JP3793791B2 - 法要予定表示器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、仏壇の祭壇に使用する法要予定表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、日本においては核家族化、少子化の傾向が進んで先祖供養等の慣習が薄れてはいるが、一般家庭では旧来の檀家制度等から仏壇が置かれ、故人となった近親者の供養のための法要が定期的に営まれている。
このような仏事にかかる法要は、例えば、物故者の没年を一年目として起算し、それぞれ三回忌、七回忌、十三回忌、五十回忌等のような順序で行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、物故者の数が増えてくると、物故者毎の法要の順序が錯綜し、この順序を記憶して正確に法要を執り行うことが困難となる。
例えば、表1は物故者が甲、乙、丙の三名である場合について、それぞれの没年、及び以降に予定される回忌法要の日取りを模式的に表にしたものである。ここで、表中の括弧内の数字は順序を表している。このように年号の変更等があり、一見しただけでは、これら甲、乙、丙の法要日の順序を正確に把握することは容易ではなく、まして、人間の記憶力あるいは計算力に頼っていたのでは、常に間違いを生じやすいという問題があった。
【0004】
【表1】
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、正確な法要予定日を常時、表示して、誰でも簡単かつ確実に物故者の法要を行うことのできる法要予定表示器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の法要予定表示器は、仏壇に単独で配置される法要予定表示器であって、物故者の氏名及び該物故者の各法要予定日がそれぞれ記載されている複数の法要予定表示板と、該複数の法要予定表示板のうち直近の法要日を記載した法要予定表示板を掲示する掲示板と、残りの法要予定表示板を収納する蓋付きの収納箱とを有し、前記掲示板は前記収納箱の正面側に設けられ、前記掲示板には、今年法要を行った又は行う予定の物故者の氏名とその年の法要日が記載された本年法要表示板も並べて掲示されており、しかも、前記本年法要表示板の表示面積は前記法要予定表示板の表示面積の1.2〜4倍の範囲にある。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る法要予定表示器の説明図である。
本発明の第1の実施の形態に係る法要予定表示器10は図1に示すように、物故者の氏名と該物故者の各法要予定日がそれぞれ記載されている複数の法要予定表示板11と、この複数の法要予定表示板11の中から直近の法要日を記載した法要予定表示板11及び今年法要を行った、又は行う予定の物故者の氏名とその年の法要日が記載された本年法要表示板12とを掲示するための掲示板13と、残りの法要予定表示板11、残りの本年法要表示板12を収納するための収納箱14とを有している。なお、同年に2回以上の法要が行われる場合には、その日付にもっとも近い法要日に対応した本年法要表示板12を掲示するようになっている。
【0009】
法要予定表示板11と本年法要表示板12には、紙、布、木材、プラスチック等の素材を裁断等の方法により短冊状に形成したものを使用することができ、必要に応じて、これらを接着剤、糊剤等により複合させて板状に成形したものを用いてもよい。なお、物故者の氏名、法要予定日は毛筆又はフェルトペン等により手書きするが、印刷の手段により記載することもできる。
掲示板13は法要予定表示板11及び本年法要表示板12をそれぞれ掲示するための垂直平面を有し、木材、プラスチック等を素材とする部材である。掲示板13の上部には、法要予定表示板11及び本年法要表示板12を係止するための係止具15が設けられている。
【0010】
係止具15には、スプリングにより法要予定表示板11及び本年法要表示板12を挟んで固定する方式のものや、法要予定表示板11及び本年法要表示板12の上部の係止孔に掲示板13上に形成した突起を挿入する方式のものを採用してもよく、さらには磁石等の磁力を用いて掲示板13上に係止する方式とすることもできる。
また、係止手段の別法として、掲示板13に内形が長方形となる凹部を形成しておき、この凹部に該長方形より若干小さい寸法の法要予定表示板11又は本年法要表示板12を嵌め込むことにより掲示板13上に係止させることもできる。さらに、掲示板13をその厚み方向に貫通する断面が略長方形の空間部を設けておき、収納箱を兼ねるその空間部内に、予め年代順に配列させてある長方形の法要予定表示板11又は本年法要表示板12を最初の一枚目が表側になるように挿入しておき、法要が済んだ時に、表側に表示されている当該法要予定表示板11又は本年法要表示板12を取り出して、積層配置されている法要予定表示板11又は本年法要表示板12の裏面側から押し込むことにより次の予定日が記載されている法要予定表示板11又は本年法要表示板12を表面側に移動させて掲示してもよい。
