JP3016355B2 - 通信・観測融合海底ケーブルシステム - Google Patents
通信・観測融合海底ケーブルシステムInfo
- Publication number
- JP3016355B2 JP3016355B2 JP8019174A JP1917496A JP3016355B2 JP 3016355 B2 JP3016355 B2 JP 3016355B2 JP 8019174 A JP8019174 A JP 8019174A JP 1917496 A JP1917496 A JP 1917496A JP 3016355 B2 JP3016355 B2 JP 3016355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- observation
- communication
- data signal
- cable system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有中継伝送方式に
関し、特に観測システムを融合した海底通信ケーブルシ
ステムに関するものである。
関し、特に観測システムを融合した海底通信ケーブルシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の有中継通信システムは、減衰した
光データ信号を増幅させる光増幅器が1個以上で構成さ
れる光増幅中継器を、複数台一定の間隔で光伝送路に設
置することにより、長距離の海底通信を実現させてい
た。伝送路である光ファイバは、光増幅中継器1台あた
りの光増幅器の台数によって決まっていた。また、海底
観測システムは、複数台の観測装置で構成されており、
伝送路である光ファイバは、観測装置の台数により決ま
っていた。
光データ信号を増幅させる光増幅器が1個以上で構成さ
れる光増幅中継器を、複数台一定の間隔で光伝送路に設
置することにより、長距離の海底通信を実現させてい
た。伝送路である光ファイバは、光増幅中継器1台あた
りの光増幅器の台数によって決まっていた。また、海底
観測システムは、複数台の観測装置で構成されており、
伝送路である光ファイバは、観測装置の台数により決ま
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の有中継通信
システムでは、通信のシステム数及び観測装置の装置数
からなる通信ケーブル(伝送路である光ファイバ)の本
数(心線数)によりが制限されるため、有中継通信シス
テムが海底観測範囲内にあっても、観測装置を有するこ
とができず、各々を独立して建設しなければならないと
いう問題があった。
システムでは、通信のシステム数及び観測装置の装置数
からなる通信ケーブル(伝送路である光ファイバ)の本
数(心線数)によりが制限されるため、有中継通信シス
テムが海底観測範囲内にあっても、観測装置を有するこ
とができず、各々を独立して建設しなければならないと
いう問題があった。
【0004】本発明の課題は、光通信データと観測デー
タを多重化することで伝送路である光ファイバ等の通信
ケーブルの本数を少なくでき、有中継通信システムに観
測装置を有することができる通信・観測融合海底ケーブ
ルシステムを提供することである。
タを多重化することで伝送路である光ファイバ等の通信
ケーブルの本数を少なくでき、有中継通信システムに観
測装置を有することができる通信・観測融合海底ケーブ
ルシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光通信
データ信号の減衰と増幅を繰り返して該光通信データ信
号を伝送路である光ファイバを介して伝搬を行う有中継
通信システムにおいて、端局と端局の間に、減衰した前
記光通信データ信号を増幅させる光増幅器と、地震等の
観測を行い、該観測に基づいた光観測データ信号を出力
する観測装置をそれぞれn(nは1以上の自然数)組備
え、前記光通信データ信号と前記光観測データ信号を多
重化させて前記光ファイバを介して伝搬させることを特
徴とする通信・観測融合海底ケーブルシステムが得られ
る。
データ信号の減衰と増幅を繰り返して該光通信データ信
号を伝送路である光ファイバを介して伝搬を行う有中継
通信システムにおいて、端局と端局の間に、減衰した前
記光通信データ信号を増幅させる光増幅器と、地震等の
観測を行い、該観測に基づいた光観測データ信号を出力
する観測装置をそれぞれn(nは1以上の自然数)組備
え、前記光通信データ信号と前記光観測データ信号を多
重化させて前記光ファイバを介して伝搬させることを特
徴とする通信・観測融合海底ケーブルシステムが得られ
る。
【0006】さらに、本発明によれば、前記観測装置
は、自ら前記光観測データ信号を出力するレーザダイオ
ードと、後方から送られてくる前記光通信データ信号及
び前記光観測データ信号を多重する光結合器を有するこ
とを特徴とする通信・観測融合海底ケーブルシステムが
得られる。
は、自ら前記光観測データ信号を出力するレーザダイオ
ードと、後方から送られてくる前記光通信データ信号及
び前記光観測データ信号を多重する光結合器を有するこ
とを特徴とする通信・観測融合海底ケーブルシステムが
得られる。
【0007】さらに、本発明によれば、前記多重伝送が
波長分割多重伝送方式(WDM方式)で行われることを
特徴とする通信・観測融合海底ケーブルシステムが得ら
れる。
波長分割多重伝送方式(WDM方式)で行われることを
