JP3015636U - プラスチック瓶等の携帯保温具 - Google Patents

プラスチック瓶等の携帯保温具

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JP3015636U
JP3015636U JP1995002830U JP283095U JP3015636U JP 3015636 U JP3015636 U JP 3015636U JP 1995002830 U JP1995002830 U JP 1995002830U JP 283095 U JP283095 U JP 283095U JP 3015636 U JP3015636 U JP 3015636U
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bottle
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heat
heat insulating
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JP1995002830U
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Inventor
久雄 高波
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パール金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周壁部等に断熱材を配置して形成した断熱室
内に、飲料用瓶を収納する断熱胴体と、胴体の上部に設
けた瓶口用開口部に被冠した容器状の上蓋体とを具備し
たプラスチック瓶等の携帯保温具に於いて、内部確認を
可能とした。 【構成】断熱室内を上下にわたって視認できる縦細長の
透窓17を、断熱胴体(胴体本体1)に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として飲料の市販に多用されているペットボトル(プラスチック 瓶)等を携帯するのに使用される携帯保温具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ぺットボトル等の携帯保温具は、実開平6−48545号公報に開示されてい るように、周壁部等を断熱材で形成したペットボトルの収納筒からなる断熱胴体 と、断熱胴体の開口部即ちペットボトルの口部を突出せしめる容器状の上蓋体か ら構成されており、ペットボトルの断熱胴体への収納構造として、胴体上部から の収納と、胴体下部からの収納とが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ペットボトルは透明樹脂で形成され、残量を見て確認することがで きるが、前記した断熱胴体に収納すると、残量を確認できない。また空になった 場合には、中に瓶が残っているか否かも上蓋体を外さないと確認できない。 そこで本考案は、内部確認ができる携帯保温具を提案したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るプラスチック瓶等の携帯保温具は、周壁部等に断熱材を配置して 形成した断熱室内に、飲料用瓶を収納する断熱胴体と、胴体の上部に設けた瓶口 用開口部に被冠した容器状の上蓋体とを具備した瓶の携帯保温具に於いて、断熱 室内を上下にわたって視認できる縦細長の透窓を、断熱胴体に形成したことを特 徴とするものであり、また前記の透窓部分に透明樹脂板を装着したことを特徴と するものである。
【0005】
【作用】
透窓より断熱胴体の内部を視認することができる。透窓に透明樹脂板を装着す ると、透窓からの熱の侵入若しくは熱の放散が防止される。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 <第一実施例> 図1乃至図5は本考案の第一実施例を示したもので、この実施例に係るプラス チック瓶等の携帯保温具は、飲料用瓶(ペットボトル)aを収納する断熱胴体A と、胴体Aの上部に設けた瓶口用開口部に被冠した上蓋体Bとを具備し、断熱胴 体Aは、内部が非円筒形状の胴体本体1と、肩抑え体2からなる。
【0007】 胴体本体1は、上部を大きく開口した断熱容器体で、筒状容器様の外被体とな る本体部11と、本体部11の内壁を構成する発泡スチロール材等で非円筒断面 に形成した断熱部12と、断熱部12の上部に形成した扁平凹部13と、前記扁 平凹部13に対応した形状の扁平容器に適宜な蓄冷材を密封充填してなる蓄冷体 14と、内外二重周面151,152及び頂面153を有し、外周面152が本 体部11に内嵌合し、内周面151は断熱部12の内壁に密着して、特に凹部1 3内に収納した蓄冷体14を保持する開口部装着部材15と、本体部11に付設 した取っ手16と、本体部11及び断熱部12を上下にわたって貫通して、貫通 箇所を透明樹脂板で閉塞した透窓部17から形成される。
【0008】 肩抑え体2は、瓶用の開口部21を設け、開口部21の外周面に後述する上蓋 体Bを螺合する螺子部22を設け、またその一側縁を前記本体部11に枢結して 連結すると共に、本体部11に枢結した鉤部23を係止する受け部24を設けて なるものであり、瓶aの肩抑え箇所の内面には断熱構造としてなる。 上蓋体Bは前記の瓶用開口部21に螺合できる容器状の蓋体3で、蓋体3の内 部にコップ31を収納できる構造としてなる。
【0009】 而して蓄冷体14を予め冷凍庫等で冷却しておき、凹部13に収納し、開口部 装着部材15を本体部11に嵌着すると、前記蓄冷体14は胴体本体1に一体化 される。そして適宜に冷えた飲料若しくは常温の飲料が収納されたペットボトル (非円筒形)aを胴体本体1内に入れ、肩抑え体2を被冠して鉤部23を受け部 24に係止し、ボトルaを断熱胴体Aに収納するものであり、上蓋体Bを螺合装 着し携帯に供するものである。従って蓄冷体14によってボトルa内の飲料の低 温が保持されたたり、冷却されることになり、而もボトルの側面の広い範囲を蓄 冷体14で冷却することになるので、冷却効率も良く、また蓄冷体14自体の冷 却も速やかに行うことができるものである。勿論蓄冷体14は蓄熱体ともなるの で温かい飲料の保温携帯に利用できることは言うまでもない。また前記凹部13 の代わりに断熱部12の切欠部としても良い。
【0010】 本考案は、特に断熱胴体Aに透窓部17を形成したものであるから、ボトルa の収納の有無並びに飲料残量をすぐに知ることができ、透窓部17は透明樹脂板 で閉塞されているので、当該箇所かにの熱の侵入或は放散は防止される。
