JP3014401U - 厚さ計 - Google Patents

厚さ計

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JP3014401U
JP3014401U JP1995001768U JP176895U JP3014401U JP 3014401 U JP3014401 U JP 3014401U JP 1995001768 U JP1995001768 U JP 1995001768U JP 176895 U JP176895 U JP 176895U JP 3014401 U JP3014401 U JP 3014401U
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JP
Japan
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roller
thickness
measured
upper roller
contact pressure
Prior art date
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Application number
JP1995001768U
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English (en)
Inventor
剛 高藤
Original Assignee
株式会社テーシーシー
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 押し出し成形品の厚さを一定にするために、
押し出し成形後の厚さを連続して測定し、伝送信号に変
換して吐出弁に速やかにフイードバックする。そのため
に被測定体に跡形を残さないで連続して測定できる厚さ
計を提供する。 【構成】 移動する被測定体の水平と鉛直方向の基準位
置を保持する下部ローラーと、下部ローラーの上の被測
定体に接触して回転する上部ローラーと、一端を前記上
部ローラーの水平軸とし、その延長上の前記厚さ検出セ
ンサーに対向する位置に一定の間隙をもって厚さ検出用
磁性板を取付け、他端をコの字形に折り曲げ、その先端
部が、前記上部ローラーの上下動に合わせて回転するよ
うにしたレバーロッドと、前記上部ローラーにより被測
定体にかかる接触圧を減少させる方向の力を発生させる
接触圧調整手段とを設けた押し出し成形品の連続厚さ
計。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、薄膜の厚さの測定に関し、特に、ゴムベルト等の連続製造プロセ スにおいて、押し出し成形後の厚さを連続的に測定する場合等に適するセンサー に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
押し出し成形後の連続製造プロセスにおいて、膜の厚さを一定に保つことは製 品の品質管理上の重要な項目になっている。 従来は、押し出し形成後の厚さをノギス叉はマイクロメータ類で測定し、厚さ が所定の値になるよう押し出し成形機の吐出弁を調整していた。 そのため、度々測定する必要があり、人手によるので個人差があり、測定結果を 直ちにフイードバックして吐出弁を調整することはできなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、前記の問題を解決するにあたって、押し出し成形後の膜の厚さを 連続して測定し、その値を押し出し成形機の吐出弁へ速やかにフイードバックし て所定の厚さに制御するため、被測定体に跡形を付けず、厚さの測定値を連続し て伝送信号に変換する厚さ計を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、移動する被測定体の水平と鉛直方向の基準位置 を保持する下部ローラーと、このローラーの回転軸の一端を支持する第1ローラ ー軸受け部と、前記ローラーの回転軸の他端を支持するローラー軸受け及び渦電 流式厚さ検出センサーを取り付けた第2ローラー軸受け部と、下部ローラーの上 の被測定体に接触して回転する上部ローラーと、一端を前記上部ローラーの水平 軸とし、その延長上の前記厚さ検出センサーに対向する位置に一定の間隙をもっ て厚さ検出用磁性板を取付け、他端をコの字形に折り曲げ、その先端部が、前記 上部ローラーの上下動に合わせて回転するようにしたレバーロッドと、このレー バーロッドの回転部を支持するレバーの軸受けと、前記上部ローラーにより被測 定体にかかる接触圧を減少させる方向の力を発生させる接触圧調整手段とを設け る。
【0005】
【作用】
下部ローラーは、連続して移動する被測定体を乗せて水平に保ち、鉛直方向の 基準位置を保持する。 第1及び第2のローラー軸受け部は前記の下部ローラーを水平、鉛直に支持する 。上部ローラーは、下部ローラーの上の被測定体に接触して回転するので被測定 体の厚さに従って上下動をする。従ってその軸である水平に取り付けられたレバ ーロッドが上下する。このレバーロッド上で渦電流式厚さ検出センサーと対向す る位置に取り付けた検出用磁性板も上下するので、これらの間隙の変化を測定す ることにより被測定体の厚さを測定することができる。 厚さ検出センサーは前記の間隙の変化を電気信号に変換して取り出す。
【0006】 前記のレバーロッドは、その一端を前記上部ローラーの水平軸とし、その延長上 の前記厚さ検出センサーに対向する位置に厚さ検出用磁性板を取付け、他端をコ の字形に折り曲げられ、回転が可能なように支持されている。従って、前記の上 部ローラー軸の上下動は殆ど摩擦力を受けずに厚さ検出用磁性板の上下動として 即ち間隙の変化として伝達される。 接触圧調整手段は、重り叉はバネの力を用いて前記上部ローラーにより被測定体 にかかる接触圧を調節する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により説明する。 第1図は連続厚さ計の全体図である。 1は、下部ローラーである。連続して通過する膜状の被測定体を乗せて水平に保 ち、鉛直方向の基準位置を保持する。ポリアセタール樹脂材等を使用して摩擦に よる傷跡等が付かないようにする。 2は、下部ローラー1の回転軸である。 3、5は回転軸2のための第1、第2ローラー軸受け支持部である。 4は、厚さ検出センサーである。その要部は市販品から選択した渦電流式近接セ ンサーと間隙を置いて取り付けた磁性板で構成する。 