JP3014326U - 残日数及び経過日数表示計 - Google Patents
残日数及び経過日数表示計Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、日頃の時刻の確認と同じ感覚で記
念日までの日数を確認することができる残日数及び経過
日数表示計であり、各人の特別な記念日をセットしてお
くことによって記念日までの残り日数を表示して確認す
ることができるようにした残日数及び経過日数表示計を
提供するものである。 【構成】 残日数及び経過日数表示計1は、横寸法が約
13cm、縦寸法が約8cm、厚さ約8mmの薄型の長
方形状の合成樹脂製のケーシングに組み込まれて形成さ
れており、表面部の中央位置に西暦、日付、時間、残日
数、経過日数、曜日の表示部分を設けた液晶パネル2が
組み込まれている。上記液晶パネル2は、残日表示モー
ドにした状態では、上段から曜日表示部3、現在の日付
表示部4、セットした記念日の表示部5、現在の日付か
ら記念日までの残日数の表示部6の4区画で表示される
ようにセッティングされている。現在の日付から記念日
までの残日数の演算は、西暦を元に自動演算で算出表示
するように形成されている。
念日までの日数を確認することができる残日数及び経過
日数表示計であり、各人の特別な記念日をセットしてお
くことによって記念日までの残り日数を表示して確認す
ることができるようにした残日数及び経過日数表示計を
提供するものである。 【構成】 残日数及び経過日数表示計1は、横寸法が約
13cm、縦寸法が約8cm、厚さ約8mmの薄型の長
方形状の合成樹脂製のケーシングに組み込まれて形成さ
れており、表面部の中央位置に西暦、日付、時間、残日
数、経過日数、曜日の表示部分を設けた液晶パネル2が
組み込まれている。上記液晶パネル2は、残日表示モー
ドにした状態では、上段から曜日表示部3、現在の日付
表示部4、セットした記念日の表示部5、現在の日付か
ら記念日までの残日数の表示部6の4区画で表示される
ようにセッティングされている。現在の日付から記念日
までの残日数の演算は、西暦を元に自動演算で算出表示
するように形成されている。
Description
【0001】
本考案は、冠婚葬祭の引き出物や永年勤続の記念品、ゴルフコンペの景品、あ るいは家庭のインテリアとしての置物などに組み込んで、結婚記念日などの記念 日までの日数の確認を簡単に行うことができる残日数及び経過日数表示計に関す るものである。
【0002】
従来、両親や本人の結婚記念日などの記念日や命日、還暦など親戚縁者の記念 日或いは大事な受験日や免許の更新日などを忘れないようにするためにカレンダ ーに目印を付けることが一般に行われているが、つい印を付け忘れたり記念日を 忘れたりすることがある。
【0003】
本考案は、日頃の時刻の確認と同じ感覚で記念日までの日数を確認することが できる残日数及び経過日数表示計であり、各人の特別な記念日をセットしておく ことによって記念日までの残り日数やそれ以後の日数を表示して確認することが できるようにした残日数及び経過日数表示計を提供するものである。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案の残日数及び経過日数表示計は、現在の日 付及び時間を表示させる時計表示モードと、記念日などの日付と現在の日付との 日数差を表示させる残日数及び経過日数表示モードとが切替え選択自在に形成さ れ、記念日のセットモードでセットされた記念日などの日付と時計表示モードの 日付の日数差の演算結果を残日数及び経過日数表示モードで表示させる液晶パネ ルと、記念日の内容等を記入した記念日記入パネルを備えており、インテリアの 置物類に組み込み自在に構成したことを特徴とする残日数及び経過日数表示計で ある。
【0005】 すなわち、請求項1の本考案は、現在の日付及び時間を表示させる時計表示モ ードと、記念日などの日付と現在の日付との日数差を表示させる残日数及び経過 日数表示モードとが切替え選択自在に形成され、記念日のセットモードでセット された記念日などの日付と時計表示モードの日付の日数差の演算結果を残日数及 び経過日数表示モードで表示させる液晶パネルを備えているので、時刻のセット と同時に記念日をセットしておいて、現在との日数差を「あと何日」或いは「経 過日数」というようにして表示させることで記念日までの日数、および記念日以 後の経過日数を容易に確認できるようにした残日数及び経過日数表示計である。
