JP3013847B1 - 米飯定量供給装置 - Google Patents

米飯定量供給装置

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JP3013847B1
JP3013847B1 JP10332065A JP33206598A JP3013847B1 JP 3013847 B1 JP3013847 B1 JP 3013847B1 JP 10332065 A JP10332065 A JP 10332065A JP 33206598 A JP33206598 A JP 33206598A JP 3013847 B1 JP3013847 B1 JP 3013847B1
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Abstract

【要約】 【課題】 米飯を容器に所定の一定量ずつ自動供給して
盛り付けする米飯定量供給装置について、米飯吐出口部
に対する容器の位置決めを簡便な手段構成にて行なわせ
て、装置の全体的構成の簡略化、低コスト化、プロセス
スピードの高速化、信頼性の向上等を図る。 【解決手段】 米飯吐出口部2から所定量の米飯Bを間
欠的に吐出する米飯供給手段と、米飯吐出口部2の下方
に位置し往復動される移動台6と、移動台6の上に容器
を供給する容器供給手段と、容器の供給を受け、往動移
動または復動移動する移動台の上の容器を受け止めて、
該容器を米飯吐出口部に対応する位置に位置決める容器
移動止め部材10とを有し、移動台上の容器が容器移動
止め部材に受け止められている状態において該容器に対
して前記米飯吐出口部から米飯を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米飯を容器に所定
の一定量ずつ自動供給して盛り付けする米飯定量供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような米飯定量供給装置は、例え
ば、駅弁、コンビニ弁当、仕出し弁当等の製造事業所等
において多量の弁当容器に米飯を次々と自動盛り付けす
るために活用されている。
【0003】基本的には、米飯吐出口部から米飯を所定
の一定量ずつ間欠吐出する米飯供給手段と、米飯吐出口
部の位置に容器を供給する容器供給手段と、米飯の供給
を受けて盛り付け済みの容器を米飯吐出口部の位置から
移動させる容器移動手段等からなる。
【0004】図8〜図10はその一例の装置の動作ステ
ップ図である。
【0005】図において、101は米飯供給手段の下向
きの米飯吐出口部である。この米飯吐出口部101から
米飯が所定の一定量ずつ間欠吐出される。102は米飯
吐出口部101の下端部に設けた容器位置決め用スカー
ト部材(額縁部材)であり、口を下向きにラッパ状(テ
ーパ状)に広げてある。103は米飯吐出口部101の
直下部に配設した昇降テーブル、104は容器押し出し
部材、105は固定テーブルである。
【0006】.ステップ1(図8の(a)) 装置の待機状態時であり、昇降テーブル103は所定の
下降位置に待機しており、また容器押し出し部材104
は所定の後退位置に待機している。
【0007】.ステップ2(図8の(b)) 動作スタート信号に基づいて不図示の容器供給手段が作
動して昇降テーブル103上にプラスチック製弁当容器
等の容器Aが自動供給される。
【0008】.ステップ3(図8の(c)) 昇降テーブル103の不図示の駆動機構が作動して昇降
テーブル103が所定の上昇位置に上昇動される。これ
により、容器Aが持ち上げられて、容器Aの口が米飯吐
出口部101に対応位置する。
【0009】この場合、昇降テーブル103上に供給さ
れた容器Aの位置が所定よりも位置ずれしていても、昇
降テーブル103の上昇過程で容器Aの口縁部が容器位
置決め用スカート部材102の内側テーパ面に干渉して
昇降テーブル上での位置修正がなされ、最終的に容器A
の口が米飯吐出口部101に対応位置して位置決めされ
る。
【0010】.ステップ4(図9の(a)) 米飯吐出口部101から容器Aに対して所定量の米飯B
