JP3016654B2 - 圧縮型ラッチ部を備えた折畳み可能なジッパーのスライダ - Google Patents
圧縮型ラッチ部を備えた折畳み可能なジッパーのスライダInfo
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- JP3016654B2 JP3016654B2 JP4065113A JP6511392A JP3016654B2 JP 3016654 B2 JP3016654 B2 JP 3016654B2 JP 4065113 A JP4065113 A JP 4065113A JP 6511392 A JP6511392 A JP 6511392A JP 3016654 B2 JP3016654 B2 JP 3016654B2
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- slider
- plastic
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- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B19/00—Slide fasteners
- A44B19/24—Details
- A44B19/26—Sliders
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D33/16—End- or aperture-closing arrangements or devices
- B65D33/25—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners
- B65D33/2508—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor
- B65D33/2584—Riveting; Dovetailing; Screwing; using press buttons or slide fasteners using slide fasteners with interlocking members having a substantially uniform section throughout the length of the fastener; Sliders therefor characterized by the slider
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-
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-
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Description
【0001】本発明は再閉塞可能な相互に係止する雌雄
のプロファイル部材からなるある断面形状を有する再閉
塞可能なプラスチック製ファスナーに対して跨ぐ状態に
ある折畳み可能なプラスチック製スライダに関する。
のプロファイル部材からなるある断面形状を有する再閉
塞可能なプラスチック製ファスナーに対して跨ぐ状態に
ある折畳み可能なプラスチック製スライダに関する。
【0002】スライダを備えたプラスチック製ファスナ
ー(「ジッパー」とも称せられる)は周知である。この
ようなプラスチック製のジッパーはある断面形状を有
し、再閉塞可能な相互に係止するリブ部材及び凹溝部材
の形の1対の雌雄のファスナー部材を含む。リブ部材及
び凹溝部材の開閉を行うためにスライダが設けられる。
ー(「ジッパー」とも称せられる)は周知である。この
ようなプラスチック製のジッパーはある断面形状を有
し、再閉塞可能な相互に係止するリブ部材及び凹溝部材
の形の1対の雌雄のファスナー部材を含む。リブ部材及
び凹溝部材の開閉を行うためにスライダが設けられる。
【0003】熱可塑性フィルムの袋の製造の際に、1対
のこれらの雌雄のファスナー部材が各々の袋の口部に沿
って延び、熱可塑性フィルムの袋の可撓性壁部にいずれ
かの適当な方法で取付けられるようにされる。これらの
部材は壁部の一体的な部分であってもよく、あるいは別
個に押出し成形されその後に袋の口部に沿って壁部に取
付けられてもよい。このようなファスナーを熱可塑性フ
ィルムに連続的に形成する方法が米国特許第34623
32号に開示されている。
のこれらの雌雄のファスナー部材が各々の袋の口部に沿
って延び、熱可塑性フィルムの袋の可撓性壁部にいずれ
かの適当な方法で取付けられるようにされる。これらの
部材は壁部の一体的な部分であってもよく、あるいは別
個に押出し成形されその後に袋の口部に沿って壁部に取
付けられてもよい。このようなファスナーを熱可塑性フ
ィルムに連続的に形成する方法が米国特許第34623
32号に開示されている。
【0004】再閉塞可能なファスナーの開閉を行うため
のスライダは実質的にU字形であって、端側での取付け
あるいは相対的に横方向の手段によりファスナーないし
ジッパーに取付けられるようにしてある。ある場合には
スライダは複数の部分で形成されてジッパーに取付けら
れる。スライダが一体的部分で形成されジッパーに取付
けられたときに所定位置に折畳まれれば組立てが単純化
されよう。折畳み可能なプラスチック製のスライダの例
が国際公開91−13562号、91−13563号、
91−13564号に開示されている。
のスライダは実質的にU字形であって、端側での取付け
あるいは相対的に横方向の手段によりファスナーないし
ジッパーに取付けられるようにしてある。ある場合には
スライダは複数の部分で形成されてジッパーに取付けら
れる。スライダが一体的部分で形成されジッパーに取付
けられたときに所定位置に折畳まれれば組立てが単純化
されよう。折畳み可能なプラスチック製のスライダの例
が国際公開91−13562号、91−13563号、
91−13564号に開示されている。
【0005】圧縮型のラッチ部を有する新規で改善され
た単一片の折畳み可能なプラスチック製のジッパーのス
ライダを提供することが本発明の1つの目的である。
た単一片の折畳み可能なプラスチック製のジッパーのス