【0011】
収納箱14は、掲示板13の掲示面を側面として形成される箱体の内部に設けられ、即ち、掲示板13は収納箱14の正面側に設けられている。収納箱14の上部には収納される法要予定表示板11及び本年法要表示板12を仏壇20(図2参照)内の線香の煙、埃などから遮断するための蓋16が備えられていて、所定枚数の、例えば10〜50枚の法要予定表示板11等を収納できる。
なお、法要予定表示器10の意匠、デザインは、図1に示すものに限定されるものではなく、このような構成を有するものならば、例えば外形部分が仏像等となる曲面で形成されたものであっても同様に適用することは可能である。
【0012】
続いて、法要予定表示器10を用いる仏壇の祭壇方法について説明する。
ここで、図2は浄土真宗における仏壇20の荘厳の一例を示している。図に示すように、仏壇20の正面上部には、華蔓21の取付られた戸帳22が配置され、火舎23、ろうそく立24、一対の華瓶25からなる四具足及び仏飯器26が上段に、一対の華瓶27、一対のろうそく立28、香炉29からなる五具足が打敷33上の中段に、また、和讃、聖典等をのせる和讃卓30、拝読用法語集等を収容する御文章箱31、及びりん台32が下段に配置されている。そして、法要予定表示器10は例えば、物故者の位牌とは別に下段に配置するが、必要に応じて仏壇20内の中段、上段等の適当な位置に配置することも可能である。
なお、以下の説明においては、浄土真宗における仏壇の祭壇方法について説明するが、浄土宗、曹洞宗、天台宗、日蓮宗等の他宗派の仏壇についてもそれぞれの荘厳の形式に応じて適用することが可能である。
【0013】
まず、物故者の没年に応じて、一回忌、三回忌、七回忌、十三回忌、及び五十回忌となる各予定日を、例えば、物故者が甲、乙、丙の三名である場合には前記表1に示すように算出して、各物故者毎に五つの予定日がそれぞれ記載された法要予定表示板11を準備する。従って、この場合の法要予定表示板11の枚数は3×5=15枚となる。なお、この法要の種類、起算方式等は、仏教の宗派により多少差異はあるが、同様にして適用することができる。
そして、このような法要予定表示板11とは別に、物故者の氏名、各法要日が記載された本年法要表示板12を作成しておく。この本年法要表示板12の表示面積は、前記法要予定表示板11の表示面積に対して1.2〜4倍となるように大きく形成しておく。これによって、両者を掲示板13に並べて配置したときに、時間的経過が表示されるので混同することがなく、しかも時間的経過が表示されるので識別性を向上できる利点を生じる。
次に、この各法要予定日及び、物故者名がそれぞれ記載された各15枚の法要予定表示板11、本年法要表示板12のそれぞれを法要予定日が昇順となるように、即ち予定日の早いものから順に並べて、例えば、表2に示すような順序に配列する。なお、物故者の法要が十三回忌、五十回忌等のように長年月にわたり行われるため、中途で年号の変更が予想されることから、和暦とは別に順序の計算が容易な西暦の記法で予定日を併記しておくことが望ましい。
【0014】
【表2】
【0015】
こうして、年代順に配列された各15枚の法要予定表示板11及び本年法要表示板12の中から、直近の法要予定日の記載された法要予定表示板11と今年法要を行った又は行う予定の物故者の氏名とその年の法要日が記載された本年法要表示板12とを抜き出して、これを掲示板13の前面に係止具15を用いて、それぞれ掲示する。
本年法要表示板12の表示内容は法要予定表示板11の表示内容と同じものであって、既に行われた直近の法要日の記載された本年又はそれに溯る年のものを掲示することができるが、必要に応じて直近の法要日となる予定日のものを掲示することも可能である。
なお、法要予定日の記載された残りの法要予定表示板11、残りの本年法要表示板12は収納箱14に予定日の順に収納しておくことができる。
また、新たに物故者が出た場合には、物故者の氏名、故人の没年に基づいて算出される各法要予定日をそれぞれ記入した法要予定表示板11、本年法要表示板12を作成し、又は既に作成してあるが氏名、予定日が記入されていない法要予定表示板11、本年法要表示板12に記載した後、収納箱14に収納されている多数の法要予定表示板11、本年法要表示板12の中にそれぞれ年代順に配列しておくことが必要である。
【0016】
そして、この法要予定表示器10を図2に示す仏壇20内の例えば下段に、配置しておくことにより、仏壇20の拝礼者は朝夕の拝礼の都度、次の法要予定日及び、物故者の氏名を常時確認することができるので、法要予定日を失念したりするのを防止できる。また、掲示板13には法要予定表示板11に加えて、法要予定表示板11よりその表示面積を大きく形成した本年法要表示板12が並べて掲示されているので、次の法要予定日を誰にでもさらに確実に把握できる。
