JP3013616U - かかとの取替えが簡単にできる靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 片減りした靴のかかとを、自宅ででも簡単に
修理ができるようにした靴を提供し 修理屋へ依頼する
手間と高い修理費を節約する。 【構成】 靴のかかとを上部（２）、下部（１）に分離
できる構造にしておき、ネジで上部（２）と下部（１）
を接着する。靴を使用することにより、かかとが片減り
したとき、かかとのネジをゆるめかかと下部（１）を取
りはずし、新品のかかと下部（１）と取り替えることに
より、かかと修理が完了する。

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、片減りした靴のかかとを、ネジ回しと取替え用かかとの下部を用 意すれば、誰でも、どこでも、かかとを取替えることのできる靴に関するもので ある。

靴は一般に、男物、女物を問わず使用する頻度に比例して、そのかかとは、左 右どちらかが片減りするのが通例である。片減りした靴を修復するには、靴屋で かかとを張り替え修理すればよいが、修理を依頼する手間と高い修理費を支払わ なければならない。

本案の靴は、この欠点を解消するために考案されたもので、構造は次のとおり である。

（イ）図１の如く、靴のかかと部分を上部（２）、下部（１）に分離できる構 造にする。この靴を使用するときは、下部（１）を上部（２）にネジ止めする。

（ロ）左右どちらかのかかとが片減りしたとき、ネジをはずして、片減りした かかとの下部（１）を取りはずし、用意した取替え用のかかと下部を上部にネジ 止めする。

（ハ）この方法によれば、取替え用のかかと下部さえ用意できれば、誰でも、 どこでも、靴の種類（男物、女物）に関係なく、ネジ回しを使用するだけで、簡 単にかかと修理が可能であり、修理費も安い。

また、かかとの上部（２）に下部（１）をネジで止めるかわりに、図３の如く 、かかと下部（１）の上部（２）との接着面側に、球状突起を設ける。上部（２ ）に下部（１）の球状突起はめ込み用の穴を設け、下部（１）を上部（２）には め込んで上下を接着する方法もある。

なお、図４の如く、かかとの一部だけをネジ止め方式、または球状突起方式に する方法もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の靴の側面図靴のかかとを上部と下部に
分離した状態とネジ止めした状態を示している。

【図２】本考案の靴の底面斜視図

【図３】かかとの下部を球状突起にした本考案の靴（側
面図）

【図４】かかとの下部の一部分だけを分離構造とした本
考案の靴（底面斜視図）ネジ止め方式と球状突起方式を
示している。

【符号の説明】

１ かかと下部 ２ かかと上部 ３ ネジ ４ ネジ穴 ５ 靴の底面 ６ 球状突起 ７ 球状突起はめ込み穴

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 靴のかかとを上部（２）、下部（１）に
   分離できる構造にしておき、かかとの下部（１）を上部
   （２）にネジ止めした靴