ライダを提供することが本発明の1つの目的である。
【0006】本発明の1つの面によれば、ある断面形状
を有する再閉塞可能なプラスチック製ファスナーに対し
て跨ぐ状態にある折畳み可能なプラスチック製スライダ
にしてファスナーが互いに係止するリブ部材と凹溝部材
としての再閉鎖可能な雄プロファイル部材と雌プロファ
イル部材を含み、上記スライダは、分離用フィンガと上
記ファスナーに沿って移動するプラスチックで形成され
相互に係止する相補的構造体とを有し、上記相補的構造
体が以下の構成要素からなること:上記分離用フィンガ
が懸下された横方向の支持部材と、上記支持部材の対向
する側部と上記フィンガの対向する側部とにおいて上記
支持部材から懸下された1対の脚部と、それぞれの脚部
の対向する側部において上記支持部材の対向する側部に
ヒンジ連結され上記分離用フィンガに対して折畳み可能
であり上記懸下された脚部を受容するための開口を有す
る1対の側壁部と、各々の上記懸下された脚部の縁部に
沿って延びる肩部構造体と各々の上記側壁部における対
応する縁部に沿って延びる可撓性舌片構造体とを有する
上記側壁部を上記懸下された脚部に相互に係止するため
の手段と、からなり、上記可撓性舌片構造体が上記懸下
された脚部の縁部によって弾性的に変形可能であり上記
脚部のそれぞれの肩部にスナップ係合するようにされて
上記側壁部を折畳まれた状態に係止するための押し合わ
せ型のラッチ部を与えるようにした折畳み可能なプラス
チック製スライダが提供される。
を有する再閉塞可能なプラスチック製ファスナーに対し
て跨ぐ状態にある折畳み可能なプラスチック製スライダ
にしてファスナーが互いに係止するリブ部材と凹溝部材
としての再閉鎖可能な雄プロファイル部材と雌プロファ
イル部材を含み、上記スライダは、分離用フィンガと上
記ファスナーに沿って移動するプラスチックで形成され
相互に係止する相補的構造体とを有し、上記相補的構造
体が以下の構成要素からなること:上記分離用フィンガ
が懸下された横方向の支持部材と、上記支持部材の対向
する側部と上記フィンガの対向する側部とにおいて上記
支持部材から懸下された1対の脚部と、それぞれの脚部
の対向する側部において上記支持部材の対向する側部に
ヒンジ連結され上記分離用フィンガに対して折畳み可能
であり上記懸下された脚部を受容するための開口を有す
る1対の側壁部と、各々の上記懸下された脚部の縁部に
沿って延びる肩部構造体と各々の上記側壁部における対
応する縁部に沿って延びる可撓性舌片構造体とを有する
上記側壁部を上記懸下された脚部に相互に係止するため
の手段と、からなり、上記可撓性舌片構造体が上記懸下
された脚部の縁部によって弾性的に変形可能であり上記
脚部のそれぞれの肩部にスナップ係合するようにされて
上記側壁部を折畳まれた状態に係止するための押し合わ
せ型のラッチ部を与えるようにした折畳み可能なプラス
チック製スライダが提供される。
【0007】上記側壁部の対はその上部において上記支
持部材の対向する側部にヒンジ連結され上記側壁部が折
畳まれた位置にあるときに上記支持部材の対向する側部
に向けて折畳まれるのが好ましい。
持部材の対向する側部にヒンジ連結され上記側壁部が折
畳まれた位置にあるときに上記支持部材の対向する側部
に向けて折畳まれるのが好ましい。
【0008】上記側壁部はその底部にスライダがファス
ナーを跨ぐ状態にあってファスナーから外れて上昇する
のを防止するようにファスナーの底部と協働するように
した肩部構造体を有するのが望ましい。分離用フィンガ
は楔形であるのが好ましい。
ナーを跨ぐ状態にあってファスナーから外れて上昇する
のを防止するようにファスナーの底部と協働するように
した肩部構造体を有するのが望ましい。分離用フィンガ
は楔形であるのが好ましい。
【0009】側壁部はスライダの開く方の端部から閉じ
る方の端部まで延びているのが好ましい。側壁部は開く
方の端部において側壁部の間に延びる楔形の分離用フィ
ンガによって雌雄のプロファイル部材を分離できるよう
に開く方の端部においてより幅広い間隔にすることがで
きる。また側壁部はスライダがファスナーの閉じる方向
に移動する際に雌雄のプロファイル部材を相互に係止す
る状態に圧しつけるのに十分なだけ閉じる方の端部にお
いて一体的に近接した間隔にすることができる。
る方の端部まで延びているのが好ましい。側壁部は開く
方の端部において側壁部の間に延びる楔形の分離用フィ
ンガによって雌雄のプロファイル部材を分離できるよう
に開く方の端部においてより幅広い間隔にすることがで
きる。また側壁部はスライダがファスナーの閉じる方向
に移動する際に雌雄のプロファイル部材を相互に係止す
る状態に圧しつけるのに十分なだけ閉じる方の端部にお
いて一体的に近接した間隔にすることができる。
【0010】肩部構造体は各々の上記懸下された脚部の
下側端部に沿って延びているのが好ましく、上記可撓性
舌片構造体は各々の上記側壁部における開口の下側端部
に沿って延びていて上記懸下された脚部の下側端部によ
って弾性的に変形可能であるのが好ましい。
下側端部に沿って延びているのが好ましく、上記可撓性
舌片構造体は各々の上記側壁部における開口の下側端部
に沿って延びていて上記懸下された脚部の下側端部によ
って弾性的に変形可能であるのが好ましい。
【0011】本発明の他の面によれば、上側縁部に沿っ
て延びる分離可能なファスナーを備えた上側縁部を有す
る1対の可撓性プラスチックのシートからなり、上記フ
ァスナーがそれぞれのシートにリブ及び凹溝の断面形状
を有する再閉塞可能な相互に係止する雌雄のプロファイ
ル部材からなり、前述のスライダがファスナーの開閉を
行うためファスナーに対して跨ぐ状態に配置されるよう
にした熱可塑性の袋が提供される。
て延びる分離可能なファスナーを備えた上側縁部を有す
る1対の可撓性プラスチックのシートからなり、上記フ
ァスナーがそれぞれのシートにリブ及び凹溝の断面形状
を有する再閉塞可能な相互に係止する雌雄のプロファイ
ル部材からなり、前述のスライダがファスナーの開閉を
行うためファスナーに対して跨ぐ状態に配置されるよう
にした熱可塑性の袋が提供される。
【0012】以下添付の図面を参照して説明する。図1
を参照すると、再閉塞可能なプラスチック製ファスナー
に用いられる折畳み可能なプラスチック製スライダ10
