JP3014769B2 - 血小板保存容器 - Google Patents
血小板保存容器Info
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Description
るものである。詳しく述べると、本発明は、高い酸素透
過能を有し、可塑剤等の血液に移行し得る成分を実質的
に含有せず、柔軟性に優れた血小板保存容器に関するも
のである。
の有効利用を促進するために、より長期の血液保存を可
能にする保存手段が求められている。特に血小板は、現
在、わが国において3日間の保存しか認められておら
ず、この保存期間の短さが、血小板製剤の有効利用上の
障害になっている。
不可逆的に喪失する性質があるために、通常、保存は2
2℃程度の温度で行われる。この温度では、血小板のエ
ネルギー代謝は活発で、血小板は保存液中に代謝基質と
して添加されているグルコースを消費して、その構造お
よび機能を維持するために必要なエネルギーを得てい
る。この際、上記温度条件に加えて、酸素の供給が十分
に行われていれば、「好気的代謝」と呼ばれている状態
が維持され、代謝物として水と二酸化炭素が産生される
が、酸素の供給が不十分な環境下では、「嫌気的代謝」
と呼ばれている状態に陥り、大量の乳酸が産生される。
この乳酸により血小板浮遊液のpHが低下し、保存環境
が悪化し、ついには血小板機能が不可逆的に喪失してし
まうという問題が生じる。すなわち、血小板を良好な状
態で保存するためには、酸素を十分に供給することが重
要な課題であり、このため、血小板保存容器には高い酸
素透過性が要求される。
れる血小板の数は、個人によってかなりの程度のバラツ
キがあるため、これから分画して製造された血小板浮遊
液中の血小板数にもバラツキが生じる。現在わが国で広
く用いられている血液保存容器は、軟質ポリ塩化ビニル
樹脂で作られている。しかし、この樹脂の酸素透過性
は、上述の血小板数のバラツキを考慮すると必ずしも十
分とはいえず、現行の軟質ポリ塩化ビニル製バッグの少
なくとも2倍の酸素透過能が、経験上必要であると考え
られる。
保存容器は、以下に示す問題点をも有する。すなわち、
医療用軟質ポリ塩化ビニル樹脂には、可塑剤としてDE
HP(ジ−(2−エチルヘキシル)フタレート)が添加
されている。この物質は、血液に対する移行性を有して
いるため、この容器を血小板保存用に使用すると、血小
板浮遊液中に移行する。そして、この血液中に移行した
DEHPは、血小板機能を低下させることが報告されて
いる(笹川ら、ボックスサング(Vox Sang) 第45巻、
ページ68〜76(1983))。
いる軟質ポリ塩化ビニル製血液保存容器は、酸素透過能
が不十分であり、さらに軟質ポリ塩化ビニル樹脂中に添
加されている可塑剤が血液中に移行し、血小板機能を低
下させてしまうため、血小板保存容器としては適当でな
いという問題を有するものである。
してTEHTM(トリ−(2−エチルヘキシル)トリメ
リテート)を含有するポリ塩化ビニル製の血液バッグが
考案された(米国特許第4,280,497号)。この
バッグは、可塑剤が血液中に移行しないという点では優
れているものの、酸素透過性が依然20〜30%増し程
度と低く、不十分であるという問題を残している。
高ガス透過性のポリオレフィン製血液バッグが開示され
ているが、このバッグに用いられている材質は、ゴム成
分の含有量が多いため、ゴム様の弾性が強くなり、柔軟
性が不十分であるという問題がある。
は、高い酸素透過能を有し、可塑剤等の血液に移行し得
る成分を実質的に含有せず、さらに、優れた柔軟性をも
有する血小板保存容器を提供することを目的とするもの
である。
鎖状低密度ポリエチレン30〜70重量%、(b)ポリ
プロピレン0〜40重量%、(c)ゴム成分20〜30
重量%から構成されるポリマー組成物であって、(a)
の直鎖状低密度ポリエチレンがエチレンと炭素数3以上
のα−オレフィンとの共重合体であるポリマー組成物か
ら形成されてなることを特徴とする血小板保存容器によ
って達成される。
エチレンが、エチレンと炭素数4以上10以下のα−オ
レフィンとの共重合体である血小板保存容器を示すもの
である。本発明はまた、(c)のゴム成分が、ポリ(エ
チレンブチレン)−ポリスチレンブロック共重合体であ
る血小板保存容器を示すものである。本発明はさらに、
厚さが100〜300μmのシートから形成されてなる
血小板保存容器を示すものである。
状低密度ポリエチレン30〜70重量%、(b)ポリプ
ロピレン0〜40重量%、(c)ゴム成分20〜30重
量%から構成されるポリマー組成物であって、(a)の