図2は渦電流式近接センサーの測定値間隙の距離の変化Xに対する出力信号の直 線性を示している。8は近接センサーに接近して取り付ける間隙検出用の磁性板 で、直径が40mmあれば充分である。21は近接センサーの要部である。 図3は上記の近接センサーの間隙の距離と出力信号の関係を示す図である。間隙 の変化は磁気回路の磁気抵抗の変化、起電力の変化となり、必要な信号レベルに 変換されて取り出される。間隙が0.4mmから2.0mm変化すると出力信号 が4mAから20mA変化するものの例を示している。間隙の測定には光その他 の原理を利用するセンサーの使用も可能であるが、温度や湿度など設置環境に十 分耐えられるよう工夫する必要がある。 6は、上部ローラーである。被測定体の上面に接触して回転し、ソーセージの皮 のような薄膜にも跡形を付けないで、その厚さの変化に従って忠実に上下動をす る。 薄膜に跡形を付けないよう、下部ローラーと共に接触面は柔らかくて耐摩耗性の ある材質を使用する。本考案ではポリアセタール樹脂材を使用して良い成果を得 た。
【0008】 7は、レバーロッドである。一端は上部ローラーの水平回転軸とし、その延長上 の近接センサー4に対向する位置に検出用磁性板を取り付ける。 他端をコの字形に折り曲げ、レバーブラケット9、10により回転が可能なよう に支持する。 8は、間隙検出用磁性板である。近接センサーに対向する位置に一定の間隙をも って取り付ける。前記センサーが指定する鉄板等の磁性板を防錆処理をして使用 する。 11は、レバーブラケット9、10に支持されたレバーロッド7の回転部に、上 部ローラ、検出用磁性板、レバーロッドにより被測定体にかかる重量を打ち消す 方向の回転力を与える分銅である。。図1では分銅を用いているがバネを使用し てもよい。また、レバーロッドの上下動をする部分にバネ等を使用して反力を直 接与えてもよい。 12は、第2ローラー軸受け支持部5に取り付けた近接センサーから電気信号を 取り出す信号ケーブルである。 次に厚さ計の動作を説明する。 ソーセージの皮の様な被測定体が下部ローラー1と上部ローラー6の間を通過 して次行程へと移動する。被測定体は下部ローラー1の上面に接触して水平と鉛 直の位置が決まる。
【0009】 上部ローラー6は、下部ローラー1の上の被測定体の上面に接触して回転するの で被測定体の厚さに従って上下動をする。従ってその軸である水平に取り付けら れたレバーロッド7が上下動をする。このレバーロッド7上で厚さ検出センサー 4と対向する位置に取り付けた検出用磁性板8も上下動をするので、これらの間 隙の変化を厚さ検出センサー4により測定することにより被測定体の厚さを測定 することができる。 一端は上部ローラー6の回転軸として、他端をコの字形に折り曲げたレバーブラ ケット7により回転が可能なように支持されているので、前記の上部ローラー軸 7の上下動は殆ど摩擦力を受けずに厚さ検出用磁性板8の上下動として伝達され 間隙の変化に変換される。 重りを用いた接触圧調整手段11は、上部ローラー7により被測定体にかかる接 触圧を減少させる方向の力を発生させるので、被測定体の材質に従ってその利き 方を加減する。
【0010】
【考案の効果】
本考案の厚さ計により、押し出し成形後の膜の厚さを連続して測定し、その値 を吐出弁に伝送して速やかに制御することが可能になり、膜の厚さが均一な成形 品を生産することができる。また、被測定体の表面にローラー等の跡形を付けず 品質を損なわずに測定値を連続信号として取り出せるので品質管理の記録が容易 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続厚さ計の全体図である。
【図2】近接センサーの測定値直線性の例を示す図であ
る。
【図3】近接検出センサーの測定間隙の距離と変換信号
を示す図である。
【符号の説明】
1 下部ローラー 2 ローラー軸 3 ローラー軸受け支持部 4 厚さ検出センサー 5 ローラー軸受け支持部 6 上部ローラー 7 レバーロッド 8 厚さ検出センサーの検出用磁性板 9、10 レバーブラケット 11 分銅を用いた接触圧調整手段 12 信号ケーブル 21 近接センサーの要部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動する膜状の被測定体の水平と鉛直方向
    の基準位置を保持する下部ローラー(1)と、このロー
    ラーの回転軸(2)の一端を支持する第1ローラー軸受
    け部(3)と、前記ローラーの回転軸の他端を支持する
    ローラー軸受け及び渦電流式厚さ検出センサー(4)を
    取り付けた第2ローラー軸受け部(5)と、下部ローラ
    ーの上の被測定体に接触して回転する上部ローラー
    (6)と、一端を前記上部ローラーの水平軸とし、その
    延長上の前記厚さ検出センサーに対向する位置に一定の
    間隙をもって厚さ検出用磁性板を取付け、他端をコの字
    形に折り曲げ、その先端部が、前記上部ローラーの上下
    動に合わせて回転するようにしたレバーロッド(7)
    と、このレーバーロッドの回転部を支持するレバーブラ
    ケット(9)、(10)と、前記上部ローラーにより被
    測定体にかかる接触圧を減少させる方向の力を発生させ
    る接触圧調整手段とを設けたことを特徴とする連続厚さ
    計。
JP1995001768U 1995-02-06 1995-02-06 厚さ計 Expired - Lifetime JP3014401U (ja)

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JP1995001768U JP3014401U (ja) 1995-02-06 1995-02-06 厚さ計

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JP3014401U true JP3014401U (ja) 1995-08-08

Family

ID=43150008

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069855U (ja) * 1992-07-07 1994-02-08 株式会社アマダメトレックス パンチ支持治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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