JP3013256B2 - ステロイド化合物を含有するリピッドマイクロスフェアー製剤 - Google Patents

ステロイド化合物を含有するリピッドマイクロスフェアー製剤

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JP3013256B2
JP3013256B2 JP2195723A JP19572390A JP3013256B2 JP 3013256 B2 JP3013256 B2 JP 3013256B2 JP 2195723 A JP2195723 A JP 2195723A JP 19572390 A JP19572390 A JP 19572390A JP 3013256 B2 JP3013256 B2 JP 3013256B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、下記一般式(I)で示されるステロイド
化合物またはその塩類を含有する医薬として有用な新規
なリピッドマイクロスフェアー製剤に関するものであ
る。
「従来の技術」 この発明で使用されるステロイド化合物(I)は公知
化合物であり、そのうち例えば次の式: で表わされる25−ヒドロキシシクロアルタノールは、油
化学第19巻第302−307頁(1970年)等に記載されてお
り、またこれらステロイド化合物(I)が脳機能賦活作
用を有することは、特開平2−32022号公報に記載され
ている。
しかしながら、これらステロイド化合物(I)をリピ
ッドマイクロスフェアー製剤として用いることは全く知
られていない。
「発明が解決しようとする問題点」 老人性痴呆患者、アルツハイマー症痴呆患者、スロー
・ウイルス(Slow virus)によるクロイッフェルトヤコ
ブ病患者等における記憶障害、情緒言語障害、知的機能
障害、徘徊症状、脳動脈硬化により起こる症状、ホルモ
ン産生欠落症状、進行性麻酔症状、正常圧水頭症状、若
年性粗暴症状等の脳機能欠陥から生じる疾患ならびに症
状を治療また改善する薬剤として、従来から種々の認識
賦活剤(Cogniton activator)またはヌートロピックス
(Nootropics)と呼ばれる向知性薬が研究・開発されて
いるが、これらの従来の薬剤はその効力、副作用等の面
で必ずしも満足できるものではなく、この発明の発明者
らはそれらの欠点を克服したさらに優れた脳機能賦活剤
を得る目的で研究を行なった。
「問題点を解決するための手段」 この発明の発明者らは、鋭意研究の結果、次の一般
式: [式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ低級アルキ
ル基、R6はヒドロキシ(低級)アルキル基を意味する]
で示されるステロイド化合物またはその塩類をリピッド
マイクロスフェアー製剤とすることにより、さらに優れ
た脳機能賦活作用を有する薬剤が得られることを見い出
し、この発明を完成した。
ここにおける脳機能賦活作用としては、脳覚醒作用、
特に脳上位中枢覚醒作用(その中でも特に海馬、扁桃
体、視床下部から皮質に及び大脳辺縁系に対する覚醒作
用)、意欲的行動賦活作用等の脳機能賦活作用、特に脳
上位中枢機能賦活作用、認識賦活作用などが挙げられ
る。
したがって、この発明の目的は、脳、特に脳上位中枢
(その中でも特に大脳辺縁系)の覚醒ならびに意欲的行
動の賦活に用いられる脳機能賦活剤として有用なステロ
イド化合物(I)またはその塩類を含有する新規なリピ
ッドマイクロスフェアー製剤を提供することにある。
この発明のステロイド化合物(I)またはその塩類を
含有するリピッドマイクロスフェアー製剤は、前記した
ような脳疾患の治療および脳機能賦活、特に認識賦活に
有用である。
栄養補給の目的で使用される脂肪乳剤に含まれている
脂肪微粒子(リピッドマイクロスフェアー)は、リポソ
ームと同様のドラッグキャリアーとして用いられる。こ
こにおけるリピッドマイクロスフェアーとは、栄養補給
に使用されている小さな脂肪粒子であり、イントラリピ
ッド[大塚製薬(株)製]、イントラリポス[(株)ミ
ドリ十字製]などとして市販されているものがある。こ
れは大豆油をレシチンとともに水に懸濁したものであ
り、0.2μの平均直径を持ち、レシチンの界面活性作用
物質としてその表面をとりまいている。マイクロスフェ
アーの生物学的特性は、リポソームとほぼ同様と思われ
るが、その長所としては長期安定であること、これまで
の臨床使用からみて、その安全性に問題がないことであ
る。それゆえ、本発明の発生者らは本製剤のステロイド
化合物(I)を含有する脳機能賦活剤への適用を試み
た。