直鎖状低密度ポリエチレンがエチレンと炭素数3以上の
α−オレフィンとの共重合体であるポリマー組成物から
形成されてなることを特徴とするものであり、該ポリマ
ー組成物中に直鎖状低密度ポリエチレンおよびゴム成分
を配合することによって、血小板保存容器に柔軟性およ
び高い酸素透過能をそれぞれ付与することができる。
マー組成物における直鎖状低密度ポリエチレンは、エチ
レンと炭素数が3以上のα−オレフィンとの共重合体で
ある。エチレンと共重合するコモノマーである他のα−
オレフィンとしては、具体的には、例えばプロピレン、
ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、ヘプテン−
1、オクテン−1、ノネン−1、デセン−1、4−メチ
ルペンテン−1などが挙げられるが、これらのうち、よ
り好ましくは炭素数が4〜10のα−オレフィンであ
る。なお、エチレンと共重合する他のα−オレフィン
は、一種であってもそれ以上の混合であっても良い。さ
らに、この直鎖状低密度ポリエチレンの密度は、0.9
00〜0.940、好ましくは0.905〜0.925
である。また、本発明に用いられる直鎖状低密度ポリエ
チレンのメルトインデックス(MI)は、0.5〜2
0、好ましくは0.8〜4である。
使用されるポリマー組成物における直鎖状低密度ポリエ
チレン含量は、30〜70重量%、より好ましくは50
〜65重量%である。ポリマー組成物における直鎖状低
密度ポリエチレン含量が30重量%未満であると、血小
板保存容器に必要な柔軟性が得られず、また、上記含量
が70重量%を超えると、柔軟性の高いポリマー組成物
は得られるが、酸素透過能が不十分となる上、遠心分離
操作によって不可逆的な変形を起こしやすくなる。
マー組成物におけるゴム成分としては、ポリブチレン−
ポリスチレンブロック共重合体、ポリイソプレン−ポリ
スチレンブロック共重合体、ポリ(エチレンブチレン)
−ポリスチレンブロック共重合体などのポリスチレン系
熱可塑性エラストマー等が具体的に挙げられる。なお、
ポリスチレン系熱可塑性エラストマーの場合、エラスト
マー中のスチレンとゴム成分の重量比が10:90〜4
0:60程度であるものが望ましい。特に、ポリ(エチ
レンブチレン)−ポリスチレンブロック共重合体が好適
に使用される。
は、20〜30重量%である。ポリマー組成物における
ゴム成分含量が20重量%未満であると、血小板保存容
器として十分な酸素透過性が得られず、また、上記含量
が30重量%を超えると、酸素透過能の高いポリマー組
成物は得られるが、ゴム様の弾性が強くなり、柔軟性が
低下し、満足すべき柔軟性が得られない。
てポリプロピレンを配合することによって、該ポリマー
組成物に耐熱性を付与することができ、成形物を高圧蒸
気滅菌することが可能になる。また、本発明に用いられ
るポリプロピレンは、ホモ重合体の他、他のα−オレフ
ィンとのランダム共重合体、ブロック共重合体をも使用
できる。
るポリマー組成物におけるポリプロピレン含量は、0〜
40重量%、より好ましくは5〜20重量%である。ポ
リマー組成物におけるポリプロピレン含量が40重量%
を超えると、柔軟性が低下し、実用性に乏しくなる。
法、例えば押圧成形法、インフレーション成形法、ブロ
ー成形法等によって製造される。なお、本発明に係わる
ポリマー組成は、(a)〜(c)のそれぞれの原料を、
成形に際して所定の割合で成形機のホッパーに投入し、
成形機中で溶融混合して得ることも、あるいは成形に先
立ち予めこれらの原料を溶融混合しておくことで得るこ
とも可能である。また、本発明の血小板保存容器の壁の
厚さは、100〜300μm、より好ましくは150〜
200μmであることが望ましい。血小板保存容器の壁
の厚さが100μm未満であると、強度が不十分とな
り、血小板を遠心分離する際に容器が破損してしまう恐
れがあり、また、上記厚さが300μmを超えると、酸
素透過能が不十分となり、血小板保存能が低下してしま
う。
さらに具体的に説明する。
会社製、モアテック0238Z)、ポリプロピレン(出
光石油化学株式会社製出光ポリプロピレン、F−704
NU)、ポリ(エチレンブチレン)−ポリスチレンブロ
ック共重合体(シェル化学株式会社製、クレイトンG−
2705)を表1に示す割合で混合し、この混合物を熱
プレスによって同表に示す厚さのシートに成形した。
次に示す評価を行い、その結果を表1に示した。
ISK−7126に準じ、各シートの30℃における酸
素透過性を測定した。
0mm×150mmの長方形の袋状に成形し、内部に5
0%(v/v)グリセリン80mlを充填して、遠心分
