JP3013855U - 金魚等の魚の外観形状をした提灯 - Google Patents

金魚等の魚の外観形状をした提灯

Info

Publication number
JP3013855U
JP3013855U JP1994012357U JP1235794U JP3013855U JP 3013855 U JP3013855 U JP 3013855U JP 1994012357 U JP1994012357 U JP 1994012357U JP 1235794 U JP1235794 U JP 1235794U JP 3013855 U JP3013855 U JP 3013855U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lantern
goldfish
fin
fish
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994012357U
Other languages
English (en)
Inventor
洋司 森山
Original Assignee
洋司 森山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 洋司 森山 filed Critical 洋司 森山
Priority to JP1994012357U priority Critical patent/JP3013855U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3013855U publication Critical patent/JP3013855U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単なる置物様鑑賞物に留まることなく、風の
吹かない場合であっても、遊泳状態にあるかのような形
態を保持できる金魚提灯し、また、この遊泳状態を、鑑
賞者が必要に応じて、簡単な操作でもって、得ることが
可能な金魚提灯を提供する。 【構成】 金魚等の魚の外観形状をした提灯において、
提灯本体の内部中空部に、左右鰭該当部を上下動させる
左右鰭作動片部と、尾鰭該当部を左右動させる尾鰭作動
片部、および該両作動片部を作動させる駆動部を設け、
該駆動部の出力軸に偏心ローラーを設け、該偏心ローラ
ーを介して該両作動片部を作動させる構成よりなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、金魚等の魚の外観形状をした提灯(以下、金魚提灯という)に係り 、より詳細には、該魚の外観形状における左右鰭該当部や尾鰭該当部が、風がな くても作動し、恰も金魚等の魚が空中で遊泳しているかのような景観を得ること ができる金魚提灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
金魚提灯は、竹ひごで形成した魚の中空胴体部の外側に和紙を貼り付けると共 に、和紙で形成された左右鰭該当部と尾鰭該当部を取り付けた構成よりなる。そ して、この提灯は、紐等で、風通しの良い個所に取り付けることで、該風が吹く と、前記左右鰭該当部と尾鰭該当部が揺れて、恰も金魚等の魚が空中で遊泳して いるかのような景観を得ることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述した金魚提灯の場合、次のような課題がある。すなわち、 風が吹かない場合は、左右鰭該当部と尾鰭該当部に揺れが発生しない。 従って、金魚提灯としての風情が乏しく、単なる吊り下げ鑑賞物としての価 値しか得られない。 等の課題がある。
【0004】 本考案は、以上のような課題に対処して創作したものであって、その目的とす る処は、単なる置物様鑑賞物に留まることなく、風の吹かない場合であっても、 遊泳状態にあるかのような形態を保持できる金魚提灯を提供することにある。ま た、他の目的は、この遊泳状態を、鑑賞者が必要に応じて、簡単な操作でもって 、得ることが可能な金魚提灯を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 そして、上記課題を解決するための手段としての本考案の請求項1の金魚提灯 は、提灯本体の内部中空部に、左右鰭該当部を上下動させる左右鰭作動片部と、 尾鰭該当部を左右動させる尾鰭作動片部、および該両作動片部を作動させる駆動 部を設け、該駆動部の出力軸に偏心ローラーを設け、該偏心ローラーを介して該 両作動片部を作動させる構成としている。
【0006】 また、請求項2の金魚提灯は、前記駆動部が、音検出用センサーを有し、該音 検出用センサーの音検出によって左右鰭作動片部と尾鰭作動片部を介して提灯本 体の左右鰭該当部と尾鰭該当部を作動させる構成としている。また請求項3の金 魚提灯は、前記左右鰭作動片部が、前記駆動部の偏心ローラーの外周に添設し、 かつ該偏心ローラー方向に付勢される左右鰭用ガイドローラーと、該ガイドロー ラーを保持する作動軸と、該作動軸の途中に左右に設けられている翼片とを有し 、また前記尾鰭作動片部が、駆動部の偏心ローラーの外周に、該偏心ローラー方 向に付勢される尾鰭用ガイドローラーと、該ガイドローラーを保持する作動軸を 有し、該作動軸の自由端が作動片を形成する構成としている。
