JP3015669U - 枕 - Google Patents

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JP3015669U
JP3015669U JP1995001690U JP169095U JP3015669U JP 3015669 U JP3015669 U JP 3015669U JP 1995001690 U JP1995001690 U JP 1995001690U JP 169095 U JP169095 U JP 169095U JP 3015669 U JP3015669 U JP 3015669U
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pillow
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speaker device
audio signal
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JP1995001690U
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English (en)
Inventor
睦夫 平野
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睦夫 平野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各々の被施術者に対応する枕高さで、かつ、各
々の被施術者が所望の音量で音楽等を聴取でき、リラッ
クスした状態で脱毛施術等を受けることができる枕を提
供することにある。 【構成】被施術者の頭が載せられた枕から、可聴周波数
の音声信号が発せられ、所望の音量で音楽等を楽しむこ
とができるし、また、この枕の高さを被施術者毎に調節
でき、リラックスした状態で脱毛施術を受けることがで
きる。また、不連続気泡体製の枕用芯材3の貫通穴6内
にスピーカ装置7が収容され、また、この枕用芯材7の
上下面を連続気泡体製のカバー体4で覆っているから、
スピーカ装置7から伝播する音声信号中、枕の水平方向
への伝播が枕用芯材7により規制される一方、枕の上下
方向へ音声信号が伝播する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エステティックサロンの施術台等に備えられた枕に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一般にエステティックサロンにおいて、足、腕等の脱毛施術を行う際は、施術 台に被施術者を仰臥させこれを行う。ここで、被施術者をリラックスさせるため 施術室にBGMを流し、長時間に亘る脱毛施術の苦痛を緩和するようにしている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように施術室全体にBGMを流すときは、このBGMを不 要と感じている他の被施術者にも流れるし、また、被施術者が音源から遠く離れ ているときはBGMが聞こえ難く、逆に、音源のすぐ近くにいるときは、音楽が 過剰に大きく聞こえ、被施術者とエステシャンとの施術会話に支障を来すという 問題点を有していた。
【0004】 また、施術台に仰臥したときに頭を枕に載せるが、この枕の高さは被施術者に よって個人差があり、高さが一定の枕を使用するときは、被施術者によってリラ ックスできず、不快な状態で脱毛施術を受けなければならないという問題点も有 していた。
【0005】 本考案の目的は前記従来の課題に鑑み、各々の被施術者に対応する枕高さで、 かつ、各々の被施術者が所望の音量で音楽等を聴取でき、リラックスした状態で 脱毛施術等を受けることができる枕を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は前記従来の課題を解決するため、請求項1の枕は、内部に可聴周波数 の音声信号を発生するスピーカ装置と、空気容量が可変な空気袋とを備えている 。
【0007】 請求項2の枕は、請求項1の枕において、枕用芯材を不連続気泡体部材で形成 するとともに、該枕用芯材を上下に貫通した穴に前記スピーカ装置を配置し、該 枕用芯材の上下面を連続気泡体製の樹脂で形成されたカバー体で覆ったことを特 徴とする。
【0008】 請求項3の枕は、請求項2の枕において、前記枕用芯材に芳香部材を収容した ことを特徴とする。