が供給される。
【0011】.ステップ5(図9の(b)) 昇降テーブル103の不図示の駆動機構が作動して昇降
テーブル103がはじめの所定の下降位置に戻し移動さ
れる。
【0012】.ステップ6(図10の(a)) 容器押し出し部材104の不図示の駆動機構が作動して
容器押し出し部材104の前進動がなされる。これによ
り、昇降テーブル103上の米飯供給盛り付け済みの容
器Aが昇降テーブル103上から固定テーブル105上
に押し出し移動される。
【0013】.ステップ7(図10の(b)) 容器押し出し部材104の不図示の駆動機構が作動して
容器押し出し部材104がはじめの所定の後退位置に戻
し移動される。
【0014】そして、以後はからの動作ステップ2
〜7のサイクルが繰り返えされて容器Aに対する米飯定
量供給が次々と自動的に行なわれる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来例装
置において、昇降テーブル103による容器Aの上昇動
は米飯吐出口部101の下端部に設けた容器位置決め用
スカート部材102との協動において容器Aを米飯吐出
口部101に対応させて位置決めするためになされるも
のであるが、その昇降テーブル103およびその昇降動
機構が装置全体の構成を複雑化し、また装置をコスト高
とする一因となっている。
【0016】また、装置の1サイクル動作ステップにお
いてステップ3やステップ5のような昇降テーブル10
3の昇降動作ステップの存在はプロセススピードをそれ
だけ長くしてしまう一因となっている。
【0017】さらには、昇降テーブル103の上昇量の
変動や容器Aの高さ寸法の製造バラツキが原因で、容器
Aが昇降テーブル103と米飯吐出口部101との間に
過度に圧迫されてひび割れなどが生じる場合もあった。
【0018】そこで本発明は、この種の米飯定量供給装
置について、米飯吐出口部に対する容器の位置決めを、
昇降動手段によらずに、より簡便な手段構成にて行なわ
せるように工夫して、装置の全体的構成の簡略化、低コ
スト化、プロセススピードの高速化、信頼性の向上等を
図ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする米飯定量供給装置である。
【0020】(1)a.下向きの米飯吐出口部から所定量の米飯を間欠的に
吐出する米飯供給手段と、 b.米飯吐出口部の下方に配設され、水平面内において
ほぼ容器1個分のストロークをもって前進動・後退動さ
れ、その前進動・後退動方向において2個の容器が並ん
で乗る大きさの移動台と、 c.移動台が前進動した状態時において、米飯吐出口部
の直下部に位置している移動台面部分上に容器を移動台
の前進動・後退動方向に直交する方向から供給する容器
供給手段と、 d.容器供給手段により移動台上に供給された容器の移
動方向先端側を受け止める位置決め部材と、 e.上記の供給された容器が上記の位置決め部材に受け
止められるまで移動台上を移動したことを検知するセン
サーと、 f.移動台の後退動過程において、後退動する移動台上
の上記の供給された容器を受け止めて、該容器を上記の
米飯吐出口部に対応する位置に位置決める容器移動止め
部材と、 g.を有し、上記のセンサーによる容器検知毎に、移動
台を後退動させる動作と、後退動する移動台上の上記の
容器が容器移動止め部材に受け止められている状態にお
いて該容器に対して上記の米飯供給手段の米飯吐出口部
から米飯を供給する動作と、終点まで後退動した移動台
を前進動させる動作が一動作サイクルとして実行され、
上記の移動台の後退動に伴なって、容器移動止め部材に
受け止められて米飯の供給を受ける容器よりも先に移動
台上に供給されて米飯の供給を受けた容器が移動台の上
から該移動台の前側に移動し、さらにその容器が次の移
動台の前進動に伴なって該移動台の先端で更に前方に突
き出し移動される ことを特徴とする米飯定量供給装置。
【0021】(2)前記米飯供給手段は、米飯補給部
と、これに連通させた米飯吐出口部としての下向き筒体