ステロイド化合物(I)の各定義ならびにその好適な
例について以下に説明する。
ここで用いる「低級」なる語句は、別級の定めがない
限り、炭素数1〜6の基を意味する。
R1、R2、R3、R4およびR5の「低級アルキル基」として
は、直鎖状または分枝鎖状の基、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第
3級ブチル、ペンチル、4−メチルペンチル、ヘキシル
等が挙げられ、好ましくは炭素数1−2の低級アルキ
ル、さらに好ましくはメチルが挙げられる。
R6の「ヒドロキシ(低級)アルキル基」としては、前
記の「低級アルキル基」にヒドロキシ基が置換した基、
例えばヒドロキシメチル、2−ヒドロキシエチル、3−
ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシブチル、4−ヒド
ロキシペンチル、4−ヒドロキシ−4−メチルペンチ
ル、3−ヒドロキシ−4−メチルペンチル、5−ヒドロ
キシヘキシル等が挙げられ、好ましくは炭素数5〜6の
低級アルキル基にヒドロキシ基が置換した基、さらに好
ましくは4−ヒドロキシ−4−メチルペンチルが挙げら
れる。
ステロイド化合物(I)の塩類としては、慣用の無毒
性塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩が挙げられる。
この発明のステロイド化合物(I)の最も好ましい化
合物としては、25−ヒドロキシシクロアルタノールが挙
げられる。
この発明のステロイド化合物(I)またはその塩類を
含有するリピッドマイクロスフェアー製剤は、リン脂質
等からなる皮膜でステロイド化合物(I)またはその塩
類を内包した構造を有する。
リピッドマイクロスフェアーの外膜を形成するリン脂
質としては、卵黄レシチン、大豆レシチン、スフィンゴ
ミエリン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリ
セロール、ホスファチジイノシトール、ジホスファチジ
ルグリセロール、ホスファチジルエタノールアミン等の
天然リン脂質、ジステアロイルホスファチジルコリン、
ジパルミトイルホスファチジルコリン、ジパルミトイル
ホスファチジルエタノールアミン等の合成リン脂質が挙
げられる。これらのリン脂質には通常の添加剤、例えば
コレステロール類、ジセチルホスフェート、ホスファチ
ジン酸、ステアリルアミン等の荷電脂質類あるいはα−
トコフェロールなどを適宣添加してもよい。
この発明のステロイド化合物(I)またはその塩類含
有リピッドマイクロスフェアー製剤は、通常の製法によ
り製造することができる。
すなわち、例えばまずステロイド化合物(I)またそ
の塩類を大豆油などの油脂に溶解したのち、上記のリン
脂質を加え、次いでこれをホモジナイザーで乳化して、
リピッドマイクロスフェアー製剤とすることができる
が、これに限定されるものではなく、その他の慣用の方
法によっても製造することができる。またこの製剤化に
際しブドウ糖、ソルビトールなどの水溶液を添加しても
よい。このようにして得られるリピッドマイクロスフェ
アーの直径は平均0.2μであり、ステロイド化合物
(I)またはその塩類を粒子中に内包し、粒子の表面を
レシチンなどのリン脂質からなる皮膜がとりまいた構造
となっている。
この発明のリピッドマイクロスフェアー製剤は、ヒト
を含む哺乳動物へ、経口または非経口投与することがで
きる。
ステロイド化合物(I)またはその塩類を含有するリ
ピッドマイクロスフェアー製剤の投与量は、患者の体重
および/または年齢ならびに/または疾病の程度さらに
は投与経路のような種々の要因によって変化するが、通
常は、1日当り0.5−1000mg、好ましくは1−500mgを投
与する。有効な1回投与量は、患者の体重1kgあたり1
−10mgの範囲、好ましくは1−5mgの範囲で選択され
る。
「発明の効果」 この発明のステロイド化合物(I)またはその塩類含
有リピッドマイクロスフェアー製剤の有用性を示すため
に、この製剤の薬理試験データを以下に示す。
試験(ウサギ自発脳波試験) 試験方法: 動物は体重3〜4kgの雄の成熟白色ウサギを用いた。
動物をペントバルビタールナトリウム麻酔下でホース
レイ・クラーク(Horsley−clarke)の改良型脳定位装
置に固定した。
皮質自発脳波を記録するため、モニア(Monnier)ら
の脳図譜に従い運動領にドリルで小孔をあけ、長さ2m
m、直径1mmの真鍮ネジ電極を硬膜に接する程度にねじ込
んで表面電極とした。
また、深部脳波を記録するためソーヤ(Sawyer)らの
脳図譜に従って、双極同心円電極を扁桃体(A:1、L:6.