が示されている。スライダ10は特に熱可塑性の袋等に
適切であり、図1において熱可塑性の袋に組合せた状態
で示されている。袋11は従来の型のものであり、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、あるいは同等の材料
のようないずれかの適当な熱可塑性フィルムで形成され
よう。袋11はその全長にわたって延びる上側縁部にお
ける分離可能なファスナー手段を備えた上側縁部を有す
る1対の可撓性プラスチックのシート12及び13で形
成されている。ファスナー手段はその対向する面に再閉
塞可能な相互に係止するリブ及び凹溝の断面形状の部材
15及び14を含む。熱可塑性の袋の製造の際に、1対
の雌雄のファスナー部材15及び14が袋の口部に沿っ
て延び、これらの(相互に係止するリブ及び凹溝の断面
形状の)部材がいずれかの適当な方法で熱可塑性フィル
ムの袋の可撓性壁部に取付けられるようにしてある。こ
れらの部材は壁部の一体的な辺縁部であってもよく、あ
るいは別個に押出し成形されその後に従来周知のように
袋の口部に沿って壁部に取付けられてもよい。部材15
及び14は図1、図2及び図7〜11に示されているよ
うに袋の対向する側部において袋の壁部に取付けられ
る。リブ及び凹溝の断面形状を有する相互に係止する雌
雄のプロファイル部材15及び14の断面形状が国際公
開91−13564号に示されている。部材14、15
を袋のそれぞれの壁部に取付ける方法は周知である。
を参照すると、再閉塞可能なプラスチック製ファスナー
に用いられる折畳み可能なプラスチック製スライダ10
が示されている。スライダ10は特に熱可塑性の袋等に
適切であり、図1において熱可塑性の袋に組合せた状態
で示されている。袋11は従来の型のものであり、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、あるいは同等の材料
のようないずれかの適当な熱可塑性フィルムで形成され
よう。袋11はその全長にわたって延びる上側縁部にお
ける分離可能なファスナー手段を備えた上側縁部を有す
る1対の可撓性プラスチックのシート12及び13で形
成されている。ファスナー手段はその対向する面に再閉
塞可能な相互に係止するリブ及び凹溝の断面形状の部材
15及び14を含む。熱可塑性の袋の製造の際に、1対
の雌雄のファスナー部材15及び14が袋の口部に沿っ
て延び、これらの(相互に係止するリブ及び凹溝の断面
形状の)部材がいずれかの適当な方法で熱可塑性フィル
ムの袋の可撓性壁部に取付けられるようにしてある。こ
れらの部材は壁部の一体的な辺縁部であってもよく、あ
るいは別個に押出し成形されその後に従来周知のように
袋の口部に沿って壁部に取付けられてもよい。部材15
及び14は図1、図2及び図7〜11に示されているよ
うに袋の対向する側部において袋の壁部に取付けられ
る。リブ及び凹溝の断面形状を有する相互に係止する雌
雄のプロファイル部材15及び14の断面形状が国際公
開91−13564号に示されている。部材14、15
を袋のそれぞれの壁部に取付ける方法は周知である。
【0013】図1、図2及び図5に示されるように、ス
ライダ10が袋11の上部において再閉塞可能なファス
ナー部材14及び15を跨ぎ、再閉塞可能なファスナー
部材の開閉を行うようにしてある。スライダ10はファ
スナーに沿って移動するようにした分離用フィンガ19
と相互に係止する相補的な構造とからなる単一片の成形
されたプラスチックで形成されている。分離用フィンガ
19はファスナー部材14及び15を開く際の補助をな
すように一方の端部において幅が広くなっており、かく
して「楔形」と称せられよう。スライダ10は例えばナ
イロン、ポリプロピレン、ポリスチレン、デルリン(D
elrin)あるいはABS等のいずれかの適当なプラ
スチックで形成されよう。
ライダ10が袋11の上部において再閉塞可能なファス
ナー部材14及び15を跨ぎ、再閉塞可能なファスナー
部材の開閉を行うようにしてある。スライダ10はファ
スナーに沿って移動するようにした分離用フィンガ19
と相互に係止する相補的な構造とからなる単一片の成形
されたプラスチックで形成されている。分離用フィンガ
19はファスナー部材14及び15を開く際の補助をな
すように一方の端部において幅が広くなっており、かく
して「楔形」と称せられよう。スライダ10は例えばナ
イロン、ポリプロピレン、ポリスチレン、デルリン(D
elrin)あるいはABS等のいずれかの適当なプラ
スチックで形成されよう。
【0014】好ましい実施例において、相補的な構造は
分離用フィンガ19が懸下される横方向の支持部材ない
し本体20を含む逆U字形の部材からなる。本体20は
それ自体U字形であり、2本の一体的な懸下された脚部
20a、20bを含む。フィンガ19は脚部20aと2
0bとの間の位置にある。本体20は部材14と15と
の間の位置にあるフィンガ19とこれらの部材とを跨ぐ
脚部20a、20bを備えていてファスナー部材14及
び15の上側縁部に沿って移動するようにしてある。本
体20はまた最終的な位置に折畳まれる1対のヒンジ連
結された「翼体(wing)」ないし側壁部21及び2
2を含む。翼体21及び22は脚部20a及び20bの
対向する端部に配置されたヒンジ構造21a及び22a
によってスライダ本体20にヒンジ連結されている。翼
体21及び22は、以下に説明するように翼体21及び
22が最終的な位置に折畳まれたときに脚部20a、2
0bが入り込む中心の開口を有しているのがわかるであ
ろう。翼体21及び22が図1における位置から図2に
おける位置まで折畳まれたときに、翼体21及び22が
本体20の対向する縁部に係合する。ヒンジ構造21a
及び22aは翼体21及び22の壁厚に比較して相対的
に薄い断面のプラスチック材料であり、プラスチック材
料の可撓性により一体的なヒンジ構造21a及び22a
を用いることが可能になり、これは「活性の(livi
ng)」ヒンジと称せられることがある。
分離用フィンガ19が懸下される横方向の支持部材ない
し本体20を含む逆U字形の部材からなる。本体20は
それ自体U字形であり、2本の一体的な懸下された脚部
20a、20bを含む。フィンガ19は脚部20aと2