と、この筒体の上下2カ所位置に所定の間隔をあけて配
設した、それぞれ筒体の横断面において対向2方向から
略水平に進退動して筒体内を開閉する上部シャッター板
対と下部シャッター板対を有し、上部シャッター板対と
下部シャッター板対を連係的に開閉制御して米飯補給部
から筒体内へ導入される米飯を上部シャッター板対と下
部シャッター板対の間に区画される筒体内に定量区分け
させ、その定量区分け米飯を下部シャッター板対の開き
により筒体の下端開口から吐出するものであることを特
徴とする(1)に記載の米飯定量供給装置。
【0022】(3)移動台の前進動・後退動駆動と、下
部シャッター板対の開閉駆動を、共通の駆動源で駆動さ
れるクランク機構にて連動させて行なわせることを特徴
とする(2)に記載の米飯定量供給装置。
【0023】〈作 用〉 米飯吐出口部に対する容器の位置決めは、移動台の後退
動過程において、後退 する移動台の上の供給容器を受
け止めて米飯吐出口部に対応する位置に位置決める容器
移動止め部材で行なわせるので、従来例装置のような昇
降テーブルおよびその昇降動機構を必要とせず、従って
装置の全体的構成の簡略化、低コスト化が可能となる。
【0024】また、従来例装置のような容器位置決めだ
けのためのテーブル昇降動作ステップがなくてプロセス
スピードの高速化が可能となる。
【0025】さらには容器を過度に圧迫するような事態
を生じることがなく信頼性が向上する。また、移動台の
後退動過程において、この移動台の前半部面に位置して
いる米飯供給済みの容器が、移動台の後半部面に位置し
ている米飯を供給すべき次の容器で前方に押し動かされ
て移動台上から移動台の前側に押し出され、その押し出
された米飯供給済みの容器が移動台の次の前進動過程に
おいて該移動台の先端で容器排出部に突き出し移動され
る。 このように本発明における米飯定量供給装置は上記
のように前進動・後退動する移動台が一器で容器搬送・
位置決め機能と、米飯供給済み容器を容器排出部に突き
出し移動する容器排出機能との2つの機能をなすこと
で、装置の全体的構成の簡略化、低コスト化が可能とな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7に示した一実施
形態例の装置について説明する。
【0027】(A)装置の全体的概略構成(図1〜図
3) 図1は装置の全体的な概略図、図2はスライドテーブル
部分の平面模型図、図3は左右のシャッター板対の開閉
連動機構の概略図である。
【0028】図1において、1は米飯補給部としてのホ
ッパーであり、炊き立ての米飯が入れられる。
【0029】2はこのホッパー1の下部に連通させて取
り付けた、米飯吐出口部としての横断面矩形の下向き筒
体であり、ホッパー1内の米飯はこの筒体2内に流下す
る。
【0030】3a・3b、4a・4bはこの筒体2の上
下2カ所位置に所定の間隔をあけて配設した、それぞれ
筒体2の横断面において対向左右方向からほぼ水平に進
退動して筒体内を開閉する上部シャッター板対と下部シ
ャッター板対である。
【0031】下部シャッター板対4a・4bが閉じられ
た状態において、上部シャッター板3a・3bが開かれ
ることで、ホッパー1から筒体2に流入の米飯Bは閉じ
られている下部シャッター板対4a・4bまで落ち込
む。次いで上部シャッター板3a・3bが閉じられるこ
とにより、筒体2内の米飯Bは上部シャッター板3a・
3bと下部シャッター板対4a・4bとの間で定量区分
けされることになり、その定量区分け米飯が下部シャッ
ター板対4a・4bが開かれることにより筒体2の下向
き開口部から下方に落下する。
【0032】従って、この筒体2の直下部に容器Aが対
応位置していればその容器A内に所定の一定量の米飯B
が供給盛り付けされることになる。
【0033】5はホッパー下方の水平の固定テーブル、
6はこの固定テーブル5上の設けた移動台としてのスラ
イドテーブルである。
【0034】このスライドテーブル6は、図2のよう
に、固定テーブル5上に左右方向に並行に設けた手前側
と奥側の2条のガイド部材7・8の間に嵌められてい
