JP3014544U - 片麻痺患者用ポケットベルト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、片麻痺患者の麻痺の手を安定させ
る片麻痺患者用ポケットベルト。 【構成】 本考案は、着衣の上からウエストに幅広ベル
ト１を巻き付け、ファスナーテープ２に接着固定をし、
ベルトに取り付けた大きめな袋状ポケット３、４、５の
中へ麻痺の手を入れることで感覚の失われた手の危険防
止と体幹の安定をさせ、しかも、袋状ポケットは衣類と
は別なので、手の動きを完全に止めるのではなく、適度
な揺れがかえって体の動きと符合して姿勢の安定を与
え、従来の首から麻痺の手を吊るすことによる頭痛、肩
凝り、首の痛み等の諸症状の改善に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、医療機具として片麻痺患者が歩行上の危険と体のバランスを失いが ちなところ体に密着することで安定を保たせるものである。

【０００２】

【従来の技術】

医療用として首からブラブラの手を吊るす袋上のものがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の首からブラブラの手を吊るす方法だと長時間の場合、首が痛くなり肩コ リがひどくなって時には頭痛までも共なってくる。人によっては歩行までがさま たげられ、しかも見た目にも余りにもよくない。この点、本考案は、ウエストの ところに大きめな袋が取り付けられるので、多少体の動きに合わせ手も動き、感 覚のないための危険からも守られるし、見た目にもすっきりする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、太めのベルトを作り衣服の上から腰に巻き付けマジックテープで固 定をする。そして、その右側（右麻痺）又は左側（左麻痺）に大きなポケット状 の袋を取り付けることにより、その中へ麻痺の手を入れてブラブラの手を安定さ せる。

【０００５】

【作用】

本考案は、首から手を吊ることから解放し、しかも、ズボンのポケットなどと 違い大きめで袋自体が体から離れているので、体の動きに合わせて袋自体が自由 に動くため、余り大きな拘束感を抱かない。首から吊るすことの違和感を解決し ている。

【０００６】

【実施例】 以下、添付図面に従って実施例を説明する。１は幅６ｃｍ長さ９０ｃｍのベル ト、２はベルトにマジックテープを付けて接着を可能にする。３はポケット状袋 の裏布で縦３０ｃｍ横２０ｃｍ、４はポケット状袋の表布で縦３０ｃｍ横２０ｃ ｍの右又は左にポケット１個、縦１２ｃｍ横８ｃｍのものを切り取る。５はポケ ット口、ベルトをウエストに巻き付け、麻痺側の手が入るように取り付けること によって、ポケット状袋の中へ手を差し入れてブラブラの手、腕を固定する。

【０００７】

【考案の効果】

上述の様に、本考案のベルト付きポケットは片麻痺の患者の感覚のない手の危 険防止、及び体幹の安定を得させるものである。ポケット状袋が大きく衣服から 独立しているので、体の動きに応じて適度な揺れがあるため手にも腕にも体にも 圧迫感がない。

【提出日】平成７年２月１０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】 【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、医療機具として片麻痺患者が歩行上の危険と体のバランスを失いが ちなところ体に密着することで安定を保たせる片麻痺患者用ポケットベルト。

【０００２】

【従来の技術】

医療用として首から麻痺の手を吊るす袋があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】 本考案は、ウエストのところに大きめのポケット状の袋の中へ麻痺の手を入れ ることで胸の前に麻痺の手を吊るすことなく多少身体の動きに合わせて手も動き 麻痺の手を危険から守るので、従来の首から麻痺の手を吊るすことによる頭痛、 肩こりから解放される。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、太めのベルトを作り衣服の上から腰に巻き付けファスナーテープで 固定をし、その右側（右麻痺）又は左側（左麻痺）に大きなポケット状の袋を取 り付けることにより、その中へ麻揮の手を入れて安定させる。

【０００５】

【作用】

本考案は、首から手を吊ることから解放し、しかも、ズボンのポケットなどと 違い大きめのポケット状の袋自体が体から離れているので、体の動きに合わせて 袋自体が自由に動くため、余り大きな拘束感を抱かないので、首から吊るすこと の違和感を解決している。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って実施例を説明する。１は輻６ｃｍ長さ９０ｃｍのベル ト、２はベルトにファスナーテープを付けて接着を可能にする。３はポケット状 袋の裏布で縦３０ｃｍ横２０ｃｍ、４はポケット状袋の表布で縦３０ｃｍ横２０ ｃｍの右又は左にポケット１個、縦１２ｃｍ横８ｃｍのものを切り取り、５はポ ケット口、ベルトをウエストに巻き付け、麻痺側の手が入るように取り付けるこ とによって、ポケット状袋の中へ麻痺の手を差し入れて腕を固定する。

【０００７】

【考案の効果】

上述の様に、本考案のポケットベルトは片麻痺の患者の感覚のない手の危険防 止、及び体幹の安定を得させるもので、ポケット状袋が大きく衣服から独立して いるので、体の動きに応じて適度な揺れがあるため手にも腕にも体にも圧迫感が ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の片麻痺患者用ベルト付きポケットの右
麻痺患者用正面図である。

【図２】本考案の片麻痺患者用ベルト付きポケットの左
麻痺患者用正面図である。

【図３】本考案の片麻痺患者用ベルト付きポケットの着
用側面図である。

【符号の説明】

１ ウエストベルト ２ マジックテープ ３ ポケット裏側布 ４ ポケット表側布 ５ ポケット口

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【手続補正書】

【提出日】平成７年２月１０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】 明細書

【考案の名称】 片麻痺患者用ポケットベルト

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の片麻痺患者用ポケットベルトの正面図
である。

【図２】本考案の片麻痺患者用ポケットベルトの側面図
である。

【図３】本考案の片麻痺患者用ポケットベルトの着用側
面図である。

【符号の説明】 １ ウエストベルト ２ ファスナーテープ ３ ポケット裏側布 ４ ポケット表側布 ５ ポケット口

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 片麻痺患者がブラブラとなった手をいれ
   るポケットである。長い太いベルトに大きなポケットを
   取り付け、これをズボン等の上からウエストに巻き付
   け、ポケット上の袋の中へ手を入れて歩くための袋であ
   る。これにより感覚のなくなった腕、手、の危険防止と
   体の平行感覚を保たせるものである。