【0006】 また、請求項2の考案は、記念日の内容等を記入した記念日記入カードが、液 晶パネルの横に挿入させる記念日記入カード収容部に脱着自在に装着されている ことを特徴とするものである。
【0007】 また、請求項3の考案は、残日数及び経過日数表示モードが、今日の日付と、 記念日の日付と、記念日までの残り日数、或いは「経過日数」とを同時に表示さ せる表示パターンにしてあることを特徴とするものである。
【0008】
従って、請求項1の本考案の残日数及び経過日数表示計によれば、現在の日付 および時間を表示させる時計表示モードと、記念日などの日付と現在の日付との 日数差を表示させる残日数及び経過日数表示モードとが切替え選択自在に形成さ れ、記念日のセットモードでセットされた記念日などの日付と時計表示モードの 日付の日数差を表示させるように形成されているので、結婚記念日などの重要な 記念日までの残り日数や経過日数を簡単に表示させて忘れることがない。
【0009】 また、上記残日数及び経過日数計を絵皿や置物などに組み込むことでインテリ アなどの小物として飾っておいても違和感がなく、冠婚葬祭の引き出物や永年勤 続の記念品、ゴルフコンペの景品などに使用して、記念日をセットしてもらうこ とができるので、最適な進物として活用することができるものである。
【0010】 また、請求項2の考案によれば、記念日記入パネルが記念日記入パネルケース に脱着自在に装着されているので、個人の記念日に合わせた表示を選択したり、 あるいは受験日などを自由に書き込んで利用することが可能である。
【0011】 また、請求項3の考案によれば、残日数及び経過日数表示モードにおいて、今 日の日付と、記念日の日付と、記念日までの残り日数又は経過日数とを同時に表 示させるような表示パターンにしてあるので、記念日と残り日数、或いは経過日 数が同時表示された画面で確認できるものである。
【0012】
以下、本考案をその一実施例を示す図面に従って説明する。図1及び図2は本 考案の残日数及び経過日数表示計を示す。図1は、記念日などの日付と現在の日 付との日数差を表示させた残日数及び経過日数表示計1の残日数表示モード状態 を示し、図2は、表示モードの切替えによって、現在の日付および時間を表示さ せた時計表示モード状態にした残日数及び経過日数表示計1を示す。
【0013】 残日数及び経過日数表示計1は、横寸法が約13cm、縦寸法が約8cm、厚 さ約8mmの薄型の長方形状の合成樹脂製のケーシングに組み込まれて形成され ており、表面部の中央位置に西暦、日付、時間、残日数、経過日数、曜日の表示 部分を設けた液晶パネル2が組み込まれている。上記液晶パネル2は、図1の如 く残日表示モードにした状態では、上段から曜日表示部3、現在の日付表示部4 、セットした記念日の表示部5、現在の日付から記念日までの残日数の表示部6 の4区画で表示されるようにセッティングされている。
【0014】 上記残日表示モード状態で現在の日付から記念日までの残日数の演算は、月末 の日付や閏年の換算を西暦を元に自動演算で算出表示するように形成されており 、記念日までの間は、「あと何日」と言った具合に、演算した日数表示のうしろ に「日後」という文字を同時表示するとともに、記念日が過ぎた翌日からは演算 した日数表示の後ろに「日経過」という文字を同時表示するように構成されてい る。
【0015】 また、図2に示す如く時計表示モードにした状態では、表示の切替えによって 上段から曜日表示部3はそのまま曜日表示部3として表示され、上記現在の日付 表示部4が現在の西暦表示部7に切り換えられ、また上記セットした記念日の表 示部5が現在の日付表示部8に切り換えられ、また上記現在の日付から記念日ま での残日数の表示部6が現在の時刻表示部9に切替え表示されるようにセッティ ングされている。
【0016】 従って、残日数及び経過日数表示モードでは、今日の日付と記念日およびその 記念日までの残り日数、又は記念日以後の経過日数が一目で確認できるものであ り、時計表示モードでは、通常の時計として使用できるものであり、切替えボタ ンスイッチ12の操作によって、必要な都度記念日までの残り日数や経過日数を一 目で知ることが出来るものである。
【0017】 上記残日数及び経過日数表示モードと時計表示モードとの切替えは、液晶パネ ル1の側方に設けたモード切替えボタンスイッチ12によって行われるものであり 、モード切替えボタンスイッチ12を押す度に交互に表示モードが切替えされる。