て、固定テーブル5上を上記の米飯吐出口部としての筒
体2の直下部位置を通って左右方向に滑らかに前進・後
退摺動移動自由であり、その前進動・後退動方向におい
て2個の容器が並んで乗る大きさである。
【0035】9はガイド部材7・8の手前のガイド部材
7の途中部分を切り欠いて形成した容器供給口部であ
る。
【0036】10は上記の容器供給口部9の左端部にお
いて並行2条ガイド部材7・8間を直角に横切らせて固
定して配設した、容器移動止め部材としての容器ガイド
軸である。この容器ガイド軸10の容器ガイド面10a
は米飯吐出口部としての筒体2の左辺の位置に略対応位
置している。
【0037】容器Aは不図示の容器供給手段(例えばエ
アシリンダ等を用いた容器突き出し機構)により容器供
給口部9を通して手前側と奥側のガイド部材7・8間の
スライドテーブル6上に該テーブルの左右移動方向に直
交する方向から容器ガイド軸10の容器ガイド面10a
に沿って供給され、移動方向先端側の容器側壁外面が奥
側のガイド部材8に受け止められるまで移動され、容器
Aがガイド部材8に受け止められるまで移動されたこと
がセンサー11で検知される。奥側のガイド部材8の容
器受け止め面8aは米飯吐出口部としての筒体2の奥辺
の位置に略対応位置している。
【0038】M1は第1モーター、12はこの第1モー
ターで回転駆動される水平円盤、13はこの水平円盤の
下面の偏心位置に下向きに固定して設けたクランク軸で
ある。
【0039】このクランク軸13と、米飯吐出口部とし
ての筒体2の下部シャッター板対4a・4bの後述する
開閉機構(図3の(a))の左側フォークレバー21a
とをリンク14で連結してある。
【0040】15はクランク軸13の下端部に固定して
外方に突出させて設けた延長アーム部材であり、この延
長アーム部材15の先端部と、前記スライドテーブル6
の左辺側中央部をリンク16で連結してある。
【0041】M2は第2モーター、17はこの第2モー
ターで回転駆動される水平円盤、18はこの水平円盤の
下面の偏心位置に下向きに固定して設けたクランク軸で
ある。このクランク軸18と、米飯吐出口部としての筒
体2の上部シャッター板対3a・3bの開閉機構(図3
の(b))の右側フォークレバー25bとをリンク19
で連結してある。
【0042】図3の(a)は下部シャッター板対4a・
4bの開閉機構の平面模型図である。21a・21bは
左右のフォークレバーであり、それぞれ軸20a・20
bを中心に回動自由であり、それぞれのフォーク部を下
部シャッター板対4a・4bの右側と左側のシャッター
板に植設したピンPに係合させてある。また夫々に扇形
ギア部22a・22bを具備させて噛合させてあり、互
いに連動して対称的に開閉回動することで、下部シャッ
ター板対4a・4bの左右のシャッター板が互いに連動
して対称的に開閉動する。
【0043】図3の(b)は上部シャッター板対3a・
3bの開閉機構の平面模型図であり、上記下部シャッタ
ー板対4a・4bの開閉機構とほぼ同様の機構構成であ
る。即ち25a・25bは左右のフォークレバーであ
り、それぞれ軸24a・24bを中心に回動自由であ
り、それぞれのフォーク部を上部シャッター板対3a・
3bの右側と左側のシャッター板に植設したピンPに係
合させてある。また夫々に扇形ギア部26a・26bを
具備させて噛合させてあり、互いに連動して対称的に開
閉回動することで、上部シャッター板対3a・3bの左
右のシャッター板が互いに連動して対称的に所定のスト
ローク長で開閉動する。
【0044】而して、第1モーターM1により円盤12
が1回転されると、これに伴うクランク動作で、下部シ
ャッター板対4a・4bの開閉機構の左側のフォークレ
バー21aがリンク14により1回押し引きされて開閉
回動されることで、下部シャッター板対4a・4bの左
右のシャッター板が互いに連動して対称的に1回開閉動
する。
【0045】また、スライドテーブル6もリンク16に
より1回押し引きされて左右方向に所定のストローク長
で1回往復移動駆動される。
【0046】また、第2モーターM2により円盤17が
