JP3014482U - 簡易台座 - Google Patents
簡易台座Info
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- JP3014482U JP3014482U JP1995001397U JP139795U JP3014482U JP 3014482 U JP3014482 U JP 3014482U JP 1995001397 U JP1995001397 U JP 1995001397U JP 139795 U JP139795 U JP 139795U JP 3014482 U JP3014482 U JP 3014482U
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- JP
- Japan
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- top plate
- wheel
- rotary wheel
- ring
- rotary
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- Expired - Lifetime
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- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単であると共に、組立・分解が容易
に行い得る簡易台座を提供することを目的とする。 【構成】 テーブル等の上に載置する回転輪2と、該回
転輪2の上に載置される天板3とからなる。該天板3の
裏面側3aには、回転輪2の外周面に当接し係止する段
付部6が設けられている。また、回転輪2は、円環状の
底部輪4と、該底部輪4の開口部を施蓋する上蓋輪5
と、を有する。さらに、底部輪4と上蓋輪5との間隙部
10に転動体11…を内設している。
に行い得る簡易台座を提供することを目的とする。 【構成】 テーブル等の上に載置する回転輪2と、該回
転輪2の上に載置される天板3とからなる。該天板3の
裏面側3aには、回転輪2の外周面に当接し係止する段
付部6が設けられている。また、回転輪2は、円環状の
底部輪4と、該底部輪4の開口部を施蓋する上蓋輪5
と、を有する。さらに、底部輪4と上蓋輪5との間隙部
10に転動体11…を内設している。
Description
【0001】
本考案は、簡易台座に関する。
【0002】
例えば、大人数で食卓を囲んで食事をする場合、大きめの皿に副食物を盛りつ けて、各々が、好きなだけ自分の小皿にとって食することがある。このようなと き、一般に、回転テーブルと称される簡易台座の上に大皿を載置し、この大皿が 、手の届く範囲内を通過するように、回転テーブルを手で回転させて使用する。 この回転テーブルは、皿を載置して、鉛直軸心廻りに回転する天板と、該天板を 回転自在に枢支する回転軸を有する回転支持台と、を備え、該回転支持台と天板 は、一体状に連結されているものが知られている。
【0003】
しかし、上記回転テーブルは、上述のとおり、天板と回転支持台が連結されて いるため、大型となると共に、1本の回転軸で天板とその上に載置する皿や食品 等を支持するため、回転軸とその回転軸を支持する支持台は、自重に耐え得るよ うに強固に作られる。従って、全体が重くなる欠点がある。
【0004】 また、上記回転支持台自身が、構造・強度上、ある程度の高さを有して製造さ れているため、テーブルから天板までの距離が大きく、天板上の食品が取りづら いといった欠点もある。
【0005】
そこで、本考案は、スラスト荷重を受ける円環状回転輪と、該回転輪の上に載 置される天板とからなり、該天板が、上記回転輪に分離自在に嵌合した。さらに 、回転輪が、底部輪と上蓋輪とを有すると共に、該底部輪と該上蓋輪との間隙部 に転動体を内設して、底部輪に対して上蓋輪が回転可能に構成した。さらに、天 板の裏面側に、回転輪の上に天板を載置した際に、回転輪の上蓋輪に嵌合して位 置ずれを防止する段付部を設けた。
【0006】
(請求項1によれば、)回転輪をテーブルや床等の上に載置して、該回転輪の 上に載置するだけで、天板を鉛直軸心廻りに回転可能とすることができる。また 、天板と回転輪とが、分離自在に構成されているので、置き場所に困らず、また 、持ち運びに至便である。
【0007】 (請求項2によれば、)テーブルや床等の受板上面に底部輪を当接させるよう に回転輪を載置して、上蓋輪に鉛直軸心廻りの水平外力を付加すれば、上蓋輪が 、底部輪と独立して鉛直軸心廻りに回転する。また、上蓋輪の回転に伴い、間隙 部の転動体が転動する。
【0008】 (請求項3によれば、)天板の段付部が、回転輪の内周面乃至外周面に係止し て、天板が、回転輪から脱落するのを防止する。