0bとの間の位置にある。本体20は部材14と15と
の間の位置にあるフィンガ19とこれらの部材とを跨ぐ
脚部20a、20bを備えていてファスナー部材14及
び15の上側縁部に沿って移動するようにしてある。本
体20はまた最終的な位置に折畳まれる1対のヒンジ連
結された「翼体(wing)」ないし側壁部21及び2
2を含む。翼体21及び22は脚部20a及び20bの
対向する端部に配置されたヒンジ構造21a及び22a
によってスライダ本体20にヒンジ連結されている。翼
体21及び22は、以下に説明するように翼体21及び
22が最終的な位置に折畳まれたときに脚部20a、2
0bが入り込む中心の開口を有しているのがわかるであ
ろう。翼体21及び22が図1における位置から図2に
おける位置まで折畳まれたときに、翼体21及び22が
本体20の対向する縁部に係合する。ヒンジ構造21a
及び22aは翼体21及び22の壁厚に比較して相対的
に薄い断面のプラスチック材料であり、プラスチック材
料の可撓性により一体的なヒンジ構造21a及び22a
を用いることが可能になり、これは「活性の(livi
ng)」ヒンジと称せられることがある。
【0015】翼体21及び22が図1に示された翼体の
位置から図2に示された側壁部の位置まで最終的な側壁
部の位置に折畳まれたときに、側壁部21及び22は以
下に説明するような押し合わせ型のスライダのラッチ部
により固定した位置に保持される。図3及び図4〜図6
に示されるように、翼体21にはその外側端部に近接し
て可撓性舌片21bが設けられている。脚部20aの下
側端部にはラッチ肩部20cに近接した傾斜面(図4、
図6参照)が設けられている。
位置から図2に示された側壁部の位置まで最終的な側壁
部の位置に折畳まれたときに、側壁部21及び22は以
下に説明するような押し合わせ型のスライダのラッチ部
により固定した位置に保持される。図3及び図4〜図6
に示されるように、翼体21にはその外側端部に近接し
て可撓性舌片21bが設けられている。脚部20aの下
側端部にはラッチ肩部20cに近接した傾斜面(図4、
図6参照)が設けられている。
【0016】翼体21が図4に矢印で示される反時計方
向に回転したときに可撓性舌片21bが図5に示される
ように脚部20aの下側端部における傾斜面によって下
方に屈撓させられ、翼体21が図6に示される垂直方向
の位置にあるときに可撓性舌片21bがスナップ的に保
持されて脚部20aの下側端部における肩部20cに係
合するように移動するであろう。翼体21が図4におけ
る位置から図6に示される位置まで移動したときに、舌
片21b及び肩部20cからなる押し合わせ型のラッチ
部が所定位置に係止されよう。
向に回転したときに可撓性舌片21bが図5に示される
ように脚部20aの下側端部における傾斜面によって下
方に屈撓させられ、翼体21が図6に示される垂直方向
の位置にあるときに可撓性舌片21bがスナップ的に保
持されて脚部20aの下側端部における肩部20cに係
合するように移動するであろう。翼体21が図4におけ
る位置から図6に示される位置まで移動したときに、舌
片21b及び肩部20cからなる押し合わせ型のラッチ
部が所定位置に係止されよう。
【0017】ラッチ部は一度係合すると破断せずに解除
することができない。ラッチされている際に舌片21b
は図示のように下方に屈撓する。しかしながらこれを外
そうとすると、力が作用する方向はこれをより強く係合
させようとする成分を生ぜしめる。他方の翼体22も同
様に押し合わせ型のラッチ部を形成して翼体22を係止
保持するように脚部20bの下側端部において肩部20
dに係合するようにされている可撓性舌片22bを有す
ることがわかるであろう。
することができない。ラッチされている際に舌片21b
は図示のように下方に屈撓する。しかしながらこれを外
そうとすると、力が作用する方向はこれをより強く係合
させようとする成分を生ぜしめる。他方の翼体22も同
様に押し合わせ型のラッチ部を形成して翼体22を係止
保持するように脚部20bの下側端部において肩部20
dに係合するようにされている可撓性舌片22bを有す
ることがわかるであろう。
【0018】かくして可撓性の翼体21及び22が図1
に示される開く方の位置から図2に示される下側のある
いは係止された位置まで移動したときに、翼体は押し合
わせ型のラッチ構造がスナップ保持されるようにした下
方の位置にあって、翼体がスナップ保持された後にスラ
イダ10がジッパーから取外されないようにジッパーの
トラック14及び15を把持する。可撓性舌片21b、
22bと協働する肩部20c及び20dとからなるラッ
チ構造は折畳み可能な翼体21及び22を下方の位置に
係止するのに特に有効であることがわかるであろう。こ
れは舌片21b及び22bがそれぞれの枢支点21a及
び22aから比較的大きく間隔をおいているためであ
る。この形態でラッチ部はヒンジ部から最大の距離にあ
る位置で作用して最良の機械的利点を与える。またこの
ラッチ機構によりこのスライダ10を単純な2片型モー
ルドとして成形してスライダの製造経費を減少させられ
るという利点が保持されることもわかるであろう。
に示される開く方の位置から図2に示される下側のある
いは係止された位置まで移動したときに、翼体は押し合
わせ型のラッチ構造がスナップ保持されるようにした下
方の位置にあって、翼体がスナップ保持された後にスラ
イダ10がジッパーから取外されないようにジッパーの
トラック14及び15を把持する。可撓性舌片21b、
22bと協働する肩部20c及び20dとからなるラッ
チ構造は折畳み可能な翼体21及び22を下方の位置に
係止するのに特に有効であることがわかるであろう。こ
れは舌片21b及び22bがそれぞれの枢支点21a及
び22aから比較的大きく間隔をおいているためであ
る。この形態でラッチ部はヒンジ部から最大の距離にあ
る位置で作用して最良の機械的利点を与える。またこの
ラッチ機構によりこのスライダ10を単純な2片型モー
ルドとして成形してスライダの製造経費を減少させられ
るという利点が保持されることもわかるであろう。
【0019】図7〜11に示されるように、折畳み可能
な懸下された側壁部21及び22がスライダ10の開く
方の端部10aから閉じる方の端部10bまで延びてい