1回転されると、これに伴うクランク動作で、上部シャ
ッター板対3a・3bの開閉機構の右側のフォークレバ
ー25bがリンク19により1回押し引きされて開閉回
動されることで、上部シャッター板対3a・3bの左右
のシャッター板が互いに連動して対称的に所定のストロ
ーク長で1回開閉動する。
【0047】第1モーターM1側の機構のクランク動作
と、第2モーターM2側の機構のクランク動作は位相を
180度ずらしてある。
【0048】(B)装置動作サイクル(図4〜図6) 図4〜図7は上記装置の動作ステップ図である。
【0049】.ステップ1(図4の(a)) 装置の待機状態時であり、米飯吐出口部としての筒体2
の上部シャッター板対3a・3bは開き状態に、下部シ
ャッター板対4a・4bは閉じ状態にあり、ホッパー1
から筒体2内に流入の米飯Bは閉じられている下部シャ
ッター板対4a・4bまで落ち込む。スライドテーブル
6は所定の前進位置に位置している。
【0050】.ステップ2(図4の(b)) 動作スタート信号に基づいて不図示の容器供給手段が作
動して、前述したように、容器供給口部9を通して手前
側と奥側のガイド部材7・8間のスライドテーブル6上
に該テーブルの左右移動方向に直交する方向から容器ガ
イド軸10の容器ガイド面10aに沿って供給され、移
動方向先端側の容器側壁外面が奥側のガイド部材8に受
け止められるまで移動され、容器Aがガイド部材8に受
け止められるまで移動されたことがセンサー11で検知
される。
【0051】.ステップ3(図5の(a)) センサー11の容器検知情報が不図示の制御回路に入力
することで、制御回路は第1モーターM1及び第2モー
ターM2をそれぞれ起動して円盤12と円盤17をそれ
ぞれ同じ角速度で1回転駆動させる。
【0052】これにより、円盤17の前半の半回転過程
で上部シャッター板対3a・3bが閉じ動作し、また円
盤12の前半の半回転過程で下部シャッター板対4a・
4bが開き動作するとともに、スライドテーブル6が左
方に引かれて所定の後退位置まで後退動する。
【0053】ここで、スライドテーブル6は後退動する
けれどもスライドテーブル6上の容器Aは容器ガイド軸
10に受け止められてスライドテーブル6と一緒の後退
動が阻止され、スライドテーブル6だけが後退動してい
く。この時の容器Aの底面と後退動するスライドテーブ
ル6との摩擦力で容器Aは容器ガイド軸10の容器ガイ
ド面10aに対する押付力を受けて位置規制されること
で、容器Aは米飯吐出口部としての筒体2に対応して位
置決めされた状態に保持される。また容器Aはこのスラ
イドテーブル6だけが後退動することにより、スライド
テーブル6の左側半面上から左側半面上にその位置が変
わった状態になる。
【0054】そして上記のように上部シャッター板3a
・3bが閉じられることにより、筒体2内の米飯Bは上
部シャッター板3a・3bと下部シャッター板対4a・
4bとの間で定量区分けされることになり、その定量区
分け米飯が下部シャッター板対4a・4bが開かれるこ
とにより米飯吐出口部としての筒体2の下向き開口部か
ら下方に落下し、筒体2に対応して位置決めされた状態
に保持されている容器Aに所定の一定量の米飯Bが供給
盛り付けされることになる。
【0055】.ステップ4(図5の(b)) 円盤17の後半の半回転過程で上部シャッター板対3a
・3bが再び開き動作し、円盤12の後半の半回転過程
で下部シャッター板対4a・4bが再び開き動作すると
ともに、スライドテーブル6が右方に押されて再び所定
の前進位置まで前進動する。
【0056】このとき、米飯供給済みの容器Aはスライ
ドテーブル6の右側半面上に位置していて、米飯吐出口
部としての筒体2の下方位置から逃げた位置にある。
【0057】.ステップ5(図6の(a)) 再び不図示の容器供給手段が作動して、スライドテーブ
ル6の米飯吐出口部としての筒体2と対応する左側半面
上に次の容器Aがガイド軸10の容器ガイド面10aに
沿って供給され、移動方向先端側の容器側壁外面が奥側
のガイド部材8に受け止められるまで移動され、容器A
ガイド部材8に受け止められるまで移動されたことが