【0018】 また、液晶パネル1の側方には、その他日付や時刻のセッティングの為のボタ ンスイッチが設けられており、「アップ」と記載されたボタンスイッチ10は、年 、月、日や曜日、時、分の数値を増加させるものである。また、「ダウン」と記 載されたボタンスイッチ11は、年、月、日や曜日、時、分の数値を減少させるも のである。
【0019】 また、「セレクト」と記載されたボタンスイッチ13は、年、月、日や曜日、時 、分の数値を選択して修正させる部分を指定するためのものである。即ち、「セ レクト」のボタンスイッチ13を押す毎に年、月、日や曜日、時、分の数値が点滅 して修正箇所を選択できるように構成されている。「クリア」と記載されたボタ ンスイッチ14は、年、月、日や曜日、時、分の数値を初期値「0」に戻すもので ある。また「リセット」と記載されたボタンスイッチ15は、電池交換時に押して 初期状態にするためのものである。
【0020】 上記残日数及び経過日数表示計1の液晶パネル2の横には、透明プレートを配 置した記念日記入カード収容部16が設けられており、上記収容部16の上方から記 念日記入カード17が挿入できるようにカード挿入スリット18が設けられている。
【0021】 記念日記入カード17は、複数枚用意しておいて各人の目的に応じて記念日が自 由に記入できるようにしておくことができる。本実施例では、液晶パネル1の残 日数及び経過日数表示モード状態の表示内容に合わせて「今日の日付」「結婚式 」「何日後」と記入した結婚予定日までの残日を示すカードを収容させている。 上記の結婚式予定日以外に、「高校受験」といったように、受験生の受験日まで の残り日数を表示させるようにして用いてもよい。
【0022】 また、上記残日数及び経過日数表示計1には、日付や日時を演算して液晶に表 示させるために必要な小型電池や液晶時計の表示回路等の公知の時計回路(図示 せず)が組み込まれていることは説明するまでもない。
【0023】 図4は、上記残日数及び経過日数表示計1の使用例を示すものであり、残日数 及び経過日数表示計1をアナログ式の置き時計に組み込んで置き時計と一体化し た場合を示したものである。更に具体的には、アナログ式の置時計Wの前面を偏 平に形成した板状支持面Pと、該板状支持面Pの左右両側には円柱状の立設用脚 柱部材Fが一体に構成され、該板状支持面Pの中央上方部にアナログ式時計Wの 嵌入部が設けられ、更に上記アナログ式時計Wの下方部に前記した残日数及び経 過日数表示計1が嵌入する凹陥部が形成されて上記時計Wと残日数及び経過日数 表示計1とが板状支持面Pに嵌合一体化させて板状支持面Pとが略面一状に形成 されている。
【0024】 上記の如く時計Wと残日数及び経過日数表示計1とが上下に近接して取付けら ているので、常に時計Wを見るときには残日数及び経過日数表示計1も自然と見 ることとなり、記念日等を忘れることがない。しかも、板状支持面Pは時計Wと 表示計1とが略面一状にしているため体裁がよく、かつ着脱自在になしたカード 17の今日の日付・結婚式・何日後の表示と液晶パネル2の表示モードの数字が横 一線上に合致させて一目瞭然に確認できるようになっている。又、時計Wや表示 計1が板状支持面Pの偏平に形成された面上に嵌入して取付けられているので表 示計1も見やすくしている。
【0025】 図5は、上記残日数及び経過日数表示計1の他の使用例を示すものであり、残 日数及び経過日数表示計1を絵皿に組み込んで室内のインテリア用絵皿として飾 っておけるようにしたものである。
【0026】 すなわち、本考案の残日数及び経過日数表示計1は、全体がコンパクトで薄型 に形成されており、上記絵皿の他に楯や人形など各種置物、小物類に組み入れて インテリアにマッチさせた商品に組み入れることが出来るものである。
【0027】
以上述べた如く、本考案は、現在の日付及び時間を表示させる時計表示モード と、記念日などの日付と現在の日付との日数差を表示させる残日数及び経過日数 表示モードとが切替え選択自在に形成され、記念日のセットモードでセットされ た記念日などの日付と時計表示モードの日付の日数差の演算結果を残日数及び経 過日数表示モードで表示させる液晶パネルと、記念日の内容等を記入した記念日 記入パネルを備えており、インテリアの置物類に組み込み自在に構成したことを 特徴とする残日数及び経過日数表示計であるので、大切な記念日や予定日を一旦 セットしておけば、自動的に現在が記念日あるいは予定日の何日前であるかが一 目で確認でき、残り日数の確認が簡単に行えるものである。
