JP3015350U - 転がらない注射薬用アンプル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の注射用アンプルは台上にて容易に転が
り落下破損するが、本考案による注射薬用アンプルは円
筒外部に米粒大の突起部分のある方式においても又、楕
円筒や四角筒等円筒形以外の形状を有する方式のものに
ついても転がることはない。 【構成】 １．現在使用されている円筒形アンプルが転
がらないように円筒形部分に米粒大の突起部分を同時成
形するか、又は後付けする方式 ２．注射薬用アンプル本体部分を楕円筒や四角筒等円筒
形以外の形状とし転がらないようにする方式

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、注射薬用アンプルを製造時においてそのアンプルの形状に関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のアンプルはその胴体部分がすべて円筒形であるために容易に転がるもの ばかりである。本考案に類似するものは公開実用新案公報には未だ一切記載はな い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の注射薬用アンプルは胴体部分がすべて円筒形であるため、台上にて容易 に転がり出し落下し破損するところに問題点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を達成するために本考案はアンプル製造時において、従来の注射薬用 アンプルの円筒部外側に米粒大の突起部分を作り転がりを止める方式を手段とす る。 また、従来のアンプル円筒部分の形状を楕円形や四角筒等円筒以外の形状にす ることにより転がりを止める方式を手段とする。

【０００５】

【作用】

上記のような形状をしたアンプルは容易に台上にて転がらず落下破損すること はない。

【０００６】

【実施例】

上記〔０００５〕及び〔０００６〕の内容となる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上の説明のように構成されているので以下に記載されるような効果 を奏する。 本考案による注射薬用アンプルは台上にて転がらないので落下破損せず薬液に 触れて衣類を汚したり、ガラス破片で指を切ることもない。

【０００８】 医療機関にあってはアンプルの転がり落下破損事故はすべてその機関の経済的 損失となっているのでその効果は大である。

【０００９】 本考案は製造責任者法が施行時に於て従来の注射薬用アンプルの転がり落下破 損事故が製造者に関与することになれば改良の一手段となり得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】アンプル円筒外部に突出部を付けた平面図であ
る。

【図２】図１の突出部横断面図である。

【図３】アンプル円筒部の底部長径と上部短径を示した
平面図である。

【図４】図３の上部よりの図である。

【図５】アンプル本体部を四角柱としたものの平面図で
ある。

【図６】図５の上部よりの図である。

【図７】アンプル本体部を楕円筒としたものの平面図で
ある。

【図８】図７の上部よりの図である。

【符号の説明】

１ 米粒大の突出部 ２ 底部長径 ３ 上部短径

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 転がらないように従来の注射薬用アンプ
   ルの円筒部分外側に米粒大の突起部分を作った注射薬用
   アンプル
2. 【請求項２】 転がらないように従来の注射薬用アンプ
   ルの円筒部分を楕円形筒や四角筒等円筒以外の形状にし
   た注射薬用アンプル