JP3015751U

JP3015751U - シャワー装置

Info

Publication number: JP3015751U
Application number: JP1995001833U
Authority: JP
Inventors: 隆男小島
Original assignee: 隆男小島
Priority date: 1995-03-14
Filing date: 1995-03-14
Publication date: 1995-09-12
Anticipated expiration: 2001-03-14

Abstract

(57)【要約】【目的】体の汗や埃や毛穴の雑菌を綺麗に洗い流し
ながら、同時に効果的なマッサージが可能な安価なシャ
ワー装置を提供する。【構成】ゴム製、或いはプラスチック製等のリング
状板４の表面部に多数のブラシ４a を植毛したブラシ部
５をシャワーヘッド本体１の放水頭部２の孔開蓋３の周
縁に貼着して構成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、シャワー装置に関し、更に詳しくは、シャワーヘッド本体にブラシが設けられたシャワー装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、住宅の浴室、或いはスポーツ施設、宿泊施設等には湯水混合栓を介してシャワー装置が取り付けられており、体の汗や埃を洗い流すために手軽に利用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、このようなシャワー装置は、放水口からの湯水によって体を洗い流すものであるが、外出先から帰った時の精神的疲労やスポーツの後の筋肉疲労等を癒すには、湯水に浸った体をマサージするのが効果的で、これによって血行が促され、肩凝り腰の痛みが和らぎ、ストレスが解消される。しかしながら、シャワーの放水圧だけでは多少の刺激はあるもののストレス解消の効果に乏しく、又、洗浄効果も少ないため汗や埃等を完全に洗い流すには不十分であった。

【０００４】本発明の目的は、体の汗や埃や毛穴の雑菌を綺麗に洗い流しながら、同時に効果的なマッサージが可能な安価なシャワー装置を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

即ち、本考案では、ゴム製、或いはプラスチック製等のリング状板（４）の表面部に多数のブラシ（４a ）を植毛したブラシ部（５）をシャワーヘッド本体（１）の放水頭部（２）の孔開蓋（３）の周縁に貼着して構成される。

【０００６】

【作用】

上記構成により、本考案では、放湯或いは放水しながらブラッシングすると汗や埃だけでなく、毛穴に付着した雑菌までも完全に洗い流すことができ、その際にブラシの先端が患部を程良く刺激し、血行を促進させる。

【０００７】

【実施例】

図１は、本考案に係るシャワー装置の使用状態を示すもので(a) は側面図、(b ) は正面図であり、図２は上記シャワー装置のブラシ部を示し、(a) は正面図、 (b) は平面図である。

【０００８】詳しくは図示していないが、図１に於いて、１はシャワーヘッド本体、７はシャワーヘッド本体１の先端に取り付けられた球体部、８は上記球体部７を回動自在に嵌合させた締め付けナットで、その前端に放水頭部２が取り付けられている。又、この放水頭部２の表面部には全面に多数の放水口３a を設けた孔開蓋３がネジ止めされている。従って、このシャワーヘッド本体１はその放水頭部２の向きを自在に調整することが可能である。

【０００９】図２に示すように、５はゴム製、或いはプラスチック製のリング状板４の表面部に束状のブラシ４a を千鳥配置で３列に多数植毛して成るブラシ部で、上記放水頭部２の正面周縁に接着剤等で貼着されている。

【００１０】又、６はシャワーヘッド本体１の基部に設けたホース取り付け部で、例えば浴室等の湯水混合栓のホースが接続される。

【００１１】本考案のシャワー装置は上記構成のように放湯、放水によるシャワー機能とブラシによるブラッシング機能を一度に兼ね備えたものであり、以下にその効用について説明する。

【００１２】浴室等でシャワーを使いながら同時にブラシにより足の裏、手、首、肩、腰等をブラッシングすることで、全身の汗や埃のみならず毛穴に付着した雑菌類までが完全に洗い流されるので極めて衛生的である。しかも、先ずシャワーによって全身の血行が良くなり、更にブラシの先端が患部を柔らかく刺激して患部の血行が促進されるため、肩凝り、腰の痛み等が和ぎ、疲労回復、ストレス解消等に大いに効果を発揮するのである。

【００１３】又、本実施例のように、シャワーヘッド本体１の放水頭部２が回動自在であるものは、手の届きにくい背中部、腰部、股部等をブラッシングする際に、この放水頭部２の角度を変え、ブラシ先端が患部にほど良く当たるように調整可能であるが、シャワーヘッド本体１の形状はこれに限定されるものではなく、どのような形態であっても良い。例えば図３に示すように放水頭部２がシャワーヘッド本体１と一体化されたものにも勿論適用可能である。

【００１４】このように、本考案のシャワー装置はリング状板４を放水頭部２の孔開蓋３周縁に貼着するだけの極めて単純な構造であり、価格は安価である。

【００１５】

【考案の効果】

以上説明したように本考案によるシャワー装置は、シャワーヘッド本体の放水頭部の孔開蓋周縁にブラシ部を装着したものであるから、浴室等でシャワーを使って血行を良くしながら、足の裏、手、首、肩、腰等をブラッシングすると、汗や埃のみならず毛穴に付着した雑菌類も完全に洗い流すことができ、極めて衛生的である。しかも、ブラシの先端が患部を柔らかく刺激するため血行が促進され、肩凝り腰の痛み等が和らぎ、ストレス解消の効果は大である。

【００１６】又、ブラシ部、即ち、多数のブラシが植毛されたゴム製、或いはプラスチック製等のリング状板を貼着するだけの単純な構造としたので極めて安価である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るシャワー装置の使用状態を示す図
で、(a) は側面図、(b) は正面図である。

【図２】同、シャワー装置のブラシ部を示す図で、(a)
は正面図、(b) は平面図である。

【図３】本考案に係るシャワー装置の他の実施例を示す
側面図である。

【符号の説明】

１シャワーヘッド本体２放水頭部３孔開蓋４ゴム製、或いはプラスチック製等のリング状板４a ブラシ５ブラシ部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ゴム製、或いはプラスチック製等のリ
ング状板（４）の表面部に多数のブラシ（４a ）を植毛
したブラシ部（５）をシャワーヘッド本体（１）の放水
頭部（２）の孔開蓋（３）の周縁に貼着して成るシャワ
ー装置。