【0007】 更に、請求項4の金魚提灯は、前記提灯本体が、吊り下げロープによる吊り下 げ構造で、該吊り下げロープが、前記駆動部に駆動力を伝達する電源コードを兼 用している構成としている。また請求項5の金魚提灯は、前記提灯本体が、支柱 による立設構造であって、支持体部に対して回動自在である構成としている。
【0008】
【作用】
本考案の請求項1の金魚提灯は、提灯本体の内部中空部に駆動部を配し、該駆 動部を通じて、風がなくてもその左右鰭、尾鰭該当部を揺らし、恰も遊泳してい るかのような形態を保持でき、また駆動部の出力軸に設けた偏心ローラーによっ て、左右鰭、尾鰭該当部を揺らしているので、変化のある遊泳状態を得ることが できる。また、請求項2の金魚提灯は、音検出用センサーの音検出によって左右 鰭、尾鰭該当部を揺らすようにしているので、鑑賞物としの風情をいっそう向上 させることができる。
【0009】 また、請求項3の金魚提灯は、左右鰭作動片部の翼片が、ガイドローラーに接 続されている共通の作動軸の作動でもって、上下・揺動するので、左右鰭該当部 の動きを良好にすることができる。また、請求項4の金魚提灯は、吊り下げロー プによる吊り下げ構造で、該吊り下げロープを電源コードで兼用しているので、 駆動部に電源と容易に接続できる。請求項5の金魚提灯は、立設構造で、かつ支 持体部に対して回動自在であるので、前記揺れと該回動の相乗作用で、その揺れ 状態がいっそう良好となる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案を具体化した実施例について説明する。こ こに、図1〜図4は、本考案の一実施例を示し、図1は金魚提灯の側面外観図、 図2は平面図、図3は金魚提灯の鰭を作動させるための装置部の正面図、図4は 図3の平面図である。
【0011】 本実施例の金魚提灯は、金魚の外観形態をした提灯であって、提灯本体1と、 装置部2の二つの部分より構成され、提灯本体1は、従来の金魚提灯と同様に、 竹ひご3で形成した魚の中空胴体部4の外側に和紙を貼り付けると共に、和紙で 形成された左右鰭該当部5、6と尾鰭該当部7を取り付けた構成よりなる。
【0012】 装置部2は、左右鰭該当部5、6と尾鰭該当部7を、魚の鰭が動くかのように 上下動あるいは左右動させるための装置であって、提灯本体1の内部中空部8に 配置されている。そして、この装置部2は、内部中空部8に、左右鰭該当部5、 6を上下動させる左右鰭作動片部9と、尾鰭該当部7を左右動させる尾鰭作動片 部10、および該両作動片部9、10を作動させる駆動部11から構成されてい る。
【0013】 駆動部11は、モーター12と、このモーター12の出力軸13に取り付けら れている偏心ローラー14と、直流電源あるいは交流電源(図示せず)に接続す るための電源コード15、およびモーター12の駆動をコントロールし、かつ音 声や拍手等の音に反応・検出するための音検出用センサー16とから構成されて いる。モーター12は、正転、逆転自在のモーターであって、取り付け台17の 上に設置されている。取り付け台17は、提灯本体1の中空胴体部4を形成する 左右側壁間に固定され、モーター12は、音検出用センサー16を介して電源コ ード15が導出している。音検出用センサー16は、全方向検出性センサーある いは特定方向検出性センサーが用いられ、後者のセンサーの場合は、提灯本体1 の頭側に向けるように配置することが好ましい。そして、電源コード15により 天井やその他に吊り下げる構成としている。
【0014】 左右鰭作動片部9は、駆動部11の偏心ローラー14の外周に添設され、かつ この偏心ローラー14方向に付勢される左右鰭用ガイドローラー18と、ガイド ローラー18を保持する作動軸19と、この作動軸19の途中に左右に設けられ ている翼片20、21とから構成されている。また尾鰭作動片部10は、駆動部 11の偏心ローラー14の外周に、この偏心ローラー14方向に付勢される尾鰭 用ガイドローラー22と、このガイドローラー22を保持する作動軸23とから 構成され、その先端側である自由端が作動片24を形成している。また、この左 右鰭作動片部9の翼片20、21と、尾鰭作動片部10の作動片24は、提灯本 体1の左右鰭該当部5、6、尾鰭該当部7の一部に配した構成で、他の先端側部 位は、自由に揺動できるように構成している。本実施例では、左右鰭該当部5、 6、尾鰭該当部7の付け根から該当部全長の1/10〜1〜1/2程度まで、翼 片20、21と、作動片24が位置している。
