JP3013503U - 替刃式理容用かみそり - Google Patents
替刃式理容用かみそりInfo
- Publication number
- JP3013503U JP3013503U JP1994014174U JP1417494U JP3013503U JP 3013503 U JP3013503 U JP 3013503U JP 1994014174 U JP1994014174 U JP 1994014174U JP 1417494 U JP1417494 U JP 1417494U JP 3013503 U JP3013503 U JP 3013503U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- hinge
- receiving portion
- pressing plate
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は替刃式理容用かみそりに係り、装着さ
れている替刃をホルダ−から容易且つ安全に取り外すこ
とができるものを提供することを目的とする。 【構成】柄1の先方に刃受け部2を有するホルダ−本体
と、ホルダ−本体の刃受け部2にヒンジにより連結され
る刃押え板4とから成り、前記ヒンジは、ヒンジ軸線が
前記刃受け部2と前記刃押え板4との間に長手方向に延
在するように、前記刃受け部2及び刃押え板4の上縁部
分と下縁部分との間に配置され、刃受け部2と刃押え板
4とで替刃の両挾着部を構成し、一方の挾着部内面でヒ
ンジよりも上方の位置に取付けられた弾性部材によっ
て、ヒンジの下方に挾持された替刃を圧接する替刃式理
容用かみそりにおいて、替刃17を挾持したときにヒン
ジよりも上方の両挾着部内面の間にはやや幅の広い隙間
18が開くことを特徴とする。
れている替刃をホルダ−から容易且つ安全に取り外すこ
とができるものを提供することを目的とする。 【構成】柄1の先方に刃受け部2を有するホルダ−本体
と、ホルダ−本体の刃受け部2にヒンジにより連結され
る刃押え板4とから成り、前記ヒンジは、ヒンジ軸線が
前記刃受け部2と前記刃押え板4との間に長手方向に延
在するように、前記刃受け部2及び刃押え板4の上縁部
分と下縁部分との間に配置され、刃受け部2と刃押え板
4とで替刃の両挾着部を構成し、一方の挾着部内面でヒ
ンジよりも上方の位置に取付けられた弾性部材によっ
て、ヒンジの下方に挾持された替刃を圧接する替刃式理
容用かみそりにおいて、替刃17を挾持したときにヒン
ジよりも上方の両挾着部内面の間にはやや幅の広い隙間
18が開くことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、業務用の理容用かみそりに関する。
【0002】
従来の替刃式理容用かみそりは、ホルダ−の刃受け部と刃押え板とをヒンジに より連結し、ヒンジ軸線の上方に取付けられたバネ片によって、ヒンジの下方に 挾持された替刃を圧接して替刃を固定する構成であり、替刃はホルダ−の先端か ら挿入して装着し、替刃を取り出すときもホルダ−の先端から引き抜いて取り外 していた。
【0003】
理容師が使用する業務用の替刃式理容用かみそりは、替刃を装着するときはホ ルダ−の先端に替刃供給器をあてがって、その供給器のスライダ−を摺動させる ことによって替刃をホルダ−の先端から挿入していたので、替刃を装着する場合 には衛生上の問題点は存在しなかった。しかし、替刃を取り出すときにはホルダ −に装着された替刃の露出した刃縁部分の一端に爪をあてがって、替刃をホルダ −から押し出していたので、指先が刃縁にあたって傷をつける虞があった。本考 案は、装着されている替刃を容易且つ安全に取り出すことのできる理容用かみそ りを提供することを目的とする。
【0004】
本考案の構成は、柄の先方に刃受け部を有するホルダ−本体と、該ホルダ−本 体の前記刃受け部にヒンジにより連結される刃押え板とから成り、前記ヒンジは 、ヒンジ軸線が前記刃受け部と前記刃押え板との間に長手方向に延在するように 、前記刃受け部及び刃押え板の上縁部分と下縁部分との間に配置され、刃受け部 と刃押え板とで替刃の両挾着部を構成し、一方の挾着部内面でヒンジよりも上方 の位置に取付けられた弾性部材によって、ヒンジの下方に挾持された替刃を圧接 する替刃式理容用かみそりにおいて、替刃を挾持したときにヒンジよりも上方の 両挾着部内面の間にはやや幅の広い隙間が開くことを特徴とする。
【0005】
次に本考案の実施例を図面に従って説明する。ホルダ−本体3は柄1と刃受け 部2から成り、合成樹脂製の柄1の先方に金属製の刃受け部2が取付けられたも のである。刃受け部2は替刃の挾着部の一方を構成し、他方の挾着部である刃押 え板4と協働して替刃17を挾着する。刃受け部2の内面には、その上縁と下縁 の中ほど長手方向に半円形の条溝7が延在し、2個のヒンジ管5,6がその条溝 7に沿って間隔をあけて設けられており、ヒンジ管5,6の半分は条溝7に入り 込んでいる。
【0006】 刃受け部2の内面のヒンジ軸線よりも上方に、長手方向に長溝8が設けられて おり、その長溝8のやや後端寄りに垂直方向にブリッジ9が設けられている。別 体のバネ片10は薄い金属板で細長く形成されており、バネ片を曲げることによ りそのほぼ中央に大きめの屈曲部11が設けられ、端部には小さい係止屈曲部1 2が設けられている。バネ片は金属製のものに限定されるものでなく、合成樹脂 製であっても差し支えない。刃受け部2の内面のヒンジ軸線よりも下方は平らな 挾着面14が形成されている。
【0007】 刃押え板4は、その内面の長手方向に2個のヒンジピン13,16が設けられ ており、このヒンジピン13,16は距離を置いて一列に並び、かつそれぞれ後 方を向いている。刃押え板4の内面のヒンジ軸線よりも下方は平らな挾着面15 が形成されている。