る。またスライダ本体20及び分離用フィンガ19は閉
じる方の端部10bより開く方の端部10aにおいてよ
り幅が広いことがわかるであろう。同様に側壁部21及
び22と懸下された脚部22a及び22bとは図7及び
図8に示されるようにスライダ10の開く方の端部10
aにおいてより幅広く間隔をおいていてフィンガ19に
よるリブ部材15及び凹溝部材14の分離を可能にし、
また図11に示されるようにスライダ10がファスナー
を閉じる方向に移動する際にリブ部材15及び凹溝部材
14を相互に係止する状態に圧しつけるのに十分なだけ
スライダの閉じる方の端部10bにおいて一体的に近接
した間隔になっている。側壁部21及び22にはその下
側端部において図8〜11に示されるようにリブ部材1
5及び凹溝部材14からなるファスナーの底部に係合す
るようにした内方に延びる肩部構造体21c及び22c
が設けられて図2及び図7に示されるようにスライダが
ファスナーを跨ぐ際にファスナーの上側縁部から外れて
上昇するのを防止する。
な懸下された側壁部21及び22がスライダ10の開く
方の端部10aから閉じる方の端部10bまで延びてい
る。またスライダ本体20及び分離用フィンガ19は閉
じる方の端部10bより開く方の端部10aにおいてよ
り幅が広いことがわかるであろう。同様に側壁部21及
び22と懸下された脚部22a及び22bとは図7及び
図8に示されるようにスライダ10の開く方の端部10
aにおいてより幅広く間隔をおいていてフィンガ19に
よるリブ部材15及び凹溝部材14の分離を可能にし、
また図11に示されるようにスライダ10がファスナー
を閉じる方向に移動する際にリブ部材15及び凹溝部材
14を相互に係止する状態に圧しつけるのに十分なだけ
スライダの閉じる方の端部10bにおいて一体的に近接
した間隔になっている。側壁部21及び22にはその下
側端部において図8〜11に示されるようにリブ部材1
5及び凹溝部材14からなるファスナーの底部に係合す
るようにした内方に延びる肩部構造体21c及び22c
が設けられて図2及び図7に示されるようにスライダが
ファスナーを跨ぐ際にファスナーの上側縁部から外れて
上昇するのを防止する。
【0020】側壁部21と22との間に懸下された脚部
20aと20bとの間に延びる懸下されたプラスチック
製分離用フィンガ19は、図7〜9に示されるようにス
ライダ10がファスナーを開く方向に移動する際にリブ
部材15及び凹溝部材14を分離するようにスライダ1
0の開く方の端部10aに近接してより幅が広くなって
いる。
20aと20bとの間に延びる懸下されたプラスチック
製分離用フィンガ19は、図7〜9に示されるようにス
ライダ10がファスナーを開く方向に移動する際にリブ
部材15及び凹溝部材14を分離するようにスライダ1
0の開く方の端部10aに近接してより幅が広くなって
いる。
【0021】図1及び2を参照すると、対向する面に再
閉塞可能な相互に係合可能なリブ及び凹溝の断面形状を
もつ部材15及び14を有する、全長にわたって延びる
上側縁部において分離可能なファスナー手段を備えた上
側縁部を有する1対の可撓性プラスチックのシートによ
って形成された熱可塑性の袋のある断面形状を有する再
閉塞可能なプラスチック製ファスナーに折畳み可能なプ
ラスチック製スライダを取付ける方法が示されている。
閉塞可能な相互に係合可能なリブ及び凹溝の断面形状を
もつ部材15及び14を有する、全長にわたって延びる
上側縁部において分離可能なファスナー手段を備えた上
側縁部を有する1対の可撓性プラスチックのシートによ
って形成された熱可塑性の袋のある断面形状を有する再
閉塞可能なプラスチック製ファスナーに折畳み可能なプ
ラスチック製スライダを取付ける方法が示されている。
【0022】対向する面の相互に係止するリブ及び凹溝
の断面形状をもつ部材15及び14が、図2及び図7の
右方端部に示されるごとく、接合されるように揃えて配
置されている。翼体21及び22が図1の開く方の位置
にある折畳み可能なスライダ10は図1に示されるよう
なある断面形状を有する部材14及び15の上方の位置
にある。部材14及び15が図7の右方端部に示される
ように接合されたときに、懸下されたフィンガ19が図
8に示されるように部材14及び15の上側縁部の間に
挿入される。
の断面形状をもつ部材15及び14が、図2及び図7の
右方端部に示されるごとく、接合されるように揃えて配
置されている。翼体21及び22が図1の開く方の位置
にある折畳み可能なスライダ10は図1に示されるよう
なある断面形状を有する部材14及び15の上方の位置
にある。部材14及び15が図7の右方端部に示される
ように接合されたときに、懸下されたフィンガ19が図
8に示されるように部材14及び15の上側縁部の間に
挿入される。
【0023】懸下された脚部20a及び20bは図7及
び図10に示されるようにある断面形状を有する部材1
4及び15の外側の位置にある。そのときスライダ10
の本体20は部材14及び15の上部に載置されてい
る。それから翼体21及び22は図4に矢印で示される
ようにスライダ本体20の上部に配置されたヒンジ連結
された構造21a及び22aにおいて折畳まれて翼体2
1及び22が図2に示されるようにスライダ本体20の
縁部に対して折畳まれた側壁部の位置にある。
び図10に示されるようにある断面形状を有する部材1
4及び15の外側の位置にある。そのときスライダ10
の本体20は部材14及び15の上部に載置されてい
る。それから翼体21及び22は図4に矢印で示される
ようにスライダ本体20の上部に配置されたヒンジ連結
された構造21a及び22aにおいて折畳まれて翼体2
1及び22が図2に示されるようにスライダ本体20の
縁部に対して折畳まれた側壁部の位置にある。
【0024】側壁部21及び22が図2に示される折畳
まれた位置に移動したときに、可撓性舌片21b、22
bを有する押し合わせ型のラッチ機構が圧縮され図10
に示されるように対応する肩部構造体20c、20dに
スナップ的に係止された状態にある。かくして押し合わ
せ型のラッチ機構が図10に示されるように係止されて
いるときに、側壁部21及び22はヒンジ構造21a及
び22aの回りに上方に回転するのを防止される。この