【0011】 <第二実施例> 図6乃至図8は本考案の第二実施例を示すもので、この第二実施例は、ボトル (円筒断面)bを断熱胴体Cの下方から収納するもので、断熱胴体Cは、下方を 全面開口(開口部40)した胴体本体4と、胴体本体の開口底面を閉塞する断熱 下蓋体5からなり、胴体本体4は、基本的には第一実施例同様に外被体となる本 体部41と、本体部41の内壁を構成する発泡スチロール材等で円筒断面に形成 した断熱部42と、断熱部42の開口下部に形成した扁平凹部43と、前記扁平 凹部43に対応した形状の蓄冷体44と、内外二重周面451,452及び底面 453を有し、外周面452が本体部41の開口部40に内嵌合し、内周面45 1は断熱部42の内壁に密着して、特に凹部43内に収納した蓄冷体44を保持 する開口部装着部材45と、取っ手46と、本体部41及び断熱部42を上下に わたって貫通して、貫通箇所を透明樹脂樹脂板で閉塞した透窓部47を備え、特 に瓶用開口部48の窄めて瓶の肩抑え部を形成し、瓶用開口部48並びに下方の 開口部40の外側部分にはそれぞれ螺子部48a,40aを形成してなる。 下蓋体5は、前記胴体本体4の下部開口部40の螺子部40aに螺合する円盤 容器状の蓋本体51と、蓋本体51の底面に装着した断熱部52からなる。
【0012】 而して冷却した蓄冷体44を凹部43に収納し、開口部装着部材45を開口部 40に嵌着すると、前記蓄冷体44は胴体本体41に一体化される。そして適宜 に冷えた飲料若しくは常温の飲料が収納されたペットボトル(円筒形)bを、下 方開口部40から胴体本体1内に差し入れ、下蓋体5を螺子部40aに螺合する と、ボトルbの肩部は胴体本体4の肩抑え部分に押圧されるので、ボトルの口金 を回してもボトルの共回りは防止され。また冷却については第一実施例同様であ り、また透窓部47からの内部確認も第一実施例同様である。
【0013】 尚、本考案の使用対象はプラスチックの瓶に限定されるものでなく、飲料缶や ガラス瓶の携帯にも利用できるものである。
【0014】
【考案の効果】
以上のように本考案は、飲料用瓶を収納する断熱胴体を具備したプラスチック 瓶等の携帯保温具に於いて、断熱室内を上下にわたって視認できる縦細長の透窓 を設けたもので、断熱胴体の内部を視認することができ、瓶の有無並びに飲料残 量を容易に確認することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の正面図。
【図2】同分解斜視図。
【図3】同全体の斜視図。
【図4】同縦断面図。
【図5】同横断面図。
【図6】同第二実施例の断面斜視図。
【図7】同各部材の分解斜視図。
【図8】同要部断面図。
【符号の説明】
A,C 断熱胴体 1,4 本体 11,41 胴体本体 12,42 断熱部 13,43 扁平凹部 14,44 蓄冷体 15,45 開口部装着部材 16,46 取っ手 17,47 透窓部 2 肩抑え体 21 開口部 22 螺子部 23 鉤部 24 受け部 B 上蓋体 3 蓋体 31 コップ 40 開口部 48 瓶用開口部 5 下蓋体 51 蓋本体 52 断熱部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁部等に断熱材を配置して形成した断
    熱室内に、飲料用瓶を収納する断熱胴体と、胴体の上部
    に設けた瓶口用開口部に被冠した容器状の上蓋体とを具
    備した瓶の携帯保温具に於いて、断熱室内を上下にわた
    って視認できる縦細長の透窓を、断熱胴体に形成したこ
    とを特徴とするプラスチック瓶等の携帯保温具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の透窓を有する瓶の携帯保
    温具に於いて、透窓部分に透明樹脂板を装着したことを
    特徴とするプラスチック瓶等の携帯保温具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の透窓を有する瓶の携帯保
    温具に於いて、断熱胴体を、内部が非円筒形状にして上
    部を大きく開口した胴体本体と、胴体本体の開口部にそ
    の側端を枢結して前記開口部を開閉自在にすると共に、
    掛止機構を付設した収納瓶の肩抑え体とで形成し、胴体
    本体上部の内周壁の断熱材部分に扁平凹部若しくは切欠
    部を形成して、当該凹部若しくは切欠部内に扁平な蓄冷
    体を内置し、別に胴体本体上部開口箇所に嵌合すると共
    に、断熱材部分の内壁面並びに前記凹部若しくは切欠部
    の表面側の一部を覆う開口部装着部材を形成し、胴体本
    体の上部開口箇所に嵌着することで内置蓄冷材を保持し
    てなることを特徴とするプラスチック瓶等の携帯保温
    具。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の透窓を有する瓶の携帯保
    温具に於いて、断熱胴体を、内部が円筒形状にして上部
    の瓶用開口部を窄めて瓶の肩抑え部を形成すると共に、
    下方を全面開口した胴体本体と、胴体本体の開口底面を
    閉塞する断熱下蓋体とで形成し、胴体本体下部の内周壁
    の断熱材部分に扁平凹部若しくは切欠部を形成して、当
    該凹部若しくは切欠部内に扁平な蓄冷体を内置し、別に
    胴体本体下部開口箇所に嵌合すると共に、断熱材部分の
    内壁面並びに前記凹部若しくは切欠部の一部表面側を覆
    う開口部装着部材を形成し、胴体本体の下部開口箇所に
    嵌着することで内置蓄冷材を保持してなることを特徴と
    するプラスチック瓶等の携帯保温具。
JP1995002830U 1995-03-09 1995-03-09 プラスチック瓶等の携帯保温具 Expired - Lifetime JP3015636U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6149184B1 (ja) * 2016-07-07 2017-06-21 央 軽部 飲料容器保温具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6149184B1 (ja) * 2016-07-07 2017-06-21 央 軽部 飲料容器保温具
JP2018000773A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 央 軽部 飲料容器保温具

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