【0009】 請求項4の枕は、請求項1乃至請求項3の枕において、音源の音声信号を光信 号に変換して送信するトランスミッタと、該トランスミッタからの光信号を受信 するレシーバとを備え、該レシーバの音声信号を前記スピーカ装置に印加するこ とを特徴とする。
【0010】
【作用】
請求項1の考案によれば、被施術者の頭が載せられた枕から、可聴周波数の音 声信号が発せられ、所望の音量で音楽等を楽しむことができるし、また、この枕 の高さを被施術者毎に調節でき、リラックスした状態で脱毛施術等を受けること ができる。
【0011】 請求項2の考案によれば、不連続気泡体製の枕用芯材の貫通穴内にスピーカ装 置が収容され、また、この枕用芯材の上下面を連続気泡体製のカバー体で覆って いるから、スピーカ装置から伝播する音声信号中、枕の水平方向への伝播が枕用 芯材により規制される一方、枕の上下方向へ音声信号が伝播する。
【0012】 従って、枕内で音楽等がこもることなく、音質の良い音楽等を聴取できる。ま た、枕を上下逆にしても同じく音質の良い音楽等を聴取できる。
【0013】 請求項3の考案によれば、芳香部材から発生する香料の香りにより、リラック スした状態で脱毛施術等を受けることができる。
【0014】 請求項4の考案によれば、音源の音声信号を光信号に変換して送受信するため 、トランスミッタからスピーカ装置への配線が不要となり、エステシャンの施術 時に配線等が邪魔になることがない。
【0015】
【実施例】
図1乃至図5は本考案の一実施例を示すもので、図1は本考案に係る枕の外観 斜視図、図2は枕カバーを外した状態を示す斜視図、図3は枕内部を展開した状 態を示す斜視図、図4は空気袋の空気量の可変状態を示す断面図、図5は本考案 に係る枕の使用状態を示す側面図である。
【0016】 本考案に係る枕1は、エステティックサロン等で行う脱毛施術において、この 脱毛施術を行う際に使用される施術台に備えられたものである。この枕1は1枚 又は2枚の布製の枕カバー2で覆われ、その内部には詰め物として、図2に示す ように、平板状の枕用芯材3と折り曲げ自在のカバー体4が充填されている。こ のカバー体4は枕用芯材3を挟んで覆い、これをゴム輪5で掛けることにより、 カバー体4の内側に枕用芯材3を収容している。
【0017】 また、枕用芯材3は不連続気泡体製の樹脂、例えば発泡ポリエチレンで形成さ れ、図3に示すように、その長手方向両側寄りに方形状の貫通穴6を形成し、こ の貫通穴6内にスピーカ装置7を配置している。また、枕用芯材3の幅方向一側 寄りには左右がチューブ8で保持されたゴム製の空気袋9が配置されている。こ の空気袋9には手握り空気ポンプ10が接続しており、このポンプ10の把持回 数及び空気抜きネジ11により図4に示すように空気袋9への空気量が調節され 、枕1の高さが調節される。更に、この枕用芯材3の長手方向一側の穴12には 芳香部材13が収容されている。
【0018】 他方、カバー体4は連続気泡体製の樹脂、例えば発泡ウレタンで形成されてお り、クッション性に優れ、かつ、スピーカ装置7の音声信号の伝播に支障がなく 、また、芳香部材13の芳香拡散に支障がないよう構成されている。
【0019】 また、スピーカ装置7を含むミュージック装置は、図1に示すように、音源で ある例えばCDプレーヤ14、音声信号を光信号に変換して送信するトランスミ ッタ15、トランスミッタ15からの光信号を受信するレシーバ16とを備えて おり、このレシーバ16でスピーカ装置7のオンオフ制御及び音量制御をするよ うになっている。
【0020】 本実施例に係る枕1を使用して脱毛処理するときは、施術台に載った被施術者 の頭を、図5の(a)(b)に示すように枕1に載せる。ここで、図5の(a) に示すように、首元を空気袋9に載せるときは、首元がこの空気袋9により固定 される。これにより、被施術者の眉毛のむだ毛を脱毛処理するとき、顔が動くこ となく、脱毛施術を容易に行うことができる。
【0021】 他方、顔以外のむだ毛を脱毛処理するときは、図5の(b)に示すように、枕 1の上下を逆にして頭を載せ、首元を固定することなく施術するようにしてもよ い。
【0022】 このような脱毛施術において、この枕1の高さはポンプ10の把持回数及び空 気抜きネジ11により任意に調節できるため、被施術者の好みにあった高さにで きる。