【0028】 また、インテリアの置物類に組み込み可能なサイズで形成されているので、小 物類に組み入れて飾り物にしても違和感がなく、各種記念品や引き出物などに組 み合わせて提供して記念日と関連ある行事の記念品に活用することができる。
【0029】 また、請求項2の如く記念日記入カードを記念日記入カード収容部に脱着自在 に装着させておくと、各人の予定日を自由に記入して各種の記念日や予定日に使 い分けたセットを行うことができるという利点を有するものである。
【0030】 また、請求項3の考案によれば、残日数及び経過日数表示モードにおいて、今 日の日付と、記念日の日付と、記念日までの残り日数又は経過日数とを同時に表 示させるような表示パターンにしてあるので、記念日と残り日数又は経過日数が 同時表示されて液晶の画面で一目で記念日の日付確認と残日数、或いは経過日数 の確認がおこなえるとうい利点を有する。
【提出日】平成7年2月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、冠婚葬祭の引き出物や永年勤続の記念品、ゴルフコンペの景品、あ るいは家庭のインテリアとしての置物などに組み込んで、結婚記念日などの記念 日までの日数の確認を簡単に行うことができる残日数及び経過日数表示計に関す るものである。
【0002】
従来、両親や本人の結婚記念日などの記念日や命日、還暦など親戚縁者の記念 日或いは大事な受験日や免許の果新日などを忘れないようにするためにカレンダ ーに目印を付けることが一般に行われているが、つい印を付け忘れたり記念日を 忘れたりすることがある。
【0003】
本考案は、日頃の時刻の確認と同じ感覚で記念日までの日数を確認することが できる残日数及び経過日数表示計であり、各人の特別な記念日をセットしておく ことによって記念日までの残り日数やそれ以後の日数を表示して確認することが できるようにした残日数及び経過日数表示計を提供するものである。
【0004】
上記目的を達成するために、本考案の残日数及び経過日数表示計は、現在の日 付及び時間を表示させる時計表示モードと、記念日などの日付と現在の日付との 日数差を表示させる残日数及び経過日数表示モードとが切替え選択自在に形成さ れ、記念日のセットモードでセットされた記念日などの日付と時計表示モードの 日付の日数差の演算結果を残日数及び経過日数表示モードで表示させる液晶パネ ルと、記念日の内容等を記入した記念日記入パネルを備えており、インテリアの 置物類に組み込み自在に構成したことを特徴とする残日数及び経過日数表示計で ある。
【0005】 すなわち、請求項1の本考案は、現在の日付及び時間を表示させる時計表示モ ードと、記念日などの日付と現在の日付との日数差を表示させる残日数及び経過 日数表示モードとが切替え選択自在に形成され、記念日のセットモードでセット された記念日などの日付と時計表示モードの日付の日数差の演算結果を残日数及 び経過日数表示モードで表示させる液晶パネルを備えているので、時刻のセット と同時に記念日をセットしておいて、現在との日数差を「あと何日」或いは「経 過日数」というようにして表示させることで記念日までの日数、および記念日以 後の経過日数を容易に確認できるようにした残日数及び経過日数表示計である。
【0006】 また、請求項2の考案は、記念日の内容等を記入した記念日記入カードが、液 晶パネルの横に挿入させる記念日記入カード収容部に脱着自在に装着されている ことを特徴とするものである。
【0007】 また、請求項3の考案は、残日数及び経過日数表示モードが、今日の日付と、 記念日の日付と、記念日までの残り日数、或いは「経過日数」とを同時に表示さ せる表示パターンにしてあることを特徴とするものである。
【0008】 また、請求項4の考案は、アナログ式の置時計の前面に上記残日数及び経過日 数表示計を嵌合一体化させておくとともに、前記残日数及び経過日数表示計の液 晶パネルの側方に透明プレートを配置した記念日記入カード収容部を設けておき 、上記収容部には記念日記入カードが挿入できるようにカード挿入スリットを設 けることによって、時計を見るときには常に記念日までの残日数及び記念日から の経過日数の表示も自然と目に入るようにして、記念日までの残日数及び経過日 数が一目で確認できるようにすると同時に、記念日記入カードに大切な記念日を 明記して残日数及び経過日数表示計の側面にセットしておくことで忘れることが ないようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