離機(日立製、CR 26H)で4,000×g、15
分間、22℃で遠心した。遠心後の外観を肉眼で検査
し、破損や著しい不可逆的変形を起こさなかったものを
合格とした。
圧蒸気滅菌器中に入れ、121℃、20分間加熱した。
冷却後、試験片の変形の有無を肉眼で検査した。
mm×80mmの長方形の袋状に成形し、室温下でこの
中に10mmH2Oの圧力で水を注入したときに、内部
に充填された水の重量を測定した。
規定する組成により配合された組成物からなるシート
(実施例1〜4)は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシー
ト(比較例3)に比べて2倍以上の酸素透過能を有し、
また耐遠心性や可とう性も十分であった。特に、ポリプ
ロピレンを配合した組成物からなるシート(実施例2〜
4)は、高圧蒸気滅菌可能な耐熱性も有していた。これ
に対して、本発明の範囲を外れる組成で配合された組成
物からなるシート(比較例1および2)は、耐遠心性、
酸素透過性または可とう性の点で不十分であった。
らなるシートを内寸115mm×135mmの袋状に成
形し、試験用バッグとし、それぞれ実施例5、6、比較
例4とした。
人からそれぞれ400mlの血液を採取した。採血後、
バッグを遠心分離機(アイイーシー(IEC)社製、P
R−6000)で375×g、20分間遠心し、上層に
多血小板血漿を得た。得られた15バッグの多血小板血
漿を上記の3種類の試験用バッグ5個ずつに移した。こ
の試験用バッグを1,500×g、20分間遠心するこ
とによって、血小板を沈降させ、血小板ペレットを得
た。また、上層の乏血小板血漿のうち50mlを残して
余分を他の容器に移した。血小板ペレットを室温に1時
間放置した後、緩やかに攪拌して再浮遊させ、濃縮血小
板血漿(PC)を得た。
(東亜医用電子社製、シスメックス(SYSMEX)N
E−6000)で測定し、その測定値から希釈率を計算
し、前の操作で別の容器に移しておいた乏血小板血漿を
所定量加え、血小板濃度が4、8、12、16、20×
155 個/μlとなるように希釈した。希釈操作により
PCの体積が増加するが、容量が50mlとなるよう
に、余分を抜き取った。この希釈および抜き取り操作に
より、1バッグ当たりそれぞれ2、4、6、8、10×
1010個の血小板が収容されたPCを得た。
(タイテック(TAITEC)社製、NR−30)上に
水平に置き、30mmのストロークで60往復/分で水
平往復振盪しながら、22℃で保存した。24時間後に
PCの一部を抜き取り、血液ガス分析装置(ラジオメー
ター(RADIOMETER)社製、ABL−30)を
用いて、PC中の酸素分圧を測定した。
に、24時間保存後のPCの酸素分圧は、血小板数が多
いほど低くなった。比較例4の試験用バッグにおいて
は、実施例5、6の試験用バッグに比べて急激に酸素分
圧が低下し、血小板数が約7×1010個/バッグ以上の
領域では、血小板数にかかわらず、酸素分圧が約20m
mHgと一定になった。したがって、血小板数が約7×
1010個/バッグ以上の領域では、血小板に対する酸素
の供給が不十分となっており、血小板機能の不可逆的喪
失が起こっていることを示している。すなわち、比較例
4の試験用バッグで保存し得る血小板の最大数は約7×
1010個であるということができる。
験用バッグにおいては、血小板数が10×1010個/バ
ッグでもまだ酸素供給能に余裕があった。また、直線を
外挿して保存可能な最大血小板数を求めると、約14×
1010個/バッグとなり、従来の軟質ポリ塩化ビニル樹
脂製バッグ(比較例4)の約2倍の血小板保存能を有し
ていることがわかった。
らなるシートを内寸115mm×135mmの袋状に成
形し、試験用バッグとし、それぞれ実施例7、8、比較
例5とした。
添加したウシ血漿を60mlずつ分注し、振盪台(NR
−30、タイテック(TAITEC)社製)上に水平に
置き、30mmのストロークで60往復/分で水平往復
振盪しながら、22℃で5日間保存した。
lずつ分取し、これにイソプロピルアルコール5mlを
加えてよく攪拌し、1500×g、15分間遠心分離し
た。得られた上澄から溶媒を留出し、残留物を1mlの
アセトニトリルに溶解した。この抽出液中の可塑剤(ジ
−(2−エチルヘキシル)フタレート)を高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)で定量した。HPLCの分
析条件および定量結果を以下に示す。
験バッグで保存した血漿からは可塑剤が検出されなかっ
た。
よってシート状に成形したものを試料とし、それぞれ実