【0023】 また、ミュージック装置を駆動することにより、スピーカ装置7から音声信号 (例えば音楽信号)が発生し、これが連続気泡体製のカバー体4及び布性の枕カ バー2を通じて枕1の外に流れるため、被施術者はリラックスした状態で脱毛施 術を受けることができる。また、このスピーカ装置7が枕1内に埋設され、ヘッ ドフォン等で耳を直接に圧迫しないため、長時間に亘る脱毛施術も楽に受けるこ とができる。また、この音楽は光信号でレシーバ16に送信されるため、トラン スミッタ15からレシーバ16までの配線が不要となり、脱毛施術の邪魔になら ない。
【0024】 更に、この光信号はカーテン等で仕切ることにより、その送信を遮断できるた め、隣接する場所で他の被施術者が脱毛施術を行っているときでも、他の被施術 者側に送信されることなく、それぞれ被施術者の必要とする音量でかつ趣向に合 う音楽を楽しむことができる。
【0025】 このように、枕1により音楽等を楽しむことができるが、このスピーカ装置7 は不連続気泡体製の枕用芯材3内に設置され、枕1の水平方向への信号伝播が抑 制されるため、スピーカ装置7から発生した音楽がこもることがなく、音質の良 い音楽等を楽しむことができる。
【0026】 更にまた、芳香部材13の芳香は音声信号と同様にカバー体4及び枕カバー2 を通じて枕1の外に流れるため、これまたリラックスした状態で脱毛施術を受け ることができる。
【0027】 なお、前記実施例ではスピーカ装置7を枕1に埋設した例を説明したが、体感 音響装置をこのスピーカ装置7に換えて、或いは、このスピーカ装置7とともに 埋設するようにしてもよい。また、前記実施例ではエステティックサロンで使用 する例を説明したが、一般家庭用の寝具として使用してもよいことは勿論である 。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案によれば、枕から可聴周波数の音声信号 が発せられ、所望の音量で音楽等を楽しむことができるし、また、この枕の高さ を被施術者毎に調節でき、リラックスした状態で脱毛施術等を受けることができ る。
【0029】 請求項2の考案によれば、スピーカ装置から伝播する音声信号中、枕の水平方 向への伝播が枕用芯材により規制される一方、枕の上下方向へ音声信号が伝播す るため、枕を上下逆にしても同じく音質の良い音楽等を楽しむことができる。
【0030】 請求項3の考案によれば、芳香部材から発生する香料の香りにより、リラック スした状態で脱毛施術を受けることができる。
【0031】 請求項4の考案によれば、音源の音声信号を光信号に変換して送受信するため 、音源からスピーカ装置への配線が不要となり、エステシャンの施術に配線が邪 魔にならないし、また、この光信号はカーテン等で仕切ることにより、その送信 を遮断できるため、隣接する場所で他の被施術者が脱毛施術を行っているときで も、他の被施術者側に送信されることなく、それぞれ被施術者の必要とする音量 でかつ趣向に合う音楽を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る枕の外観斜視図
【図2】枕カバーを外した状態を示す斜視図
【図3】枕内部を展開した状態を示す斜視図
【図4】空気袋の空気量の可変状態を示す断面図
【図5】本考案に係る枕の使用状態を示す側面図
【符号の説明】
1…枕、3…枕用芯材、4…カバー体、6…貫通穴、7
…スピーカ装置、9…空気袋、13…芳香部材、14…
CDプレーヤ、15…トランスミッタ、16…レシー
バ。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に可聴周波数の音声信号を発生する
    スピーカ装置と、空気容量が可変な空気袋とを備えたこ
    とを特徴とする枕。
  2. 【請求項2】 枕用芯材を不連続気泡体部材で形成する
    とともに、該枕用芯材を上下に貫通した穴に前記スピー
    カ装置を配置し、該枕用芯材の上下面を連続気泡体部材
    で形成されたカバー体で覆ったことを特徴とする請求項
    1記載の枕。
  3. 【請求項3】 前記枕用芯材に芳香部材を収容したこと
    を特徴とする請求項2記載の枕。
  4. 【請求項4】 音源の音声信号を光信号に変換して送信
    するトランスミッタと、該トランスミッタからの光信号
    を受信するレシーバとを備え、該レシーバの音声信号を
    前記スピーカ装置に印加することを特徴とする請求項1
    乃至請求項3記載の何れか1項記載の枕。
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