JP3014006U - 食品スライサにおける切片の送り出し装置 - Google Patents

食品スライサにおける切片の送り出し装置

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JP3014006U
JP3014006U JP1995000219U JP21995U JP3014006U JP 3014006 U JP3014006 U JP 3014006U JP 1995000219 U JP1995000219 U JP 1995000219U JP 21995 U JP21995 U JP 21995U JP 3014006 U JP3014006 U JP 3014006U
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food
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food supply
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JP1995000219U
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Inventor
和彦 梅本
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ワタナベフーマック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品の切片が切片送り出しコンベアに対して
傾斜しないようにする。 【構成】 刃物11が前後方向の食品供給路1の前端開
口を対角線方向に斜めに横断する毎に、食品供給路1の
前端開口から突出した食品Fの前端が一方の側の上部か
ら他方の側の下部に斜め方向に切断され、食品の切片F
が前後方向に対して切断終了端側に傾斜した状態で食品
供給路1前側の切片送り出しコンベア12に載架して送
り出され、刃物11が食品供給路1の前側位置を逃れる
毎に、食品供給路1内の食品Fが切断厚さ分ずつ前進す
る食品スライサにおいて、切片送り出しコンベア12
を、食品の切片fが前後方向に対して傾斜する方向に沿
って設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食品スライサにおける切片の送り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷凍肉のような食品を薄切りする食品スライサは、図4と図5に示すように、 溝形状の食品供給路1を前後方向に設け、食品供給路1の一方側を他方側より高 くして食品供給路1の左右方向を少し傾斜し、食品供給路1内に食品Fの後端を 掴んで持つ機構7を設け、この掴み持ち機構7を食品Fの切断厚さ分ずつ前進さ せて食品Fを供給する装置を設けている。
【0003】 食品供給路1の高い方の側には、図4に示すように、回転軸8を前後方向に軸 受し、回転軸8の後端に電動機10を連結し、回転軸8の前端に略弓形状の刃物 11の基端を取り付けている。刃物11は、図5に示すように、回転毎に、食品 供給路1の前端開口を食品供給路1の高い方の側の上部から食品供給路1の低い 方の側の下部に対角線方向に斜めに横断する。
【0004】 食品供給路1の前端開口の前方には、図4に示すように、切片送り出しベルト コンベア12を前後方向に設け、図5に示すように、ベルトコンベア12の後端 部を食品供給路1の前端開口の下側に配置している。
【0005】 刃物11が食品供給路1の前端開口を横断する毎に、食品供給路1の前端開口 から突出した略長方形断面形状の食品Fの前端が切断され、食品の略長方形状の 切片fは、図4に示すように、ベルトコンベア12の後端部上に落下して、その 前部が前回に切断された切片fの後部に載架し、一部積み重ね状態になって、駆 動中のベルトコンベア12で前方に送り出される。一部積み重ね状態の切片fは 、所定枚数ずつ略長方形状の受け皿に載架して包装される。刃物11が食品供給 路1の前端開口を通過して食品供給路1の前側位置を逃れる毎に、食品供給路1 内の食品Fが切断厚さ分ずつ前進する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のような食品スライサにおいては、刃物11は、食品供給路1 の前端開口を対角線方向に斜めに横断し、食品供給路1の食品Fは、その前端を 斜め方向に切断され、一方の側の上部から切断が始まり、他方の側の下部で切断 が終わるので、略長方形状の切片fは、切断開始端側が切断終了端側を中心とし て切断終了端側に傾いて前方下側に回動し、ベルトコンベア12の上に落下して 載架する。ベルトコンベア12上の切片fは、図4に示すように、その側辺がベ ルトコンベア12の送り出し方向と平行せずに切断終了端側に傾斜し、前後方向 のベルトコンベア12に対して切断終了端側に傾斜した状態になる。