センサー11で検知される。
【0058】.ステップ6(図6の(b)) センサー11の容器検知情報が制御回路に入力すること
で、制御回路は第1モーターM1及び第2モーターM2
をそれぞれ起動して円盤12と円盤17をそれぞれ同じ
角速度で再び1回転駆動させる。
【0059】ステップ3とまったく同様に、円盤17の
半回転過程で上部シャッター板対3a・3bが閉じ動作
し、円盤12の前半の半回転過程で下部シャッター板対
4a・4bが開き動作するとともに、スライドテーブル
6が左方に引かれて所定の後退位置まで後退動し、定量
区分け米飯が米飯吐出口部としての筒体2の下向き開口
部から下方に落下し、筒体2に対応して位置決めされた
状態に保持されている次の容器Aに所定の一定量の米飯
Bが供給盛り付けされることになる。
【0060】また、スライドテーブル6の後退動で該次
の容器Aがスライドテーブル6の左側半面上から左側半
面上にその位置が変わった状態になるから、先の米飯供
給済みの容器Aは該次の容器Aで前に押し動かされてス
ライドテーブル6の先端側斜面6aを滑り下ってガイド
部材7・8間の固定テーブル5の上に移動する。
【0061】.ステップ7(図7) ステップ4とまったく同様に、円盤17の後半の半回転
過程で上部シャッター板対3a・3bが再び開き動作
し、円盤12の後半の半回転過程で下部シャッター板対
4a・4bが再び開き動作するとともに、スライドテー
ブル6が右方に押されて再び所定の前進位置まで前進動
する。
【0062】このとき、米飯供給済みの次の容器Aはス
ライドテーブル6の右側半面上に位置していて、米飯吐
出口部としての筒体2の位置から逃げた位置にあり、先
の米飯供給済みの次の容器Aは前進動したスライドテー
ブル6の先端で押されて、ガイド部材7・8間から突き
出し移動される。
【0063】そして、以後はからの動作ステップ2
〜7のサイクルが繰り返えされて容器Aに対する米飯定
量供給が次々と自動的に行なわれる。
【0064】上記の実施形態例の装置は前述した従来例
装置との対比において、米飯吐出口部としての筒体2に
対する容器Aの位置決めは、後退動するスライドテーブ
ル6の上の容器Aを受け止めて筒体2に対応する位置に
位置決める容器移動止め部材としての容器ガイド軸10
で行なわせるので、従来例装置のような昇降テーブルお
よびその昇降動機構を必要とせず、従って装置の全体的
構成の簡略化、低コスト化が可能となる。
【0065】また、従来例装置のような容器位置決めだ
けのためのテーブル昇降動作ステップがなくてプロセス
スピードの高速化が可能となる。
【0066】さらには容器を過度に圧迫するような事態
を生じることがなく信頼性が向上する。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明の米飯定量供
給装置によれば、米飯吐出口部に対する容器の位置決め
を、昇降動手段によらずに、より簡便な手段構成にて行
なわせるようにしたことで、装置の全体的構成の簡略
化、低コスト化、プロセススピードの高速化、信頼性の
向上等を図ることが可能となる。また、本発明における
米飯定量供給装置は前進動・後退動する移動台が一器で
容器搬送・位置決め機能と、米飯供給済み容器を容器排
出部に突き出し移動する容器排出機能との2つの機能を
なすことで、装置の全体的構成の簡略化、低コスト化が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態例の米飯定量供給装置の全体的な概
略図
【図2】 スライドテーブル部分の平面模型図
【図3】 左右のシャッター板対の開閉連動機構の概略
【図4】 同装置の動作ステップ図(ステップ1、2)
【図5】 同装置の動作ステップ図(ステップ3、4)
【図6】 同装置の動作ステップ図(ステップ5、6)
【図7】 同装置の動作ステップ図(ステップ7)
【図8】 従来例の米飯定量供給装置の動作ステップ図
(ステップ1〜3)
【図9】 同装置の動作ステップ図(ステップ4、5)
【図10】 同装置の動作ステップ図(ステップ6、
7)
