JP3014218U - 空気入れ - Google Patents

空気入れ

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JP3014218U
JP3014218U JP1995000943U JP94395U JP3014218U JP 3014218 U JP3014218 U JP 3014218U JP 1995000943 U JP1995000943 U JP 1995000943U JP 94395 U JP94395 U JP 94395U JP 3014218 U JP3014218 U JP 3014218U
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JP
Japan
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piston
pump body
inflator
handle
diameter
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995000943U
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English (en)
Inventor
國雄 清水
Original Assignee
第一レジン工業株式会社
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Publication date
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンの寿命向上を図る。 【構成】 直筒状のポンプ本体1内に収容されたピスト
ン3を、一端側にハンドル6の取付けられた作動杆4を
介して上下動することにより、ポンプ本体1内の空気を
加圧して可撓管へ送り出すようにした空気入れにおい
て、上記ポンプ本体1の下部内周及びポンプ本体1の下
部に取付けられた接地板2のボス部2a内周の少なくと
も一方に、上記ピストン3の外径より大径な大径部8を
形成したもので、空気入れを使用しない場合はハンドル
6を押し下げておくことにより、ピストン3が大径部8
に位置するためポンプ本体1の内周面により圧迫される
ことがなく、これによって長期間使用しなくともピスト
ン3の弾性が損なわれることがないため、長期間良好に
使用できると共に、ピストン3を短期間で交換する必要
がないため経済的である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は主として自転車のチューブなどに空気を入れるための空気入れに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気入れは、図1及び図2に示すように直筒状のポンプ本体a内にゴム や合成樹脂、皮などの弾性体よりなるピストンbが収容されていて、このピスト ンbはポンプ本体aの上端側より挿入された作動杆cの一端に固着されている。 ポンプ本体aより突出された作動杆cの他端には、棒状のハンドルdが取付け られていて、このハンドルdを上下動すると、上記作動杆cを介してピストンb が上下し、図示しない弁機構を介してポンプ本体a内へ吸入された空気が加圧で きるようになっている。
【0003】 また上記ポンプ本体aの下部には図示しない可撓管の一端が接続されていて、 この可撓管の他端を自転車のチューブなどへ予め接続しておくことにより、ポン プ本体a内で加圧された空気を可撓管を介してチューブなどへ送り込むことがで きるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の空気入れでは、使用しないときには、ハンドルを押し下げた図1に 示す状態で保管するが、ポンプ本体aの内径が全長に亘ってほぼ同径に形成され ているため、保管時にも図2に示すようにピストンbはポンプ本体aの内周面に より常時圧迫されている。
【0005】 このため長期間使用しないと、ピストンbの弾性が失われてポンプ本体aとピ ストンbの接触面圧が低下し、空気が効率よく入れられなくなったり、ピストン の寿命が短くなるなどの不具合があった。 この考案はかかる不具合を改善するためになされたもので、不使用時はピスト ンがポンプ本体の内周面により圧迫されないようにした空気入れを提供して、ピ ストンの寿命向上を図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、直筒状のポンプ本体内に収容されたピ ストンを、一端側にハンドルの取付けられた作動杆を介して上下動することによ り、ポンプ本体内の空気を加圧して可撓管へ送り出すようにした空気入れにおい て、上記ポンプ本体の下部内周及びポンプ本体の下部に取付けられた接地板のボ ス部内周の少なくとも一方に、上記ピストンの外径より大径な大径部を形成した ものである。
【0007】
【作用】
上記構成により、空気入れを使用しない場合、ハンドルを押し下げてピストン を大径部内へ位置させることにより、ポンプ本体の内周面によりピストンが圧迫 されることがないため、長期間使用しなくともピストンの弾性が損なわれること がなく、これによって使用時常に安定したポンプ本体内周面とピストンの接触面 圧を維持することができる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図3及び図4に示す図面を参照して詳述する。 これら図において1は直筒状のポンプ本体で、下端部に接地板2のボス部2a が螺着されており、この接地板2に、外気をポンプ本体1内に吸入し、またポン プ本体1内で加圧された空気を可撓管へ送り出す弁機構(ともに図示せず)が設 けられている。