施例9、10とした。
る輸液用プラスチック容器試験法に準じて、溶出物試験
を行った。ただし、抽出は、試料3gに水30gを加え
て、高圧蒸気滅菌器中で、121℃、60分間加熱する
ことによって、行った。結果を表2に示す。
9、10の試料は、日本薬局方の輸液用プラスチック容
器基準に適合し、その安全性および衛生性が確認され
た。
鎖状低密度ポリエチレン30〜70重量%、(b)ポリ
プロピレン0〜40重量%、(c)ゴム成分20〜30
重量%から構成されるポリマー組成物であって、(a)
の直鎖状低密度ポリエチレンがエチレンと炭素数3以上
のα−オレフィンとの共重合体であるポリマー組成物か
ら形成されてなることを特徴とする血小板保存容器であ
るから、本発明の血小板保存容器は、高い酸素透過能を
有し、可塑剤等の血液に移行し得る成分を実質的に含有
せず、柔軟性にも優れている。このため、本発明の血小
板保存容器は、血小板の保存環境をより良好に維持する
ことができ、より機能の高い血小板製剤を得ることがで
きる。
酸素分圧との関係を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)直鎖状低密度ポリエチレン30〜
70重量%、(b)ポリプロピレン0〜40重量%、
(c)ゴム成分20〜30重量%から構成されるポリマ
ー組成物であって、(a)の直鎖状低密度ポリエチレン
がエチレンと炭素数3以上のα−オレフィンとの共重合
体であるポリマー組成物から形成されてなることを特徴
とする血小板保存容器。 - 【請求項2】 (a)の直鎖状低密度ポリエチレンが、
エチレンと炭素数4以上10以下のα−オレフィンとの
共重合体であることを特徴とする請求項1に記載の血小
板保存容器。 - 【請求項3】 (c)のゴム成分が、ポリ(エチレンブ
チレン)−ポリスチレンブロック共重合体であることを
特徴とする請求項1または2に記載の血小板保存容器。 - 【請求項4】 厚さが100〜300μmのシートから
形成されてなることを特徴とする請求項1から3のいず
れかに記載の血小板保存容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2401059A JP3014769B2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 血小板保存容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2401059A JP3014769B2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 血小板保存容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04210061A JPH04210061A (ja) | 1992-07-31 |
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Family
ID=18510917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2401059A Expired - Fee Related JP3014769B2 (ja) | 1990-12-10 | 1990-12-10 | 血小板保存容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3014769B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0169505B1 (ko) * | 1992-09-11 | 1999-01-15 | 오오쓰끼 아끼히꼬 | 약제 포장용 폴리올레핀 포장재, 그의 제조방법 및 약제 포장용 용기 |
US11613635B2 (en) | 2017-09-25 | 2023-03-28 | SB-Kawasumi Laboratories, Inc. | Resin composition for manufacturing medical storage container, sheet and medical storage container |
-
1990
- 1990-12-10 JP JP2401059A patent/JP3014769B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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