特徴とする通信・観測融合海底ケーブルシステムが得ら
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1に示すように、通信・
観測融合システムは、端局1と端局2間に、光増幅器
(第1番目の光増幅器)3、観測装置(第1番目の観測
装置)4、光増幅器(第n番目の光増幅器)5、観測装
置(第n番目の観測装置)6、及び伝送路である光ファ
イバ等の通信ケーブル7で構成されている。光増幅器及
び観測装置は端局1と端局2の間にそれぞれn組(nは
1以上の自然数)設けられている。
て図面を参照して説明する。図1に示すように、通信・
観測融合システムは、端局1と端局2間に、光増幅器
(第1番目の光増幅器)3、観測装置(第1番目の観測
装置)4、光増幅器(第n番目の光増幅器)5、観測装
置(第n番目の観測装置)6、及び伝送路である光ファ
イバ等の通信ケーブル7で構成されている。光増幅器及
び観測装置は端局1と端局2の間にそれぞれn組(nは
1以上の自然数)設けられている。
【0009】各観測装置nは、図2に示すように、後方
からくる光波長λ1 〜λn-1 及び観測装置のレーザダイ
オード(LD)8が自ら出力する光波長λn を多重する
光結合器9を有している。図1に示す端局1は、通信で
用いられる光波長λ1 を出力し、光増幅器3が減衰した
光波長λ1 を増幅させ、観測装置4では、自ら出力する
光波長λ2 と光増幅器3から送出される光波長λ1 を光
結合器9で多重化させる。同様に、第n番目の観測装置
6では、自ら出力する光波長λn+1 と第n番目の光増幅
器5から送出される光波長λ1 〜λn を光結合器9で多
重化させる。ここで、光結合器で行われる多重伝送は波
長分割多重伝送方式(WDM方式)で行われる。
からくる光波長λ1 〜λn-1 及び観測装置のレーザダイ
オード(LD)8が自ら出力する光波長λn を多重する
光結合器9を有している。図1に示す端局1は、通信で
用いられる光波長λ1 を出力し、光増幅器3が減衰した
光波長λ1 を増幅させ、観測装置4では、自ら出力する
光波長λ2 と光増幅器3から送出される光波長λ1 を光
結合器9で多重化させる。同様に、第n番目の観測装置
6では、自ら出力する光波長λn+1 と第n番目の光増幅
器5から送出される光波長λ1 〜λn を光結合器9で多
重化させる。ここで、光結合器で行われる多重伝送は波
長分割多重伝送方式(WDM方式)で行われる。
【0010】よって、本発明によるシステムでは、1本
の光ファイバ等の通信ケーブルで通信用の信号と観測用
の信号を伝送することができるため、通信と海底観測が
融合したシステムが可能となる。
の光ファイバ等の通信ケーブルで通信用の信号と観測用
の信号を伝送することができるため、通信と海底観測が
融合したシステムが可能となる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光波長を多重化するWDM方式を採用することにより、
1本の光ファイバ等の通信ケーブルで通信用の信号と観
測用の信号を伝送することができるため、通信ケーブル
の心線数に制限されずに有中継通信システム及び海底観
測システムの両システムを融合することができる。
光波長を多重化するWDM方式を採用することにより、
1本の光ファイバ等の通信ケーブルで通信用の信号と観
測用の信号を伝送することができるため、通信ケーブル
の心線数に制限されずに有中継通信システム及び海底観
測システムの両システムを融合することができる。
【図1】本発明の一実施の形態における通信・観測融合
海底ケーブルシステムの構成を示した図である。
海底ケーブルシステムの構成を示した図である。
【図2】本発明の観測装置の構成を示した図である。
1 端局 2 端局 3,5 光増幅器 4,6 観測装置 7 通信ケーブル 8 レーザダイオード 9 光結合器
Claims (3)
- 【請求項1】 光通信データ信号の減衰と増幅を繰り返
して該光通信データ信号を伝送路である光ファイバを介
して伝搬を行う有中継通信システムにおいて、端局と端
局の間に、減衰した前記光通信データ信号を増幅させる
光増幅器と、地震等の観測を行い、該観測に基づいた光
観測データ信号を出力する観測装置をそれぞれn(nは
1以上の自然数)組備え、前記光通信データ信号と前記
光観測データ信号を多重化させて前記光ファイバを介し
て伝搬させることを特徴とする通信・観測融合海底ケー
ブルシステム。 - 【請求項2】 前記観測装置は、自ら前記光観測データ
信号を出力するレーザダイオードと、後方から送られて
くる前記光通信データ信号及び前記光観測データ信号を
多重する光結合器を有することを特徴とする請求項1記
載の通信・観測融合海底ケーブルシステム。 - 【請求項3】 前記多重伝送が波長分割多重伝送方式
(WDM方式)で行われることを特徴とする請求項1又
は2記載の通信・観測融合海底ケーブルシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8019174A JP3016355B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 通信・観測融合海底ケーブルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8019174A JP3016355B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 通信・観測融合海底ケーブルシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09214425A JPH09214425A (ja) | 1997-08-15 |