取付けられた状態において側壁部21及び22の肩部2
1c及び22cは図8〜11に示されるようにファスナ
ー部材14及び15の底部の下側の位置にあって、スラ
イダ10がファスナーの上側縁部から外れて上昇するの
を防止する。
まれた位置に移動したときに、可撓性舌片21b、22
bを有する押し合わせ型のラッチ機構が圧縮され図10
に示されるように対応する肩部構造体20c、20dに
スナップ的に係止された状態にある。かくして押し合わ
せ型のラッチ機構が図10に示されるように係止されて
いるときに、側壁部21及び22はヒンジ構造21a及
び22aの回りに上方に回転するのを防止される。この
取付けられた状態において側壁部21及び22の肩部2
1c及び22cは図8〜11に示されるようにファスナ
ー部材14及び15の底部の下側の位置にあって、スラ
イダ10がファスナーの上側縁部から外れて上昇するの
を防止する。
【0025】折畳み可能なスライダ10の側壁部21及
び22は本体20と一体的であるので、これは複数部分
のスライダとは異なって組立てを容易にする。またこれ
は前述したように製造及び成形を容易にする。押し合わ
せ型のラッチ構造をヒンジ構造21a及び22aから最
大の距離の位置に設けることにより、翼体21及び22
が図2に示されるように閉じた下方の位置まで移動した
ときにその緊密な係止が確実になされる。この押し合わ
せ型のラッチ機構はスライダ10がジッパー構造14、
15から外れるような不意に係止を解除されることがな
いようにする。またスライダはプラスチック材料で形成
されるので食料品の袋に用いられるが、金属製のスライ
ダでは用いられない。本発明の好ましい形態を活性のヒ
ンジに関連して説明したが、活性のヒンジを形成するの
に適切でない他のプラスチックを用いることもできる。
かくしてより脆いプラスチックを用いることができる。
スライダは一度取付けられると再閉塞可能なファスナー
部材から取外されないので側壁部は一度折畳まれて押し
合わせ型のラッチ部によりラッチ保持されるだけでよ
い。
び22は本体20と一体的であるので、これは複数部分
のスライダとは異なって組立てを容易にする。またこれ
は前述したように製造及び成形を容易にする。押し合わ
せ型のラッチ構造をヒンジ構造21a及び22aから最
大の距離の位置に設けることにより、翼体21及び22
が図2に示されるように閉じた下方の位置まで移動した
ときにその緊密な係止が確実になされる。この押し合わ
せ型のラッチ機構はスライダ10がジッパー構造14、
15から外れるような不意に係止を解除されることがな
いようにする。またスライダはプラスチック材料で形成
されるので食料品の袋に用いられるが、金属製のスライ
ダでは用いられない。本発明の好ましい形態を活性のヒ
ンジに関連して説明したが、活性のヒンジを形成するの
に適切でない他のプラスチックを用いることもできる。
かくしてより脆いプラスチックを用いることができる。
スライダは一度取付けられると再閉塞可能なファスナー
部材から取外されないので側壁部は一度折畳まれて押し
合わせ型のラッチ部によりラッチ保持されるだけでよ
い。
【0026】本発明の好ましい実施例を国際公開91−
13564号に示されている形状の相互に係止するリブ
及び凹溝の断面形状に関連して図示及び説明したが、本
発明の折畳み可能なプラスチック製スライダはまた米国
特許第3660875号及び国際公開91−13566
号に示されているような従来の形状のある断面形状を有
する再閉塞可能なプラスチック製のファスナーないしジ
ッパーにも適用可能であることが理解されよう。従来の
断面形状を有するプラスチック製ジッパーにおいて、分
離用の突片ないしフィンガが前述した相互に係止する部
材のリブ及び凹溝の部分の上方ではなくてリブ及び凹溝
の部分の間に直接挿入される。
13564号に示されている形状の相互に係止するリブ
及び凹溝の断面形状に関連して図示及び説明したが、本
発明の折畳み可能なプラスチック製スライダはまた米国
特許第3660875号及び国際公開91−13566
号に示されているような従来の形状のある断面形状を有
する再閉塞可能なプラスチック製のファスナーないしジ
ッパーにも適用可能であることが理解されよう。従来の
断面形状を有するプラスチック製ジッパーにおいて、分
離用の突片ないしフィンガが前述した相互に係止する部
材のリブ及び凹溝の部分の上方ではなくてリブ及び凹溝
の部分の間に直接挿入される。
【0027】本発明の好ましい実施例を図示及び説明し
たが、その範囲内においてさらに変更がなされることが
理解されよう。
たが、その範囲内においてさらに変更がなされることが
理解されよう。
【図1】ある断面形状を有する再閉塞可能なプラスチッ
ク製ファスナーに折畳み可能なプラスチック製スライダ
を取付ける方法を示す開いた状態で示された本発明によ
る折畳み可能なプラスチック製スライダの斜視図であ
る。
ク製ファスナーに折畳み可能なプラスチック製スライダ
を取付ける方法を示す開いた状態で示された本発明によ
る折畳み可能なプラスチック製スライダの斜視図であ
る。
【図2】閉じた位置にスナップ係合したスライダの折畳
み可能な翼体を備えたある断面形状の再閉塞可能なプラ
スチック製プラスチック製ファスナーに取付けられた図
1の折畳み可能なプラスチック製スライダの斜視図であ
る。
み可能な翼体を備えたある断面形状の再閉塞可能なプラ
スチック製プラスチック製ファスナーに取付けられた図
1の折畳み可能なプラスチック製スライダの斜視図であ
る。
【図3】図1に示された折畳み可能なプラスチック製ス
ライダの底側平面図である。
ライダの底側平面図である。
【図4】図3の直線4−4に沿ってとった断面図であ
る。
る。
【図5】折畳み可能な翼体が部分的に取付けられた位置
に下方に回転している図4と同様な断面図である。
に下方に回転している図4と同様な断面図である。
【図6】折畳み可能な翼体が押し合わせ型のラッチ部が
スナップ的に閉じている組立てられた位置まで完全に回
転している図4及び図5と同様な断面図である。
スナップ的に閉じている組立てられた位置まで完全に回
転している図4及び図5と同様な断面図である。
【図7】図2に示されたスライダの平面図である。
【図8】図7の直線6−6に沿ってとった断面図であ
る。
