JP3016209U - 鈴 - Google Patents
鈴Info
- Publication number
- JP3016209U JP3016209U JP1995003472U JP347295U JP3016209U JP 3016209 U JP3016209 U JP 3016209U JP 1995003472 U JP1995003472 U JP 1995003472U JP 347295 U JP347295 U JP 347295U JP 3016209 U JP3016209 U JP 3016209U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- tongue
- outer ball
- bell
- slits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 様々な音程の音を奏でることができて趣のあ
る斬新な鈴の提供を目的とする。 【構成】 中空で壁面にそれぞれスリット3で囲まれた
大きさの異なる複数の舌状片2を設けた金属製の中玉1
と、底部に小孔5を有して上記中玉1の外周部を中玉1
との間に隙間6が生じる状態に覆う外玉4と、中玉1の
内部に収容されて外玉4を揺り動かすことにより飛び跳
ねて上記中玉1の舌状片2に当たって発音させる遊動子
7とからなる。
る斬新な鈴の提供を目的とする。 【構成】 中空で壁面にそれぞれスリット3で囲まれた
大きさの異なる複数の舌状片2を設けた金属製の中玉1
と、底部に小孔5を有して上記中玉1の外周部を中玉1
との間に隙間6が生じる状態に覆う外玉4と、中玉1の
内部に収容されて外玉4を揺り動かすことにより飛び跳
ねて上記中玉1の舌状片2に当たって発音させる遊動子
7とからなる。
Description
【0001】
本考案は鈴に関する。
【0002】
従来の一般的な鈴は、中空で底部に細長い孔を設けた金属製の玉の内部に小さ な遊動子を収容した構造になっている。このような構造の鈴は、玉を揺り動かし て遊動子を飛び跳ねらせ、その遊動子を玉の内面に当てて発音させるものである が、その音が単調で趣に乏しいという不満があった。
【0003】
本考案は、様々な音程の音を奏で、且つ音色も繊細で、趣に富んだ斬新な鈴の 提供を目的とする。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案の鈴は、中空で壁面にそれぞれスリット3 で囲まれた大きさの異なる複数の舌状片2を設けた金属製の中玉1と、底部に小 孔5を有して上記中玉1の外周部を中玉1との間に隙間6が生じる状態に覆う外 玉4と、中玉1の内部に収容されて外玉4を揺り動かすことにより飛び跳ねて上 記中玉1の舌状片2に当たって発音させる遊動子7とからなる、という構成を採 るものである。
【0005】
外玉4を揺り動かすと、遊動子7が飛び跳ねて中玉1の舌状片2に当たり、そ の舌状片2が振動して発音し、その音が共鳴箱の役割を果たす外玉4によって響 く。そして、中玉1は大きさの異なる複数の舌状片2を有し、各舌状片2の発す る音の振動数はそれぞれ異なるので、様々な音程の音が発生して、単調さが改善 される。
【0006】
以下、図に示した本考案の実施例について詳説する。まず、図1において符号 1が金属製で中空の中玉である。この中玉1は、図3に示すように、略お椀形に 成形した半球体8を2つ用いて、それらの円周状の縁どうしを接合することによ って形成される。この中玉1は、真球ではなく、一方向が少し潰れて僅かに扁平 な略楕球となっている。
【0007】 中玉1を構成する半球体8は、図2に示すように、その壁面に複数の平行なス リット3を形成するとともに、それらを斜めに横断するスリット3も形成して、 これらスリット3によって囲まれた部位に微振動可能な複数の舌状片2を設けて いる。これら舌状片2は互いに長さも幅も異なっている。
【0008】 次に、図1において符号4が金属製で中空の外玉である。この外玉4も2つの 半球体9を用いて、それらの円周状の縁どうしを接合することによって形成され る。この外玉4は、上記の中玉1とは異なり略真球である。また、この外玉4の 底部には小孔5を設けている。この外玉4は、上記の中玉1の外周部を覆うが、 上記の形状の相違により、外玉4は中玉1の外面に密着せず、両者の間には隙間 6を生じさせている。なお、中玉1は、図1に示すように、両端が外玉4に接触 して、外玉4の内部において固定している。外玉4の外面には、図4に示すよう に、頂端から放射状に底部へ向かう複数の凹状の筋10をスイカの縞模様のごと く形成している。なお、外玉4の内面側にもその筋10と同様の筋が生じるが図 面上は省略した。
【0009】 次に、図1において符号7が小さなサイコロ状の金属片である遊動子である。 なお、この遊動子7の形状は任意である。この遊動子7は中玉1の内部に収容さ れ、外玉4を揺り動かすことにより飛び跳ねて中玉1の舌状片2に当たり、その 舌状片2を振動させて音を発生させる。この遊動子7は2個収容されている。こ のように遊動子7を複数個収容すれば、同時に複数の音を発生させて、それらの 音を重ねて和音効果をだすことができる。従って、遊動子7は音響効果の点で1 個よりも複数個用いる方が望ましい。
【0010】
本考案の鈴は、上記のように舌状片2を設けた中玉1を備えることによって、 様々な音程の音を奏でることができ、且つ音色も清らかで繊細になるので、従来 の鈴に比べて格段に趣があり、聞いて楽しく快いという効果がある。
【図1】断面図である。
【図2】中玉の半球体の側面図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】斜視図である。
1 中玉 2 舌状片 3 スリット 4 外玉 5 小孔 6 隙間 7 遊動子 8 中玉の半球体 9 外玉の半球体 10 筋
Claims (1)
- 【請求項1】 中空で壁面にそれぞれスリット3で囲ま
れた大きさの異なる複数の舌状片2を設けた金属製の中
玉1と、底部に小孔5を有して上記中玉1の外周部を中
玉1との間に隙間6が生じる状態に覆う外玉4と、中玉
1の内部に収容されて外玉4を揺り動かすことにより飛
び跳ねて上記中玉1の舌状片2に当たって発音させる遊
動子7とからなる鈴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003472U JP3016209U (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 鈴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003472U JP3016209U (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 鈴 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3016209U true JP3016209U (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=43151745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003472U Expired - Lifetime JP3016209U (ja) | 1995-03-24 | 1995-03-24 | 鈴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016209U (ja) |
-
1995
- 1995-03-24 JP JP1995003472U patent/JP3016209U/ja not_active Expired - Lifetime
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