【符号の説明】
1・・ホッパー(米飯補給部)、2・・筒体(米飯吐出
口部)、3a・3b・・上部シャッター板対、4a・4
b・・下部シャッター板対、5・・固定テーブル5、6
・・スライドテーブル(移動台)、7,8・・ガイド部
材、9・・容器供給口部、10・・容器ガイド軸(容器
移動止め部材)、A・・容器、B・・米飯

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.下向きの米飯吐出口部(2)から所定
    量の米飯を間欠的に吐出する米飯供 給手段と、 b.米飯吐出口部(2)の下方に配設され、水平面内に
    おいてほぼ容器1個分 のストロークをもって前進動・後
    退動され、その前進動・後退動方向にお いて2個の容器
    が並んで乗る大きさの移動台(6)と、 c.移動台(6)が前進動した状態時において、米飯吐
    出口部(2)の直下部 に位置している移動台面部分上に
    容器(A)を移動台の前進動・後退動方 向に直交する方
    向から供給する容器供給手段と、 d.容器供給手段により移動台(6)上に供給された容
    器(A)の移動方向先 端側を受け止める位置決め部材
    (8)と、 e.上記の供給された容器(A)が上記の位置決め部材
    (8)に受け止められ るまで移動台(6)上を移動した
    ことを検知するセンサー(11)と、 f.移動台(6)の後退動過程において、後退動する移
    動台上の上記の供給さ れた容器(A)を受け止めて、該
    容器(A)を上記の米飯吐出口部(2) に対応する位置
    に位置決める容器移動止め部材(10)と、 g.を有し、上記のセンサー(11)による容器検知毎
    に、移動台(6)を後 退動させる動作と、後退動する移
    動台(6)上の上記の容器(A)が容器 移動止め部材
    (10)に受け止められている状態において該容器
    (A)に 対して上記の米飯供給手段の米飯吐出口部
    (2)から米飯(B)を供給す る動作と、終点まで後退
    動した移動台(6)を前進動させる動作が一動作 サイク
    ルとして実行され、上記の移動台(6)の後退動に伴な
    って、容器 移動止め部材(10)に受け止められて米飯
    の供給を受ける容器(A)よ りも先に移動台上に供給さ
    れて米飯の供給を受けた容器が移動台(6)の 上から該
    移動台(6)の前側に移動し、さらにその容器が次の移
    動台(6 )の前進動に伴なって該移動台(6)の先端で
    更に前方に突き出し移動さ れることを特徴とする米飯定
    量供給装置。
  2. 【請求項2】前記米飯供給手段は、米飯補給部(1)
    と、これに連通させた米飯吐出口部としての下向き筒体
    (2)と、この筒体(2)の上下2カ所位置に所定の間
    隔をあけて配設した、それぞれ筒体(2)の横断面にお
    いて対向2方向から略水平に進退動して筒体(2)内を
    開閉する上部シャッター板対(3a・3b)と下部シャ
    ッター板対(4a・4b)を有し、上部シャッター板対
    (3a・3b)と下部シャッター板対(4a・4b)
    連係的に開閉制御して米飯補給部(1)から筒体(2)
    内へ導入される米飯を上部シャッター板対(3a・3
    b)と下部シャッター板対(4a・4b)の間に区画さ
    れる筒体内に定量区分けさせ、その定量区分け米飯を下
    部シャッター板対(4a・4b)の開きにより筒体
    (2)の下端開口から吐出するものであることを特徴と
    する請求項1に記載の米飯定量供給装置。
  3. 【請求項3】移動台(6)前進動・後退動駆動と、下
    部シャッター板対(4a・4b)の開閉駆動を、共通の
    駆動源(M1)で駆動されるクランク機構(12〜1
    6)にて連動させて行なわせることを特徴とする請求項
    2に記載の米飯定量供給装置。
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