JP3014504B2 - 電気/光変換器 - Google Patents
電気/光変換器Info
- Publication number
- JP3014504B2 JP3014504B2 JP3203253A JP20325391A JP3014504B2 JP 3014504 B2 JP3014504 B2 JP 3014504B2 JP 3203253 A JP3203253 A JP 3203253A JP 20325391 A JP20325391 A JP 20325391A JP 3014504 B2 JP3014504 B2 JP 3014504B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- electric
- frequency signal
- power
- optical converter
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光伝送システムに用いら
れる電気/光変換器に関するものである。
れる電気/光変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気/光変換器としては図3に示
すものがあった。これはレーザーダイオード(LD)等
の発光素子20に高周波信号を入力すると、同発光素子
20より発光されるようにしたものである。この場合、
発光素子20に逆バイアスが印加されると発光素子20
の劣化が早まって寿命が短くなるばかりでなく、同発光
素子20が破壊する場合もある。ちなみに、逆バイアス
状態が生じる原因は、電源投入前に既に高周波信号が入
力されていて、電源投入時に高周波信号処理部が電気/
光変換部に先立って増幅作用を起こした場合、或は高周
波信号が入力された状態のまま電源を停止して、高周波
信号の増幅作用中に発光素子20の順バイアスが低下し
てしまった場合等がある。そこで従来は、発光素子2
0の発光状態を確認してから高周波信号を入力するよう
にしたり、図4に示すように発光素子20と並列に保
護用ダイオード21を挿入して逆バイアス状態を防止し
ていた。
すものがあった。これはレーザーダイオード(LD)等
の発光素子20に高周波信号を入力すると、同発光素子
20より発光されるようにしたものである。この場合、
発光素子20に逆バイアスが印加されると発光素子20
の劣化が早まって寿命が短くなるばかりでなく、同発光
素子20が破壊する場合もある。ちなみに、逆バイアス
状態が生じる原因は、電源投入前に既に高周波信号が入
力されていて、電源投入時に高周波信号処理部が電気/
光変換部に先立って増幅作用を起こした場合、或は高周
波信号が入力された状態のまま電源を停止して、高周波
信号の増幅作用中に発光素子20の順バイアスが低下し
てしまった場合等がある。そこで従来は、発光素子2
0の発光状態を確認してから高周波信号を入力するよう
にしたり、図4に示すように発光素子20と並列に保
護用ダイオード21を挿入して逆バイアス状態を防止し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の逆バ
イアス防止方法では、発光素子20の発光状態を一々確
認しなければならず面倒である。前記の逆バイアス防
止方法では、保護用ダイオ−ド21の端子間容量等の影
響で、電気/光変換部での重要な特性である振幅周波数
特性の平坦性が劣化するという問題があった。
イアス防止方法では、発光素子20の発光状態を一々確
認しなければならず面倒である。前記の逆バイアス防
止方法では、保護用ダイオ−ド21の端子間容量等の影
響で、電気/光変換部での重要な特性である振幅周波数
特性の平坦性が劣化するという問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は逆バイアスが発生せず、
電気/光変換部の振幅周波数特性の平坦性を損なわれ
ず、逆バイアスによる発光素子の劣化や破損がない電気
/光変換器を提供することにある。
電気/光変換部の振幅周波数特性の平坦性を損なわれ
ず、逆バイアスによる発光素子の劣化や破損がない電気
/光変換器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電気/光変換器
は図1に示すように、非給電時に入出力端子間の損失が
十分に大きい高周波信号処理部1と、同高周波信号処理
部1からの高周波信号を光に変換する電気/光変換部2
と、電源部3とからなる電気/光変換器4に、電源投入
時の電源部3からの給電順序を電気/光変換部2−高周
波信号処理部1の順とし、電源切断時の給電停止順序を
高周波信号処理部1−電気/光変換部2の順とする高周
波処理部用給電タイミング制御スイッチSW1と、電気
/光変換部用給電タイミング制御スイッチSW2と、そ
れらのスイッチSW1、SW2の作動タイミングを制御
する論理回路5とを設けたものである。
は図1に示すように、非給電時に入出力端子間の損失が
十分に大きい高周波信号処理部1と、同高周波信号処理
部1からの高周波信号を光に変換する電気/光変換部2
と、電源部3とからなる電気/光変換器4に、電源投入
時の電源部3からの給電順序を電気/光変換部2−高周
波信号処理部1の順とし、電源切断時の給電停止順序を
高周波信号処理部1−電気/光変換部2の順とする高周
波処理部用給電タイミング制御スイッチSW1と、電気
/光変換部用給電タイミング制御スイッチSW2と、そ
れらのスイッチSW1、SW2の作動タイミングを制御