【0015】 そして、本実施例の金魚提灯は、所定の個所に電源コード15あるいは他のロ ープや紐を介して吊り下げ、風があると、該風によって、左右鰭該当部5、6、 尾鰭該当部7が自由に揺れて、恰も、空中を遊泳しているかのような情景を、鑑 賞者等に認識させることができる。そして、該風がない場合は、鑑賞者が拍手や 音声等を発することで、音検出用センサー16が、この音声等を検出すると、モ ーター12が駆動し、偏心ローラー14が回転するので、この偏心ローラー14 方向に付勢されているガイドローラー18、22が回転する。
【0016】 するとこのガイドローラー18、22にそれぞれ取り付けられている作動軸1 9、23が上下動、左右動し、この動作により、作動軸19に取り付けられてい る翼片20、21が上下動して、左右鰭該当部5、6を上下方向に揺動させ、ま た作動軸23の先端の作動片24が左右動して、尾鰭該当部7を左右方向に揺動 させる。ここで、翼片20、21、作動片24の少しの動きにより、左右鰭該当 部5、6と尾鰭該当部7が大きな動きをし、風がある場合と同様の揺れを得るこ とができる。
【0017】 従って、金魚提灯は、風がない場合であっても、空中遊泳しているかのような 景観を提供することができ、また該風のない場合には、自然の風によって、これ と同じ景観を提供できる。
【0018】 なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものでなく、本考案の要旨を変 更しない範囲内で変形実施できるものを含む。例えば、図5に示すような構成と してもよい。すなわち、図5の実施例は、提灯本体1を支柱30を介して台31 に立設した構成よりなる。そして、提灯本体1から電源コード15が、ロータリ ーコネクタ(図示せず)を介して接続され、提灯本体1が台31に対して回動自 在、あるいは支柱30が台31に対して回動自在に回転する構成としている。ま た、この場合においても、音検出用センサー(図示せず)が、提灯本体1の内部 または、駆動部11と分離して支柱30や台31に配した構成としている。この 場合は、置物としての機能を有する。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案の請求項1の金魚提灯によれば、提灯 本体の内部中空部に駆動部を配し、該駆動部を通じて、風がなくてもその左右鰭 、尾鰭該当部を揺らし、恰も遊泳しているかのような形態を保持でき、また駆動 部の出力軸に設けた偏心ローラーによって、左右鰭、尾鰭該当部を揺らしている ので、変化のある遊泳状態を得ることができるという効果を有する。
【0020】 また、請求項2の金魚提灯によれば、音検出用センサーの音検出によって左右 鰭、尾鰭該当部を揺らすようにしているので、鑑賞物としの風情をいっそう向上 させることができるという効果を有する。また請求項3の金魚提灯によれば、左 右鰭作動片部の翼片が、ガイドローラーに接続されている共通の作動軸の作動で もって、上下・揺動するので、左右鰭該当部の動きを良好にすることができると いう効果を有する。更に、請求項4の金魚提灯によれば、吊り下げロープによる 吊り下げ構造で、該吊り下げロープを電源コードで兼用しているので、駆動部に 電源と容易に接続でき、請求項5の金魚提灯によれば、立設構造で、かつ支持体 部に対して回動自在であるので、前記揺れと該回動の相乗作用で、その揺れ状態 がいっそう良好となるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す金魚提灯の側面外観図
である。
【図2】平面図である。
【図3】金魚提灯の鰭を作動させるための装置部の正面
図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
1・・・提灯本体、2・・・装置部、3・・・竹ひご
(金属製やプラスチック製を含む)、4・・・中空胴体
部、5,6・・・左右鰭該当部、7・・・尾鰭該当部、
8・・・内部中空部、9・・・左右鰭作動片部、10・
・・尾鰭作動片部、11・・・駆動部、12・・・モー
ター、13・・・出力軸、14・・・偏心ローラー、1
5・・・電源コード、16・・・音検出用センサー、1
7・・・取り付け台、18・・・左右鰭用ガイドローラ
ー、19・・・作動軸、20,21・・・翼片、22・
・・尾鰭用ガイドローラー、23・・・作動軸、24・
・・作動片、30・・・支柱、31・・・台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 29/22 E 30/02 B F21P 1/04 Z F21S 1/12 R

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金魚等の魚の外観形状をした提灯におい
    て、該提灯本体の内部中空部に、左右鰭該当部を上下動
    させる左右鰭作動片部と、尾鰭該当部を左右動させる尾
    鰭作動片部、および該両作動片部を作動させる駆動部を
    設け、該駆動部の出力軸に偏心ローラーを設け、該偏心
    ローラーを介して該両作動片部を作動させることを特徴
    とする金魚等の魚の外観形状をした提灯。
  2. 【請求項2】 前記駆動部が、音検出用センサーを有