このように、本年法要表示板12は、法要予定表示板11と並列、対比させて配置することにより、相対的に法要予定表示板11の視覚的な情報発信効果を高めて、高齢者や若年者であっても物故者の次に予定される法要予定日を確認させることを目的としている。
物故者の法要が済んだ時には、法要予定表示板11及び、本年法要表示板12を次の順番のものに交換し、必要に応じて用済の古い表示板を収納箱14に保管しておくこともできる。これによって過去の法要の記録を残すことができるので便利である。
【0017】
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る法要予定表示器40について説明する。
仏壇20内に配置される法要予定表示器40は、図3(a)、(b)に示すように物故者の氏名、没年のデータが入力され記憶されるメモリー部41と、該データに基づいて直近の法要予定日を選択する制御部42と、制御部42で選択された直近の法要予定日及び物故者の氏名等を表示するための表示部の一例である液晶表示パネル43と、制御部42及び液晶表示パネル43へ電力を供給するための電源部44とを有する。
メモリー部41は、キー入力部を備え入力される信号をJISコード等に変換するキーボードエンコーダとJISコードを制御部42に送るためのインターフェース回路及びメモリーとを備え、キー入力部に物故者の氏名とその没年が入力されるようになっている。また、キー入力の状態を確認しながら入力が行なえるように液晶表示パネル43上に仮想的なキーボード、入力データを表示させ、これを見ながら必要なキー入力操作を行なえるようにしてもよい。
なお、このようなメモリーを除くメモリー部41を法要予定表示器40とは別体にして、物故者のデータ入力が必要になったときに、法要予定表示器40に接続するようにしてもよく、これによってメモリーを除くメモリー部41が省略できるので、法要予定表示器を小型化することができる。
【0018】
制御部42は、入力される物故者の没年に基づいて一回忌、三回忌等の法要予定日を算出し、複数の法要予定日を昇順に配列して、その時点での取得した日付を基にして直近の法要予定日等を決定するための演算処理プログラムが予め記憶、保持されたワンチップマイコンからなる。
液晶表示パネル43は、直近の法要予定日と物故者の氏名を表示するための表示装置であるが、その他の情報、例えば、今年法要を行った又は行う予定の物故者の氏名とその年の法要日を同時に表示させることも可能である。
電源部44には、充電型の電池とこの電池を充電するための太陽電池パネル等の発電素子とを備えていて長期間にわたって制御部42及び液晶表示パネル43に電力を供給できるようになっている。なお、受光面となる太陽電池パネルは、図3に示すように法要予定表示器40の前面に配置するのが好ましいが、法要予定表示器40の天井部分であってもよい。
【0019】
次に、法要予定表示器40の動作について図4に示すフロー図を参照しながら説明する。
最初のステップS−1において、制御部42で日付、表示状態、入力状態を取得する。なお、制御部42は常時、電源部44から電力が供給されており、制御部42のクロック回路を用いて日付を算出できる。
表示状態及び入力状態はメモリー部41のキー入力部からそれぞれに対応する信号を送ることにより、それぞれのオンオフ状態が予め選択されるようになっている。
ステップS−2では、その時点での表示状態がオンかオフかを判定して、オフの場合には、記憶したデータを保持した状態で終了し、オンの場合にはステップS−3に示す入力状態の判定に移行する。
ステップS−3における入力状態がオンの場合には、ステップS−4、ステップS−5に進み、物故者の氏名、没年のデータをメモリー部41を介して入力し、法要予定表に相当するデータ、即ち表2のような年代順にソートされたデータが公知のソートプログラムを用いて作成され、制御部42のメモリに記憶され、ステップS−6に移る。
【0020】
一方、ステップS−3における入力状態がオフの場合には、前記ステップS−4、ステップS−5を省略してステップS−6に移行する。
ステップS−6では、その時の日付を参照して、直近の法要予定日及び、その物故者の氏名を決定する。例えば、現在の日付が平成9年9月9日、即ち1997年9月9日であった場合には、表2における直近の法要予定日は平成11年1月1日であり、物故者名は甲となる。
続くステップS−7では、液晶表示パネル43に直近の法要予定日である平成11年1月1日、物故者名甲を表示させて、当初のステップS−1に戻るようになっている。
なお、必要な時にだけ液晶表示パネル43を表示状態にしておくことにより、電池の消耗を極力、防止して長期間にわたり法要予定表示器40を稼働させることができる。例えば、法要予定表示器40内に音波センサを設けておき、仏壇20内のりんを叩くことにより発生する音波を検知して数秒間だけ、液晶表示パネル43の電源が入るようにしてもよい。