【0008】 ホルダ−を使用するときは、まず替刃17を装着できる状態にしておかなけれ ばならないので、刃受け部2の内面にバネ片10を取付けなければならない。バ ネ片10の取付け方法は、バネ片10をその屈曲部11が手前に向くようにして 長溝8内に納め、係止屈曲部12をブリッジ9の下をくぐらせて係止する。次に 刃受け部2の挾着面14に替刃17をあてがい、さらにその上から刃押え板4を やや前にずらした位置にしてあてがう。このときに、ヒンジピン13,16は条 溝7内に納まっているので、刃押え板4をそのまま後方に摺動させると、ヒンジ ピン13,16はヒンジ管5,6内に挿入される。刃受け部2と刃押え板4はバ ネ片10の作用により、それらの下縁が圧接するように力を受けるので、替刃1 7は両挾着面14,15の間に挾着される。
【0009】 本考案の特徴的な構成は、替刃17が両挾着面14,15の間に挾着されたと きに、ヒンジよりも上方の両挾着部内面の間にはやや幅の広い隙間18が開くこ とにある。したがって、刃受け部2の上部側面と刃押え板4の上部側面を指先で 摘んで押圧すると、刃押え板4はヒンジを中心に回動して両挾着面14,15の 間が広めに開くので、その間に挾着されていた替刃17を容易に落下させること ができる。
【0010】 ホルダ−を掃除するときは、前述したように刃押え板4を刃受け部2から取り 外した後にバネ片10を前方に引き、係止屈曲部12をブリッジ9の下を通して 両者の係止状態を解除し、バネ片10を刃受け部2から取り外す。そのように各 部品を分解してから、刃受け部2及び刃押え板4の内面やバネ片10などを掃除 して、髭かすやひげそり石けんなどをブラシ等を用いて洗い流す。
【0011】
本考案は以上のような構成であって、替刃17を挾持したときにヒンジよりも 上方の両挾着部内面の間にはやや幅の広い隙間18が開くことを特徴とする。し たがって、刃受け部2の上部側面と刃押え板4の上部側面を指先で摘んで押圧す ると、刃押え板4はヒンジを中心に回動して両挾着面14,15の間が広めに開 くので、その間に挾着されていた替刃17に手を触れることなく容易に落下させ ることができる。従来品は刃受け部2と刃押え板4の間の隙間18が狭いため、 上部側面を指先で摘んで押圧しても、替刃は両挾着面に挾まれた状態であって、 替刃の端部に爪をあてがって押し出さなければ替刃を取り出すことができなかっ た。本考案では、刃受け部2と刃押え板4の上部の隙間18が広いので、その部 分を押圧することにより両挾着面が大きめに開くので替刃17は自然に落下する か、ホルダ−を手で振ることによって替刃17を落下させることができるから、 替刃を容易且つ安全にホルダ−から取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の分解斜視図
【図2】 刃押え板の内面を示す斜視図
【図3】 本考案の斜視図
【図4】 ホルダ−の先端端面図
1 柄 2 刃受け部 3 ホルダ−本体
4 刃押え板 5 ヒンジ管 6 ヒンジ管 7 条溝 8
長溝 9 ブリッジ 10 バネ片 11屈曲部 12 係止屈曲部
13 ヒンジピン 14 挾着面 15 挾着面 16 ヒンジピン
17 替刃 18 隙間
4 刃押え板 5 ヒンジ管 6 ヒンジ管 7 条溝 8
長溝 9 ブリッジ 10 バネ片 11屈曲部 12 係止屈曲部
13 ヒンジピン 14 挾着面 15 挾着面 16 ヒンジピン
17 替刃 18 隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 柄の先方に刃受け部を有するホルダ−本
体と、該ホルダ−本体の前記刃受け部にヒンジにより連
結される刃押え板とから成り、前記ヒンジは、ヒンジ軸
線が前記刃受け部と前記刃押え板との間に長手方向に延
在するように、前記刃受け部及び刃押え板の上縁部分と
下縁部分との間に配置され、刃受け部と刃押え板とで替
刃の両挾着部を構成し、一方の挾着部内面でヒンジより
も上方の位置に取付けられた弾性部材によって、ヒンジ
の下方に挾持された替刃を圧接する替刃式理容用かみそ
りにおいて、替刃を挾持したときにヒンジよりも上方の
両挾着部内面の間にはやや幅の広い隙間が開くことを特
徴とする替刃式理容用かみそり
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014174U JP3013503U (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 替刃式理容用かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994014174U JP3013503U (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 替刃式理容用かみそり |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013503U true JP3013503U (ja) | 1995-07-18 |
Family
ID=43149160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994014174U Expired - Lifetime JP3013503U (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 替刃式理容用かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013503U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620952U (ja) * | 1992-05-01 | 1994-03-18 | 小島プレス工業株式会社 | 車輌用スイッチ装置 |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP1994014174U patent/JP3013503U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0620952U (ja) * | 1992-05-01 | 1994-03-18 | 小島プレス工業株式会社 | 車輌用スイッチ装置 |
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