また女性にもひろく好まれ、これらの競技人口拡大にも役立つ。
【0031】 請求項2記載の考案によれば、請求項1の効果の他、駒がプラスチック製であ りながら木の地肌に近い駒が得られ、又、自然の木とは異なった面白味のある地 肌の駒を楽しめる等の効果がある。
【0032】 請求項3、4記載の考案によれば、請求項1又は2の効果の他、ゲーム自体は 従来同様に行う事ができ、しかも、将棋や囲碁の持ち主や競技者に、自分の駒が 他人の駒と差別化されている事への満足感が得られ、楽しみ方を広げる効果があ る。
【0033】 請求項5、6記載の考案によれば、請求項1〜4のいずれか1の効果の他、当 該ゲームに係る著名人の人気を、氏名や肖像画等によりあやかった駒が得られ、 楽しみ方を広げる効果がある。
【0034】 請求項7記載の考案によれば、駒がプラスチック製でありながら木の地肌に近 い駒が得られ、又、自然の木とは異なった面白味のある地肌の駒を楽しめる等の 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る王将の駒の表と裏を示す斜視
図である。
【図2】 実施例1に係る別の王将の駒裏面を示す斜視
図である。
【図3】 実施例1に係る別の王将の駒裏面を示す斜視
図である。
【図4】 実施例1に係る別の王将の駒裏面を示す斜視
図である。
【図5】 実施例1に係る別の王将の駒裏面を示す斜視
図である。
【図6】 実施例2に係る王将の駒裏面を示す斜視図で
ある。
【図7】 実施例3に係る王将の駒裏面を示す斜視図で
ある。
【図8】 実施例4に係る碁石を示す図である。
【符号の説明】
1 王将の駒 1a 一側面としての駒裏面 2 駒としての碁石 2b 一側面としての碁石面

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盤上で行う駒取りゲームの駒であって、 駒を打ったときに盤面側となる、無地に形成された駒の
    一側面に、文字、図形、記号若しくは模様又はこれらの
    結合を施した事を特徴とする駒取りゲームの駒。
  2. 【請求項2】 前記駒が木粉の充填剤を混合させたプラ
    スチックにより成る事を特徴とする請求項1記載の駒取
    りゲームの駒。
  3. 【請求項3】 前記駒が将棋の王将の駒であり、前記一
    側面がこの将棋の王将の駒裏面である事を特徴とする請
    求項1又は2記載の駒取りゲームの駒。
  4. 【請求項4】 前記駒が囲碁の碁石であり、前記一側面
    が碁石の上下いずれか一の碁石面である事を特徴とする
    請求項1又は2記載の駒取りゲームの駒。
  5. 【請求項5】 前記文字が当該ゲームに係る著名人の氏
    名、雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの略称であ
    る事を特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の駒
    取りゲームの駒。
  6. 【請求項6】 前記図形が当該ゲームに係る著名人の肖
    像画、似顔絵である事を特徴とする請求項1〜5のいず
    れか1に記載の駒取りゲームの駒。
  7. 【請求項7】 駒取りゲームの駒であって、この駒が木
    粉の充填剤を混合させたプラスチックにより成る事を特
    徴とする駒取りゲームの駒。
JP1995003417U 1995-04-17 1995-04-17 駒取りゲームの駒 Expired - Lifetime JP3017022U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995003417U JP3017022U (ja) 1995-04-17 1995-04-17 駒取りゲームの駒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995003417U JP3017022U (ja) 1995-04-17 1995-04-17 駒取りゲームの駒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3017022U true JP3017022U (ja) 1995-10-17

Family

ID=43152524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995003417U Expired - Lifetime JP3017022U (ja) 1995-04-17 1995-04-17 駒取りゲームの駒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3017022U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297007A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Hideo Suzuki ゲーム盤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297007A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Hideo Suzuki ゲーム盤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kitton Dickens and his Illustrators
Dunlap History of the Rise and Progress of the Arts of Design in the United States
Fron et al. Playing dress-up: Costumes, roleplay and imagination
Zoss et al. Diamonds in the rough: The untold history of baseball
Lang Viking Age Decorated Wood
White Children's Books and their Illustrators
Green You are the Hero
JP3017022U (ja) 駒取りゲームの駒
Lee Oriental, Black, and White: The Formation of Racial Habits in American Theater
Book art II
de Voogt Mancala: Games that count
Coke The art of silhouette
Waggoner Under the Tree: The Toys and Treats that Made Christmas Special, 1930-1970
JPH08677U (ja) 将棋の絵駒と立体駒
JP3161037U (ja) トレーディングカード要素を組み合わせたトランプ
JP3083699U (ja) 葉書及び葉書セット
JP3161501U (ja) トイスクラッチ
Van Rensselaer The Devil's Picture-books: A History of Playing Cards
Contino Brand by Hand: Blisters, Calluses, and Clients: a Life in Design
KR200145989Y1 (ko) 오락용 개량 화투
JP3095957U (ja)
Trumble Great Artists of the American Stage: A Portrait Gallery of the Leading Actors and Actresses of America. With Critical Biographies
Schoell Martini Man: The Life of Dean Martin
JP3930882B2 (ja) 遊技盤
JP3081105U (ja) ジャンケン遊具