    し、該音検出用センサーの音検出によって左右鰭作動片
    部と尾鰭作動片部を介して提灯本体の左右鰭該当部と尾
    鰭該当部を作動させる請求項1に記載の金魚等の魚の外
    観形状をした提灯。
  3. 【請求項3】 前記左右鰭作動片部が、前記駆動部の偏
    心ローラーの外周に添設し、かつ該偏心ローラー方向に
    付勢される左右鰭用ガイドローラーと、該ガイドローラ
    ーを保持する作動軸と、該作動軸の途中に左右に設けら
    れている翼片とを有し、また前記尾鰭作動片部が、駆動
    部の偏心ローラーの外周に、該偏心ローラー方向に付勢
    される尾鰭用ガイドローラーと、該ガイドローラーを保
    持する作動軸を有し、該作動軸の自由端が作動片を形成
    する請求項1または2に記載の金魚等の魚の外観形状を
    した提灯。
  4. 【請求項4】 前記提灯本体が、吊り下げロープによる
    吊り下げ構造で、該吊り下げロープが、前記駆動部に駆
    動力を伝達する電源コードを兼用している請求項1〜3
    のいずれかに記載の金魚等の魚の外観形状をした提灯。
  5. 【請求項5】 前記提灯本体が、支柱による立設構造で
    あって、支持体部に対して回動自在である請求項1〜3
    のいずれかに記載の金魚等の魚の外観形状をした提灯。
JP1994012357U 1994-09-08 1994-09-08 金魚等の魚の外観形状をした提灯 Expired - Lifetime JP3013855U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994012357U JP3013855U (ja) 1994-09-08 1994-09-08 金魚等の魚の外観形状をした提灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994012357U JP3013855U (ja) 1994-09-08 1994-09-08 金魚等の魚の外観形状をした提灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3013855U true JP3013855U (ja) 1995-07-25

Family

ID=43149491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994012357U Expired - Lifetime JP3013855U (ja) 1994-09-08 1994-09-08 金魚等の魚の外観形状をした提灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3013855U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6786793B1 (en) Motion-generating illuminated inflatable decoration
US5369391A (en) Sun powered electrically operated chime apparatus
JP3013855U (ja) 金魚等の魚の外観形状をした提灯
KR101194194B1 (ko) 모션제어가 가능한 공기막 조형물
US20030047059A1 (en) Indoor/outdoor musical wind chime
US20080310165A1 (en) Detachable Decorative Light Assembly
US5701840A (en) Pivotally mounted banner harness
JP2551373Y2 (ja) 遊泳玩具
US6604981B1 (en) Animated toy animal
KR200273323Y1 (ko) 권취형 싸인탑
JP3222668U (ja) バルーン
CN215007483U (zh) 一种声控型短册发亮装置
CN220820887U (zh) 一种声光电虚实结合互动猩猩屋
JP3222891U (ja) 羽ばたき形象玩具
CN213369338U (zh) 逗猫器及具有该逗猫器的宠物玩具
DE50111521D1 (de) Windkreisel für Werbeträger
KR200231558Y1 (ko) 태극기 게양대
US20150082921A1 (en) Robotic Sign Waving Device
JPH09191813A (ja) 鳩及びその他の鳥類の飛来防止具
CN2494919Y (zh) 一种折叠式电动动物铁架灯
CN205194286U (zh) 一种微型旗台装置
US20020095833A1 (en) Flying ghosts movable ornamental display
JP3051305U (ja) メリーゴーラウンド
JP2020045708A (ja) 擬似窓装置
JPH0743749Y2 (ja) 理美容店用店頭広告装置