【0009】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0010】 図1に本考案に係る簡易台座の一実施例を示し、この簡易台座は、食卓として 使用され、テーブル等の受板1の上に載置する回転輪2と、該回転輪2の上に載 置される天板3とからなる。該天板3の上に副食物等を入れた皿を並べ、天板3 を鉛直軸心廻りに回転させて、手の届く位置にまで皿を接近させて使用する。
【0011】 図2と図3に於いて、各部の詳細を例示する。上記天板3は、プラスチック又 は木材等にて平面視円形に成形され、該天板3の裏面側3aには、円環状の段付 部6が設けられている。該段付部6は、天板3と同一軸心とする円環であって、 図例の如く、天板3と共にプラスチックにて一体成形すれば、簡単かつ安価に製 造可能であると共に、汚れが容易に拭き取れて至便である。
【0012】 また、上記天板3を支持する回転輪2は、平面視円環状であり、上記天板3の 裏面側3aに付設された段付部6を、該回転輪2の中央孔部7に嵌合させるよう に回転輪2の上に天板3を載置する。
【0013】 回転輪2は、底部輪4と、該底部輪4の上方開口部を施蓋するように底部輪4 に嵌合する上蓋輪5と、を有している。具体的には、底部輪4は、溝部8を有す る横断面形状U字型の円環であり、また、該底部輪4は、同様に溝部9を有する 横断面形状倒立U字型の円環である。
【0014】 これら底部輪4と上蓋輪5の開口部側を向かい合わせるように、上蓋輪5を底 部輪4に嵌合させる。また、図例の如く、底部輪4の側壁の端縁を外方に折曲げ て外鍔部12を形成し、上蓋輪5の側壁の端縁を内方に折曲げて鉤部13を設けて、 底部輪4と上蓋輪5とが鉛直軸心方向に離脱しないように形成する。
【0015】 さらに、底部輪4の溝部8と上蓋輪5の溝部9とによって囲まれて形成される 間隙部10にボール状の複数個の転動体11…を内設し、該転動体11…は、転動自在 であると共に、上蓋輪5の溝部9に当接するように構成される。
【0016】 即ち、底部輪4がテーブル等の受板1の上面に当接するように、回転輪2を受 板1に載置して、上蓋輪5に水平かつ周方向の外力を付加して、上蓋輪5を鉛直 軸心O廻りに回転させれば、間隙部10に内設される転動体11…が、上蓋輪5によ って同一方向へ転動し、上蓋輪5の回転は、円滑に行われる。つまり、回転輪2 は、ころがり軸受に相当し、上蓋輪5が、底部輪4に対して独立して回転可能に 構成されている。
【0017】 回転輪2の底部輪4と上蓋輪5は、各々が、金属乃至プラスチックにて一体に 成形され、天板3や天板3上に載置した皿等の自重に撓むことなく十分に耐え得 る強度を有するように作られる。
【0018】 しかして、天板3の段付部6を、上記回転輪2の中央孔部7に嵌合させて天板 3を回転輪2の上に載置すれば、回転輪2(上蓋輪5)に天板3の裏面側3aが 当接し、該天板3は、上蓋輪5と共に、受板1(底部輪4)に対して鉛直軸心O 廻りに回転する。また、例えば、天板3に径方向の外力が付加された場合であっ ても、天板3の裏面側3aに設けられた段付部6が、回転輪2の内側壁に係止し て天板3の位置ずれを防止する役目を果たしている。
【0019】 次に、図4と図5に天板3の変形例を示し、図4は、天板3の裏面側3aに設 けられる段付部6の内方に、回転輪2が嵌合するように構成され、回転輪2の外 周面に段付部6の内周面が、接触して天板3が係止して位置ずれを防止する。
【0020】 また、図5は、天板3の裏面側3aに回転輪2の外周よりも僅かに大きい、底 面視円形の凹部を設けて段付部6を形成し、該凹部に回転輪2を嵌合させて使用 する場合を示し、天板3が軽量にできるので、片付け等の持ち運び時に至便であ る。また、段付部6が、上述した円環状に限らず、図6に示す如く、天板3の裏 面側3aに突部を数カ所に設けて段付部6としても好ましい。
【0021】 このように、本考案の簡易台座は、回転輪2と、該回転輪2上に載置する天板 3と、から構成されるように構造が極めて簡単であると共に、組立てが容易であ るため、即座に使用可能とすることができる。また、不使用時には、回転輪2と 天板3を分離して容易に片付けを行うことができる。
【0022】 さらに、回転輪2は、該回転輪2の間隙部10に転動体11を有するだけの簡単な 構造であって、回転輪2自体を安価、かつ、平板状に薄く製造できる。また、従 来のように、回転軸を有し、該回転軸にて天板3及び天板3上に載置させた物の 自重を支持する場合と異なり、回転輪2の上面全体で自重を受けるため、回転輪 2の負担を軽減することができる。
【0023】 なお、本考案の簡易台座は、上述の食卓に限らず、回転本立て、回転物入れ、 回転傘立、回転洋服掛け等、多種用途に用いることが可能であり、例えば、本立 ての底板を天板3として、該本立てを鉛直軸心廻りに回転するように構成しても 望ましく、また、天板3上に門型に形成されたスチール管を固着し、該スチール 管にハンガーを引掛可能として回転洋服掛けに用いるも自由である。