る。
【図9】図7の直線7−7に沿ってとった断面図であ
る。
る。
【図10】図7の直線8−8に沿ってとった断面図であ
る。
る。
【図11】図7の直線9−9に沿ってとった断面図であ
る。
る。
10 ファスナー 12 可撓性プラスチックのシート 13 可撓性プラスチックのシート 14 リブ部材 15 凹溝部材 19 分離用フィンガ 20 支持部材(スライダ本体) 20a 脚部 20b 脚部 20c ラッチ肩部 20d ラッチ肩部 21 翼体 21a ヒンジ構造 21b 可撓性舌片 22 翼体 22a ヒンジ構造 22b 可撓性舌片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 597118131 1603 Orrington Avenu e,Evanston,Illinoi s 60204, United Stat es of America (72)発明者 エリック・アンソニー・セント・フィリ ップス アメリカ合衆国ニューヨーク州14450, フェアーポート,ティンバー・レーン 24 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A44B 19/26
Claims (7)
- 【請求項1】 ある断面形状を有する再閉塞可能なプラ
スチック製ファスナーに対して跨ぐ状態にある折畳み可
能なプラスチック製スライダであり、該スライダは上記
ファスナーが互いに係止し合うリブ部材と凹溝部材とし
ての再閉鎖可能な雄プロファイル部材と雌プロファイル
部材、及び、分離用フィンガと上記ファスナーに沿って
移動するプラスチックで形成された互いに係止する相補
的構造体とを有していて、上記相補的構造体はさらに、
上記分離用フィンガが懸下された横方向の支持部材と、
それぞれの脚部の対向する側部及び上記フィンガの対向
する側部において上記支持部材から懸下された1対の脚
部と、上記それぞれの脚部の対向する側部において上記
支持部材の対向する側部にヒンジ連結され上記分離用フ
ィンガに対して折畳み可能であると共に上記懸下された
脚部を受容するための開口を有する1対の側壁部と、各
々の上記懸下された脚部の縁部に沿って延びる肩部構造
体及び各々の上記側壁部の対応する縁部に沿って可撓性
舌片構造体を延在する上記側壁部を上記懸下された脚部
に相互に係止するための手段と、によって構成され、上
記可撓性舌片構造体はまた上記懸下された脚部の縁部に
よって弾性的に変形可能であり上記脚部のそれぞれの肩
部にスナップ係合するようにされて上記側壁部を折畳ま
れた状態に係止するための押し合わせ型のラッチ部を与
えるようにしてなること、を特徴とする折畳み可能なプ
ラスチック製スライダ。 - 【請求項2】 上記対をなす側壁部が上記支持部材の対
向する側部の上部にヒンジ連結され、上記側壁部が折畳
まれた状態にあるときに上記支持部材の対向する側部に
対して折畳まれるようにしたことを特徴とする請求項1
に記載の折畳み可能なプラスチック製スライダ。 - 【請求項3】 上記側壁部が、上記スライダが上記ファ
スナーを跨ぐ際に上記ファスナーから外れて上昇するの
を防止するように上記ファスナーの底部と協働するよう
にした底部の肩部構造体を有することを特徴とする請求
項1または2に記載の折畳み可能なプラスチック製ファ
スナー。 - 【請求項4】 上記分離用フィンガが楔形であることを
特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載の折
畳み可能なプラスチック製ファスナー。 - 【請求項5】 上記側壁部が上記スライダの開く方の端
部から閉じる方の端部まで延び、上記側壁部が上記開く
方の端部において上記側壁部の間に延びる上記楔形の分
離用フィンガによって上記雌雄の部材を分離できるよう
に上記開く方の端部においてより幅が広い間隔になって
おり、上記側壁部が上記スライダがファスナーを閉じる
方向に移動する際に上記雌雄の部材を相互に係止する状
態に圧しつけるのに十分なだけ上記閉じる方の端部にお
いて一体的に近接していることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の折畳み可能なプラスチック製ファ
スナー。 - 【請求項6】 上記肩部構造体が各々の上記懸下された
脚部の下側端部に沿って延び、上記可撓性舌片構造体が
各々の上記側壁部における開口の下側端部に沿って延び
ていて上記懸下された脚部の下側端部によって弾性的に
変形可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
かに記載の折畳み可能なファスナー構造。 - 【請求項7】 分離可能なファスナーが沿って延びるよ
うにした上側縁部を有する1対の可撓性プラスチックの
シートと、上記ファスナーを開閉するようにこれを跨ぐ
状態で配置された請求項1〜6のいずれかに記載のスラ
イダと、からなり、上記ファスナーがそれぞれの上記シ
ートのリブ及び凹溝の断面形状を有する再閉塞可能な相
互に係止する雌雄のプロファイル部材からなることを特
徴とする熱可塑性の袋。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US673711 | 1991-03-22 | ||
US07/673,711 US5063644A (en) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | Foldable zipper slider with compression-type latch |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591907A JPH0591907A (ja) | 1993-04-16 |
JP3016654B2 true JP3016654B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=24703810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4065113A Expired - Fee Related JP3016654B2 (ja) | 1991-03-22 | 1992-03-23 | 圧縮型ラッチ部を備えた折畳み可能なジッパーのスライダ |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5063644A (ja) |