【0009】 3は上記ポンプ本体1内に収容されたピストンで、耐油性のゴムや合成樹脂、 皮などの弾性体により形成されていて、外周面がポンプ本体1の内周面に圧接さ れていると共に、下端側外周部はラッパ状に拡開されていて、ポンプ本体1内の 空気を加圧する際拡開部3aが加圧空気によりポンプ本体1の内周面に強く圧接 されるようになっている。
【0010】 4は一端側がポンプ本体1の上端部に設けられた端板1aを貫通してポンプ本 体1内へ挿入された作動杆で、この作動杆4の一端に上記ピストン3がナット5 を介して固着されている。
【0011】 またポンプ本体1より突出された作動杆4の他端には棒状のハンドル6が固着 されていると共に、ハンドル6と端板1aの間にはコイルばね7が介在されてい て、作動杆4の一端が接地板2の底部に達する前にハンドル6に加えられる力を 緩和するようになっている。
【0012】 一方上記ポンプ本体1の下端に螺着された接地板2のボス部2aの内径は、図 4に示すようにポンプ本体1の内径より大きく形成されていて、ピストン3を押 し下げた状態では、ピストン3がこの大径部8内に位置するようになっている。 これによってピストン3を押し下げた状態では、ポンプ本体1の内周面により ピストン3が圧迫されることがないと共に、ピストン3が上下動する際ポンプ本 体1の下端によってピストン3が損傷されないようポンプ本体1の下端内周にテ ーパ部1bが形成されている。
【0013】 次に作用を説明すると、自転車のチューブなどに空気を入れる場合は、従来と 同様に可撓管をチューブに接続した状態でハンドル6を上下動させて、ポンプ本 体1内に吸入された空気をピストン3で加圧し、可撓管を介してチューブへ送り 込むことにより行う。 また空気入れを使用しないときには、ハンドル6を図3に示す位置まで押し下 げて保管するが、このときピストン3は接地板2内に形成された大径部8内にあ ってポンプ本体1の内周面により圧迫されることがない。
【0014】 これによって長期間使用しなくともピストン3の弾性力が損なわれることがな いため、使用時には常にポンプ本体1の内面とピストン3間に適度の接触面圧が 保持でき、これによって効率よく空気を入れることができるようになる。
【0015】 なお上記実施例では接地板2側に大径部8を形成したが、ポンプ本体1の内周 面に大径部8を形成してもよい。 また上記実施例の空気入れは自転車のチューブのみならず、従来の空気入れと 同様に種々のものに使用できるものである。
【0016】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、ポンプ本体の下部に、ポンプ本体の内径より 径の大きい大径部を設けて、ピストンを押し下げた際ピストンがこの大径部内に 位置するようにしたことから、空気入れを使用しない場合、ハンドルを押し下げ て保管することにより、ピストンがポンプ本体の内周面により圧迫されることが ない。
【0017】 これによってピストンの弾性が損なわれることがないため、常に効率よく空気 を入れることができると共に、ピストンを短時間で交換する必要がないので経済 的である。 またポンプ本体か、ポンプ本体の下部に取付けられた接地板の少なくとも一方 に大径部を形成するだけでよいため、容易かつ安価に実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の空気入れを示す断面図である。
【図2】図1のA円内の拡大図である。
【図3】この考案の一実施例になる空気入れの断面図で
ある。
【図4】図3のB円内の拡大図である。
【符号の説明】
1 ポンプ本体 2 接地板 3 ピストン 4 作動杆 6 ハンドル 8 大径部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直筒状のポンプ本体1内に収容されたピ
    ストン3を、一端側にハンドル6の取付けられた作動杆
    4を介して上下動することにより、ポンプ本体1内の空
    気を加圧して可撓管へ送り出すようにした空気入れにお
    いて、上記ポンプ本体1の下部内周及びポンプ本体1の
    下部に取付けられた接地板2のボス部2a内周の少なく
    とも一方に、上記ピストン3の外径より大径な大径部8
    を形成してなる空気入れ。
JP1995000943U 1995-02-01 1995-02-01 空気入れ Expired - Lifetime JP3014218U (ja)

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JP1995000943U JP3014218U (ja) 1995-02-01 1995-02-01 空気入れ

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JP3014218U true JP3014218U (ja) 1995-08-08

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ID=43149836

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113100479A (zh) * 2021-05-18 2021-07-13 刘欢 一种便于清洁的环保型多层烟灰缸

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