する論理回路5とを設けたものである。
【0006】
【作用】本発明の電気/光変換器では電源投入時に高周
波信号処理部1よりも先に電気/光変換部2に給電さ
れ、それから一定時間経過後に高周波信号処理部1に給
電され、電源切断時には電気/光変換部2よりも先に高
周波信号処理部1への給電が停止され、それから一定時
間経過後に電気/光変換部2への給電が停止されるの
で、電源投入時に高周波信号処理部が電気/光変換部に
先だって増幅作用を起こしたり、電源切断時に高周波信
号の増幅作用中に発光素子20の順バイアスが低下して
しまうことが無い。このため図4の保護用のダイオード
21が無くても発光素子20へ逆バイアス電圧が印加さ
れることがなく、同発光素子20が逆バイアス電圧によ
り劣化したり破壊したりすることがない。
波信号処理部1よりも先に電気/光変換部2に給電さ
れ、それから一定時間経過後に高周波信号処理部1に給
電され、電源切断時には電気/光変換部2よりも先に高
周波信号処理部1への給電が停止され、それから一定時
間経過後に電気/光変換部2への給電が停止されるの
で、電源投入時に高周波信号処理部が電気/光変換部に
先だって増幅作用を起こしたり、電源切断時に高周波信
号の増幅作用中に発光素子20の順バイアスが低下して
しまうことが無い。このため図4の保護用のダイオード
21が無くても発光素子20へ逆バイアス電圧が印加さ
れることがなく、同発光素子20が逆バイアス電圧によ
り劣化したり破壊したりすることがない。
【0007】
【実施例】本発明の電気/光変換器は、電源投入時に電
源部3からの給電順序を電気/光変換部2−高周波信号
処理部1の順とし、電源切断時の給電停止順序を高周波
信号処理部1−電気/光変換部2の順となるようにする
ため、その一実施例として図1に示す回路構成とした。
図1においてSW1は高周波処理部用給電タイミング制
御スイッチであり、これは定電圧源9から高周波信号処
理部1ヘ給電される電流を、論理回路5からの指示信号
により開閉するものである。図1のSW2は電気/光変
換部用給電タイミング制御スイッチであり、これは定電
圧源9から電気/光変換部2ヘ給電される電流を、論理
回路5からの指示信号により開閉するものである。図1
の5は論理回路であり、これは論理和回路6、論理積回
路7、遅延回路8から形成される。
源部3からの給電順序を電気/光変換部2−高周波信号
処理部1の順とし、電源切断時の給電停止順序を高周波
信号処理部1−電気/光変換部2の順となるようにする
ため、その一実施例として図1に示す回路構成とした。
図1においてSW1は高周波処理部用給電タイミング制
御スイッチであり、これは定電圧源9から高周波信号処
理部1ヘ給電される電流を、論理回路5からの指示信号
により開閉するものである。図1のSW2は電気/光変
換部用給電タイミング制御スイッチであり、これは定電
圧源9から電気/光変換部2ヘ給電される電流を、論理
回路5からの指示信号により開閉するものである。図1
の5は論理回路であり、これは論理和回路6、論理積回
路7、遅延回路8から形成される。
【0008】そして図1の回路のフロ−チャ−トは図2
に示すようになる。即ち、図1の定電圧源9から図2
(a)電源を投入すると、その投入時(立ち上がり)よ
り同図(b)のようにある時間だけ遅れて立上がる電圧
が論理和回路6、論理積回路7の夫々の一方の入力端と
遅延回路8とに入力する。そして遅延回路8からは図
(b)の電圧の立ち上がりよりも更に同遅延回路8の設
定時間分だけ遅延した遅延信号が出力され、それが論理
和回路6と論理積回路7の夫々の他方の入力端に入力さ
れる。この結果、論理積回路7からは図2(d)に示す
ように立ち上がりが遅延回路8の遅延出力(図2
(c))と同じである信号が出力され、高周波処理部用
給電タイミング制御スイッチSW1に入力される。論理
和回路6からは図2(e)に示すように立ち上がりが定
電圧源9の出力(図2(b))と同じである信号が出力
され、電気/光変換部用給電タイミング制御スイッチS
W2に入力される。そして高周波処理部用給電タイミン
グ制御スイッチSW1は図2(f)に示すように、論理
積出力(図2(d))の立ち上がりでONとなり、定電
圧源9から高周波信号処理部1に給電される。また、電
気/光変換部用給電タイミング制御スイッチSW2は図
2(g)に示すように、論理和出力(図2(e))の立
ち上がりでON(高周波処理部用給電タイミング制御ス
イッチSW1より先にON)となる。この結果、電源投
入時に、高周波処理部1より先に電気/光変換部2に給
電される。
に示すようになる。即ち、図1の定電圧源9から図2
(a)電源を投入すると、その投入時(立ち上がり)よ
り同図(b)のようにある時間だけ遅れて立上がる電圧
が論理和回路6、論理積回路7の夫々の一方の入力端と
遅延回路8とに入力する。そして遅延回路8からは図
(b)の電圧の立ち上がりよりも更に同遅延回路8の設
定時間分だけ遅延した遅延信号が出力され、それが論理
和回路6と論理積回路7の夫々の他方の入力端に入力さ
れる。この結果、論理積回路7からは図2(d)に示す
ように立ち上がりが遅延回路8の遅延出力(図2
(c))と同じである信号が出力され、高周波処理部用
給電タイミング制御スイッチSW1に入力される。論理
和回路6からは図2(e)に示すように立ち上がりが定
電圧源9の出力(図2(b))と同じである信号が出力
され、電気/光変換部用給電タイミング制御スイッチS
W2に入力される。そして高周波処理部用給電タイミン
グ制御スイッチSW1は図2(f)に示すように、論理