【0007】 ベルトコンベア12に対して傾斜した一部積み重ね状態の略長方形状の切片f は、略長方形状の受け皿に載架するのに多くの手間がかかる。
【0008】 また、ベルトコンベア12の送り出し速度を早くし、切片fをベルトコンベア 12上で積み重ねずに、一枚ずつ分離して送り出す場合でも、切片fがベルトコ ンベア12に対して傾斜していると、次工程での切片fの取り扱いが困難になる 。
【0009】 本考案の目的は、上記のような従来の課題を解決することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、溝形状の食品供給路を前後方向に設け、食品供給路内の食品を切断 厚さ分ずつ前進させる食品供給装置を設け、食品供給路の前端開口を食品供給路 の一方側の上部から他方側の下部に対角線方向に斜めに横断する刃物を設け、食 品供給路の前端開口の前方下側に切片送り出しコンベアの後端部を配置し、 刃物が食品供給路の前端開口を対角線方向に斜めに横断する毎に、食品供給路 の前端開口から突出した食品の前端が一方の側の上部から他方の側の下部に斜め 方向に切断され、食品の切片は、前後方向に対して切断終了端側に傾斜した状態 で切片送り出しコンベアの後端部に載架し、その前部が前回に切断された切片の 後部に載架して一部積み重ね状態になって、または、一枚ずつ分離した状態にな って送り出され、刃物が食品供給路の前端開口を通過して食品供給路の前側位置 を逃れる毎に、食品供給路内の食品が切断厚さ分ずつ前進する食品スライサにお いて、 切片送り出しコンベアを、食品の切片が前後方向に対して傾斜する方向に沿っ て設け、切片送り出しコンベア上の食品の切片が切片送り出しコンベアに対して 傾斜しない構成にしたことを特徴とする切片の送り出し装置である。
【0011】
【作用】
本考案においては、切片送り出しコンベアが食品の切片が前後方向に対して傾 斜する方向に沿って設けられ、切片送り出しコンベア上の食品の切片が切片送り 出しコンベアに対して傾斜しない。
【0012】
【考案の効果】
本考案においては、次工程での切片の受け皿への載架などの取り扱いが容易に なる。
【0013】
【実施例】
本例の切片の送り出し装置を備えた食品スライサは、図1と図2に示すように 、上側を開放した溝形状の食品供給路1を前後方向に設け、図3に示すように、 食品供給路1の一方側を他方側より高くして食品供給路1の左右方向を少し傾斜 している。
【0014】 食品供給装置は、図1と図2に示すように、食品供給路1の低い方の側壁の外 側に螺軸2を前後方向に軸受し、螺軸2の下側に案内軸3を前後方向に固定し、 前後動部材4を螺軸2に貫通して螺合すると共に案内軸3に貫通し、螺軸2の後 端をタイミングベルト伝動機構5で電動機6に連結している。食品供給路1内に は、食品供給路1に載置した食品Fの後端を掴んで持つ機構7を設け、この掴み 持ち機構7を前後動部材4に固定している。電動機6の間欠駆動により食品供給 路1内の食品Fを切断厚さ分ずつ前進させる。
【0015】 刃物装置は、図1に示すように、食品供給路1の高い方の側壁の外側に回転軸 8を前後方向に軸受し、回転軸8の後端をタイミングベルト伝動機構9で電動機 10に連結し、図3に示すように、回転軸8の前端に略弓形状の刃物11の基端 を取り付けている。刃物11は、回転毎に、食品供給路1の前端開口を食品供給 路1の高い方の側の上部から食品供給路1の低い方の側の下部に対角線方向に斜 めに横断する。
【0016】 切片送り出し装置は、図1に示すように、ベルトコンベア12を前後方向に対 して食品供給路1の低い方の側にα度傾斜する方向に沿って設け、ベルトコンベ ア12の後端部を食品供給路1の前端開口の前方下側に配置している。
【0017】 ベルトコンベア12は、図1と図2に示すように、左右の側板13の前端の間 に駆動軸14を側板13に直交する方向に沿って軸受し、両側板13の中央部の 間に2本の中間軸15を上下位置に側板13に直交する方向に沿って軸受し、両 側板13の後端の間に2本の従動軸16を上下位置に側板13に直交する方向に 対してα度傾斜する方向即ち食品供給路1の前端開口に平行する左右方向に沿っ て軸受し、両従動軸16の前側位置の両側板13の間に調整軸17を側板13に 直交する方向に対して2α度傾斜する方向に沿って軸受している。ベルト18は 、図2に示すように、駆動軸14、中間軸15、従動軸16と調整軸17に掛け 渡し、駆動軸14と中間軸15の間を水平にし、中間軸15と従動軸16の間を 傾斜している。駆動軸14は、図2に示すように、伝動機構19で電動機20に 連結している。