従って、請求項1の本考案の残日数及び経過日数表示計によれば、現在の日付 および時間を表示させる時計表示モードと、記念日などの日付と現在の日付との 日数差を表示させる残日数及び経過日数表示モードとが切替え選択自在に形成さ れ、記念日のセットモードでセットされた記念日などの日付と時計表示モードの 日付の日数差を表示させるように形成されているので、結婚記念日などの重要な 記念日までの残り日数や経過日数を簡単に表示させて忘れることがない。
【0010】 また、上記残日数及び経過日数計を絵皿や置物などに組み込むことでインテリ アなどの小物として飾っておいても違和感がなく、冠婚葬祭の引き出物や永年勤 続の記念品、ゴルフコンペの景品などに使用して、記念日をセットしてもらうこ とができるので、最適な進物として活用することができるものである。
【0011】 また、請求項2の考案によれば、記念日記入パネルが記念日記入パネルケース に脱着自在に装着されているので、個人の記念日に合わせた表示を選択したり、 あるいは受験日などを自由に書き込んで利用することが可能である。
【0012】 また、請求項3の考案によれば、残日数及び経過日数表示モードにおいて、今 日の日付と、記念日の日付と、記念日までの残り日数又は経過日数とを同時に表 示させるような表示パターンにしてあるので、記念日と残り日数、或いは経過日 数が同時表示された画面で確認できるものである。
【0013】 また、請求項4の考案によれば、アナログ式の置時計の前面に上記残日数及び 経過日数表示計が嵌合一体化されているので、時計を見るときには記念日までの 残日数及び記念日からの経過日数の表示が自然と目に入るようになり、日常の時 刻の確認と同時に記念日までの残日数及び経過日数が確認できるとともに、残日 数及び経過日数表示計の側面にセットされた記念日記入カードによって記念日を 認識することができるようになり、記念日を忘れることがないものである。
【0014】
以下、本考案をその一実施例を示す図面に従って説明する。図1及び図2は本 考案の残日数及び経過日数表示計を示す。図1は、記念日などの日付と現在の日 付との日数差を表示させた残日数及び経過日数表示計1の残日数表示モード状態 を示し、図2は、表示モードの切替えによって、現在の日付および時間を表示さ せた時計表示モード状態にした残日数及び経過日数表示計1を示す。
【0015】 残日数及び経過日数表示計1は、横寸法が約13cm、縦寸法が約8cm、厚 さ約8mmの薄型の長方形状の合成樹脂製のケーシングに組み込まれて形成され ており、表面部の中央位置に西暦、日付、時間、残日数、経過日数、曜日の表示 部分を設けた液晶パネル2が組み込まれている。上記液晶パネル2は、図1の如 く残日表示モードにした状態では、上段から曜日表示部3、現在の日付表示部4 、セットした記念日の表示部5、現在の日付から記念日までの残日数の表示部6 の4区画で表示されるようにセッティングされている。
【0016】 上記残日表示モード状態で現在の日付から記念日までの残日数の演算は、月末 の日付や閏年の換算を西暦を元に自動演算で算出表示するように形成されており 、記念日までの間は、「あと何日」と言った具合に、演算した日数表示のうしろ に「日後」という文字を同時表示するとともに、記念日が過ぎた翌日からは演算 した日数表示の後ろに「日経過」という文字を同時表示するように形成されてい る。
【0017】 また、図2に示す如く時計表示モードにした状態では、表示の切替えによって 上段から曜日表示部3はそのまま曜日表示部3として表示され、上記現在の日付 表示部4が現在の西暦表示部7に切り換えられ、また上記セットした記念日の表 示部5が現在の日付表示部8に切り換えられ、また上記現在の日付から記念日ま での残日数の表示部6が現在の時刻表示部9に切替え表示されるようにセッテイ ングされている。
【0018】 従って、残日数及び経過日数表示モードでは、今日の日付と記念日およびその 記念日までの残り日数、又は記念日以後の経過日数が一目で確認できるものであ り、時計表示モードでは、通常の時計として使用できるものであり、切替えボタ ンスイッチ12の操作によって、必要な都度記念日までの残り日数や経過日数を 一目で知ることが出来るものである。
【0019】 上記残日数及び経過日数表示モードと時計表示モードとの切替えは、液晶パネ ル1の側方に設けたモード切替えボタンスイッチ12によって行われるものであ り、モード切替えボタンスイッチ12を押す度に交互に表示モードが切替えされ る。