5、H:−5)および海馬(A:3、L:5、H:5)へ刺入した。
脳波の記録は、電極植え込み後2週間以上を経過して
手術創が完全に治癒し、安定した脳波が記録できるよう
になったのちに開始した。
実験中ケージを設置した部屋はうす暗く保ち、脳波は
9チャンネル脳波計(EEG4109型、日本光電製)を用い
て双極誘導で記録した。
試験製剤 イントラリピッド脂肪乳剤[大塚製薬(株)製]10%
を水で希釈し0.5%とした。このものを2〜3時間放置
したのち、25−ヒドロキシシクロアルタノールを加えて
ホモジナイザーで乳化し、リピッドマイクロスフェアー
製剤とした。この製剤中に含まれる薬性の量がそれぞれ
1mg/kgおよび5mg/kgであるものを試験動物に投与した。
また対照として薬剤を含まないリピッドマイクロスフェ
アー製剤5mg/kg及びリピッドマイクロスフェアー製剤化
しない25−ヒドロキシシクロアルタノール50mg/kgを投
与した。
試験結果 自発脳波に及ぼす影響 (1)薬剤を含まないリピッドマイクロスフェアー製剤
5mg/kg i.v.(静脈注射)投与例 第1図にみるように、無処置のコントロールは、皮質
の運動領においては、高振幅ならびに低振幅速波が交替
して認められ、その間スパイク(Spike)波がみられ
た。そして扁桃体および海馬においては、運動領域のよ
うに高振幅速波はみられず、スパイク波が散見された。
薬剤の含まないリピッドマイクロスフェアー製剤5mg/
kgを静脈注射後、15、30および59分後の脳波像は波形に
多少の異同は認められたが、大体、対照例と同じであっ
た。注射後180分になると各部位において高振幅速波の
増加がみられたが、著明な増加はみられなかった。(第
1図参照)要するに、薬剤を含まない製剤のみの投与に
よって脳波上著変は認められなかった。
(2)薬剤を含むリピッドマイクロスフェアー製剤1mg/
kg投与剤 第2図にみるようにリピッドマイクロスフェアー製剤
とした25−ヒドロキシシクロアルタノールを1mg/kg静脈
注射したところ、注射後25分において、対照例と較べ、
あきらかに運動領皮質部位において低振幅速波の波形が
認められた。また海馬部位において、脳の覚醒状態時に
特有な海馬θ波が認められた。(第2図参照) (3)薬剤を含むリピッドマイクロスフェアー製剤5mg/
kg投与例 第3図にみるように、同製剤化した25−ヒドロキシシ
クロアルタノールを5mg/kg静脈注射して、脳波がどのよ
うに変化するかを調べた。
注射後15分、36分および57分後における脳波は3部位
とも、明らかに低振幅速波化或は著明なθ波の出現を認
め、この波形は注射後3時間近くまで続いた。(第3図
参照) (4)リピッドマイクロスフェアー製剤化しない薬剤50
mg/kg投与例 試験化合物:25−ヒドロキシシクロアルタノールを、HCO
−60(商標:日光ケミカルズ株式会社製)(界面活性
剤)5g、コーン油0.5gおよびブドウ糖8.5gを蒸留水に溶
解して100mlとしたもので溶解して用いた。そしてこの
溶媒を、対照として用いた。
25−ヒドロキシシクロアルタノールの50mg/kgを経口
的に投与して脳部位の運動領、知覚領および扁桃体、海
馬における自発脳波を測定した。
第4図にみるように、対照例の各領域の脳波パターン
は、徐波および紡鐘波がみられる安静時の脳波であっ
た。注射後15分から30分にかけては対照例と比べほとん
ど変化はみられなかった。
しかし、投与後60分に至ると、扁桃体および海馬にお
ける覚醒パターンが認められるようになり、覚醒波が皮
質領野にまで波及して明らかな低振幅速波化の脳波を示
すようになった。
投与後2時間から3時間たつと明らかに低振幅速波化
し、海馬部位のθ波も明らかとなってきた。そしてこの