【0018】 本例の食品スライサにおいては、刃物11が食品供給路1の前端開口を対角線 方向に斜めに横断する毎に、食品供給路1の前端開口から突出した冷凍肉のよう な略長方形断面形状の食品Fの前端は、図3に示すように、高い方の側の上部か ら低い方の側の下部に斜め方向に切断される。食品の略長方形状の切片fは、図 1に示すように、前後方向に対して切断終了端側にα度傾斜した状態で、前後方 向に対して切断終了端側にα度傾斜したベルトコンベア12の後端部に載架し、 即ち、駆動中のベルトコンベア12にその送り出し方向に対して傾斜しない状態 で載架し、その前部が前回に切断された切片fの後部に載架して一部積み重ね状 態になって送り出される。一部積み重ね状態の切片fは、所定枚数ずつ略長方形 状の受け皿に載架して包装される。
【0019】 刃物11が食品供給路1の前端開口を通過して食品供給路1の前側位置を逃れ る毎に、食品供給路1内の食品Fが切断厚さ分ずつ前進する。
【0020】 なお、切片fをベルトコンベア12上で積み重ねずに、一枚ずつ分離して送り 出す場合は、ベルトコンベア12の送り出し速度を早くする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の切片の送り出し装置を備えた
食品スライサの概略平面図である。
【図2】同例の切片の送り出し装置を備えた食品スライ
サの概略側面図である。
【図3】図2のA−A線矢視概略図である。
【図4】従来例の切片の送り出し装置を備えた食品スラ
イサの概略平面図である。
【図5】同例の切片の送り出し装置を備えた食品スライ
サの概略正面図である。
【符号の説明】
1 食品供給路 11 刃物 12 切片送り出しベルトコンベア F 食品 f 切片 α 切片送り出しベルトコンベアの傾斜角度

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝形状の食品供給路を前後方向に設け、
    食品供給路内の食品を切断厚さ分ずつ前進させる食品供
    給装置を設け、食品供給路の前端開口を食品供給路の一
    方側の上部から他方側の下部に対角線方向に斜めに横断
    する刃物を設け、食品供給路の前端開口の前方下側に切
    片送り出しコンベアの後端部を配置し、 刃物が食品供給路の前端開口を対角線方向に斜めに横断
    する毎に、食品供給路の前端開口から突出した食品の前
    端が一方の側の上部から他方の側の下部に斜め方向に切
    断され、食品の切片が前後方向に対して切断終了端側に
    傾斜した状態で切片送り出しコンベアの後端部に載架し
    て送り出され、刃物が食品供給路の前端開口を通過して
    食品供給路の前側位置を逃れる毎に、食品供給路内の食
    品が切断厚さ分ずつ前進する食品スライサにおいて、 切片送り出しコンベアを、食品の切片が前後方向に対し
    て傾斜する方向に沿って設け、切片送り出しコンベア上
    の食品の切片が切片送り出しコンベアに対して傾斜しな
    い構成にしたことを特徴とする切片の送り出し装置。
  2. 【請求項2】 溝形状の食品供給路を前後方向に設け、
    食品供給路内の食品を切断厚さ分ずつ前進させる食品供
    給装置を設け、食品供給路の前端開口を食品供給路の一
    方側の上部から他方側の下部に対角線方向に斜めに横断
    する刃物を設け、食品供給路の前端開口の前方下側に切
    片送り出しコンベアの後端部を配置し、 刃物が食品供給路の前端開口を対角線方向に斜めに横断
    する毎に、食品供給路の前端開口から突出した食品の前
    端が一方の側の上部から他方の側の下部に斜め方向に切
    断され、食品の切片は、前後方向に対して切断終了端側
    に傾斜した状態で切片送り出しコンベアの後端部に載架
    し、その前部が前回に切断された切片の後部に載架して
    一部積み重ね状態になって送り出され、刃物が食品供給
    路の前端開口を通過して食品供給路の前側位置を逃れる
    毎に、食品供給路内の食品が切断厚さ分ずつ前進する食
    品スライサにおいて、 切片送り出しコンベアを、食品の切片が前後方向に対し
    て傾斜する方向に沿って設け、切片送り出しコンベア上
    の食品の切片が切片送り出しコンベアに対して傾斜しな
    い構成にしたことを特徴とする切片の送り出し装置。
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