EP (1) | EP0505060B1 (ja) |
JP (1) | JP3016654B2 (ja) |
KR (1) | KR100245778B1 (ja) |
AT (1) | ATE143228T1 (ja) |
AU (1) | AU645892B2 (ja) |
CA (1) | CA2062576C (ja) |
DE (1) | DE69213979T2 (ja) |
DK (1) | DK0505060T3 (ja) |
ES (1) | ES2094871T3 (ja) |
GR (1) | GR3021429T3 (ja) |
Families Citing this family (101)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5311212A (en) * | 1991-03-29 | 1994-05-10 | Xerox Corporation | Functional color selection system |
US5283932A (en) * | 1993-06-10 | 1994-02-08 | Mobil Oil Corporation | Flexible plastic zipper slider with rigidizing structure for assembly with profiled plastic zipper |
US5301395A (en) * | 1993-07-29 | 1994-04-12 | Mobil Oil Corporation | Plastic reclosable fastener with structure for restraining slider in closed position and for facilitating reopening fastener |
US5431760A (en) * | 1994-05-02 | 1995-07-11 | Mobil Oil Corporation | Zipper slider insertion through split track |
US5448808A (en) * | 1994-06-20 | 1995-09-12 | Mobil Oil Corporation | Foldable zipper slider with improved compression-type latch |
WO1998005567A1 (en) * | 1996-08-07 | 1998-02-12 | Tenneco Packaging Inc. | Reclosable package with tamper evident feature |
US5769772A (en) * | 1996-08-13 | 1998-06-23 | Tenneco Packaging Inc. | Packages made with both high-frequency/radio-frequency seals and conventional heat/pressure seals using combinations of polar and non-polar polymers |
US5669715A (en) * | 1996-08-16 | 1997-09-23 | Tenneco Packaging | Tamper-evident reclosable plastic bag with slider |
US5833791A (en) * | 1996-08-16 | 1998-11-10 | Tenneco Packaging | Conforming end stops for a plastic zipper |
US5924173A (en) * | 1996-08-16 | 1999-07-20 | Tenneco Packaging | End posts for plastic zipper |
US5664299A (en) * | 1996-09-10 | 1997-09-09 | Dowbrands L.P. | Reclosable fastener assembly |
US5722128A (en) * | 1996-11-04 | 1998-03-03 | Dow Brands Inc. | Fastener assembly with slider providing tactile and/or audible feedback |
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US5713669A (en) * | 1996-12-05 | 1998-02-03 | Tenneco Packaging | Plastic bag with zipper slider captured in pocket |
US5851070A (en) * | 1996-12-05 | 1998-12-22 | Tenneco Packaging Inc. | Seals for plastic bags |
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US6257763B1 (en) | 1997-04-08 | 2001-07-10 | Huntsman Kcl Corporation | Tamper evident zipper slider |
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US5896627A (en) * | 1997-09-26 | 1999-04-27 | Tenneco Packaging Inc. | High-strength slider for a reclosable bag |
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