【0020】 また、液晶パネル1の側方には、その他日付や時刻のセッティングの為のボタ ンスイッチが設けられており、「アップ」と記載されたボタンスイッチ10は、 年、月、日や曜日、時、分の数値を増加させるものである。また、「ダウン」と 記載されたボタンスイッチ11は、年、月、日や曜日、時、分の数値を減少させ るものである。
【0021】 また、「セレクト」と記載されたボタンスイッチ13は、年、月、日や曜日、 時、分の数値を選択して修正させる部分を指定するためのものである。即ち、「 セレクト」のボタンスイッチ13を押す毎に年、月、日や曜日、時、分の数値が 点滅して修正箇所を選択できるように構成されている。「クリア」と記載された ボタンスイッチ14は、年、月、日や曜日、時、分の数値を初期値「0」に戻す ものである。また「リセット」と記載されたボタンスイッチ15は、電池交換時 に押して初期状態にするためのものである。
【0022】 上記残日数及び経過日数表示計1の液晶パネル2の横には、透明プレートを配 置した記念日記入カード収容部16が設けられており、上記収容部16の上方か ら記念日記入カード17が挿入できるようにカード挿入スリット18が設けられ ている。
【0023】 記念日記入カード17は、複数枚用意しておいて各人の目的に応じて記念日が 自由に記入できるようにしておくことができる。本実施例では、液晶パネル1の 残日数及び経過日数表示モード状態の表示内容に合わせて「今日の日付」「結婚 式」「何日後」と記入した結婚予定日までの残日を示すカードを収容させている 。上記の結婚式予定日以外に、「高校受験」といったように、受験生の受験日ま での残り日数を表示させるようにして用いてもよい。
【0024】 また、上記残日数及び経過日数表示計1には、日付や日時を演算して液晶に表 示させるために必要な小型電池や液晶時計の表示回路等の公知の時計回路(図示 せず)が組み込まれていることは説明するまでもない。
【0023】 図4は、上記残日数及び経過日数表示計1の使用例を示すものであり、残日数 及び経過日数表示計1をアナログ式の置き時計に組み込んで置き時計と一体化し た場合を示したものである。更に具体的には、アナログ式の置時計Wの前面を偏 平に形成した板状支持面Pと、該板状支持面Pの左右両側には円柱状の立設用脚 柱部材Fが一体に構成され、該板状支持面Pの中央上方部にアナログ式時計Wの 嵌入部が設けられ、更に上記アナログ式時計Wの下方部に前記した残日数及び経 過日数表示計1が嵌入する凹陥部が形成されて上記時計Wと残日数及び経過日数 表示計1とが板状支持面Pに嵌合一体化させて板状支持面Pとが略面一状に形成 されている。
【0025】 上記の如く時計Wと残日数及び経過日数表示計1とが上下に近接して取付けら れているので、常に時計Wを見るときには残日数及び経過日数表示計1も自然と 見ることとなり、記念日等を忘れることがない。しかも、板状支持面Pは時計W と表示計1とが略面一状にしているため体裁がよく、かつ着脱自在になしたカー ド17の今日の日付・結婚式・何日後の表示と液晶パネル2の表示モードの数字 が横一線上に合致させて一目瞭然に確認できるようになっている。又、時計Wや 表示計1が板状支持面Pの偏平に形成された面上に嵌入して取付けられているの で表示計1も見やすくしている。
【0026】 図5は、上記残日数及び経過日数表示計1の他の使用例を示すものであり、残 日数及び経過日数表示計1を絵皿に組み込んで室内のインテリア用絵皿として飾 っておけるようにしたものである。
【0027】 すなわち、本考案の残日数及び経過日数表示計1は、全体がコンパクトで薄型 に形成されており、上記絵皿の他に楯や人形など各種置物、小物類に組み入れて インテリアにマッチさせた商品に組み入れることが出来るものである。
【0028】
以上述べた如く、本考案は、現在の日付及び時間を表示させる時計表示モード と、記念日などの日付と現在の日付との日数差を表示させる残日数及び経過日数 表示モードとが切替え選択自在に形成され、記念日のセットモードでセットされ た記念日などの日付と時計表示モードの日付の日数差の演算結果を残日数及び経 過日数表示モードで表示させる液晶パネルと、記念日の内容等を記入した記念日 記入パネルを備えており、インテリアの置物類に組み込み自在に構成したことを 特徴とする残日数及び経過日数表示計であるので、大切な記念日や予定日を一旦 セットしておけば、自動的に現在が記念日あるいは予定日の何日前であるかが一 目で確認でき、残り日数及び経過日数の確認が簡単に行えるものである。