【0021】
以上説明したように、本実施の形態に係る法要予定表示器40を仏壇20内に配置した祭壇方法を行うことにより、直近の法要予定日及び物故者名を必要に応じて常時、明示させることができると共に、簡単に法要予定日のデータの並べ替え、更新を行うことができ、高齢者でも簡単に法要予定日の管理を行うことが可能になる。
【0022】
本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、本実施の形態においては、浄土真宗の荘厳にかかる仏壇に適用する祭壇方法及び該方法に使用する法要予定表示器について説明したが、他宗の仏壇にも適用することができる。また、仏教の宗派によっては第1の実施の形態に係る祭壇方法に使用する法要予定表示器に線香あるいは花等が入れられるようにして、線香立、華瓶等の機能を付加することも可能である。
【0023】
【発明の効果】
請求項1記載の法要予定表示器においては、物故者の氏名及び物故者の直近の法要予定日を表示した法要予定表示器を、物故者の位牌とは別に仏壇内に配置するので、日常的な供養や拝礼中に法要予定日を知ることができ、法要を確実に行うことができる。
そして、直近の法要日を記載した法要予定表示板を掲示する掲示板と、残りの法要予定表示板を収納する収納箱とを有するので、法要予定表示板を散逸させることなく、法要予定日を確実に管理することができる。
また、掲示板は収納箱の正面側に設けられているので、仏壇内の限られた狭い空間内でも法要予定表示器を配置できる。
掲示板には、その年の法要日が記載された本年法要表示板が掲示されているので、さらに確実に法要予定日を把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る法要予定表示器の説明図である。
【図2】同法要予定表示器を用いる仏壇の祭壇方法の説明図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ本発明の第2の実施の形態に係る法要予定表示器の正面図、平断面図である。
【図4】同法要予定表示器の動作を説明するフロー図である。
【符号の説明】
10 法要予定表示器 11 法要予定表示板
12 本年法要表示板 13 掲示板
14 収納箱 15 係止具
16 蓋 20 仏壇
21 華蔓 22 戸張
23 火舎 24 ろうそく立
25 華瓶 26 仏飯器
27 華瓶 28 ろうそく立
29 香炉 30 和讃卓
31 御文章箱 32 りん台
33 打敷 40 法要予定表示器
41 メモリー部 42 制御部
43 液晶表示パネル(表示部) 44 電源部
Claims (1)
- 仏壇に単独で配置される法要予定表示器であって、物故者の氏名及び該物故者の各法要予定日がそれぞれ記載されている複数の法要予定表示板と、該複数の法要予定表示板のうち直近の法要日を記載した法要予定表示板を掲示する掲示板と、残りの法要予定表示板を収納する蓋付きの収納箱とを有し、
前記掲示板は前記収納箱の正面側に設けられ、
前記掲示板には、今年法要を行った又は行う予定の物故者の氏名とその年の法要日が記載された本年法要表示板も並べて掲示されており、
しかも、前記本年法要表示板の表示面積は前記法要予定表示板の表示面積の1.2〜4倍の範囲にあることを特徴とする法要予定表示器。
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JP27375897A JP3793791B2 (ja) | 1997-09-20 | 1997-09-20 | 法要予定表示器 |
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JP27375897A JP3793791B2 (ja) | 1997-09-20 | 1997-09-20 | 法要予定表示器 |
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JPH1189705A JPH1189705A (ja) | 1999-04-06 |
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JP27375897A Expired - Fee Related JP3793791B2 (ja) | 1997-09-20 | 1997-09-20 | 法要予定表示器 |
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- 1997-09-20 JP JP27375897A patent/JP3793791B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1189705A (ja) | 1999-04-06 |
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