JP3016355B2 true JP3016355B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=11991996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8019174A Expired - Lifetime JP3016355B2 (ja) | 1996-02-05 | 1996-02-05 | 通信・観測融合海底ケーブルシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016355B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7424391B2 (ja) * | 2019-12-04 | 2024-01-30 | 日本電気株式会社 | 光ファイバセンシングシステム、中継装置及びセンシング方法 |
-
1996
- 1996-02-05 JP JP8019174A patent/JP3016355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09214425A (ja) | 1997-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5969836A (en) | Method and apparatus for simultaneous transmission of digital telephony and analog video over a single optic fiber using wave division multiplexing | |
US5742416A (en) | Bidirectional WDM optical communication systems with bidirectional optical amplifiers | |
JP2002517125A (ja) | 二方向性分散補償システム | |
JP4809770B2 (ja) | 海底観測システム | |
CA2224851C (en) | Optical arrangement for amplifying wdm signals | |
JP2008539679A (ja) | 複数のケーブルステーションおよび複数の伝送セグメントを備えている海底光伝送システムのためのcotdr配置 | |
JPH09116490A (ja) | 光多重システム用分岐装置 | |
JPH09116492A (ja) | 波長多重光増幅中継伝送方法およびその装置 | |
JPWO2018193835A1 (ja) | 双方向光伝送システム及び双方向光伝送方法 | |
US10567081B2 (en) | Transmission system and transmission method | |
JP3006519B2 (ja) | 光通信システム | |
WO1999049601A1 (fr) | Repeteur de transmission a multiplexage par repartition en longueur d'onde, systeme et procede de transmission a multiplexage par repartition en longueur d'onde | |
WO2020116013A1 (ja) | 空間分割多重光ファイバ用の中継器、光送信装置及び光受信装置 | |
JP3052886B2 (ja) | 光海底利得等化器、光海底伝送路及びその敷設方法 | |
JP3016355B2 (ja) | 通信・観測融合海底ケーブルシステム | |
GB2361597A (en) | Underwater optical fibre communication system | |
US7085456B1 (en) | Electrical and optical isolating unit for an undersea branching unit | |
US6472655B1 (en) | Remote amplifier for an optical transmission system and method of evaluating a faulty point | |
CN110784264A (zh) | 一种用于海底观测网长距离网络传输系统及其传输方法 | |
JP3339277B2 (ja) | 光伝送システム | |
WO2023002599A1 (ja) | 光伝送システム、光装置、および光処理方法 | |
JPS5844832A (ja) | 光フアイバ多元接続通信装置 | |
JPH06104868A (ja) | 波長多重光中継伝送システム | |
JP7347538B2 (ja) | 光ファイバセンシングシステム、測定装置及び測定方法 | |
JPH09116494A (ja) | 波長分割多重海底分岐方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991124 |