JP3012782U

JP3012782U - シャワーマッサージ器

Info

Publication number: JP3012782U
Application number: JP1994015738U
Authority: JP
Inventors: 隆男小島
Original assignee: 隆男小島
Priority date: 1994-12-21
Filing date: 1994-12-21
Publication date: 1995-06-27
Anticipated expiration: 2000-12-21

Abstract

(57)【要約】【目的】シャワーを浴びて血行を良くしながら同時
に指圧やマサージを行える便利で、しかも安価なシャワ
ーマッサージ器を提供する。【構成】シャワーヘッド本体１の放水頭部２の孔開
蓋３の周縁に表面に多数の突起４a を設けたゴム製、或
いはプラスチック製等のリング状板４を貼着して構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、シャワーを浴びながらマッサージも可能なシャワーマッサージ器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、住宅の浴室、或いはスポーツ施設、宿泊施設等には湯水混合栓を介してシャワーが取り付けられており、体の汗や埃を洗い流すために手軽に利用されている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

一般的にシャワーは放水口からの湯水で体の汗や埃を洗い流すために使用されているが、外出先から帰った時の精神的疲労やスポーツの後の筋肉疲労等を癒すには、湯水に浸った体をマサージするとより効果的で、これによって血行が促され、肩凝りや腰の痛みが和らぎ、ストレスが解消される。しかしながら、従来のようにシャワーの放水圧による刺激だけでは、ストレス解消の効果に乏しいため、シャワー使用後にあらためてマッサージ器を使用していた。

【０００４】本考案の目的は、シャワーを浴びて血行を良くしながら同時に指圧やマサージを行える便利で、しかも安価なシャワーマッサージ器を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

即ち、本考案では、シャワーヘッド本体（１）の放水頭部（２）の孔開蓋（３）の周縁に表面に多数の突起（４a ）を設けたゴム製、或いはプラスチック製等のリング状板（４）を貼着して構成した。

【０００６】

【作用】

上記構成により、本考案では、放湯、或いは放水しながらシャワーマッサージ器で足の裏、手、首、肩、腰等を叩き、揉むと、先ずシャワーの放水で血行が良くなり、更にリング状板の弾性突起が患部を柔らかく刺激して血行を促進し、肩凝り、腰の痛み等を和げる。

【０００７】

【実施例】

図１は、本考案に係るシャワーマッサージ器の一実施例を示すもので(a) は側面図、(b) は斜視図である。

【０００８】図中、１はシャワーヘッド本体で、その放水頭部２の表面部には全面に多数の放水口３a を設けた孔開蓋３がネジ止めされている。

【０００９】４はマサージ器となるゴム製、或いはプラスチック製の板で、上記放水頭部２の周縁に接着剤により貼着されている。この板４は図２に示すようなリング形状で、表面には、例えば先端を丸くした高さ数ミリ程度の小さな突起４a が多数設けられている。

【００１０】又、５はシャワーヘッド本体１の基部に取り付けたホースで、例えば浴室等の湯水混合栓に接続されている。

【００１１】本考案のシャワーマッサージ器は上記構成のようにシャワー機能とマッサージ機能（多数の突起４a を有するリング状板４）を兼ね備えたものであり、以下にその効用について説明する。

【００１２】浴室等でシャワーを使いながら、同時に放水頭部２に貼着されたマッサージ器によって、足の裏、手、首、肩、腰等を叩き、或いは揉むことで、先ずシャワーによって全身の血行が良くなり、更にリング状板４の突起４a が患部を柔らかく刺激して患部の血行が促進されるため、肩凝り、腰の痛み等を和らげ、疲労回復、ストレス解消等に大いに効果を発揮するのである。特に、このリング状板４は既述のように軟質素材であるため患部に程良い刺激となって血行促進に効果的に作用する。又、構造はリング状板４を放水頭部２の周縁に貼着するだけの簡潔なものなので価格は安価である。

【００１３】尚、上記シャワーマッサージ器は、上述のように放湯、放水させながら使用するだけでなく、入浴後、或いはシャワー使用後に湯水を止めて用いても良い。

【００１４】又、本実施例では図１のように放水頭部２がシャワー本体１と一体化されているものを示したが、シャワー本体１の形状はこれに限定されるものではなく、如何なる形状でも良く、例えば図３に示すように放水頭部２とシャワー本体１を球体部６を介在させて連結し、放水頭部２を回動自在としたものを用いれば、手の届きにくい背中部、腰部、股部等を叩き、揉む時、この放水頭部２を回して角度を変えて突起４a が患部に程良く当たるように調整することが可能となり、より使い勝手の良いシャワーマッサージ器となる。

【００１５】

【考案の効果】

以上説明したように考案は、シャワーヘッド本体の放水頭部の孔開蓋周縁にマサージ器となるリング状板、即ち、表面部に多数の弾性突起を設けたゴム製、或いは軟質プラスチック製等のリング状板を装着したものであるから、浴室等でシャワーを使って血行を良くしながら、上記指圧・マサージ器で足の裏、手、首、肩、腰等を叩き、揉むと、リング状板の突起が患部を柔らかく刺激するため血行が促進され、肩凝り腰の痛み等が和らぎストレス解消の効果は大である。

【００１６】又、リング状板を放水頭部の周縁に貼着するだけの簡単な構造であるため、極めて安価である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るシャワーマッサージ器を示す図
で、(a) は側面図、(b) は斜視図である。

【図２】同、シャワーマッサージ器のマッサージ器部分
を示す図で、(a) は平面図、(b) は正面図である。

【図３】図１とは異なるシャワーマッサージ器の側面図
である。

【符号の説明】

１シャワーヘッド本体２放水頭部３孔開蓋４ゴム製、或いはプラスチック製等のリング状板４a 突起

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】シャワーヘッド本体（１）の放水頭部
（２）の孔開蓋（３）の周縁に表面に多数の突起（４a
）を設けたゴム製、或いはプラスチック製等のリング
状板（４）を貼着して成るシャワーマッサージ器。