覚醒パターンは投与後4時間まで持続した。(第4およ
び5図参照) 以上から明らかなように、リピッドマイクロスフェア
ー製剤化した25−ヒドロキシシクロアルタノールは、該
製剤化しないものと比較し明らかにより強く(1/10以下
の量で)しかもより強く(1/4以下の時間で)低振幅速
波を現わすようになる。すなわち、この薬物をリピッド
マイクロスフェアー製剤化すると速くかつ強く脳の覚醒
作用を現わすことが明らかとなった。
「実施例」 以下、実施例に従ってこの発明を説明する。
実施例1 25−ヒドロキシシクロアルタノール500mgを正確に秤
取し、100mlビーカーに入れ、これに精製大豆油5g(10
%)を加えて、70℃10分間加温し溶解する。
このものに大豆レシチン600mg(1.2%)を加え、約70
℃で10分間加温して均等に分散させる。別に濃グリセリ
ン1.25g(2.5%)を注射用水43mlに混和する。つぎに、
均質としたグリセリン水を調製して、上記の両者を混和
し、マントン・ゴーリン・ホモゲナイザーで乳化し、10
mg/mlの製剤とする。
10mg/ml本剤含有リピッドマイクロスフェアー製剤の
処方はつぎの通りである。
25−ヒドロキシシクロアルタノール 500mg 大豆油 5g(10%) 大豆レシチン 600mg(1.2%) 濃グリセリン 1.25g(2.5%) 注射用水 42.65g(約42ml) 計 50g(50mlとする) 実施例2 500mgの25−ヒドロキシシクロアルタノールを5gの大
豆油と卵黄レシチン500mg(1%)に流入し、窒素ガス
中にてよく攪拌する。
つぎに、マントン・ゴーリン・ホモゲナイザーで脂肪
粒子が1μm以上にならないように充分に乳化する。そ
してその乳化物を1mlガラスアンプル中に封入し、121℃
で10分間消毒する。脂肪粒子のサイズは、平均直径0.25
μmとなり、1μm以下にする。この乳化物は4℃に冷
蔵しておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は薬剤投与前(Control)及び薬剤を含まないリ
ピッドマイクロスフェアー製剤5mg/kgを静脈注射後15、
30、59及び180分のMC(運動領皮質)、AMYG(扁桃体)
およびHIPP(海馬)における脳波を表わす。 第2図は薬剤投与前(Control)及び薬剤を含むリピッ
ドマイクロスフェアー製剤1mg/kgを静脈注射後25および
64分における脳波を表わす。 第3図は薬剤投与前及び薬剤を含むリピッドマイクロス
フェアー製剤5mg/kgを静脈注射後15、36、57及び180分
の脳波を表わす。 第4図は薬剤投与前及びリピッドマイクロスフェアー製
剤化しない薬剤50mg/kgを経口投与後15、30及び60分に
おける脳波を表わす。 第5図は第4図と同薬剤投与後120、180及び240分にお
ける脳波を表わす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 31/575 A61K 9/107 A61K 9/127 A61K 47/44 CA(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 [式中、R1、R2、R3、R4およびR5はそれぞれ低級アルキ
    ル基、R6はヒドロキシ(低級)アルキル基を意味する]
    で示されるステロイド化合物またはその塩類を含有する
    リピッドマイクロスフェアー製剤。
  2. 【請求項2】ステロイド化合物が25−ヒドロキシシクロ
    アルタノールである特許請求の範囲第1項記載のリピッ
    ドマイクロスフェアー製剤。
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