【0024】
本考案は上述のように構成され、次のような著大な効果を奏する。
【0025】 (請求項1によれば、)回転輪2上に天板3を載置させるだけで、天板3を鉛 直軸心廻りに回転させて使用することができる。また、天板3と回転輪2とは、 容易に分離自在であって、片付けの際に、置き場所に困らず、かつ、持ち運びに 至便である。
【0026】 (請求項2によれば、)従来のように回転軸を設けずに、天板3(上蓋輪5) は、鉛直軸心廻りに回転可能であるので、回転輪2自体の構造が簡単であり、安 価に製造できる。また、天板3及び天板3上に載置した物の自重を回転輪2(上 蓋輪5)の上面全体で受けるので、回転輪2に無理な負荷が作用することがなく 、天板3は安定した回転を行い得る。
【0027】 また、間隙部10に転動体11を有し、回転輪2全体が、転がり軸受となって、天 板3は、円滑に鉛直軸心廻りに回転する。特に、通常大きな力を有する始動時で も摩擦が小さいため、小さな力で天板3を回転させることができる。
【0028】 (請求項3によれば、)天板3と回転輪2の軸心が僅かにずれるようなことが あっても、回転輪2が、段付部6に係止して位置ずれを防止するので、不意に天 板3が、回転輪2から離脱することがない。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】断面正面図である。
【図3】その下面図である。
【図4】天板の変形例を示す断面正面図である。
【図5】天板の変形例を示す断面正面図である。
【図6】段付部の変形例を示す下面図である。
1 受板 2 回転輪 3 天板 3a 裏面側 4 底部輪 5 上蓋輪 6 段付部 10 間隙部 11 転動体
Claims (3)
- 【請求項1】 スラスト荷重を受ける円環状回転輪2
と、該回転輪2の上に載置される天板3とからなり、該
天板3が、上記回転輪2に分離自在に嵌合されているこ
とを特徴とする簡易台座。 - 【請求項2】 回転輪2が、底部輪4と上蓋輪5とを有
すると共に、該底部輪4と該上蓋輪5との間隙部10に転
動体11を内設して、底部輪4に対して上蓋輪5が回転可
能に構成されている請求項1記載の簡易台座。 - 【請求項3】 天板3の裏面側3aに、回転輪2の上に
天板3を載置した際に、回転輪2の上蓋輪5に嵌合して
位置ずれを防止する段付部6を設けた請求項1記載の簡
易台座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001397U JP3014482U (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 簡易台座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001397U JP3014482U (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 簡易台座 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014482U true JP3014482U (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=43150088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995001397U Expired - Lifetime JP3014482U (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 簡易台座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014482U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011026535A3 (en) * | 2009-09-04 | 2011-05-19 | John Ghekiere | Presentation platter |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP1995001397U patent/JP3014482U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011026535A3 (en) * | 2009-09-04 | 2011-05-19 | John Ghekiere | Presentation platter |
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