【0029】 また、インテリアの置物類に組み込み可能なサイズで形成されているので、小 物類に組み入れて飾り物にしても違和感がなく、各種記念品や引き出物などに組 み合わせて提供して記念日と関連ある行事の記念品に活用することができる。
【0030】 また、請求項2の如く記念日記入カードを記念日記入カード収容部に脱着自在 に装着させておくと、各人の予定日を自由に記入して各種の記念日や予定日に使 い分けたセットを行うことができるという利点を有するものである。
【0031】 また、請求項3の考案によれば、残日数及び経過日数表示モードにおいて、今 日の日付と、記念日の日付と、記念日までの残り日数又は経過日数とを同時に表 示させるような表示パターンにしてあるので、記念日と残り日数又は経過日数が 同時表示されて液晶の画面で一目で記念日の日付確認と残日数、或いは経過日数 の確認がおこなえるという利点を有する。
【0032】 また、請求項4の考案は、アナログ式の置時計の前面を偏平に形成した板状支 持面が設けられ、該板状支持面の中央上方部にアナログ式時計の嵌入部が設けら れ、更に上記アナログ式時計の下方部に前記残日数及び経過日数表示計が嵌入す る凹陥部が形成されて上記時計と残日数及び経過日数表示計とが板状支持面に嵌 合一体化させて板状支持面とが略面一状に形成されていることとともに、前記残 日数及び経過日数表示計の液晶パネルの横には、透明プレートを配置した記念日 記入カード収容部が設けられており、上記収容部には記念日記入カードが挿入で きるようにカード挿入スリットが設けられていることを特徴とする残日数及び経 過日数表示計であるので、時計を見るときには常に記念日までの残日数及び記念 日からの経過日数の表示が自然と目に入るようになり、記念日までの残日数及び 経過日数が一目で確認できると同時に、記念日記入カードを複数枚用意しておい て各人の目的に応じて記念日が自由に記入できるようにして大切な記念日を明記 して残日数及び経過日数表示計の側方にセットしておくことで、記念日と残日数 及び経過日数を常に確認して忘れることがないという効果を有するものである。
【図1】本考案の残日数及び経過日数表示計の残日表示
モード状態を説明する正面図。
モード状態を説明する正面図。
【図2】図1の残日数及び経過日数表示計の時計表示モ
ード状態を説明する正面図。
ード状態を説明する正面図。
【図3】図1の残日数及び経過日数表示計の上面図。
【図4】図1の残日数及び経過日数表示計を置き時計に
組み込んだ使用状態を説明する斜視図。
組み込んだ使用状態を説明する斜視図。
【図5】図1の残日数及び経過日数表示計を絵皿に組み
込んだ使用状態を説明する斜視図。
込んだ使用状態を説明する斜視図。
1 残日数及び経過日数表示計 2 液晶パネル 3 曜日表示部 4 現在の日付表示部 5 記念日の表示部 6 残日数及び経過日数の表示部 7 現在の西暦表示部 8 現在の日付表示部 9 現在の時刻表示部 10,11,12,13,14,15 ボタンスイッチ 16 記念日記入カード収容部 17 記念日記入カード 18 カード挿入スリット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 残日数及び経過日数表示計
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項4】 アナログ式の置時計の前面を偏平に形成
した板状支持面が設けられ、該板状支持面の中央上方部
にアナログ式時計の嵌入部が設けられ、更に上記アナロ
グ式時計の下方部に前記残日数及び経過日数表示計が嵌
入する凹陥部が形成されて上記時計と残日数及び経過日
数表示計とが板状支持面に嵌合一体化させて板状支持面
とが略面一状に形成されていることとともに、前記残日
数及び経過日数表示計の液晶パネルの側面には、透明プ
レートを配置した記念日記入カード収容部が設けられて
おり、上記収容部には記念日記入カードが挿入できるよ
うにカード挿入スリットが設けられていることを特徴と
する請求項1に記載の残日数及び経過日数表示計。
した板状支持面が設けられ、該板状支持面の中央上方部
にアナログ式時計の嵌入部が設けられ、更に上記アナロ
グ式時計の下方部に前記残日数及び経過日数表示計が嵌
入する凹陥部が形成されて上記時計と残日数及び経過日