積出力(図2(d))の立ち上がりでONとなり、定電
圧源9から高周波信号処理部1に給電される。また、電
気/光変換部用給電タイミング制御スイッチSW2は図
2(g)に示すように、論理和出力(図2(e))の立
ち上がりでON(高周波処理部用給電タイミング制御ス
イッチSW1より先にON)となる。この結果、電源投
入時に、高周波処理部1より先に電気/光変換部2に給
電される。
【0009】また、定電圧源9の切断時には、論理積回
路7は二つの入力信号のいずれかが切断されると出力信
号が切断され、論理和回路6は二つの入力信号の両方が
切断されて初めて出力信号が切断されるので、図2
(f)(g)に示すように高周波処理部用給電タイミン
グ制御スイッチSW1の立ち下がり(OFF)が、電気
/光変換部用給電タイミング制御スイッチSW2の立ち
下がり(OFF)より速く立ち下がる。この結果、高周
波処理部1への給電が先に停止され、それより一定時間
経過後に電気/光変換部2への給電が停止される。
路7は二つの入力信号のいずれかが切断されると出力信
号が切断され、論理和回路6は二つの入力信号の両方が
切断されて初めて出力信号が切断されるので、図2
(f)(g)に示すように高周波処理部用給電タイミン
グ制御スイッチSW1の立ち下がり(OFF)が、電気
/光変換部用給電タイミング制御スイッチSW2の立ち
下がり(OFF)より速く立ち下がる。この結果、高周
波処理部1への給電が先に停止され、それより一定時間
経過後に電気/光変換部2への給電が停止される。
【0010】
【発明の効果】本発明の電気/光変換器は次のような効
果がある。 .発光素子に逆バイアス電圧が印加されず、逆バイア
ス電圧による発光素子の劣化や破壊が防止される。 .発光素子保護用ダイオ−ドが不要となるので、電気
/光変換部での重要な特性である振幅周波数特性の平坦
性が劣化しない。
果がある。 .発光素子に逆バイアス電圧が印加されず、逆バイア
ス電圧による発光素子の劣化や破壊が防止される。 .発光素子保護用ダイオ−ドが不要となるので、電気
/光変換部での重要な特性である振幅周波数特性の平坦
性が劣化しない。
【図1】本発明の電気/光変換器の一実施例を示す回路
図。
図。
【図2】図1の回路における各部分のフロ−チャ−ト
図。
図。
【図3】従来の電気/光変換器の一例を示す回路図。
【図4】従来の電気/光変換器の他例を示す回路図。
1 高周波信号処理部 2 電気/光変換部 3 電源部 4 電気/光変換器 5 論理回路 SW1 高周波処理部用給電タイミング制御スイッチ SW2 電気/光変換部用給電タイミング制御スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−204930(JP,A) 特開 平4−132426(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00
Claims (1)
- 【請求項1】 非給電時に入出力端子間の損失が十分に
大きい高周波信号処理部1と、同高周波信号処理部1か
らの高周波信号を光に変換する電気/光変換部2と、電
源部3とからなる電気/光変換器4に、電源投入時の電
源部3からの給電順序を電気/光変換部2−高周波信号
処理部1の順とし、電源切断時の給電停止順序を高周波
信号処理部1−電気/光変換部2の順とする高周波処理
部用給電タイミング制御スイッチSW1と、電気/光変
換部用給電タイミング制御スイッチSW2と、それらの
スイッチSW1、SW2の作動タイミングを制御する論
理回路5とを設けたことを特徴とする電気/光変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203253A JP3014504B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 電気/光変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203253A JP3014504B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 電気/光変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530042A JPH0530042A (ja) | 1993-02-05 |
JP3014504B2 true JP3014504B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=16470968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3203253A Expired - Lifetime JP3014504B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 電気/光変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014504B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3203253A patent/JP3014504B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530042A (ja) | 1993-02-05 |
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