数表示計とが板状支持面に嵌合一体化させて板状支持面
とが略面一状に形成されていることとともに、前記残日
数及び経過日数表示計の液晶パネルの側面には、透明プ
レートを配置した記念日記入カード収容部が設けられて
おり、上記収容部には記念日記入カードが挿入できるよ
うにカード挿入スリットが設けられていることを特徴と
する請求項1に記載の残日数及び経過日数表示計。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の残日数及び経過日数表示計の残日表示
モード状態を説明する正面図。
モード状態を説明する正面図。
【図2】図1の残日数及び経過日数表示計の時計表示モ
ード状態を説明する正面図。
ード状態を説明する正面図。
【図3】図1の残日数及び経過日数表示計の上面図。
【図4】図1の残日数及び経過日数表示計を置き時計に
組み込んだ使用状態を説明する斜視図。
組み込んだ使用状態を説明する斜視図。
【図5】図1の残日数及び経過日数表示計を絵皿に組み
込んだ使用状態を説明する斜視図。
込んだ使用状態を説明する斜視図。
【符号の説明】 1 残日数及び経過日数表示計 2 液晶パネル 3 曜日表示部 4 現在の日付表示部 5 記念日の表示部 6 残日数及び経過日数の表示部 7 現在の西暦表示部 8 現在の日付表示部 9 現在の時刻表示部 10,11,12,13,14,15 ボタンスイッチ 16 記念日記入カード収容部 17 記念日記入カード 18 カード挿入スリット
Claims (3)
- 【請求項1】 現在の日付及び時間を表示させる時計表
示モードと、記念日などの日付と現在の日付との日数差
を表示させる残日数及び経過日数表示モードとが切替え
選択自在に形成され、記念日のセットモードでセットさ
れた記念日などの日付と時計表示モードの日付の日数差
の演算結果を残日数及び経過日数表示モードで表示させ
る液晶パネルと、記念日の内容等を記入した記念日記入
パネルを備えており、インテリアの置物類に組み込み自
在に構成したことを特徴とする残日数及び経過日数表示
計。 - 【請求項2】 記念日の内容等を記入した記念日記入カ
ードが、液晶パネルの横に挿入させる記念日記入カード
収容部に脱着自在に装着されていることを特徴とする請
求項1に記載の残日数及び経過日数表示計。 - 【請求項3】 残日表示モードが、今日の日付と、記念
日の日付と、記念日までの残り日数、或いは経過日数と
を同時に表示させる表示パターンにしてあることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の残日数及び経過
日数表示計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016870U JP3014326U (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 残日数及び経過日数表示計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016870U JP3014326U (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 残日数及び経過日数表示計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014326U true JP3014326U (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=43149938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016870U Expired - Lifetime JP3014326U (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 残日数及び経過日数表示計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014326U (ja) |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP1994016870U patent/JP3014326U/ja not_active Expired - Lifetime
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